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巻頭言(尾見 康博)

特集 対話と葛藤としての研究倫理

企画趣旨 河原智江・樫田美雄・家島明彦

基幹論文

研究者と研究対象者との関係から研究倫理を考える 河原智江

特集論文

    • フィールドワーカーが倫理審査に出会うとき―医療現場における質的研究の「困難」 田代志門
    • 研究不正とどのように向き合うか?―実践的審問 池田光穂
    • 子どものフィールド参与観察における倫理―子どもとの共同の模索 斉藤こずゑ
    • 社会福祉領域における研究倫理審査委員会の必要性 土屋典子
    • 研究倫理に関する〈合意形成〉の相互行為分析―福島県民健康管理調査の事例研究 樫田美雄

討論

    • 特集から見えてきた対話と葛藤 河原智江
    • 研究と研究倫理は,対話と葛藤の果てに,新しい研究領域を産み出し得るか 樫田美雄

展望論文

日本語教育における質的研究―教育実践者が実践を記述する意義 広瀬和佳子

パイオニアにきく(第6回)

病の語りを聞く 江口重幸(文化精神医学) 聞き手 森岡正芳・井倉未樹・川島依子・土屋有里香・中園佐恵子

Re: リ・コロン[再論](意見論文) 第5号 特集「現場の質感をどう記述するか」

  • 質感という「図」を浮かび上がらせる研究者という「地」 坂井志織
  • 臨床の質感を言葉で記述する試み 正寿奈生
  • 質感の記述が,解釈によって現場の事実に勝ることはあるのだろうか 茂野賢治
  • 企画者から 森岡正芳・荒川 歩

研究奨励制度採択者レポート(2013年度)

  • 〈喪失の語り〉におけるアイデンティティの深化のプロセス―がんで配偶者を亡くした人たちの死別と再生の物語 駒澤真由美
  • 東日本大震災の復興過程におけるコミュニティの変容―茨城県大洗町を事例として 李 旉昕

フィールドエッセイ(第6回)

ノートの思い出/思い出のノート 鷹田佳典

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