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編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.173======================2019/3/20

今年度最後のメルマガとなりました。質的心理学研究の今後の特集についての
紹介や、研究会のご案内がありますので、ぜひご覧ください。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

◆『質的心理学研究』編集委員会より

◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

◆日本集団精神療法学会第36回大会のお知らせ

◆人文死生学研究会(第17回)のお知らせ

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆『質的心理学研究』編集委員会より

『質的心理学研究』の第18号、そろそろ会員のみなさまのお手元に届いたころ
でしょうか。今回の特集テーマは、「ゆるやかなネットワークと越境する対話
:遊び、学び、創造」(香川秀太・青山征彦 責任編集)です。これにかかわる
特集論文が8本、一般論文が7本、計15本が掲載されております。書評特集は、
「当事者研究」(森直久 担当)です。今号はこれまでで最も頁数が多いそうで、
おかげさまで質量ともに充実した内容となりました。
なお今後の特集および投稿締め切りは、次の通りです。第19号特集「身体を
対象にした、あるいは、身体を介した/通した質的研究」(宮内洋・好井裕明責
任編集)への投稿はすでに締め切られ、目下査読が行われているところです。
第20号特集「プロフェッショナルの拡大、拡張、変容」(近田真美子・中坪史典
責任編集)は、2019年10月末が締め切りです。第21号特集のテーマは「質的研
究法の拡張――機械,AI,インターネット」(松本光太郎、荒川歩 責任編集)
に決まりました。締め切りは2020年10月末です。
ぜひふるってご投稿ください。
今年度から査読体制をリニューアルし、査読委員を委嘱して投稿論文の審査を
行う体制になっています。編集委員、編集監事の皆さんのおかげで、新体制も問
題なく動いていて安心しているところです。
さて私は今年度が編集委員長3年目、この年度末で任期満了で退任します。4月
からは現副編集委員長の川島大輔先生に委員長のバトンを渡します。そのほか、
編集委員の香川秀太先生、安田裕子先生、八ッ塚一郎先生、編集監事の勝浦眞仁
先生が退任されます。これまでの多大なるご尽力に敬意を表し、感謝申し上げま
す。4月からは、副編集委員長に田垣正晋先生、編集委員に荒川歩先生、岡部大介
先生、勝浦眞仁先生、東村知子先生、日高友郎先生、細馬宏通先生、編集監事に
黒住早紀子先生が着任されます。新体制となる4月、またよいスタートをきりたい
ものです。

(『質的心理学研究』編集委員長・永田素彦)

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◆会務委員会より

2019/3/6現在の会員数及び会費納入率をお知らせします。
会員数:1,159名

2018年度会費納入率:91.6%(未納者  97名)
2017年度会費納入率:90.9%(未納者 105名)

☆年度末、春を迎える季節となりました。会員のみなさまには、
いつも学会運営にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
2018年度も引き続き、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

(会務委員会 安田裕子)

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■□■□会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月15日〆切です。
http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
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■研究会情報

◆日本集団精神療法学会第36回大会のお知らせ

International Society for Dialogical Science(ISDS)
メンバーシップ発足のお知らせ

Hubert Hermans先生により提唱されたDialogical Self Theoryの世界的関心の
広がりの元、2000年に対話的自己国際学会・第1回大会が開催されました。
2002年にはオランダの法律に基づき正式にInternational Society for
Dialogical Scienceが設立されました。その後、国際学会は隔年で開催され、
来年2020年大会では第11回目を迎えます。http://www.dialogicalself.org/

このたび、ISDSは新たに会員制をとることとなりました。
https://dialogicalself.wildapricot.org/join-us/
会員には、学会参加費の減額、The Journal of Constructivist Psychology の
e-アクセス権など、様々な特典があります。学生会員制度もございます

次期学会は2020年6月10~13日にスペイン・バルセロナにて開催されます。
https://sintedi.wixsite.com/dsc2020

(情報提供者 番田清美 様)

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◆人文死生学研究会(第17回)のお知らせ

【日時】2019/3/30(土)午後1:30~5:30
【場所】東京大学本郷キャンパス法文1号館2階212教室
1【発表】吉沢文武(秋田大学教育推進総合センター 講師)
【題】「死によって何が剥奪されるのか」
【要旨】「死の害悪」をめぐる英語圏哲学において標準的な「剥奪説」によ
れば死が当人にとって悪いのは、生きていれば得られたはずのさまざまな
良いことを死が奪うからである。しかし死にはそれとは異なる悪さあるいは
「恐ろしさ」があると言われることがある。それは、死によって当人の存在
そのものが完全に無になることの悪さや、その恐ろしさだと言われる。本発
表の目的は「無になることの悪さ」という考えについて、死の害悪に関する
標準的な議論と照らし合わせながら、明確化の作業をすこし前に進めること
である。特に、そうした「悪さ」もまた、一種の剥奪として捉えられるとい
う見解を検討する。
2【発表】雨宮徹(大阪河崎リハビリテーション大学)
【題】「フランクルの意味の思想における死の位置付け」
【要旨】ナチスの強制収容所の体験記『夜と霧』で有名なフランクルの関心
は一貫して人生の意味の問題に向けられていた。精神科医として療法を対象
とする場合でも、その療法を支える世界観について哲学的に考察する場合でも、
彼の考察は常に人生の意味との関連で展開される。従って自己の死という事態
も、人生の意味にどのような影響を与えるかという観点から論じられている。
今回は、まずフランクルの基本的な意味の理論と時間論を紹介する。次に彼が
人間の本質として規定する精神的人格と死との関係がどのように理解されて
いるかを確認し、そのことと人生の意味がどのように関係づけられているかを
考察したい。
・詳細は人文死生学研究会HP参照のこと↓
https://sites.google.com/view/thanatologyashumanities/

(情報提供者 渡辺恒夫 様)

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[クッピーより]

第173号はいかがでしたか。関西はそろそろ桜のつぼみもふくらんできました。
会員の皆さまもよき春をお迎えください。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第173号担当:香川七海・宮本匠・青木美和子
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2019年3月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望、または、アドレスの変更、配信の停止を希望さ
れる場合は、お手数ですが学会事務局までご連絡ください。
学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp
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