日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
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日本質的心理学会 メールマガジン No.255号(2026)
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎学会より会員のみなさまへ
◆『質的心理学研究』編集委員会より
◆研究交流委員会より
◆会務委員会より
◎会員からの情報コーナー
■研究会情報
◆『教育と愛国』上映会&斉加尚代監督講演会のお知らせ
◆ 勅使川原真衣氏 国際ケアリング学会学術セミナー
◆(図書館総合展2025)進研ゼミDM講座~第2回・こどもちゃれんじ編~
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◎学会より会員のみなさまへ
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◆『質的心理学研究』編集委員会より
昨年末、「高校の「探究学習(総合的な探究の時間)」で大学の研究者たちが疲
弊」という記事がSNS上で話題になっていました。記事では、中高生から、事前
に調べていないフワッとした疑問を含むさまざまな質問・依頼のメールが届き、
大学教員がその対応に多くの時間を費やしていることが報じられており、SNS上
では、たくさんの大学教員が似たような経験について発信していました。
ルッキズム(外見に基づく偏見・差別)など、中高生が関心を持ちやすいテーマ
について研究しているためか、私自身もここ数年、メールで質問をしたい、イン
タビューをしたいといった依頼を受けることがあります。素朴な疑問を気軽に
送ってくるケースはあまりなく、むしろ気になるのは、結論がほとんど決まって
おり、それに対する「専門家のお墨付き」を求めているのではないかと見えてし
まう依頼の方です。
探究学習自体がさまざまな課題を抱えているようですし、もちろん個々の中高生
を非難したいのではありません。自分がインタビューを依頼される側になって、
対話の相手に共有してもらえる「問い」を立てることの重要性を再認識していま
す。開きすぎた問いでは相手が焦点を絞り込めませんし、逆に閉じすぎた問いで
は、特定の答えが想定されてしまっていて、相手はそれを「自分の問い」として
引き受けることができません。
私は、理工系の大学で教養科目としての社会学を担当しています。学生にとって
は最初で最後の社会学を学ぶ機会であり、社会学のエッセンスが詰まった授業を
心がけています。学生の関心がとくに高いのが、デュルケムの『自殺論』や
ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』などの古典を取
り上げる回です。彼らが何を社会の謎ととらえ、どのように格闘したのか、思考
の道筋に引き込まれるようです。読み継がれる古典を書いた巨匠は、現代の異分
野の学生たちをも引きつける独自の、それでいて他者に適度に開かれた問いを立
てていることを改めて実感しています。だからこそ、時代や分野を超えた対話が
成立するのかもしれません。
『質的心理学研究』では、現在、第27号特集「『アート』を活用した質的研究」
(2026年10月末締切)の投稿を募集しています。また、一般論文は随時受け付
けております。みなさまのご投稿をお待ちしております。
(『質的心理学研究』編集委員 西倉実季)
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◆研究交流委員会より
研究交流委員会から、2つお知らせがあります。
1つは、公式Facebookページ(Facebookグループ)の開設について、
もう1つは、研究交流委員会企画についてです。
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◇公式Facebookページ(Facebookグループ)
「日本質的心理学会オンラインサロン(交流広場)
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日本質的心理学会研究交流委員会では、会員の皆さまによる
研究交流イベント情報の発信を、よりタイムリーかつ
ビジュアルに行うことを目的として、公式Facebookページ
(Facebookグループ)を試験的に開設しました。
本グループは、年度内を目途に試験運用とし、継続または廃止
について検討する予定です。
Facebookを活用することで、会員の皆さまが研究交流情報を
発信したいと思ったタイミングで、自由に情報告知が可能に
なります。月1回配信のメルマガでは締切の関係で告知が
間に合わない場合もありますが、本グループではそのような
制約なく情報共有ができます。
また、Facebookでは写真や画像の掲載が可能なため、
イベント告知だけでなく、開催報告についても雰囲気を
伝えやすくなると考えています。
一方で、不適切な投稿や写真掲載に関する懸念も想定されます。
これらについては、投稿ルールの明示や違反時の対応、
Facebookの機能を活用した管理により、適切に運営していく
予定です。
会員の皆さまの研究交流促進の場として、ぜひご活用ください。
日本質的心理学会オンラインサロン(交流広場)
https://www.facebook.com/groups/823651156973968/
(研究交流委員 家島明彦)
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◇申込開始:研究交流委員会企画 2026/2/21(土)午前@オンライン
「AIと人間の“聞く力”:ケアへの問いかけ」
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前号でもご案内いたしましたが、研究交流委員会では、2月21日(土)午前に
「AIと人間の“聞く力”」に着目したレクチャー&ワークショップをオンラインで
開催します。参加申込を開始しましたので、奮ってご参加ください。
『AIと人間の“聞く力”:ケアへの問いかけ』
【開催日時】2026年2月21日(土)9:00~12:00
【開催方法】オンライン(Zoomミーティング)
【参加資格】会員・非会員に限らずどなたでも参加可能(事前申込制)
【参加費用】無料
【募集定員】60人(先着順)
【参加方法】https://forms.gle/LyC1sZAeEMzgAcPZA
【申込締切】2026年2月13日(金)23:59
【詳細 URL】https://jaqp.jp/archives/2542
【問い合わせ】info_jaqp_koryu2025@googlegroups.com
【企画概要】
本企画では、高橋史先生(信州大学)を講師としてお迎えし、高橋先生によるご
講演とワークショップ、ディスカッションを通じて、生成AIの登場によって変
わっていくであろう「ケア」や「聞くこと」のかたちについて考えます。
心理支援の教育・実践・研究の場で用いられている生成AIツールを実際に体験
しつつ、参加者の皆さんとともに、生成AIとともにある「ケア」や「聞くこと」
について議論していきます。
【講師】高橋 史先生(信州大学)http://ftakalab.jp/
(研究交流委員会 担当:古賀、宮下、竹内、岡部、石田)
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◆会務委員会より
2026/1/8 現在の会員数及び会費納入率をお知らせいたします。
会員数:1,364名
2025度会費納入率:70.5%(未納者 402名)
2024度会費納入率:92.4%(未納者 103名)
2025年がスタートしました。今年は丙午だそうで、新聞報道でも取り上げら
れていましたが、周囲の中高生や大学生もが口にしていたのは少々驚きました。
実際どの程度出生率に影響するのかはわかりませんが、風習はすぐにはなくなら
ないのだなと実感しています。
本年も引き続き学会運営へのご理解とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願
いいたします。
(会務委員 川島大輔)
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■□■□ 会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月10日〆切です。
https://jaqp.jp/mail-magazine-offer
※ 2026年1月より情報提供の締切が毎月10日になりました。ご協力お願いします。
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■研究会情報
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◆『教育と愛国』上映会&斉加尚代監督講演会のお知らせ
武蔵大学教職課程では、今年度より映像資料を用いて現代の教育について考える
研究会『フィルクラ』を立ち上げることとしました。
初回の今年度は、歴史や道徳の教科書検定問題を扱った『教育と愛国』(斉加尚
代監督,2022)の上映会を行います。
本作品は、2006年の「愛国心」条項を含む教育基本法改定以降の、歴史教科書・
道徳教科書を巡る諸問題を、様々な取材によって記録した作品です。
上映後は斉加監督ご本人による講演会を実施し、参加者からの質問にもお答えい
ただきます。
また、終了後は斉加監督も交えて懇親会(有料)を行いますので、併せてご参加
をご検討ください。
なお、応募多数の場合は学生・院生を優先させていただきます。予めご了承くだ
さい。
【上映会詳細】
日程:2026年2月27日(金)
上映会 13:00-14:50
講演会 15:00-16:00
懇親会 17:00-19:00(西武池袋線江古田駅付近を予定)
会場:武蔵大学江古田キャンパス1号館2階1201教室
参加費:無料(懇親会のみ有料)
申込フォーム
https://x.gd/vrymC
「教育と愛国」公式HP
https://www.mbs.jp/kyoiku-aikoku/
問い合わせ先:
武蔵大学教職課程 准教授 新原将義
m.shinhara@gmail.com
(情報提供者 新原将義様)
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◆ 勅使川原真衣氏 国際ケアリング学会学術セミナー
● ケアリングにおける、あるがままの存在の肯定―「能力主義」を超えて
● 勅使川原真衣(てしがわらまい)氏
● オンライン(Zoom)
● 2026年3月14日(土)13-15時
その後、15:10~15:40 希望者によるシェアリング(講師不在)
● 費用:学会員1000円、非学会員:2000円、学生(大学院生を除く):500円
● 申込方法:Peatixにて受付 https://peatix.com/event/4707364
● 問合先:国際ケアリング学会学術セミナー担当caring.kmu@gmail.com
勅使川原氏は、「『能力』の生きづらさをほぐす」などの著者で多数の執筆活動
とともに、新聞等のメディアでも大きく取り上げられ、現在、旬でご活躍の方の
一人です。
今、ケアの世界でもコンピテンシーといった成果を強く求められつつあります。
それぞれの現場で「できる/できない」といった物差し(能力主義)を超えて、
相手の本質に寄り添う眼差しを持つヒントを得たい。
ご一緒に考える機会になればと思っています。
セミナー後に参加者間のシェアリングの時間も設定しています。
(情報提供者 太田祐子様)
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◆(図書館総合展2025)進研ゼミDM講座~第2回・こどもちゃれんじ編~
「カルチャーを残す!伝える!研究する!」シリーズの一環として、個人所蔵資
料の「進研ゼミ」「こどもちゃれんじ」DM(ダイレクトメール)マンガに着目した
オンラインイベントを開催します。
本講座では、伊藤崇先生(北海道大学)に、個人所蔵の「こどもちゃれんじ」DM
マンガを分析したときのお話しを中心に、研究的な視点から見た、DMマンガの
魅力、面白さをお話しいただきます。
気軽なオンライントークですので、「ちょっと気になる!」という方は、年末の
大掃除の合間のひとときに、ぜひご参加ください。
■企画名:進研ゼミDM講座~第2回・こどもちゃれんじ編~
■イベント情報:https://www.libraryfair.jp/forum/2025/1981
■日時:2026年2月1日(水祝) 19:30-20:30(最大21:00まで延長)
■会場:オンライン(Zoomミーティング)
■講師:伊藤崇(北海道大学)
■登壇:アサイヒデヨ(「紺色のひと」ブロガー)、みさき(マンガ司書)
■司会:石田喜美(横浜国立大学)
■参加申込:https://forms.office.com/r/Um15rrr78W
(情報提供者 石田喜美様)
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[クッピーより]
こんにちは。クッピーです。
昨年11月に「日本質的心理学会オンラインサロン(交流広場)」の運用が
開始しました。
「今どき、Facebook?」と思われた方もいらっしゃると思います。実際、クッピ
ーの中の人がグループへの「招待」を頑張っても、2026年1月10日現在の登録
者数は23名。投稿数もまだまだ少ない状況です。
このオンラインサロンは、Facebookの公開グループとして設定されており、会員
でない方も参加可能です。日本質的心理学会の会員ではないけれど質的な研究法
に関心がある方々への橋渡しになると良いのかな?などと考えておりますので、
ぜひ一度ご覧になってくださいね!
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
担当:岡部大祐・古賀佳樹・石田喜美・香曽我部琢・張暁紅
発行:日本質的心理学会 https://www.jaqp.jp/
発行日:2026年1月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●メールマガジンの配信停止・アドレスの変更等は、JPASSのマイページから設定できます。
JPASSマイページ https://jpass.online/
●学会に関するご意見・ご要望は、お手数ですが学会事務局までご連絡ください。
学会事務局アドレス jaqp@jpass.online
●質的研究に関する研究会や公募等の情報提供および共催のご依頼は、下記の
フォームからお知らせください。いただいた情報は、メールマガジン等に掲載し、
共催については委員会内で検討のうえ、お返事差し上げます。
https://jaqp.jp/mail-magazine-offer
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