研究交流委員会では、「AIと人間の“聞く力”」に着目したレクチャー&ワークショップをオンラインで開催します。
『AIと人間の“聞く力”:ケアへの問いかけ』
【開催日時】2026年2月21日(土)9:00から12:00
【開催方法】オンライン(Zoomミーティング)
【参加資格】会員・非会員に限らずどなたでも参加可能(事前申込制、定員あり)
【参加費用】無料
【募集定員】 60人(先着順)
【参加方法】 https://forms.gle/LyC1sZAeEMzgAcPZA
【申込締切】 2026年2月13日(金)23:59
【企画概要】
本企画では、高橋史先生(信州大学)を講師としてお迎えし、高橋先生によるご講演とワークショップ、ディスカッションを通じて、生成AIの登場によって変わっていくであろう「ケア」や「聞くこと」のかたちについて考えます。心理支援の教育・実践・研究の場で用いられている生成AIツールを実際に体験しつつ、参加者の皆さんとともに、生成AIとともにある「ケア」や「聞くこと」について議論していきます。
近年、生成AIは単に、情報整理や文章作成支援に用いられるのみならず、悩み相談や精神的なサポートのためにも用いられています。人々が日常的に行う「ケア」において生成AIが重要な役割を果たしつつあるのです。一方、心理臨床領域における生成AIの活用には独自の課題も存在します。
本企画では、高橋先生がかかわってきた事例を中心に、生成AIが変えてきた心理支援・心理教育の具体例を紹介します。続いて、相談現場におけるAI活用の利点と限界、支援者-クライエント関係に与える影響、誤情報や過度依存によるリスクについてもお話しいただきます。
これらを踏まえ、生成AI時代における「ケア」の技法とはいかなるものか、「ケア」や「聞くこと」においてAIと人間がどのように役割分担しうるのか、といったテーマについて、参加者を交えて議論していきます。質的心理学に関心のある研究者はもちろんのこと、心理臨床の実践家、教育関係者、そして、広く生成AIの活用に関心のある人々にとって、生成AI時代の研究や実践のありかたを展望する機会となることを目指します。
【プログラム(予定)】
〇レクチャーとAIカウンセリング(計120分)
・模擬クライエントAIで面接練習
〇小休憩(10分)
〇グループワーク(計50分)
・AI時代における人間の専門性
【注意事項】
- 本シンポジウムではWEBブラウザ上で使用できる生成AIツールを使用いたします。スマートフォンでアクセスした場合、「模擬クライアントAIとの面接体験」が難しくなる可能性があるため、インターネット環境が整ったPC(パソコン)からのアクセスを推奨いたします。
- 2月18日(水)までには「当日のZoom接続先URL」と「生成AIツールのURL」を案内メールにてお送りいたします。参加当日までに案内メールをご熟読いただき、生成AIツールのアカウントを事前にご作成いただくようお願いいたします。当日はアカウントの事前作成が済んでいることを前提に話を進めます。基本的なPC操作やZoom操作などの技術サポートは提供しておりません。ご了承ください 。
- 問い合わせ先は下記の通りです。ご不明点がございましたら、ご連絡ください。info_jaqp_koryu2025[at]googlegroups.com
*[at]を@に置き換えてください
【講師プロフィール】
高橋 史先生(信州大学)http://ftakalab.jp/
認知行動療法(CBT)を専門とし、心理支援の実践知とAI技術を架橋する研究を精力的に進めていらっしゃいます。先生の研究室では、面接技法の学習に生成AIを活用したトレーニング、相談前後の情報整理の効率化、支援者教育へのAI導入など、心理支援の質を飛躍的に高める“実践的AI活用”を推進されています。さらに、一般社団法人AIメンタルヘルスケア協会(AIMH)理事として、AI導入に伴う倫理・法制度・社会的課題(ELSI)の整理にも携わり、心理支援領域におけるAI活用の健全な発展と制度的基盤の構築に貢献しておられます。
- 大会外企画
- 研究交流委員会企画「AIと人間の“聞く力”:ケアへの問いかけ」