日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃8┃
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役立つ情報を共有しましょうよ
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.163======================2018/5/20

5月になりましたが、暑い日と寒い日がかわりばんこにやってきて、体調を崩
している人も多いようです。みなさまも体調にお気をつけてお過ごしください。
今月号も11月に行われる沖縄大会の情報も掲載しておりますので、ぜひ、ご覧
ください。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

◆日本質的心理学会第15回沖縄大会のお知らせ

◆『質的心理学研究』編集委員会より

◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

◆研究会のお知らせ:批判心理学セッション5

◆『新社会学研究』(1号&2号)合評会in東京のお知らせ

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆日本質的心理学会第15回沖縄大会のお知らせ

第15回大会の事前参加登録の詳細をHPに掲載しています。振り込みも8月31日
(金)締め切りです。ポスター、会員シンポジウムの登録も、全てHPからです。
6月30日(土)締め切りです。詳細はHPに掲載されていますので、よろしくお願い
いたします。7月13日(金)までに採否を連絡いたします。多くの方の応募をお
待ちしています。
プレ企画である11月23日(金)のフィールドワークに関しましては、もう少し
お待ちください。ポスト企画の11月26日(月)特別企画セミナー「質的統合法」
紹介セミナーの申し込みに関しては、HPに掲載していますので、希望者はお早く
申し込みください。先着順です。
豊富な宿泊情報をHPに掲載しています。大会企画のプログラムの一部も掲載し
ました。

(日本質的心理学会第15回大会準備委員長 稲垣絹代)

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

五月の大型連休も終わり、会員の皆様には日常の業務にお戻りのことと思います。
気がつけばまたメルマガの担当が回ってきました。今回は査読プロセスで最近目立
ってきている問題について少し触れたいと思います。
まず大きな問題として、規定に沿っていない投稿が少なくないということです。
特に文献引用の書き方にかなりの間違いがあるまま投稿されているケースが散見
されます。文中引用もさることながら、論文末尾の文献リストに誤った表記が見
られることが多いです。次に目立つのが、句読点や語句の表記揺れです。もちろ
ん、誰しもうっかりミスというものはありますが、Wordのスペルチェック機能を
利用したり、投稿前に再度目を通すだけでも気がつくような誤字や表記揺れも少
なくないのです。そして再投稿時に目立つものとしては、修正対照表の情報不足
です。こちらは明確なフォーマットが規定で定められているわけではありません
が、規約にもあるように「前回の査読コメントへの返答、前回の原稿との比較、
改稿のポイントなどをまとめた「修正対照概要」を作成し、修正稿とともに送付
する」ことが必要です。前回の原稿との比較や改稿のポイントを明示せずに、
「修正した」とだけ書かれているようなケースも実際少なくありません。こうし
たケースでは、その程度によっては差し戻しを行わずに再査読が継続されること
もありますが、新旧原稿の「対照」が容易でないために、査読者が一つ一つ確認
を行わなくてはならず、結果的に査読に時間がかかってしまいます。
質的心理学研究はオリジナルな研究や新たなタイプの論文も歓迎していますが、
それも規定に沿った投稿という枠組みを踏まえてのことです。実際こうした問題
が発生して、差し戻しを行ったり、対照表の再提出を求めたケースも相当数あり
ます。またこうした判断を行うためには、一旦査読プロセスを中断して、編集委
員会内部で別途審議を行うことが普通です。そのためこれらの問題は結局、査読
の遅延という著者にとっての不利益をもたらすことになりかねません。ぜひ投稿
、再投稿の前に規定等を再度ご確認いただければ幸いです。

(『質的心理学研究』編集委員会副委員長 川島大輔)

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◆会務委員会より

2018/5/11現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1,146名

2018年度会費納入率:61.4%(未納者 442名)
2017年度会費納入率:84.8%(未納者 174名)

☆学会活動は、学会員のみなさまの会費に支えられています。今年度分の会費を
速やかに納入くださり、どうもありがとうございます。引き続き、よろしく
お願いいたします。4月から5月にかけて、10名の方が入会してもください
ました。日ごろからの学会運営へのご協力を、まことにありがとうございます。

(会務委員会 安田裕子)

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■□■□会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月15日〆切です。
http://www.jaqp.jp/mmsubmit.html
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■ 研究会情報

◆研究会のお知らせ:批判心理学セッション5

26日に開かれる批判心理学セッションのプログラムをお知らせいたします.
当日,会場にてお会いいたしましょう!

批判心理学セッション5
日時:5月26日(土),午後2時から
会場:静岡大学東京事務所.同事務所は東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター内,
6階612号室(エレベータを出て左側正面)
話題提供1:いとう たけひこ(和光大学)
「一般心理学講義における批判心理学の位置づけ:和光
大学での五十嵐靖博さん特別授業を手がかりに」
話題提供2:百合草 禎二(主体科学としての心理学研究所)
「心理学における弁証法の適用:矛盾を手がかりに」
話題提供3:杉田 明宏(大東文化大学) 「平和心理学から見る平和教育の課題」
話題提供4:五十嵐 靖博(山野美容芸術短期大学) 「原子力発電所事故の
ディスコース分析(3):復興大臣の記者会見をめぐって」

(情報提供者 いとうたけひこ 様)

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◆文化理解の方法論研究会(MC研)第18回研究会のお知らせ

文化理解の方法論研究会では、文化について関心を持つ有志が集まり、文化と(文
化的)他者との対話的共生をめぐる理論・実践両面からの議論を行っています。
研究者に限らず、広く皆様のご参加をお待ちしております。
(研究会HP:http://rcsp.main.jp/mc/index.html)
【日時】2018年5月12日(土)14:00~18:00(終了後に懇親会を予定)
【会場】東京大学出版会(駒場)会議室
(http://www.utp.or.jp/company/c1105.html)
【参加方法】初めて参加を希望される際には、事前に渡辺忠温(研究会幹事:
mcshinki[at mark]yahoo.co.jp [at mark]部分を@に変えて送信ください)まで
ご連絡ください。(*参加費用は無料です)
【発表1(14:00~)】シリア難民とトルコ住民の対話的相互理解の実践報告
発表者:岸磨貴子(明治大学)
内容:本発表は、Social Cohesion(社会的結合)の実践の一環として実施するシ
リア難民とトルコ住民の対話を通した相互理解の実践に関する報告です。彼らが
互いに「どのように理解していくのか」について定性的データを収集しながらア
クションリサーチを行い、相互理解の場づくりについて検討します。
【発表2(16:00~)】外国語学習者のための異文化理解能力の測定
発表者:申知元(昭和女子大学)
内容:異文化理解能力尺度は数多く開発されてきたが、外国語学習場面での使用
はほとんど想定されていない。そのため、外国語学習における異文化理解能力の
重要性が叫ばれているにもかかわらず、両者の因果関係は不明瞭である。本発表
では、外国語を学習する際に必要な異文化理解能力を特定し、多面的に 測定でき
る尺度開発の過程について報告する。

(情報提供者 渡辺忠温 様)

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◆『新社会学研究』(1号&2号)合評会in東京のお知らせ

下記の通り,創刊号&第2号の合同合評会の2回目を開催します。
どなたさまも,ふるってご参加下さい。

と き:2018年6月9日(土) 10:00~12:30
(関東社会学会様の後援決定)(会場変更がありました)

予定会場:武蔵大学江古田キャンパス 1号館B1階1002教室
西武池袋線「江古田駅」より徒歩6分
会場のウェブサイト(https://www.musashigakuen.jp/access.html)

=プログラム=
10:00~ 編集同人によるあいさつ

10:10~ 報告1(天田 城介・中央大学)
演題:「歴史的・時代的文脈における『新社会学研究』の位置」

10:40~ 報告2(奥村 隆・関西学院大学)
演題: 「誰のための社会学か-生の現場と不幸の理論-」

11:10~20 同人によるリプライと討論1

11:30~  執筆者報告1(中村香住・慶應義塾大学・大学院生)
演題:公募特集執筆当事者からみた『新社会学研究』(仮題)

11:55~12:15 討論

12:25~12:30 「終わりの挨拶」とアンケートの御願い

『新社会学研究』は,社会学一般の研究誌として,新曜社から,
2016年秋に創刊されました。年刊の同人誌です。

諸情報は、下記サイトにあります。
http://www.bigcosmic.com/board/s/board.cgi?id=JS2016
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1503-1.htm

(情報提供者 樫田美雄 様)

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[クッピーより]

第163号はいかがでしたか。今号より編集体制が変わりました。今後も一層
読みやすく、会員のみなさまに役に立つ情報をお届けしていくために、工夫を重
ねていきたいと思います。皆さまからの情報やアイデアをお待ちしております。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第163号担当:香川七海・宮本匠・青木美和子
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2018年5月20日
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れる場合は、お手数ですが学会事務局までご連絡ください。
学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp
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