日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
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日本質的心理学会 メールマガジン No.204号(2021)
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎学会より会員のみなさまへ
◆第18回大会(ソウル大会)準備委員会より
◆『質的心理学研究』編集委員会より
◆会務委員会より
■研究会情報
◆家族心理学会第38回大会のご案内
◆考える読書会第4回合評会のお知らせ
◆『ファンカルチャーのデザイン』を愉しむ会(合評会)のお知らせ
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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆第18回大会(ソウル大会)準備委員会より
大会直前となりました! 18回目となる今回の大会、オンラインではあります
が、初めて海外の学会との共催が実現します。日韓合同の懇親会などにもぜひご
参加いただき、その空気感を味わいつつ楽しみつつ、歴史的な大会の証人になっ
ていただきたいと思います。
参加登録された方々からは、このような声が届いています。
「日韓の質的研究交流の歴史的な第一歩ですね。楽しみです!」
「今までにない大会をつくりあげていきましょう」
「いろいろな困難をのりこえて、はじめての国際大会をみんなで盛り上げたい
ですね」
「ソウルに行けず残念ですが、この大会を通して質的心理学の世界がさらに豊
かになることを期待しています」
みなさま、大会参加登録はお済ませでしょうか? 前日の22日(金)17時が参
加登録の締め切りです。当日参加はできません。参加される方は、必ず事前に参
加登録をすませてください。
それから、プログラム・抄録集が出来上がり、大会HPに掲載されています。
お陰さまでwithソウルの大会に相応しい充実したプログラムが出来上がりまし
た。
こちらもどうぞご確認ください。
大会HP http://www.shitsushin18.jp/
大会参加のための方法については、このメルマガとほぼ同時に、参加登録者に
お届けします。参加登録者以外に知らせることのないようお願いします。なお2
日目(10月24日)13時~14時に行われる総会については、メルマガで会務委員
会からお知らせがありますが、こちらは大会に参加されない会員でも出席が可能
です。
ここまで心を込めて準備委員一同準備を進めてきました。みなさまのご参加を、
心からお待ちしています。前日までの参加登録、どうぞよろしくお願いいたしま
す。
(第18回大会準備委員長 伊藤哲司)
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◆『質的心理学研究』編集委員会より
10月も半ばとなりました。1年の終わりが見えてくるこの時期、例年、私は卒
業研究指導が本格化します。ゼミで担当する4年生の多くが小学校教員、幼稚園
教諭、保育士志望のため、採用試験がおおよそ終わる9月中旬から一気に調査が
開始され、以降のゼミでは各自が得たデータを報告し合うことが続きます。今年
度の卒業研究のテーマは、小学校若手教師の学級経営に関する意識、乳児期の慣
らし保育を通した母親の心理的変化、幼児期の文字環境に対する保育者の意識、
保育者・教師志望学生の就職選択時の自己決定など、保育・教育実践に関する内
容が中心になっています。調査対象者が、保育者、教師、保護者等であることか
ら、方法として面接調査や質問紙調査を選択することが多く、おのずと質的分析
に取り組むことが多くなります。今年度は、オンラインを活用することで、特に
質的分析のコーディング部分を円滑に行えて、学生相互の学び合いが深まってい
るように感じています。先日、ある学生が収集したデータをゼミ内でコーディン
グしました。共同作業はこれまでもやっていたのですが、オンラインの場合、該
当のテキスト箇所を全員で同時にコーディングし、画面上でそれぞれの案を共有
することが容易にできます。そして、コーディング案についての意見交換を通し
て、テキストの参照箇所、解釈、表現の違いに気づきやすくなりました。また、
コーディングの変更履歴を相互に見返せるので、異なるテーマに取り組む学生で
も、参考にできるようでした。当然、「適当な言葉が出てこない」「語彙力のなさ
を痛感する」といった嘆きの声は聞かれますが、オンラインツールを使った共同
作業は、学生間の気づきを促し、「難しいけど、面白い」につながりやすくなった
ように思います。保育・教育実践では、実践の可視化が求められ、実践研究の重
要性も増しています。卒業研究の経験が、その後の実践現場での研究的活動の土
台になってくれることを願いつつ、年末までの慌ただしい数か月を乗り切りたい
と思います。
最後に、第20号発刊記念臨時特集企画「現場研究報告」の掲載論文がJ-stage
で随時公開されます。50本を超える投稿があり、多種多様な現場(フィールド)
研究に出会えます。ぜひご覧ください。また、第22号特集「ポスト2020 教育の
ゆくえ」は11月末まで投稿締め切りが延長されました。皆様のご投稿を心より
お待ちしております。
(『質的心理学研究』編集監事 上山瑠津子)
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◆会務委員会より
2021/10/6現在の会員数及び会費納入率をお知らせします。
会員数:1,246名
2021年度会費納入率:87.1%(未納者 160名)
2020年度会費納入率:90.4%(未納者 119名)
<総会のご案内>
日本質的心理学会第18回大会(2021年10月23日(土)-24日(日))の
2日目、10月24日(日)の13時から14時に、会員総会の開催を予定しており
ます。会員総会には、大会にご参加されない会員の方もご参加いただけます。
参加のURLは次の通りです。
https://zoom.us/j/98171754900?pwd=NHNpZ3ozaUp5a1AxMUR4LzlOVjlBdz09
ミーティングID: 981 7175 4900
パスコード: 002803
また、総会当日には、以下より総会資料をダウンロードいただけます(当日ま
でに、アップロードいたします)。ファイルを開く際にはパスワードを入力してく
ださい。
http:// (以下省略)
みなさまのご参加をお待ちしています。
(会務委員会 安田裕子)
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■□■□会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月15日〆切です。
http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
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■研究会情報
◆家族心理学会第38回大会のご案内
(開催校:立命館大学、大会委員長:廣井亮一)
〔期 日〕 2021年11月19日(金)~21日(月)
〔テーマ〕 「家族」とは何か?-コロナ禍での再考
〔企 画〕 1.大会特別講演、2.準備委員会企画シンポジウム、
3.学会企画シンポジウム、4.自主シンポジウム、5.研究発表、
6.ワークショップほか
〔大会ホームページ〕 http://jfaq-ac2021.org/
〔お問い合わせ先〕 2021jafp38@gmail.com
Web 開催となります。上記の4、5につきましてはオンデマンド配信のみとなり
ますが、基本的にはオンタイム後にオンデマンドでの配信が予定されています。
多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
(情報提供 渡邉照美 様)
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◆考える読書会第4回合評会のお知らせ
考える読書会では1冊の書籍を様々な分野の評者を迎え著者と共に議論する合
評会を開催しています。第4回合評会では、精神医学の分野で記述を軸に多くの
研究をなさっている杉林稔氏の書籍を取り上げます。記述を軸に多様な分野と接
続した『精神科臨床の自由』について、ナラティブアプローチの専門家と現役医
師を評者に迎えディスカッションを展開します。是非、ご参加下さい!
なお、今回は出版社の星和書店さんのご協力により、抽選で30名の合評会参
加者に書籍を無料進呈(送料370円ご負担です)いたします。詳細は下記URLを
ご覧ください。
【日時】2021年12月28日(火)13:30~17:00
【場所】オンラインZoom開催
【著者】杉林稔氏(愛仁会高槻病院精神科主任部長)
【書籍】『精神科臨床の自由』 2020年、星和書店
【評者】横山草介氏(東京都市大学人間科学部准教授)
佐々木満ちる氏(鳥取大学脳神経小児科医員)
【参加費】無料
【お申込み方法】お申し込みは以下のURLからお願いします。お申込み期日は12月
25日(金)まで。https://forms.gle/sebGGmWdMjJoZ3gm6
【書籍無料進呈お申込み】下記フォームに記載してある条件を満たす方30名
(抽選)にお送りします。お申込みは10月31日の17時まで。
https://forms.gle/XgTAghkvrfUsqvk49
【お問い合わせ先】sakaishiori4040@gmail.com
【企画運営】考える読書会 世話人細野知子・坂井志織
(情報提供者 坂井志織 様)
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◆『ファンカルチャーのデザイン』を愉しむ会(合評会)のお知らせ
日本認知科学会 教育環境のデザイン分科会(DEE)では、『ファンカルチャーの
デザイン』(岡部大介著)を愉しむ会(合評会)を実施いたします。
腐女子やコスプレイヤーのいとなみを追いながら、同時に状況論の歴史をたどり、
その考え方や背景を知ることができる著作について、評者を招いて議論すること
を目的としています。ぜひご参加ください。
日時:11月21日(日)14時30分から17時00分
方法:Zoom
登壇者:
著者:岡部 大介 氏(東京都市大学):認知科学、フィールドワーク
評者:高梨 克也 氏 (滋賀県立大学):コミュニケーション科学、身体動作学
評者:南部 美砂子 氏(公立はこだて未来大学):認知科学、認知心理学
評者:細馬 宏通 氏(早稲田大学):複数の人が集まる場所で起こる身体動作
評者:チサトさん(『ファンカルチャーのデザイン』のインフォーマント)
司会:土倉 英志(法政大学):社会心理学、認知科学
企画のお申込み方法・お問い合わせ先:
https://sites.google.com/view/reviewevent2
(情報提供者 土倉英志 様)
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[クッピーより]
突然冷え込んで、葉が色づきはじめました。大学では調査依頼や研究協力の依
頼が飛び交いだし、年度末に向けて何かの調査があちらこちらではじまっている
ようです。何かを知り、考え抜こうとする数々の試みが形をとって姿を現し始め
る季節でもあります。
今週末はいよいよ学会大会です。国境を越えること、直接会って語り合うこと
が難しい状況は依然変わりません。けれどもそれぞれが今生きているところから、
まずは「生きている」というごく基本的なことを喜び合い、多様な「知る」試み
の経過と稔りを味わい、言葉を交わし合う時を共にできるなら、深まる秋を軽や
かに歩んでいけそうです。オンラインで会いましょう。それまで数日お元気でお
過ごしください。
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
担当:當銘美菜・河合直樹・小澤伊久美・蒲生諒太
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2021年10月20日
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