日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃8┃
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
日本質的心理学会 メールマガジン No.170======================2018/12/20
沖縄大会では大変充実した時間を過ごすことが出来ました。準備委員、実行委
員、ボランティアのみなさまに心より感謝します。また次年度の東京に向けて、
研究交流しましょう。
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎ 学会より会員のみなさまへ
◆日本質的心理学会第15回沖縄大会のお知らせ
◆『質的心理学研究』編集委員会より
◆会務委員会より
◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より(意見論文募集中)
◆研究交流委員会からのお知らせ
■□■□会員からの情報コーナー
■ 研究会情報
◆質的研究法に関する講義とワークショップのご案内
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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆日本質的心理学会第15回沖縄大会のお知らせ
2018年11月24日(土)、25日(日)に沖縄県名護市の名桜大学で開催されまし
た「第15回大会」に多くの皆様にご参加いただき誠にありがとうございました。
事前予約は155名でしたが、当日参加が167名もあり、市民公開講演の参加者70名
と実行委員やボランティアの学生44名を加えると計436名の参加者となりました。
大会テーマの「わかちあうー沖縄を知る・知らせる・語り継ぐー」に関連した
大会企画を4つ準備いたしましたが、多目的ホールに多くの方の参加を頂き、シ
ンポジストや講演者と参加者との熱い交流があり、少しはわかちあいが図られた
気がいたします。委員会や会員企画のシンポジウムやポスター会場でも、熱気あ
ふれた討論が展開していたように感じられました。また、今回、特別に企画いた
しました23日のプレ企画「戦跡巡り」「基地関連巡り」には26名の参加、26日の
ポスト企画「質的統合法」の研修には23名の参加があり、両企画とも参加者から
充実していたという感想を聞いています。
懇親会にも150名近くの参加者があり、地元産の料理やお酒を堪能し、沖縄の
抵抗の文化でもある踊りと唄、三線の持つ力を体験していただけたかなと思いま
す。翌日の展示・体験コーナーではぶくぶく茶を味わい、三線をつま弾き、大浦
湾の美しい海のパネルもご覧いただいて感謝しております。
この大会を準備するにあたり、前年度大会校の先生方はじめ、学会関係の皆様
方から多くの引継ぎやご支援、ご助言がなければとても開催できませんでした。
本当に有難うございました。また、広告・展示でご協力くださいました企業の皆
様には、大会を盛り上げていただき感謝申し上げます。
今回、実行委員として参加した教員や学生達は、大会運営に参加することでい
ろいろな学びがあったようです。次年度の大会にもぜひ参加して、研究成果を発
表したいという声も聞かれました。
次年度の東京でお会いすることを楽しみにしています。
この度は本当に有難うございました。
(日本質的心理学会第15回大会準備委員長 稲垣絹代/準備委員・実行委員一同)
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◆『質的心理学研究』編集委員会より
東京では12月に入っても暖かい日が続いていましたが、徐々に冬らしい寒さ
が訪れ、年の瀬を感じます。延長されていた第19号特集(2020年3月刊行予定)
「身体を対象にした、あるいは、身体を介した/通した質的研究」(責任編集者:
宮内洋・好井裕明)は募集を締切りました。第20号特集(2021年3月刊行予定)
のテーマは、「プロフェッショナルの拡大、拡張、変容」(責任編集者:近田真
美子・中坪史典)です。第15回大会に私自身は残念ながら参加できなかったので
すが、本特集にかかわる編集委員会企画シンポジウムが二部構成で開催されまし
た。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
私は、セルフヘルプ・グループを研究テーマにしており、グループの集まりに
参加することが多いのですが、時に、専門家の振る舞いがその場にそぐわなかっ
たり、当事者を傷つけてしまったりすることも起こります。これは、専門性が悪
い方向に働いてしまった場合と言えるかもしれません。しかし一方で、グループ
の場に自然に馴染み、歓迎される専門家もおり、その違いはどこにあるのだろう
と考えることがあります。セルフヘルプ・グループは、問題を抱えた本人や家族
自身が集まる場のため、問題を抱えた当事者との関係において、「プロフェッシ
ョナル」「専門家」が意識されます。領域や文脈によって、「プロフェッショナ
ル」という言葉が持つ意味も変わってくると思われ、その意味の多様性も興味深
く思います。本特集において、多様な論文が寄せられて、プロフェッショナルを
理解する視点が深まり、広がっていくことを楽しみにしております。また、一般
論文の投稿も随時受け付けております。皆さまからのご投稿を心よりお待ちして
おります。
(『質的心理学研究』編集監事 北村篤司)
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◆会務委員会より
2018/12/12現在の会員数及び会費納入率をお知らせします。
会員数:1,164名
2018年度会費納入率:87.5%(未納者 145名)
2017年度会費納入率:90.0%(未納者 116名)
<総会の報告>
2018年11月25日(日)名桜大学にて日本質的心理学会の総会が行われました。
参加人数は50名で、2018年10月31日現在の会員総数1,162名の過半数582名
の定足数には及ばず、仮総会となりました。仮総会では、2017年度決算および
2018年度予算案、各委員会の活動報告および活動予定が承認されました。
本メールが届いてから1ヶ月以内に会員の半数以上の方から異議申し立てが
なければ、仮総会の決定は総会の決定として認められることになりますので、
お含みおきください。欠席者の方で、総会資料や議事録などが必要な方は
日本質的心理学会事務局(jaqp-post@bunken.co.jp)までお申し出ください。
名桜大学での第15回大会もお蔭をもちまして大盛会のうちに終わりました。
ご参加くださったみなさまは、素晴らしい仲間、そしてよい研究や優れた
理論との出会いがあったことと思います。学会としましても、新たな会員の方
をお迎えすることができ、今後ますます多領域の方との研究交流が可能になり、
嬉しく思います。これからも、会員のみなさまにとって有意義な学会でありたい
と願っております。
(会務委員会 安田裕子)
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◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より
≪意見論文 募集中!≫
『質的心理学フォーラム』第10号の特集「質的心理学と意味,質的心理学の
意味」についての意見論文を募集しています。〆切は2019年3月21日。入稿は
メールにて。
詳しくは,『質的心理学フォーラム』第10号のp.110をご覧ください。
(『質的心理学フォーラム』編集委員会委員長 細馬宏通)
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◆研究交流委員会からのお知らせ
2019年3月2日および3日に東京で、「フィールドワーク」「現象学的研究法」
「エピソード記述法」に関して、それぞれ1日または半日の講習会の開催を検討
中です。詳細は1月のメルマガでお知らせします。
(研究交流委員会委員長 荒川歩)
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■□■□会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月15日〆切です。
http://www.jaqp.jp/mmsubmit.html
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■ 研究会情報
◆質的研究法に関する講義とワークショップのご案内
ロンドン大学(キングス・カレッジ・ロンドン)ジュディス・グリーン教授が
来日し、質的研究法に関する講義とワークショップを行います。英国における質
的研究法を、理論から実践まで体系的に学べる内容となっています。奮ってご参
加ください。(※全ての講義は英語で行われ、通訳は付きません。)
<詳細>
2019年1月8日(火)15時00分~16時30分
入門レベル講義:The role of qualitative research in evidence based medicine
(東京大学本郷キャンパス医学部3号館S102教室)
2019年1月9日(水)~11日(金)14時55分~16時25分
シリーズワークショップ(東京大学本郷キャンパス医学部3号館S102教室)
9日:Introduction to qualitative methods: aims and designs
10日:Qualitative data: interviews, focus groups and observation
11日:Analysis, writing up and appraisal
<ワークショップ参加申し込み窓口>
東京大学医学部・医学系研究科国際地域保健学教室
助教 桐谷純子(jkiriya@m.u-tokyo.ac.jp)
※入門レベル講義には事前登録なしでご参加いただけます。
(情報提供者 大竹モルナー裕子 様)
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[クッピーより]
第170号はいかがでしたか。はやいもので、今年最後のメルマガになりました。
今年は災害の多い年でした。新年は平穏な一年になりますように。
よいお年をお迎えください。
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第170号担当:香川七海・宮本匠・青木美和子
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2018年12月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望、または、アドレスの変更、配信の停止を希望さ
れる場合は、お手数ですが学会事務局までご連絡ください。
学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp
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- メールマガジン
- 日本質的心理学会 メールマガジン No.170