日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
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日本質的心理学会 メールマガジン No.247号(2025)
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎学会より会員のみなさまへ
◆大会準備委員会より
◆『質的心理学研究』編集委員会より
◆会務委員会より
◎会員からの情報コーナー
■研究会情報
◆しんりがく研究会「ケアする人のケアを考える──メンタルヘルスケアにおける
「もうひとつの声」を聴くために」のお知らせ
◆『容装心理学研究』第4巻第1号発行のお知らせ
◆人間・環境学会(MERA)第32回大会ワークショップのお知らせ
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◎学会より会員のみなさまへ
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◆大会準備委員会より
2025年10月18〜19日はぜひ東広島へ!
先月に続き、第22回大会(広島大会)(2025年10月18〜19日)のご案内です。
今回は特に、以下の重要日程(各種締切)についてお知らせします。
「大会参加」、「一般研究発表(ポスター)」および「会員企画シンポジウム」
の申込は,2025年6月20日(金)から開始されます。
「早期参加」「一般研究発表(ポスター)」「会員企画シンポジウム」の申込締
切は、2025年7月31日(木)です。申込締切日延長の予定はありませんので,
期日厳守でお願いします。
第22回大会(広島大会)の詳細は、以下のWebサイトをご覧下さい。
会員の皆さま,どうぞ今から参加 & 発表のご準備をお願いします。
https://www.k-gakkai.jp/jaqp2025/index.html
(大会準備委員会委員長 中坪史典)
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◆『質的心理学研究』編集委員会より
4月号のメルマガでも紹介されましたが、今年の第22回日本質的心理学会大会
は、10月18日(金)・19日(土)に、広島大学東広島キャンパスで開催されま
す。私も大会準備・実行委員の一人として携わっています。大会テーマは「架橋
する」です。研究と実践、異なる専門領域や立場、世代、地域、そして心と心の
あいだに、橋をかけるような出会いや対話が生まれる場になることを願い、準備
を進めています。会場のある西条は、広島市から電車で40分ほどの「酒どころ」
として知られる町で、赤レンガの煙突や白壁の酒蔵が並ぶ風情ある風景が広がっ
ています。大会の前の週末には、「酒まつり」という地域最大のイベントが開催さ
れます。全国の銘酒が集まり、町には日本酒を片手にした酔っ払いがあふれる、
ちょっとカオスでにぎやかな非日常空間が広がります。大会当日はその熱気がひ
と段落し、落ち着いた西条の空気の中で、過ごしていただける頃合いです。
また、広島といえば「平和都市」です。私もこの地で暮らすようになり、広島に
刻まれた記憶や語りと向き合うなかで、体験がどのように次世代へと受け継がれ
ていくのかという問いから、原爆被爆体験の心理的影響の研究を続けています。
広島市内を歩くと、原爆ドームや平和記念公園といった有名な場所だけでなく、
ひっそりと街の片隅に佇む記念碑に出会います。研究を始めてからは、それらの
前でふと立ち止まり、時空を超えて「あの日」を想像するような瞬間が生まれる
ようになりました。語りや記憶を通して、過去と今、他者と自己を結ぶ営み―そ
れはまさに、「架橋する」ということのひとつのかたちだと感じています。この
大会が、みなさんにとっても、それぞれの現場や問いと、あたたかく、そして深
くつながり直す機会となりますように。秋の西条でお会いできるのを楽しみにし
ています。
現在、『質的心理学研究』では、第26号特集「『コンフリクト』と向き合う」(
上手由香・綾城初穂責任編集、2025年10月末締切)、そして第27号特集「『アー
ト』を活用した質的研究」(鮫島輝美・山口洋典責任編集、2026年10月末日締切
)の投稿を募集しています。みなさまのご投稿を心よりお待ちしております。
(『質的心理学研究』編集委員 上手由香)
*24号再発行と回収のお願い
この度『質的心理学研究』24号を再発行することとなりました。
お手元に新版が届きましたら、すみやかに旧版の返送をお願いいたします。
会員のみなさまのご協力よろしくお願い申し上げます。
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◆会務委員会より
2025/5/12 現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1,268名
2025度会費納入率:38.0%(未納者 786名)
2024度会費納入率:86.4%(未納者 173名)
*新緑の美しい季節となりました。
会費の速やかな納入にご協力くださり、ありがとうございます。
本学会は会費納入率90%を目指しています。
まだお済みでない方は、どうぞよろしくお願いいたします。
(会務委員 川島大輔)
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■□■□ 会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月15日〆切です。
https://jaqp.jp/mail-magazine-offer
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■研究会情報
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◆しんりがく研究会「ケアする人のケアを考える
──メンタルヘルスケアにおける「もうひとつの声」を聴くために」のお知らせ
■発表タイトル:メンタルヘルスケアにおける「もうひとつの声」を聴くために
■発表概要:治療や支援の現場に病や障害の当事者が参画する動きがあります。
メンタルヘルスケアにおいても、「ユーザー/家族/専門職」が三者協働でより
よいケアや社会を構築していく「co-production」が少しずつ進んでいます。し
かし、従来「ケアする側」と「ケアされる側」という異なる立場に置かれてきた
者たちが、互いの声を聴きあい対等な立場で協働することは容易でありません。
とりわけ、症状や診断名など専門家が作った言葉により自らの経験を記述されて
きた患者たちが、自らの声で語るにはどんな工夫が必要でしょうか。
私は精神医療にユーザー/家族/専門職の三つの立場から関わりました。本発
表では、キャロル・ギリガンの「声の方法論」や、ミランダ・フリッカーらの「
認識的不正義」の議論に触れつつ、精神医療をめぐる経験を記述することの困難
をオートエスノグラフィとして紹介します。「医療の言葉」と「病を生きる人の
言葉」のずれや、声をだす/声を聴きとるための工夫について、参加者の皆さん
とご一緒に考えられたらうれしく思います。
■申し込み及びイベント詳細:https://ap250615.peatix.com
■発表者:大野美子(おおの・よしこ/大阪大学大学院人間科学研究科、
精神保健福祉士・社会福祉士・公認心理師)
※司会は北本遼太(きたもと・りょうた/荒川出版会)が務めます
■日時:2025年6月15日(日)14時〜
■会場:オンライン(Zoomを利用)
■参加費:700円(500円は発表者に還元されます)
■問い合わせ先:荒川出版会 arakawa.press@gmail.com
(情報提供者 仲嶺真様)
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◆『容装心理学研究』第4巻第1号発行のお知らせ
2025年4月、学術誌『容装心理学研究』第4巻第1号を刊行いたしました。
どなたでも無料で閲覧可能ですので、ぜひご覧ください。
バックナンバーを含め、以下のURLよりアクセスできます:
http://www.mivurix.sakura.ne.jp/AAPS/backnumbers.html
『容装心理学研究』は、装いに関する心理学的な探究を主題とした学術雑誌です。
関連テーマについて、どなたでもご投稿いただけます。
現在、第5巻(2026年3月発刊予定)に向けた投稿を引き続き募集しております。
関心をお持ちの方は、ぜひご投稿をご検討ください。
投稿締切の目安(通常スケジュールで審査3回を経て掲載に至る場合)は、
2025年9月です。
どうぞよろしくお願いいたします。
■問い合わせ先:容装心理学研究 編集委員会 journalaapsあっとgmail.com
(※「あっと」を「@」に変えてください。)
(情報提供者 木戸彩恵様)
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◆人間・環境学会(MERA)第32回大会ワークショップのお知らせ
島から構想するトランザクションの知恵
──海-島、周囲-人間、複数-単体といった視点から
■日時:2025年6月1日(日)12:45-15:30
■場所:広島大学東千田キャンパス 未来創生センター203号
■企画者:松本光太郎(茨城大学)・南博文(筑紫女学園大学)
■話題提供:
澤田英三(安田女子大学)
小島康生(中京大学)
大村高広(茨城大学)
指定討論:呉宣児(共愛学園前橋国際大学)
岩佐明彦(法政大学)
■詳細:https://mera-web.jp/
(情報提供者 松本光太郎様)
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[クッピーより]
メールマガジンNo.247号はいかがでしたか?
今号より、メールマガジンの担当者が変わり、クッピーの中の人も一新!
クッピーの一人格を担う者として、まずはその生が誕生した瞬間を見ておきたい
と思い、2004年8月10日付でHPに公開された、メールマガジン創刊号を見てみ
ました。
https://jaqp.jp/archives/1268
学会発足に続けて配信された創刊号をあらためて見てみると、質的研究を目にす
ることすら難しかった時代のなかで、質的な研究のありかたそのもの、学会や議
論のありかたそのものをゼロから創っていこうとするエネルギーがメルマガ全体
に溢れており、いつの間にか、息をしていない自分に気づきました。
「メールマガジン」というメディアそのものが「オワコン」化していると言われ
ますが、逆に、「メールマガジン」でしかできないこともあるのではないか?い
やそれは、確かにあるのだと思わされる、創刊号でした。
では、今、クッピーの中の人として、いったいどんなことができるのか?
…そんなことを、自分自身に、問いはじめています。
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
担当:岡部大祐・古賀佳樹・石田喜美・香曽我部琢・張暁紅
発行:日本質的心理学会 https://www.jaqp.jp/
発行日:2025年5月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●メールマガジンの配信停止・アドレスの変更等は、JPASSのマイページから設定できます。
JPASSマイページ https://jpass.online/
●学会に関するご意見・ご要望は、お手数ですが学会事務局までご連絡ください。
学会事務局アドレス jaqp@jpass.online
●質的研究に関する研究会や公募等の情報提供および共催のご依頼は、下記の
フォームからお知らせください。いただいた情報は、メールマガジン等に掲載し、
共催については委員会内で検討のうえ、お返事差し上げます。
https://jaqp.jp/mail-magazine-offer
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