日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃2┃
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.95======================2012/9/20

第9回大会には多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。学会
大会は、研究交流の場であると同時に、懐かしい知り合いとの再会の場・新し
い人との出会いの場でもあります。今回の大会も、みなさまにとってそのよう
な有意義な場であったとしたら、幸いです。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

◆日本質的心理学会 第9回大会準備委員会より

◆研究交流委員会より
●2012年度 研究奨励制度の採択結果について
●今年もやります!『質的心理学研究法セミナー』

◆『質的心理学研究』編集委員会より

◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

◆ハーマンス博士東京講演会『対話的自己理論と心理臨床実践』のご案内

◆乳幼児保健学会第6回学術集会のお知らせ

◆国際ワークショップ開催のお知らせ

◆よそおい・しぐさ研究会からお知らせ

◆日本パーソナリティ心理学会 第21回大会開催のご案内

◆法と心理学会第13回大会公開企画のお知らせ

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……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆日本質的心理学会 第9回大会準備委員会より

日本質的心理学会第9回大会(2012年9月1日・2日)が無事終了しま
した。天候にも恵まれ、最終的に258名の方々(会員173人、非会員85人)
にご参加いただくことができました。東京都市大学環境情報学部(横浜キャン
パス)までお越しいただいたみなさま、ありがとうございました。
第9回大会の準備、運営の反省点、ノウハウなどは第10回大会準備委員会に
引き継ぎたいと思います。
今回は、東京都市大学の岡部研究室、中村研究室、上野研究室の多くの大学
院生、学部学生の皆さんに準備、当日の運営の仕事をお願いしました。学生、
院生の働きぶりは、学会に参加された方々にも大変好評でした。この場を借り
て、あらためて、学生準備委員会、スタッフのみなさんにもお礼を述べたいと
思います。

なお、来年3月まで第9回大会webサイトは、現状のまま維持します。
http://jaqp2012.com/

また、大会プログラム抄録集に若干残部があります。ご希望の方に
1部1000円(送料込み)でおわけします。12月末までに下記宛てにメール
で、必要部数と送付先を明記してお申し込みください。

第9回大会準備委員会  jaqp2012@gmail.com

申し込みを受けたら確認メールを返信します。そのあとに代金の振り込みを
お願いします。

振込み先は以下の通りです。
1.ゆうちょ銀行の口座から振込あるいは現金で振り込みの場合
ゆうちょ銀行?記号 10210?番号 97450551?名前 日本質的心理学会第9
回大会事務局(ニホンシツテキシンリガッカイダイキュウカイタイカイジムキ
ョク)
2.ゆうちょ銀行以外の金融機関から振込の場合
ゆうちょ銀行 店名 028(読み ゼロニハチ)預金種目 普通
口座番号 9745055

なお発送は年明けになる予定です。

4月から続けてきたこのメルマガへの寄稿も、今回が最後となります。次回
大会は立命館大学で行われます。来年の大会も、また、ご参加下さい。

(第9回大会準備委員長・上野直樹)

*********************************

◆研究交流委員会より
●2012年度 研究奨励制度の採択結果について

若手研究者への研究助成を目的とした研究奨励制度の採択者が決定しました。
5年目となる今回は、応募対象者を従来の大学院生を中心としたものから社会人等にも門
戸を拡大するとともに、メールマガジンやウェブによる広報に加えて、ポスターを作成し
て広報に努めました。その結果、13名という多数の方々からの応募を得ることができまし
た。いずれも社会的な意義が認められるとともに、新しい分野の研究を志した開拓的な研
究でした。研究交流員会による厳正な選考と答申を受けた理事会及び総会の審議を経て、
質的心理学ならではのアプローチを用い、このことを通して質的心理学の発展にも寄与す
ると期待された2件の研究を採択いたしました。
なお、採択された研究と採択理由は以下のとおりです。

1.赤阪麻由(立命館大学大学院 文学研究科)
慢性疾患病者におけるピア・サポートの場の生成と記述

選考理由
本研究は、可視化しづらい慢性疾患の一例として国が指定する特定疾患であ
る炎症性腸疾患(以下IBD)を取り上げ、同じ困難を持つ者同士が語り合い、
支え合うピア・サポートに着目して慢性疾患病者のケアのあり方を考えること
を目的とした研究です。研究の目的、方法が明確なことや、独自性が認められ
ることが評価されました。申請者自身が当事者であり、一参加者であり、ファ
シリテーターをつとめる研究手法自体を丁寧に検討することで、新たな質的心
理学の地平がひらかれることが期待できます。今後は、ピア・サポートの場を
個人やグループ内の動きにとどまらず、周囲の環境との相互作用も含め多角的
に検討していくための独自の研究手法を更に発展させることが望まれます。

2.平良千晃(東京大学大学院 教育学研究科)
里親家庭における支援のあり方?「里親になるまで」のプロセスに着目して?

選考理由
本研究は、里親に「なる」というプロセスを経て里親養育が始まるということ
に着目して、最初のプロセスを含め包括的な里親家庭への支援のあり方を検討す
ることを目的とした研究です。研究目的および研究意義が明確であり、今後の発
展性が感じられることや、研究費の使途が明確であることが評価されました。里
親委託や養子縁組等の家庭養護が推進されようとしている現在において、里親家
庭の理解に繋がる知見が得られる、継続的かつ包括的な支援のあり方についての
示唆が得られるという社会的な意義が認められます。研究方法としては、里親へ
の半構造化インタビューを行うということですが、長期的な検討の一部に本研究
を位置づけて、方法論や考察の視点を更に深化させていくことが望まれます。

採択されたお二人の先生方、おめでとうございます。
なお、研究結果は翌々年度までの大会で発表されるとともに、翌年度の「質的心
理学フォーラム」に受賞コメントあるいは研究実施報告文が掲載されます。

●今年もやります!『質的心理学研究法セミナー』

当委員会は会員の技能習得ニーズに答えるべく昨年より、『質的心理学研究
法セミナー』を開催しています。
好評につき、今年もやります。

この企画は、(1)長時間(4時間以上)の講習、(2)事前登録制の少人数、
(3)事前課題付きの参加型の3点が特徴です。
昨年度は広島および京都で開催し、大変好評でした。10月27日企画について
は、7月末で17名しか申し込みが有りませんでしたので、7月号のメルマガで
予告したとおり、締切による絞り込みを終了し、9月末までの間、定員(20名)
に達するまで先着順で申し込みを受け付けます。なお、事前課題は、8月10日
に、送付を開始いたしますので、早く申し込んだ方が、しっかりと勉強が出来
ます。どうか、早めにお申し込み下さいますようお願い申し上げます。
なお、2013年1月26日企画についても、2012年12月末日までの間、定員
(20名)に達するまでの、先着順受付と致します。

【申込先】
seminar_121027@yahoo.co.jp(※seminarと数字の間にアンダーバー)
※上記は、10月27日企画の申し込み専用アドレスです。1月26日企画は右記
になります。seminar_130126@yahoo.co.jp
※詳細かつ最新の情報は、
http://web.ias.tokushima-u.ac.jp/social/kasida/presentation/presentation.html
の86番(セミナー3)および90番(セミナー4)で、公開しますので、この
サイト記載内容を確認の上、お申し込み下さい。

【申込期限】9月30日(日) ※定員(20名)に達するまでの先着順
【問い合わせ先】樫田 kashida(アット)ias.tokushima-u.ac.jp
【登録料】1回の参加につき、日本質的心理学会会員は2,000円(学会との
同時入会も可)、非会員は4,000円。
【オプション】課題が十分なレベルで達成されたと認定された方には、セミ
ナー受講に関する修了証を郵送します。

○2012年度第1回(通算第3回)質的心理学研究法セミナー
『トランスクリプトの作り方と会話分析の初歩』

このセミナーは、書物だけでは、イメージすることが困難なトランスクリプ
トづくりの実際と会話分析の実際を、講師と一緒に体験することで、自力で学
び続けるきっかけを得ようとするものです。

http://web.ias.tokushima-u.ac.jp/social/kasida/presentation/121027/top.html

(詳細な情報)
【日時】2012年10月27日(土) 10:00?16:30
【場所】東京医科大学付属病院 会議室(部屋番号等は登録者に連絡)
http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/access.html
【スケジュール】9:45受付開始(班分けした名簿の配布)
10:00?11:20 第一講義 トランスクリプトづくりのポイント
11:30?12:00 第一グループワーク(5人ずつ班でディスカッション)
12:00?12:30 第一グループワークの発表と講評
13:30?14:50 第二講義 会話分析の初歩
15:00?15:30 第二グループワーク(5人ずつ班でディスカッション)
15:30?16:00 第二グループワークの発表(確認したこと)と講評
16:00-16:20 総括討論とまとめ
16:20-16:30 参考文献紹介。事後課題と修了証の説明。
【講師】川島理恵(日本学術振興会特別研究員 =埼玉大学=、東京医科大兼任
助教、EMCA研究会前世話人)、樫田美雄(徳島大学、質的心理学会前研究交
流委員長)

【申込時の記載内容】(1)氏名と所属(無所属でも可)、(2)連絡先、(3)研究
主題と研究領域、(4)研究構想案(500字程度)、(5)会員/非会員の別

○2012年度第2回(通算第4回)質的心理学研究法セミナー
○第4回質的心理学研究法セミナー
『ビデオエスノグラフィーの初歩』

このセミナーは、エスノメソドロジーの考え方にしたがって、フィールド
ワークとビデオ分析を組み合わせて現象を解析するやり方である「ビデオエス
ノグラフィー」について、初心者向けに講習するものです。
http://web.ias.tokushima-u.ac.jp/social/kasida/presentation/130126/top.html
(詳細な情報)
【日時】2013年1月26日(土) 10:00?16:30
【場所】徳島大学サテライトオフィス東京
http://www.tokushima-u.ac.jp/_files/00015080/tokyoitizu.pdf
(JR新橋駅から徒歩7分)
【教科書】検討中(受講登録者には、追って連絡します)
【講師】樫田美雄(徳島大学)、ほか(打診中)
【募集人数】15?20名程度
【事前課題】参加者には、事前課題が課されます(A4で1?2枚程度)。
【申込時の記載内容】(1)氏名と所属(無所属でも可)、(2)連絡先、(3)研究
主題と研究領域、(4)研究構想案(500字程度)、(5)会話分析との接触歴、
(6)会員/非会員の別
※このセミナー4は、科学研究費補助金「在宅医療のビデオエスノグラフィー」との共催で
す。

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

第9回の全国大会が無事に終わりました。今大会では、第14号特集・投稿
促進企画として、編集委員会企画シンポジウム「社会的実践と質的研究」を開
催しました。2日目最後のセッションであったにも拘らず、約30名の方にご
参加いただき、活発な対話がなされました。ここでの議論が呼び水となって、
特集論文の投稿が増えることを願っております。
大会前日の8月31日には、第2回常任編集委員会が東京都市大学で開催さ
れ、約3時間にわたって活発な議論が行われました。以下にホットな話題をい
くつかお伝えします。
まず第12号の査読状況については、現時点で既に6編の論文(一般論文)の掲
載が決定し、特集論文についても掲載に向けての査読が進んでいることが報告
されました。また、第12号書評特集「喪失の多様性をめぐって」(山口智子
責任編集)については、評者からの原稿到着を待っている段階である旨が報告
されました。
次に審議事項の1つとして、第15号特集企画案が検討され、斉藤こずゑ委
員の責任編集で、「子ども」をキーワードにした特集を組むことが決定しまし
た。今後、特集趣旨を練り上げた上で、『質的心理学研究』第12号巻末で公
表する予定です。また、研究倫理審査に関する手続きについても検討されま
した。特に質的研究においては、研究対象者の生き生きとした生に迫ること
と十分な倫理的配慮をすることを両立させることが求められますが、査読の
電子化による迅速な査読と併せて慎重な査読を進めていけるよう、より良い
手順を整備していきたいと考えています。
最後になりますが、第13号特集「『個性』への質的研究?個をとらえる、
個をくらべる、個とかかわる」(渡邊芳之・森直久 責任編集)の締切が近づいて
きました(2012年10月末日締切)。あとひと月ありますので、奮ってご投稿
下さい。一般論文は随時受け付けております。
いずれも学会HP上の投稿窓口から電子投稿して下さい。

(副編集委員長 柴山真琴)

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◆会務委員会より

<会員動向>
9月7日現在の会員状況は以下のとおりです。

●会員数:984名
●2012年度会費納入率:53.4%(未納者459名)
●2011年度会費納入率:85.2%(未納者146名)

大会や講習会等の学会運営は皆さまからお預かりしている会費で成り立って
おります。お忙しいとは思いますが、会費の納入をどうぞ宜しくお願い致します。

<総会の報告>
2012年9月2日(日)東京都市大学にて日本質的心理学会の仮総会が行われ
ました。参加人数は89名で、2012年8月25日現在の会員総数981名の過半
数491名の定足数には及ばず、仮総会となりました。仮総会では、2011年度決算
および2012年度予算案、各委員会の活動報告および活動予定が承認されました。
本メールが届いてから1ヶ月以内に会員の半数以上の方から異議申し立てが
なければ、仮総会の決定は総会の決定として認められることになりますので、
お含みおきくださいませ。欠席者の方で、総会資料や議事録などが必要な方は
日本質的心理学会事務局(jaqp-post@bunken.co.jp)までお申し出ください。

<会務委員の一言>
9月1・2日には、横浜にて第9回大会が行われました。大会開催をお引き
受け下さいました東京都市大学環境情報学部の先生方やスタッフの大学院生の
皆さまの暖かい対応が印象に残る、心がほっとする大会だったように思いま
す。先生方やスタッフの皆さま、そしてご参加くださった方々に心より御礼申
し上げます。
学会時には6名の新入会員をお迎えすることができました。新しいメンバー
の方々のご活躍を期待するとともに、今後も益々活発で自由な議論が展開でき
る学会でありたいと思っています。
次回大会は立命館大学で行われます。今から楽しみに学びを積み重ねていき
たいものです。

(会務委員会 谷口明子)

……………………………………………………………………………………………
■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。

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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ハーマンス博士東京講演会『対話的自己理論と心理臨床実践』のご案内

対話的自己理論(dialogical self theory)とは、個人の内部にあるかのよう
に見える「自己」を「対話」という観点から捉え、自己と社会の密接な関係を
理解し直そうとした野心的な試みです。
その提唱者であるヒューベルト・ハーマンス博士は、オランダのイメーヘン
・ラートボウト大学の名誉教授で、現在は対話科学国際学会の会長のほか、学
術誌であるInternational Journal of Dialogical Scienceの編集長も務められて
います。ハーマンス博士のパートナーでもあるアグニエスツカ・ハーマンス-
コノプカ博士は、臨床実践の専門家として出発され、対話的自己論に基づく情
動や芸術におけるコーチングなどの領域で活躍されています。現在は対話的自
己国際研究所のプログラム・ディレクターです。
今回は、ハーマンス博士ご夫妻が来日されるのにあわせ、「対話的自己」の
考え方をわかりやすく解説していただくと同時に、臨床実践への応用として、
対話的自己論にもとづく自己の「コンポジション・ワーク」の手法を紹介して
いただきます。
プレゼンテーションは英語になりますが、なるべく多く日本語解説を加えて
いきたいと思いますので、対話的自己の概念、心理臨床実践、質的研究法等に
ご関心のある方は、ふるってご参加くださいますようお願いします。

日 時: 2012年9月29日(土) 14時?17時
場 所: 東京大学本郷キャンパス 赤門総合研究棟200番教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_08_02_j.html
定 員: 80名(要予約) 会場整理のため、katari@p.u-tokyo.ac.jpまで
氏名・所属・連絡先をお知らせ下さい。当日は登録順で優先して入場していただ
きます。
参加費: 無料

プログラム

14:00?15:15 ハーマンス博士 講演 “Dialogical Self Theory: How
the self functions as a society of positions and counter-positions and
how this can be applied in psychotherapy”
コメンテーター: 石丸 径一郎(東京大学大学院教育学研究科専任講師)

15:20?16:35 ハーマンス-コノプカ博士&ハーマンス博士 ワークショップ
“Composition work at the interface of science, practice, and art :
the personal meaning of patterns of I-positions”
コメンテーター: 高橋 美保(東京大学大学院教育学研究科准教授)

16:45?17:00 質疑応答
司 会: 能智 正博(東京大学大学院教育学研究科教授)

*講演・ワークショップ内容詳細は、http://www.p.u-tokyo.ac.jp/ まで。

(情報提供 能智正博 様)

◆乳幼児保健学会第6回学術集会のお知らせ

【テーマ】 乳幼児精神保健と親子の関係性支援
【日 時】 平成24年 9月29日(土) 9:00?17:00
【会 場】 東京医科歯科大学M&Dタワー(JR/地下鉄 御茶ノ水駅)
【主なプログラム】
一般演題発表
教育講演
Eija Paavilainen氏(フィンランド Tampere大学教授)
「Infant mental health in Finland: Public health nurses supporting
families with small children in child health clinics. 」<通訳あり>

シンポジウム
「育児支援における連携」
宮本真巳氏(東京医科歯科大学大学院 精神保健看護学教授)
大久保功子氏(同、リプロダクティブヘルス看護学教授)
廣瀬たい子(同、小児・家族発達看護学教授)

【参加費】
会員事前申込  \3,000 (9月1日以降 \3,500)
非会員事前申込 \3,500 (9月1日以降 \4,000)  学生\2,000

【一般演題募集】
題名、所属、氏名を明記の上、800字程度の抄録(発表者の前に○印を付
す)を、電子メールに添付してお送り下さい。尚、発表者は学会員に限り
ます。
送付先: E-mail  jaih.cfn(アット)tmd.ac.jp
申込み期限: 平成24年 7月9日(月)

【問い合わせ先(大会事務局)】
東京医科歯科大学大学院 保健衛生学研究科 小児・家族発達看護学分野
E-mail:  jaih0929(アット)gmail.com
URL :  http://www.tmd.ac.jp/gradh/cfn/jaih/home.htm

(情報提供 大久保功子 様)

◆国際ワークショップ「トラウマと育児支援」開催のお知らせ

【テーマ】 トラウマと育児支援
【日 時】 平成24年 9月30日(日) 9:00?16:00
【会 場】 東京医科歯科大学M&Dタワー(JR/地下鉄 御茶ノ水駅)
【主なプログラム】
「慢性疾患をもつ患児のきょうだいと母親との関係性と養育支援」
「Parenting support for mothers with depressive symptoms and anxiety」
「10代の母親によるChild Abuseの一事例」 ほか

上岡陽江氏(ダルク女性ハウス代表)、草薙美穂氏(天使大学)ら日本から
の話題提供に対し、コメンテーターはインターネット中継を使って米国から
参加します。<日・英両通訳あり>

コメンテーター
Barbara Rosenberg氏(看護師、アリゾナ州臨床心理士)
David Corwin氏(ユタ大学医学部教授)
Jane Martin氏(看護師、アリゾナ州臨床心理士)
Jodi M. Groot氏(ユタ大学精神看護学教授)
Katsuko Tanaka氏(米国精神科専門看護師)
Lori D. Frasier氏(ユタ大学医学部教授)
【参加費】無料
【参加申込、および問い合わせ先】
東京医科歯科大学大学院 保健衛生学研究科 小児・家族発達看護学分野
E-mail:  jaih0930(アット)gmail.com
※席に限りがございますので、事前参加申込をお願い致します。

(情報提供 大久保功子 様)

◆よそおい・しぐさ研究会からお知らせ
化粧における造形芸術? ボディ・ペインティングを中心に?

日時:9月30日(日)15時30分?17時30分
場所:ルノアール新宿小滝橋通り店2号室
http://meetingnavi.net/facility/simple.php?meeting_id=84

講演者:謝 恵玲(メイクアップアーティスト/デザイナー)

概要:時代ごとの化粧の特徴はその時代の美意識を色濃く反映している。化粧
という装飾は美しくなるという目的のほかに、古くから呪術、通過儀礼、身分
の表示など様々な目的として行われた。現代では、化粧の芸術的な面を拡大し
てみると、ボディ・ペインティングに辿り着くことができる。ボディ・ ペイン
ティングは、人間の皮膚本来が持つ質感と色を隠し或いは融和し、全く別のイ
メージに変えていく手段である。また、モデルの身体特徴によってイメージが
変わっていく。皮膚に彩色した色と図案は、筋肉の動き、見る角度、光の反射
とともに変化し、これらのバリエーションは実は、豊冨である。今回の発表
は、顔の加齢化粧からボディ・ペインティングの作品についてお話します。

講演者紹介:アーティストとして、第19回全アジアヘア&メイクアップコン
テストメイクアップ部門準グランプリ受賞、作品に「闘魚の擬態化粧」ほか、
東京家政学院大学や武蔵野美術大学で個展を開催、ボディペインティングの
舞台も開催している。また、研究者として著書に「かたち・機能のデザイン事
典」(丸善・分担執筆)、論文に「ボディ・ペインティングに関する考察」(東京
家政学院大学紀要第48号)を発表するほか、「特殊メイクの教育ビデオ」(東
京家政 学院大学 メディア研究室)なども作成している。

参加方法:無料(ただしワンドリンク実費が必要)。会場の都合がありますの
で事前に下記までご連絡ください。

主催:公益社団法人日本心理学会よそおい・しぐさ研究会

第12回研究会問い合わせ・申込先 鈴木公啓suzukirt_[at]nifty.com([at]を
@にして下さい)

(情報提供 荒川歩 様)

◆日本パーソナリティ心理学会 第21回大会開催のご案内

2012年10月6日(土)・7日(日)に島根県民会館(島根県松江市)で
日本パーソナリティ心理学会第21回大会を開催いたします。

このたび、大会サイトにプログラムを公開いたしました。
http://www.jspp2012.jp/program_sympo.html

本大会、および本大会のプログラムは臨床心理士、および、学校心理士の資格
更新ポイント対象となっております。

※詳細は下記ページをご参照ください。
http://www.jspp2012.jp/sikaku.html

皆様の参加を心よりお待ちしております。

名称: 日本パーソナリティ心理学会 第21回大会
会期: 2012年10月6日(土)・7日(日)
会場: 島根県民会館

大会公式サイト: http://jspp2012.jp/
Twitter公式アカウント: jspp_2012
大会公式ブログ: http://jspp2012.blogspot.com/
※Twitter、ブログにて島根の魅力について情報更新中!!
主催:若手心理学者連合(YPP48)

ご不明な点などがございましたら、大会準備委員会
までご連絡ください。

日本パーソナリティ心理学会第21回大会準備委員会
jspp2012[at]gmail.com([at]を@に変えてください)

◆法と心理学会第13回大会公開企画のお知らせ

下記の日程で開催されます法と心理学会第13回大会では多くの公開企画(無
料)を予定しています。ご関心のある方は、ぜひご参加ください。

日時:2012年10月20日-21日
場所:武蔵野美術大学(東京都小平市小川町1-736)1号館

公開企画(無料・要事前申込み)
10月20日(土)
1.臨床心理士による精神鑑定の手法と役割(10時00分-)
(安齊順子/鈴木朋子/小原健司/丸田智子/浅田和茂)
2.離婚の心理学と法的問題(大会シンポジウム 15時40分-)
(加藤司/野口康彦/後藤富士子/棚村政行/渡部信吾/菅原郁夫)
10月21日(日)
1.聴き取りをめぐって?「語るあなたと聴き取る私」の課題(9時30分-)
(原田杏子/徳田治子/上宮愛/浜田寿美男/菅原郁夫/松本光太郎)
2.少年犯罪被害者と司法(13時-)
(武るり子(少年犯罪被害当事者の会)/守屋典子/小林麻衣子/山田裕子/佐
伯昌彦/白岩祐子)
3.高齢者/障害者の心理と法的問題(15時15分-)
(田垣正晋/河野直子/堀江まゆみ/森久智江/松本光太郎)

詳細は右のウェブサイトをご覧ください。http://jslp.jp/

その他の大会企画について
大会参加費(非会員当日5000円(9/15までの振込みは4000円))をお支払
いいただくとその他の企画にも参加いただけます。(学会への入会を申請され
ると会員価格)
・芸術と裁判をめぐる事実認定
・供述分析と心理学実験のコラボレーション?帝銀事件における心理学鑑定を
素材に
・Police interviews of high value targets: A cross-national psychological
analysis
・司法臨床の展開(第二報)?情状鑑定と裁判員裁判
・「司法事故調査」的事例研究への心理学的アプローチ(3)-足利事件におけ
る虚偽自白生成および発見失敗現象の相互作用論的分析
・道徳判断研究の最前線
・離婚による親子引き離しの問題点と共同親権の可能性:法と心理学の対話
・裁判員裁判と求刑? 公判技術に関する実証研究における一つの試み
・ 死刑判断に関する実証的考察
・口頭発表とポスター発表

申込み先:大会準備委員会 jslp2012musabi@gmail.com

大会詳細:http://jslp.jp/taikai/jslp13.html

アクセス方法:事前に大会サイトで要確認。

(情報提供 荒川歩 様)

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……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]
今日、勤務校の研究室に携帯電話を忘れてきてしまいました。忘れたことを
思い出すと、なんとなく落ち着かない気分になりますが、携帯電話ごときで
そんな気分になることを悔しくも思ったり…。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第95号担当:坂本將暢・香川秀太・岡本依子
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2012年9月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
【学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp 】
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
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