日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃2┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
役立つ情報を共有しましょうよ
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.96=================2012/10/20

関東では、すっかり秋らしくなってきて、紅葉が待ち遠しくなってきまし
た。スポーツも、読書も、おいしいもの巡りも、おしゃれも、そして、研究
も…なにをするにもいい季節です。よい時間をお過ごしください。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

◆研究交流委員会より
●今年もやっています!『質的心理学研究法セミナー』

●「教育実践現場と研究:フィールド研究を通した実践者の成長と課題」
シンポジウムのお知らせ

◆『質的心理学研究』編集委員会より

◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

◆法と心理学会第13回大会公開企画のお知らせ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆研究交流委員会より
●今年もやっています!『質的心理学研究法セミナー』

当委員会は会員の技能習得ニーズに答えるべく昨年より、『質的心理学研究
法セミナー』を開催しています。
このセミナー企画は、(1)長時間(4時間以上)の講習、(2)事前登録制の少人数、
(3)事前課題付きの参加型の3点が特徴です。
昨年度の2企画が好評だったので、今年は3本の企画をたてました。
10月27日企画については、おかげさまで22人の申し込みで満席になりま
した。
2013年1月26日企画および3月9日企画については、現在申し込み受付
中です。どなた様も奮ってお申し込み下さい。

○2012年度 第2回(通算第4回)質的心理学研究法セミナー
『ビデオエスノグラフィーの初歩』
このセミナーは、エスノメソドロジーの考え方にしたがって、フィールド
ワークとビデオ分析を組み合わせて現象を解析するやり方である「ビデオエス
ノグラフィー」について、初心者向けに講習するものです。
http://web.ias.tokushima-u.ac.jp/social/kasida/presentation/130126/top.html
(詳細な情報)
【日時】2013年1月26日(土) 10:00?16:30
【場所】徳島大学サテライトオフィス東京
http://www.tokushima-u.ac.jp/_files/00015080/tokyoitizu.pdf
(JR新橋駅から徒歩7分)
【教科書】検討中(受講登録者には、追って連絡します)
【講師】樫田美雄(徳島大学)、ほか(打診中)
【事前課題】参加者には、事前課題が課されます(A4で1?2枚程度)。
【申込時の記載内容】(1)氏名と所属(無所属でも可)、(2)連絡先、(3)研究
主題と研究領域、(4)研究構想案(500字程度)、(5)会話分析との接触歴、
(6)会員/非会員の別
※このセミナー4は、科学研究費補助金「在宅医療のビデオエスノグラフィー」
との共催です。
【2013年1月26日企画の申込先】
seminar_130126@yahoo.co.jp(※seminarと数字の間にアンダーバー)
※上記は、1月26日企画の申し込み専用アドレスです。
※詳細かつ最新の情報は、
http://web.ias.tokushima-u.ac.jp/social/kasida/presentation/presentation.html
の90番(セミナー4)で、公開していますので、このサイト記載内容を確認の上、
お申し込み下さい。
【申込期限】12月31日(月) ※定員(20名)に達するまでの先着順
【問い合わせ先】樫田 kashida(アット)ias.tokushima-u.ac.jp
【登録料】日本質的心理学会会員は2,000円(学会との同時入会も可)、非会
員は4,000円。

○2012年度 第3回 質的心理学研究法セミナー
『看護実践のエスノグラフィー入門?現場での問いの発見?』
「現場での問いの発見」はエスノグラフィー研究の出発点です。
第3回セミナーでは、看護の現場で発見した問いを、
研究にどのように結び付けていくのかを、エスノグラフィーの視点から学びます。
今回は質的心理学会会員の中でも最も会員数の多い看護領域の方向けのセミ
ナーとして開催しますが、看護領域以外の方でも参加可能です。
【日時】2013年3月9日(土) 10:00?16:00
【場所】京都光華女子大学
【スケジュール】
10:00?11:30 第1部 参加者の自己紹介と事前課題の発表
12:30?14:00 第2部 講師による講義 エスノグラフィーの概説
14:00?14:30 コーヒーブレイク
14:30?16:00 第3部 ディスカッション 研究設問の立て方
【講師】小田博志
現在、北海道大学大学院文学研究科准教授。専門は人類学、平和研究、質的研
究方法論。大阪大学大学院人間科学研究科後期課程単位取得退学。ハイデルベ
ルク大学医学部で博士号取得(Dr.sc.hum)。著書に『エスノグラフィー入門?
〈現場〉を質的研究する』(春秋社、2010年)、『質的研究の方法?いのちの
“現場”を読みとく』(波平恵美子と共著、春秋社、2010年)など。訳書に
『がんを超えて生きる』(R・ヴェレス著、共訳、人文書院、1999年)、『新版
質的研究入門』(U・フリック著、監訳、春秋社、2011年)がある。
個人ウェブサイト「小田博志研究室」:http://www13.ocn.ne.jp/~hoda/
ウェブページ「日本語で読める質的研究の文献」:
http://www13.ocn.ne.jp/~hoda/literature.html
【テキスト】小田博志 2010 『エスノグラフィー入門?<現場>を質的研究
する』春秋社
『エスノグラフィー入門』特設ウェブページ:
http://www13.ocn.ne.jp/~hoda/ethnography.html
【申込先】seminar_130309あっとyahoo.co.jp(※seminarと数字の間にアン
ダーバー、「あっと」を@に変換してください)
※上記は、3月9日企画の申し込み専用アドレスです。
【申込時の記載内容】(1)氏名と所属(無所属でも可)、(2)連絡先、(3)研究主題
と研究領域、
(4)研究構想案(500字程度)、(5)会員/非会員の別
【事前課題】参加者には、事前課題が課されます。
【申込期限】2013年1月31日(木) ※定員(20名)
※定員超過時は研究構想案により選抜します。また、大幅に定員を超過する申
込みがあった場合、HP等で予告した上で、申込期限より早期に申込打ち切り
とさせて頂く場合があります。
【問い合わせ先】古賀 kogaあっとkyokyo-u.ac.jp(「あっと」を@に変換し
てください)
【登録料】日本質的心理学会会員は2,000円(学会との同時入会も可)、非会
員は4,000円。

※両セミナーに関して、課題が十分なレベルで達成されたと認定された方に
は、セミナー受講に関する修了証を郵送します。

●「教育実践現場と研究:フィールド研究を通した実践者の成長と課題」シン
ポジウムのお知らせ

日時:11月11日(日)14時?16時半
会場: 北海道教育大学 札幌サテライト 大教室
http://www.hokkyodai.ac.jp/satellite/

趣旨 教職大学院や教員養成大学において、教室観察や、教師のライフコース
研究、教育現場で働く方へのインタビューなど、質的な手法をもとにした卒
業・修了研究が多く行われている。研究としての意義を持ちつつ、その学生の
成長、実践の改善につながる探究の在り方が模索されている。本シンポジウム
においては実践者、学生の成長に寄与する教育実践研究の在り方について討論
する。

話題提供者
黒谷 和志 (北海道教育大学准教授): 研究指導の立場から
東海林 秀樹 (北海道教育大学・教職大学院M2: 現職大学院生の立場から
市原 純 (釧路地域パーソナルサポートセンター「えにい」・北海道大学大学院)
:フィールドワーカー・参与者としての立場から
指定討論者:福井 雅英(北海道教育大学教授)

参加費:無料(直接会場におこしください)
問い合わせ先:北海道教育大学 高橋 亜希子
takahashi.akiko@a.hokkyodai.ac.jp

*********************************

◆『質的心理学研究』編集委員会より

特集論文の締め切りが近づいてきました。第13号の特集「『個性』の質的研
究」(渡邊芳之・森直久 責任編集)にお応えくださる投稿論文を、今月末まで
お待ちしております。もしこれを過ぎてしまっても、一般論文としての投稿は
可能ですが、一つのテーマのもとに議論を深めていく良い機会ですので、ぜひ
ご参加下さい。
2012年度も後期に入りましたが、3月に予定どおり12号を発刊するには、
これから掲載原稿を順次確定していき、入稿、編集、校正と大事な手続きが続
いていきます。次の編集役員会は、12月に予定されていますが、現在編集委員
会で検討していることをいくつか、ご紹介いたします。
一つは、倫理審査手続きの再検討です。現在も倫理に関する取り決めはあり
ますが、より具体的にしたいと考えています。個人の現実に密接に関わる研究
には、プライバシーの保護はとても大事な問題です。倫理に配慮した成果の公
表とは、何をどう進めることなのか。データの収集や論文への記載の方法、ご
了解を頂く方法、編集委員会での審査や関係者との連絡はどうあるべきか。こ
うしたことを丁寧に議論した上で、最終的にはフローチャートなどで分かりや
すく呈示したいと思います。
二つ目に、第15号の特集の準備を進めています。これは子どもに焦点を当
てる予定ですが、募集に関わる文章を作成中です。特集の意図や狙いをお知ら
せして、投稿を募るため、担当編集者が作成した案を基に、意見の交換が行わ
れています。
三つ目に、電子投稿システムを使いやすくしようと微調整を進めています。
表示やお知らせの仕方など、分かりやすく間違いの少ない方法を考え、できる
ことから形にしていきます。使ってみての感触からお気づきの点があれば、参
考にさせていただきますのでお知らせ下さい。
今年度の4月以降の新規投稿論文は12本、再投稿も含めると合計20本が投
稿されています。今後とも、積極的な投稿をお待ちしております。

(副編集委員長 田中共子)

*********************************

◆会務委員会より

<会員動向>
10月11日現在の会員状況は以下のとおりです。

●会員数:989名
●2012年度会費納入率:63.8%(未納者358名)
●2011年度会費納入率:85.9%(未納者139名)

大会や講習会等の学会運営は皆さまからお預かりしている会費で成り立ってお
ります。
お忙しいとは思いますが、会費の納入をどうぞ宜しくお願い致します。

<会務委員の一言>
厳しい暑さもようやく和らぎ、学問の秋となりました。これから冬にかけ
て、たくさんの学びの企画があることと思います。研究交流委員会主催の「質
的研究法セミナー」も開催されます。新しい質的研究法の手法や考え方に触れ
るよい機会です。自分の研究に活かしてよい研究を積み重ね、学会を盛り上げ
ていきましょう。

(会務委員会 谷口明子)

……………………………………………………………………………………………
■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………

■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆法と心理学会第13回大会公開企画のお知らせ

下記の日程で開催されます。法と心理学会第13回大会では多くの公開企画
(無料)を予定しています。ご関心のある方は、ぜひご参加ください。

日時:2012年10月20日-21日
場所:武蔵野美術大学(東京都小平市小川町1-736)1号館

公開企画(無料・要事前申込み)
10月20日(土)
1.臨床心理士による精神鑑定の手法と役割(10時00分-)
(安齊順子/鈴木朋子/小原健司/丸田智子/浅田和茂)
2.離婚の心理学と法的問題(大会シンポジウム 15時40分-)
(加藤司/野口康彦/後藤富士子/棚村政行/渡部信吾/菅原郁夫)

10月21日(日)
1.聴き取りをめぐって?「語るあなたと聴き取る私」の課題(9時30分-)
(原田杏子/徳田治子/上宮愛/浜田寿美男/菅原郁夫/松本光太郎)

2.少年犯罪被害者と司法(13時-)
(武るり子(少年犯罪被害当事者の会)/守屋典子/小林麻衣子/山田裕子/佐伯
昌彦/白岩祐子)
3.高齢者/障害者の心理と法的問題(15時15分-)
(田垣正晋/河野直子/堀江まゆみ/森久智江/松本光太郎)

詳細は右のウェブサイトをご覧ください。http://jslp.jp/

その他の大会企画について
大会参加費(非会員当日5000円(9/15までの振込みは4000円))をお支払いい
ただくとその他の企画にも参加いただけます。(学会への入会を申請されると会
員価格)
・芸術と裁判をめぐる事実認定
・供述分析と心理学実験のコラボレーション?帝銀事件における心理学鑑定を素
材に
・Police interviews of high value targets: A cross-national psychological
analysis
・司法臨床の展開(第二報)?情状鑑定と裁判員裁判
・「司法事故調査」的事例研究への心理学的アプローチ(3)-足利事件における虚
偽自白生成および発見失敗現象の相互作用論的分析
・道徳判断研究の最前線
・離婚による親子引き離しの問題点と共同親権の可能性

:法と心理学の対話
・裁判員裁判と求刑? 公判技術に関する実証研究における一つの試み
・死刑判断に関する実証的考察
・口頭発表とポスター発表

申込み先:大会準備委員会
jslp2012musabi@gmail.com

大会詳細:http://jslp.jp/taikai/jslp13.html
アクセス方法:事前に大会サイトで要確認。

(情報提供 荒川歩 様)

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]
店先にオレンジ色の小物が並ぶと、ワクワクしてきます。サバティカルでアメ
リカにいたことがありますが、ハロウィンは本当に楽しい思い出です。仮装し
た子どもたちのTRICK-or-TREATingに付き添ったり、家でお菓子を用意し
てTRICK-or-TREATersが来るのを待ったり…。帰国してからも、大きなカボ
チャのランタンは作ってるんですよ。
……………………………………………………………………………………………
編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第96号担当:坂本將暢・香川秀太・岡本依子
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2012年10月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
【学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp 】
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━