日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃4┃
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役立つ情報を共有しましょうよ
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
日本質的心理学会 メールマガジン No.111=================2014/01/20
2014年最初の質心メールマガジンをお届けます。今年もみなさまのお役に立て
るような情報発信を目指したいと思います。ご意見やご提案など遠慮なく、交流
委員会にお知らせください。今年もよろしくお願いいたします。
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎ 学会より会員のみなさまへ
◆研究交流委員会より: 大会外企画ワークショップのお知らせ
◆『質的心理学研究』編集委員会より
◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より
◆会務委員会より
■□■□会員からの情報コーナー
■ 研究会情報
◆「湯どうふ研」参加者募集
◆公益社団法人日本心理学会よそおい・しぐさ研究会(YS研)第15回のおしらせ
■ 会員からの自著紹介
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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆研究交流委員会より: 大会外企画ワークショップのお知らせ
研究交流委員会は、研究者・実践家が関わる地域(フィールド)内の活動の多
様な側面をじっくりと共有し、意見交換を通した新たな可能性の発掘を目的とし
たワークショップを企画しました。
自分の関わる「マイフィールド」をポスターで紹介する発表者とワークショッ
プ参加者を募集します。今回は、相互の意見交換を促進するために、ポスター
セッションの後に、発表者と参加者でグループを作り、グループ内での共同作業
を通じてポスターの再編集を行うインタラクティブセッションを設けています。
一般的なポスター発表よりも一歩踏み込んだ議論をしてみたい皆様、思い切って
ご応募ください。
【概要】
質的研究において、それぞれのフィールドに入って活動・研究を行うこ
とは珍しくありません。しかし、学会発表や論文発表といった研究成果の発表時
には、フィールドにおける活動の中から切り取ったこと、言葉を換えれば、加工
品を目にしているだけといえるでしょう。その結果、フィールドの断片的な情報
を受け取ることにとどまっています。そして、フィールドが生成~変容していく
可能性は閉じられてしまっています。 今回は大会外の企画として、フィールド
の可能性を秘めた活動の多様な側面を、じっくりと共有し、相互に意見交換する
ことを目的とした企画を検討しました。
※詳しい情報はhttp://www.jaqp.jp/sg_member/kenkyuukai_20140315/
をご覧く ださい。
【日時】2014年3月15日(土) 10:00~17:00
【場所】青山学院大学 青山キャンパス 17号館3階 17306教室
【ポスター発表者申込期限】2014年1月24日(金) ※15名程度を募集
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◆『質的心理学研究』編集委員会より
物事がうまく進むと言われる「午年」です。本年も、『質的心理学研究』をどう
ぞよろしくお願いします。
現在、『質的心理学研究』13号は、3月の発刊に向けて、校正が行われていま
す。特集のテーマは、「『個性』の質的研究 ~個をとらえる,個をくらべる,個と
かかわる~」(責任編集者:渡邊芳之・森直久)であり、書評特集は「事例研究再
考」(責任編集者:斎藤清二)です。「現象としての個性」の本来の姿をとらえ,
個性を研究する方法論と実際の研究が掲載される1冊になります。3月にお手元
に届く予定です。学会員でない方にも勧めていただければ幸いです。14号の特集
「社会的実践と質的研究」(責任編集者:田垣正晋・永田素彦)は、投稿期間が終
わりました。ご投稿、ありがとうございました。
現在、募集中の特集テーマは、15号(2016年3月発刊予定)の「子どもをめぐ
る質的研究」(責任編集者:斉藤こずゑ・菅野幸恵)です。質的技法の卓越した特
性を自覚的に利用し、子どもの新たな姿を積極的に見出し、根拠に基づいて説得
力をもって主張する、そのような性質をもった、子どもをめぐる質的研究を広く
募集します。イメージされる研究の方向性は、個別具体的な子どもたちの生活世
界を記述すること、子ども観や発達観の問い直し、社会変動のなかの子ども、人
生における「子ども時代」などです。締切は、2014年10月末日です。年の初め
に、是非、投稿の計画を立てていただければと思います。特集趣旨は、以下のHP
に掲載されています。16号の特集テーマは、現在、検討中です。
http://www.jaqp.jp/shitsushinken/shitsushinkentokusyu/tokusyugenzai/
情報があふれる現代、文章を読むことが雑になっている風潮を感じますが、『質
的心理学研究』は多くの人に、じっくりと読んでいただけるものであり続けると
よいなあと思います。そのためには、研究者と研究協力者、執筆者と審査者、筆
者と読者の深い対話が必要です。多くの出会いと対話がありますよう、本年もど
うぞよろしくお願いします。
(『質的心理学研究』副編集委員長 山口智子)
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◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より
フォーラム第5号が、例年より早く、昨年12月に完成し、このメルマガが届い
た頃には、みなさまのお手元に届いていることと存じます。今号の特集は、「現場
の質感をどう記述するか」です。基幹論文のほか充実した6論文を掲載していま
す。さらに「日本質的心理学会設立10周年記念企画質的研究の未来―その可能性
と課題」と題して、15名の方に現状と未来について書いていただいています。
フォーラム目次 http://www.jaqp.jp/forum/forummokuji/
また、特集「現場の質感をどう記述するか」に関しては意見論文を募集してい
ます。詳しくは、下記URLをご覧ください。
意見論文募集 http://www.jaqp.jp/forum/forumtoukou/
なお、1月末まで待ってもフォーラム第5号が到着しない場合には、なんらか
のトラブルが予想されますので、学会事務局までお知らせください。
(『質的心理学フォーラム』編集委員長 尾見康博)
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◆会務委員会より
<会員動向> 1月10日現在の会員状況は以下のとおりです。
●会員数 1065名
●2013年度会費納入率:77.8%(未納者236名)
●2012年度会費納入率:88.3%(未納者124名)
年が明け、指導を含めて修士論文や学位論文を終えられてほっと一息ついてい
らっしゃる方も多いことと思います。会務委員会も新たな1年に向けて体制固め
をしております。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
(会務委員会 谷口明子)
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■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
【注意!】 以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をその
まま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日本質的心
理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各自にてご判断の上、
ご参加ください。
【注意!】 情報提供は、http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/を必ずご参照
いただき、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入のうえお送りください
(字数について制限があります)。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。また、掲載情報は、簡
潔に編集させていただくことがあります。
【注意!】研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載され
ていることがありますので、出席される方は、開催直前にHPで確認されること
をお薦めします。
【情報!】 メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れること
があります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供しますので、
ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「湯どうふ研」参加者募集
東京フィールド研究検討会(とうふ研)は今回で10回目になります。それを記
念して、温泉合宿「湯どうふ研」を催します。すでに参加者の募集を開始してお
り、現時点で定員に達しておりますが、数名程度の空きがあります。参加希望の
方はお早めの申し込みをお願いします。
[日時]2014年3月1日(土)~2日(日)
[場所]『鳳明館』(東京都文京区本郷)http://www.homeikan.com/
[宿泊費]2食付10,500円。飲み物等実費が加わる予定です。
[内容]
第1部 12時~15時
合評会 『フィールド心理学の実践』(新曜社)
コメント:無藤隆、荒川歩、松本光太郎、司会:徳田治子
第2部 15時半~17時半
研究検討会 田代順「トラウマ的記憶とアイデンティティ:小児がん、イジメ、
戦争体験の語りから」(仮)第3部 18時~
全員報告会
[参加申込]
松本光太郎 m-kotaroあっとmx.ibaraki.ac.jp(あっとを@に)
(情報提供者 松本光太郎 様)
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◆公益社団法人日本心理学会よそおい・しぐさ研究会(YS研)第15回のおしらせ
●タイトル:「現象学的視座による化粧の意味と可能性」
●企画趣旨
3.11の被災者の心身の健康に化粧(スキンケア・髪型等を含む最広義)が役
立ったように、化粧の効用が存在するが、なぜ成り立つのかを現象学的方法によ
り求める。化粧の効用には負の面も存在し、歴史的に利用されてきたことも併せ
て留意する。美と健康と若さが一体化した価値基準が絶大な現代社会では、個人
がよく生きることと社会のよいあり方のために化粧の正の効用を真にいかす必要
があるため、「スロービューティー」を提案する。
●話す人
石田かおり(駒沢女子大学)
●日時
2014年1月24日(金)13:30~15:30
●場所
聖心女子大学2号館3階 人間関係研究室
●参加方法
参加費は無料です。
なお,参加の場合は,事前にご連絡いただけると助かります。
●主催
公益社団法人日本心理学会よそおい・しぐさ研究会
●第15回研究会申込先
鈴木公啓(第15回担当)
suzukirt_[at]nifty.com([at]を@にして下さい)
●研究会URL
http://www.nurs.or.jp/~suzuki_psychology/ys.html
(情報提供者 荒川歩 様)
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■ 会員からの自著紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●佐久川肇(編著) 植田嘉好子/山本玲菜著 『質的研究のための現象学入門
-対人支援の「意味」をわかりたい人へ(第2版)』 医学書院 2013年12月発行
定価2,730円
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[クッピーより]
冷凍のクランベリーをもういい加減使わなくては…。カップケーキでも焼くか
と思ってみたものの、う~ん、めんどくさい…。そこで、部活オフの娘をおだて
てみたら、めずらしく「たまにはいいかもね~」と引き受けてくれました。焼き
たての、なかなかおいしいカップケーキを食べるところまではよかったのです
が、夕飯の準備をしようとキッチンを見てみたら、ああ~、洗い物放置でぐちゃ
ぐちゃでした。
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第111号担当:渡辺 理・日高友郎・岡本依子
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2014年1月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
【学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp 】
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイディアを募集しております。
情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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