日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
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日本質的心理学会 メールマガジン No.207号(2022)

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎学会より会員のみなさまへ
◆日本質的心理学会第19回大会について
◆『質的心理学研究』編集委員会より
◆会務委員会より
◆研究交流委員会より
◆『質的心理学フォーラム』第13号についての意見論文募集について
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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆日本質的心理学会第19回大会について

第19回大会は、愛知県名古屋市にある愛知大学名古屋キャンパスで2022年10
月29日(土)・30日(日)に開催される予定です。名古屋キャンパスは、名古屋
駅からあおなみ線に乗り、次のささしまライブ駅で下車し、徒歩約5分のところ
にあります。もしくは名古屋駅から歩くと、約15分かかります。
大会のテーマは、ひろがる・ひろげる、つまり質的研究法の多様性や可能性を
探究することをテーマとします。質的研究法のデータ収集やその分析方法などは、
心理学の学問領域のみならず、ほかの学問領域においても使われています。学際
的な視野に立ち、質的研究法はこれからどのように心理学において発展するのか、
またそのほかの学問領域にどのような影響を与えるのか、また与えられるのか、
その理解を深める大会にしたいと思います。個人発表やポスターセッションなど
の募集期間は、日程が決まり次第、会員の皆様にメールマガジンやホームページ
などを通して、お知らせします。なお新型コロナウイルスの感染の状況により、
何らかの変更があるかもしれませんが、その場合はご了承ください。

(第19回大会準備委員長 愛知大学 塚本鋭司)

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

ついにあの2022年がやってきました。さて、のっけから大げさに始めてみま
したが、2022年に特に大きな意味はおそらくありません。ただ、今は特段注目さ
れていないあるものに価値がある(あるいは違う意味がある)と仮定したときに、
現在見えているのとは異なる地平が広がるということはよくあります。質的研究
を考えたときに、得られたデータから堅実な概念創出も求められるのですが、そ
れだけだと馴染みのある既存の地平にとどまってしまいがちです。もちろんその
現場で起こっていることが既存概念で説明しうることが明らかになるのも重要な
研究ではあるのですが、データに下支えされながらも新しい地平を拓くような概
念を創出し、その概念の有用性を示すことも質的研究に期待されていることなの
だろうと思います。その際に必要なのは、現在と違うバージョン(もしも)の世界
への想像力なのだろうと思います。質的心理学研究はチャレンジングな研究のご
投稿もお待ちしています。さて22号特集には多くのご投稿ありがとうございま
した。
23号特集「産・学・官連携による/についての質的研究 日高友郎・文野洋 責
任編集」は本年10月末までご投稿をお待ちしております。本年もどうぞよろし
くお願いいたします。

(『質的心理学研究』副編集委員長 荒川歩)

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◆会務委員会より

2022/1/17現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1,248名

2021年度会費納入率:89.9%(未納者 126名)
2020年度会費納入率:92.2%(未納者 97名)

☆日ごろより学会運営へのご理解とご協力を、まことにありがとうございます。
旧年中はたいへんお世話になり、まことにありがとうございました。本年もどう
ぞ宜しくお願い申し上げます。本年は寅年、どのような年になるでしょうか。
みなさまにとりまして、健やかで豊かな、笑顔あふれる素晴らしい一年となりま
すようお祈り申し上げます。

(会務委員会 安田裕子)

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◆研究交流委員会より

年度末に向けて、研究交流委員会では次の二つの企画を準備しております。
日程は以下の通りです。

タイトル:はじめてのオートエスノグラフィ(仮)
日程:2022年3月6日(日)15:00~17:00
開催方法:Zoomを用いたオンライン形式
講師:土元哲平(立命館大学OIC総合研究機構)
※先着30名(会員のみ)、事前課題・事前アンケートあり

タイトル:世界を見ることを学びなおす―臨床実践の哲学から―
日程:2022年3月26日(土)10:00~12:00
開催方法:Zoomを用いたオンライン形式
登壇者:西村ユミ(東京都立大学健康福祉学部看護学科)
大倉得史(京都大学大学院人間・環境学研究科)

申し込み方法等は次号のメールマガジンでご案内いたします。皆様のご参加を
お待ちしております。

(研究交流委員会 木下寛子)

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◆『質的心理学フォーラム』第13号についての意見論文募集について

質的心理学フォーラム編集委員会では、第13号の特集「つながりの実感」につい
ての意見論文を募集しています。2022年10月刊行予定の第14号に掲載予定で
す。
ふるってご応募ください。

1.原稿の分量:手引きの書式(1 ページ35 字× 32 行)で2枚以上~4枚以内。
但し、本文、図表、注記、付記を含み、文献、表題は分量に含みません。
2.締切:2022年3月18日(金)必着
詳細については、質的心理学フォーラム意見論文募集について
( http://www.jaqp.jp/forumsubmit.html )をご参照ください。

(『質的心理学フォーラム』編集委員会 渡邉照美)

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[クッピーより]

冬休みはいかがおすごしでしたか。12月にはまだまだ薄着で過ごせており、「こ
の冬はずいぶん暖かいな」などとつぶやいていました。1月も半ばになって俄然、
マスクでメガネが真っ白にくもるようになりました。前が見えなくなって困り、
マスクを外したところ、見えるようになった道の先にこちらにやって来る人がち
ょっと迷惑そうな顔をしていました。見えても見えなくても小さなジレンマです。
落ち着くかに見えていた感染症がまたまた拡がっています。まだまだマスクを着
け続け、寒さのためだけではなく、家に籠る生活が続きそうです。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
担当:當銘美菜・河合直樹・小澤伊久美・蒲生諒太・木下寛子
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2022年1月20日
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れる場合は、お手数ですが学会事務局までご連絡ください。
学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp
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