日本質的心理学会 メールマガジン 臨時No.3===================2004/9/20

「質的研究」情報コーナーの“研究会の紹介”ですが、研究交流委員会の規定が正式
に決定しておらず、会員のみなさまにご迷惑をおかけしております。9月21日よりの
研究会の投稿を頂きましたので、臨時メールマガジンとして情報提供いたします。研
究交流委員会では、研究会等について臨時メールマガジンでお知らせする場合は、共
催企画に限ると考えております。そのため、会員のみなさまからの投稿は毎月15日締
切りで、20日ごろに定期メールマガジンにて会員のみなさまへの情報提供とさせてい
ただきたくお願い申し上げます。なにとぞ、ご理解の上、ご協力をお願いします。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 会員情報を未送付の方へのお願い
●「質的研究」情報コーナー:
投稿の呼びかけ・投稿要領・研究会の紹介・著書の紹介
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会員情報を未送付の方へのお願い 事務局より
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これまでに会費を入金(学会当日に支払いまたは口座に払込)された方で、
情報(特に学歴等の追加情報)をまだメールいただいていない方は、お早めに
送付してください。その際、日本質的心理学会Webサイトの会員募集ページ
から会費納入連絡フォーム
(http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=kanyu)
を利用して、送信してください。
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

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■□■□ 「質的研究」情報コーナー
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■□投稿の呼びかけ

ここ数年、質的研究に関するテキストが発刊されることも増え、以前に比べれ
ばだいぶん質的研究に関連する情報を得やすくなってきました。しかし、まだま
だ質的研究は誰にとっても取り組みやすいものではありません。会員同士が質的
研究についての認識を深め、議論の輪をひろげていくことが必要です。質的研究
の実際にふれる機会を増やしたり、実際の質的研究に多くふれ、相互に良質の議
論をつみかさねていくことが、今後ますます求められていくことでしょう。
そこでこのコーナーでは、自らの専門や領域にかかわらず、(1)「質的研究」
に関する研究会の情報、(2)「質的研究」をもちいた著作(論文・本)をひろく
つのり、宣伝・紹介する「場」とすることで、良質な議論を生みだすお手伝いを
したいと考えます。
会員のみなさまからご提供いただいた情報を掲載していくつもりです。下記見本・
要領にしたがって、コーナー下部に記されたアドレスまでメールで情報をおよせくだ
さい。
会員のみなさんが、多くの魅力的なコンテンツでこの場をうめていってくださ
るのをお待ちしています。以下の要領を参照してドシドシお寄せください。お待
ちしています。<再掲>

■□投稿要領
http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info

■ 研究会の紹介A━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

「いのちの教育」のゆくえ

立命館大学大学院先端総合学術研究科
衣笠総合研究機構連携プロジェクト研究「争点としての生命」研究会

日時:04年9月25(土)午後1-6時 終了後,懇談会を予定。
場所:立命館大学衣笠キャンパス:〒603-8577京都市北区等持院北町56-1
マップ
http://www.ritsumei.ac.jp/mng/gl/koho/access-map/kic-access.htm
会場:創思館3階プロジェクト研究会室303・304
報告者1:鈴木康明(国士舘大学助教授 心理学(カウンセリング)
東京・生と死を考える会副会長)
報告者2:岩田文昭(大阪教育大学助教授 宗教哲学)
指定討論者:土屋貴志(大阪市立大学助教授 倫理学,医療倫理学)

新しい道徳教育としての動きも予見できる「いのちの教育」は,
アルフォンス・デーケン氏に代表されるようなキリスト教的
デス・エデュケーションの段階から,日本的「いのちの教育」を
期待される段階へと移行しつつあります。また,生命倫理をめぐる
問題群ともかかわりながら,感性と体験を重視し,生命倫理教育
とは異なった語り口を特徴としています。報告者のおふたりは
「いのちの教育」の単なる啓蒙推進運動にも,それが安易な道徳教育
と結びつくこととも距離をとりつつ,「いのちの教育」そのものの
意義と可能性を見いだすことには積極的な姿勢をとっています。
両氏からの報告を切り口に,「いのちの教育」の文化的問題,教育
活動における意義に加え,そこで作動する「力」についても,議論
を深めたいと思います。

問合せ:立命館大学衣笠研究支援センター人間科学研究所:(075)465-8358

■ 研究会の紹介B━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

パーソナリティ心理学会におけるシンポジウム

日本パーソナリティ心理学会第13回大会で、M-GTAの木下康仁先生
をお迎えして質的アプローチに関するシンポジウムを行います。また、
このほかにも、木下先生と尾見康博先生の対談も企画されています。
ご興味をお持ちの皆様はどうぞご来場下さい。
本シンポジウムについてご不明な点は、9/20までに荒川
(arakawaa@fc.ritsumei.ac.jp)まで、ご連絡下さい。

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日本パーソナリティ心理学会第13回大会
会期 2004年9月21日(火)~9月22日(水)
会場 早稲田大学 所沢キャンパス
所沢市三ヶ島 2-579-15
西武池袋線 小手指駅下車バス12分
大会参加費:一般   5000円
学生会員 4000円
大会HP:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jspp/cong/cong13/cong13_00.html
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シンポジウム7 9月22日 16:40~18:10         A118教室
タイトル: 状況論,物語論といった質的アプローチがアイデンティティ
研究に何をもたらすのか?―具体的研究の検討を通じて―

企画者:   次世代人間科学研究会
荒川 歩(立命館大学人間科学研究所)
司会者:   荒川 歩(立命館大学人間科学研究所)
話題提供者: 湧井 幸子(京都大学大学院教育学研究科)
香川 秀太(筑波大学大学院人間総合科学研究科)
指定討論者: 木下 康仁(立教大学社会学部)
渡邊 芳之(帯広畜産大学畜産学部)
西條 剛央(国立精神神経センター)
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■ 研究会の紹介C━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

Michael Bamberg先生講演会

アメリカのクラーク大学から,Michael Bamberg先生をお招きして,
下記の要領で講演会を開催いたします。Bamberg先生は,全世界
を飛び回っている先生で,こんなチャンスはめったにありません。
男の子の自我発達,男性性,語りについてが主たる専門です。
是非,ご都合をつけて参加してください。

タイトル:THE FUNCTION OF ‘SMALL STORIES’
IN THE IDENTITY FORMATION OF ADOLESCENT MALES
Michael Bamberg 教授 (Clark University, Worcester, U.S.)

http://www.clarku.edu/~mbamberg
日時:2004年9月30日 (木) 午後14:00~17:00
場所:お茶の水女子大学  生活科学部 学部会議室(103)

司会 酒井 朗 (お茶の水女子大学)
講演  午後14:00~15:30
質疑応答 午後15:45~17:00
主催 : お茶の水女子大学 21世紀COEプログラム
「誕生から死までの人間発達科学」
共催 : お茶の水女子大学 子ども発達教育研究センター
問い合せ先:kodomo-c@cc.ocha.ac.jp (参加無料)
http://www.kodomo.ocha.ac.jp

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
発行:日本質的心理学会 http://quality.kinjo-u.ac.jp/
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
【http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info】
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複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
局にご連絡下さい。   【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp】
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