日本質的心理学会は、質的研究の理論・方法論の発展と研究者間の交流を目的として2004年4月に設立されました。設立に先立ち、1990年代から日本心理学会大会における「定性的研究の実際」シリーズや、学術誌『質的心理学研究』の創刊を通じて、質的研究の研究基盤が形成されていました。学会設立後は、年次大会の開催、機関誌『質的心理学研究』および『質的心理学フォーラム』の刊行、研究交流事業や若手研究者支援、国際交流などを継続的に展開し、質的心理学の理論・方法論の発展と学際的な研究交流を推進してきました。心理学のみならず教育学、社会学、看護学、医学、福祉学など多様な分野の研究者・実践者が参加する学術団体へと発展し、2026年4月現在では会員数1,300名を超える日本を代表する質的心理学の学術団体となっています。