日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃2┃
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役立つ情報を共有しましょうよ
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.93======================2012/7/20

現在、研究奨励、募集中です! 学会参加や協力者への謝礼などにも使える
比較的自由度の高い研究費です。以前より応募資格の枠を広げておりますので、
ぜひ多くの方に興味を持っていただければ幸いです。ふるってご応募ください!

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

◆日本質的心理学会 第9回大会準備委員会より

◆研究交流委員会より
●研究奨励募集中
●今年もやります!『質的心理学研究法セミナー』

◆『質的心理学研究』編集委員会より

◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

◆ナラティヴと質的研究会からのお知らせ

◆東京フィールド研究検討会(とうふ研)からのお知らせ

◆TEM研究会からのお知らせ

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆日本質的心理学会 第9回大会準備委員会より

現在、鋭意、プログラム編成ならびにプログラム冊子の編集・印刷を進めて
おります。プログラム冊子には、プログラムに加えて、シンポ、講習会、ポス
ター発表の抄録も収録します。

プログラムは、8月2日をweb公開としていましたが、編成が完了次第、
前倒しでPDFファイルとしてダウンロード可能なように公開致します。7月
23日頃には前倒しで公開する予定です。経費削減のため、印刷したプログラ
ムは、学会当日、参加者のみ配布ということにさせて頂きます。宜しくお願い
致します。

講習会につきましては、たいへん好評で、すでにたくさんの申込をいただき
ましたが、まだ残席が有ります。参加希望の方は、フォーム(第9回大会webサ
イト「各種申し込み」ページ)にご記入の上、メールで、至急、準備委員会ま
でお送り下さい。8月1日締め切りですが、予定数に達しましたら、それ以上
はお受けできない場合もあります。

既にお知らせしましたが、 9月1日に新横浜において某イベントがあり、1日
夜の新横浜周辺のホテルが予約しにくくなっている模様です。渋谷駅から中川
駅(学会会場・東京都市大学横浜キャンパス最寄り駅)まで所要時間29分、横
浜駅から中川駅まで25分ですので、東京、横浜にホテルをお取りになっても十
分通える範囲です。

今後のスケジュールは、以下の通りです。
8月1日 講習会参加・予約参加申込締切
8月2日 プログラムのweb公開(前倒しで7月23日頃公開予定です)
9月1、 2日 本大会開催

日本質的心理学会第9回大会準備委員会事務局
E-mail: jaqp2012@gmail.com
大会Webサイト http://jaqp2012.com/
Tel/Fax: 045-910-2618(東京都市大学環境情報学部岡部研究室)

(第9回大会準備委員長 上野直樹)

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◆研究交流委員会より
●研究奨励募集中
「研究奨励制度」について2012年度分の募集を開始いたします。応募資
格の範囲を広げました。ふるってご応募ください。

○「研究奨励制度」
大学院に在学中の研究者、博士後期課程修了または博士後期課程退学後5年
以内で常勤職にない研究者・修士修了10年以内(一貫制博士課程において修
士号を授与されてから10年以内の方を含む)で常勤職にない研究者などを対
象に、国内外のフィールド調査の費用や、学会への参加・発表費用などとして
1名につき10万円を助成するというものです(2件まで)。

継続的なフィールド調査を予定されている方や、国際学会への参加を検討さ
れている方におすすめします。2012年度分の〆切は2012年8月中旬です。
9月から調査を開始いただけるよう、8月末までに審査を終了します。

○申請の手続きとスケジュール
研究計画書および予算計画書の様式を学会ホームページからダウンロード
し、必要事項を記入して電子メールで担当者まで送付してください。メールの
タイトルは「質的心理学会 研究奨励制度 応募」としてください。

○応募の際必要な資料
【基礎情報】氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)
【研究計画書】研究計画(研究課題名、目的、方法、予想される結果と意義:
全体で1,200字程度)
【予算計画書】物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごと
に具体的にご記入ください。
【〆切】2012年8月15日

○採択の条件(採択後の義務)
受けた助成金は当該年度3月末までにご使用いただき、その後、研究交流委
員会あてに決算書を提出いただきます(様式は任意)。
また、助成を受けた次の年度か、その次の年度の大会で発表すること、およ
び「質的心理学フォーラム」へ寄稿していただきます。申請の内容を実現でき
なかったと判断される場合には、助成金の返還をお願いすることがあります。
応募およびお問い合わせは以下までお願いします。

研究交流委員会・研究助成担当 吉村夕里:yyoshimura(アット)po.kbu.ac.jp
((アット)を@に変換してください)

※本年度は、予算等の都合から、研究企画助成制度の募集はありません。

●今年もやります!『質的心理学研究法セミナー』(7月のご案内)

当委員会は会員の技能習得ニーズに答えるべく昨年より、『質的心理学研究
法セミナー』を開催しています。
好評につき、今年もやります。
この企画は、(1)長時間(4時間以上)の講習、(2)事前登録制の少人数、
(3)事前課題付きの参加型の3点が特徴です。
昨年度は広島および京都で開催し、大変好評でした。6月末で12名しか申
し込みが有りませんでしたので、締め切りを一ヶ月延長して、7月末と致しま
す。7月末で定員に達しなかった場合は、定員に達するまで先着順で申し込み
を受け付けますが、事前課題は、8月あたまには、送付を開始いたしますので、
早く申し込んだ方が、しっかりと勉強が出来ます。どうか、早めにお申し込み
下さいますようお願い申し上げます。

【申込先】
seminar_121027(アット)yahoo.co.jp(※seminarと数字の間にアンダーバー)
※上記は、10月27日企画の申し込み専用アドレスです。1月26日企画は
右記になります。seminar_130126(アット)yahoo.co.jp
※詳細かつ最新の情報は、
http://web.ias.tokushima-u.ac.jp/social/kasida/presentation/presentation.html
の86番(セミナー3)および90番(セミナー4)で、公開していますので、
このサイト内での記載内容をご確認の上、お申し込み下さい。

【申込期限】7月31日(火)※定員(20名)に満たない場合は9月末まで先着順
【問い合わせ先】樫田 kashida(アット)ias.tokushima-u.ac.jp
【登録料】1回の参加につき、日本質的心理学会会員は2,000円(学会と
の同時入会も可)、非会員は4,000円。
※複数回を同時に申し込んだ場合、優先的に選抜されます。
※定員超過時は研究構想案で選抜します。
【オプション】課題が十分なレベルで達成されたと認定された方には、
セミナー受講に関する修了証を郵送します。

○2012年度第1回(通算第3回)質的心理学研究法セミナー
『トランスクリプトの作り方と会話分析の初歩』
このセミナーは、書物だけでは、イメージすることが困難なトランスクリプト
づくりの実際と会話分析の初歩を、講師と一緒に体験することで、自力で学び
続けるきっかけを得ようとするものです。
http://web.ias.tokushima-u.ac.jp/social/kasida/presentation/121027/top.html

(詳細な情報)
【日時】2012年10月27日(土) 10:00~16:30
【場所】東京医科大学付属病院 会議室(部屋番号等は登録者に連絡)
http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/access.html
【スケジュール】9:45受付開始(班分けした名簿の配布)
10:00-11:20 第一講義 トランスクリプトづくりのポイント
11:30-12:00 第一グループワーク(5人ずつ班でディスカッション)
12:00-12:30 第一グループワークの発表と講評
13:30-14:50 第二講義 会話分析の初歩
15:00-15:30 第二グループワーク(5人ずつ班でディスカッション)
15:30-16:00 第二グループワークの発表(確認したこと)と講評
16:00-16:20 総括討論とまとめ
16:20-16:30 参考文献紹介。事後課題と修了証の説明。
【講師】川島理恵(日本学術振興会特別研究員 =埼玉大学=、
東京医科大兼任助教、EMCA研究会前世話人)、
樫田美雄(徳島大学、質的心理学会前研究交流委員長)
【申込時の記載内容】(1)氏名と所属(無所属でも可)、(2)連絡先、
(3)研究主題と研究領域、(4)研究構想案(500字程度)、
(5)会員/非会員の別

○2012年度第2回(通算第4回)質的心理学研究法セミナー
○第4回質的心理学研究法セミナー
『ビデオエスノグラフィーの初歩』
このセミナーは、エスノメソドロジーの考え方にしたがって、フィールド
ワークとビデオ分析を組み合わせて現象を解析するやり方である「ビデオエス
ノグラフィー」について、初心者向けに講習するものです。
第3回セミナーと関連はしていますが、単独でのエントリーに問題はありま
せん。
http://web.ias.tokushima-u.ac.jp/social/kasida/presentation/130126/top.html
(詳細な情報)
【日時】2013年1月26日(土) 10:00~16:30
【場所】徳島大学サテライトオフィス東京
http://www.tokushima-u.ac.jp/_files/00015080/tokyoitizu.pdf
(JR新橋駅から徒歩7分)
【教科書】検討中(受講登録者には、追って連絡します)
【講師】樫田美雄(徳島大学)、ほか(打診中)
【募集人数】15~20名程度
【事前課題】参加者には、事前課題が課されます(A4で1~2枚程度)。
【申込時の記載内容】(1)氏名と所属(無所属でも可)、(2)連絡先、
(3)研究主題と研究領域、(4)研究構想案(500字程度)、(5)エス
ノメソドロジー・会話分析との接触歴、(6)会員/非会員の別
※このセミナー4は、科学研究費補助金「在宅医療のビデオエスノグラフィー」
との共催 です。

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

梅雨明け前の蒸し暑い毎日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。『質
的心理学研究』編集委員は、6月の編集委員会後より、幾つかの課題に取り組
んでおります。
その1つは、学会事務局移転に伴う諸手続きの調整です。他の委員会委員と
打ち合わせをしたり、メール上で会議をしたりしております。時折、学会設立
当初の情報を掘り起こすこともあります。本学会は、本誌刊行によって産声を
上げ、本年度で創立10周年を迎えます。『質的心理学研究』も、既に11冊の
刊行を果たしました。新たな仕組みの導入は、歴史を紐解くことを促すようで
す。もし、今の編集委員会の活動を質的に調査するならば、設立当初の取り組
みと今の編集委員会の活動とが、どのように交差することになるのかが浮かび
上がることでしょう。
2つ目は、編集作業を実際に進める委員会という組織を、より活動しやすい
ものにするための整備です。編集委員会は、昨年度から本年度にかけて、大き
な改革や新たな課題を幾つも経験しました。これが次の編集委員会にうまく引
き継がれるように、組織自体を見直したり、書類を整え直したり、新たに浮か
び上がった課題への対応の検討やその整理をしたりしております。
これらの課題への取り組みはすべて、『質的心理学研究』の刊行に繋がってお
ります。既に、4月より開始した電子投稿で、論文が10本(内、新規投稿
6本)投稿されました。次号、次々号が充実したものになるよう、会員の皆様
からの投稿をお待ちしております。

(『質的心理学研究』副編集委員長 西村ユミ)

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◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

連載再開「質的心理学の東日本大震災 第2部」第4回

『フォーラム』第4号の内容を先行連載しています。今回は西條剛央先生に
ご執筆をいただきました。企画趣旨については第1部第1回(メルマガ78号,
2011年4月)をご覧下さい。(担当:八ッ塚一郎(特集幹事))

☆──「方法論や専門にとらわれることなく、柔軟に活用すること―「ふんば
ろう東日本支援プロジェクト」と「構造構成主義」」西條剛央(早稲田大学)

1000年に一度といわれる未曾有の大震災が故郷を襲いました。津波で伯父
さんは行方不明となり、1ヶ月後に発見されました。そうした中で立ち上げ
た「ふんばろう東日本支援プロジェクト」は瞬く間に全国に広がり、現在は
50を越えるプロジェクトや支部、2500名のメンバーを擁する日本最大級
のプロジェクトとなりました。

このプロジェクトの屋台骨となっているのが「構造構成主義」です。その
一つが方法の有効性は「状況」と「目的」に応じて決まるという「方法の原
理」です。有効な方法がないのならつくればいい、状況が変わったらこの原理
に沿って考えればいい。そういう視点が自分の中に根付いていたので、プロ
ジェクトを運営する上で大変役立ちました。

僕たちが、現地に行ったのは3週間ぐらい経った頃でしたが、小さな避難所
や個人避難宅には物資が行き渡っていませんでした。ただ、ガソリンが回り始
めていた頃なので、宅急便は機能し始めていました。それが当時の「状況」で
す。それなら、僕が仙台の実家の両親に必要な物を必要な分だけ送るように、
全国の支援者と被災地を直接つないで宅急便で「直送」してもらった方が速い
んじゃないかと考えました。翌日にはホームページを立ち上げて、聞き取って
きた必要な物資を書いてツイッターで拡散したところ、24時間で必要な物資
がすべて送られました。必要としている人に必要なものをダイレクトに届ける
仕組みをつくったのです。そうして南三陸町一箇所から始まったプロジェクト
が、3000箇所以上の避難所や個人避難宅エリアに広がっていきました。

電気が復旧してからは家電製品が必要になります。しかし、行政や赤十字は
個人避難宅には支援を行いませんでした。そこで5月には「家電プロジェク
ト」を立ち上げ、テレビや冷蔵庫、洗濯機、炊飯器といった必需品となる家電
を配布しました。また夏は品切れとなっていた扇風機を6000家庭に配り、
冬にはコタツやホットカーペット、ストーブなど1万5000世帯以上に配る
など、現地の状況やニーズの変化にあわせた支援を行いました。

それと同時に、被災者の心に寄り添う「おたよりプロジェクト」や「絆プロ
ジェクト」、また瓦礫撤去等で使う重機の免許を被災者に取得してもらう「重機
免許取得プロジェクト」、漁船やワカメ養殖に使う道具を送る「漁業支援プロ
ジェクト」、現地のお母さん達のための「ミシンでお仕事プロジェクト」、子
ども達をサポートする「学習支援プロジェクト」といった自立支援系のプロ
ジェクトも次々に立ち上げていきました。

そうした状況において、小回りの利く質的研究の視座も役立ちました。一事
例からでも構造化できるSCQRM(スクラム)(構造構成的質的研究法)を視点
としながら、いわば現地に行った自分の経験をデータとして、問題の構造を把
握し、次々に方策を打ち出していったのです。

活動をしていてよく思うのは、いかなる理論も方法論も専門も「使う」もの
であって、それにとらわれてはならない、ということです。一人の人間として
できることはいくらでもあります。それをやっていく中で、身に付いている理
論や方法は自然に役立つものです。

この活動の詳細は『人を助けるすんごい仕組み―ボランティア経験のない僕
が、日本最大級の支援組織をどうつくったのか』(ダイヤモンド社)や『被災
地からの手紙 被災地への手紙―忘れない。』(大和書房)といったチャリ
ティー本に書いてありますので、そちらを参照にしていただければと思い
ます。
また最後に、被災地出身者の一人として、復興支援活動に尽力してくださっ
た皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。

(『質的心理学フォーラム』編集委員長 本山方子)

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◆会務委員会より

<会員動向>
7月12日現在の会員状況は以下のとおりです。

●会員数 972名
●2012年度会費納入率:22.8%(納入者222名)
●2011年度会費納入率:83.1%(納入者808名)

本年度の会費納入用紙が「質的心理学フォーラム第3号」とともにお手元に
届いているかと存じます。会費の納入をどうぞ宜しくお願い致します。

<会務委員の一言>
9月初めの第9回大会に向けて,発表やシンポジウムの準備にお忙しい会員の
方もいらっしゃると思います。プログラムは8月2日に公開予定です。是非関心
のありそうな非学会の方にもお声をかけて,大会へご一緒にご参加ください。
きっとよい学びの機会になると思います。ご参加お待ちしています。

(会務委員会 谷口明子)

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■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。

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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆ナラティヴと質的研究会からのお知らせ
「ナラティヴと質的研究会」発足

本研究会では、ナラティヴ(語り・物語)と質的研究に関する、理論、方法
論、フィールド実践について、自由で活発な相互研鑽を行い、新しい領域や方
法論を切り開いていくことを目的として、下記の事業を行います。
本研究会の会長はやまだようこ(立命館大学)、事務局長は浦田悠(京都大
学)です。趣旨に賛同する研究者は、専門や学問領域を問わず入会でき、会費
は無料です。入会希望者は、名前、所属、専門、研究テーマと関心領域を明記
し、事務局(narrative123(アット)gmail.com)へメールで お申し込みくだ
さい。
1.研究会や読書会の実施。
2.ワークショップや研修会の実施。
3.学会におけるシンポジウム、ラウンドテーブル等の企画。
4.メーリングリスト等による会員の交流と情報交換。
5.その他、本会の目的を達成するために必要な事業。

「ナラティヴと質的研究会」-渦をつくろう-

渦は、空気の流れをつくり、気流になって、渡り鳥を飛翔させます。渦は、
水の流れをつくり、異なる潮の境界を混ぜあわせます。小さく虹色に光るしゃ
ぼん玉の表面も、よく見ると小さな渦の動きが支えています。
今、ここで、生まれるナラティヴ実践の場、異種混交で多様な立場の多声ナ
ラティヴが飛び交う場、大小さまざま、ふつふつと巻きおこる、何がおこるか
わからない、新しいナラティヴ共同生成の渦を一緒につくりましょう。

ナラティヴと質的研究会 第一回「人生と老いと震災のナラティヴ」

日時:2012年7月15日(日)13時-17時半
場所:立命館大学(衣笠キャンパス) 創思館401、402教室
費用:参加費(資料代) 300円

13時-17時
話題提供
1)西成彦 (立命館大学、先端総合学術研究科、比較文学)
「老いとセクシュアリティ」
2)やまだようこ(立命館大学、生存学研究センター、生涯発達心理学)
「震災や人生の障害をのりこえるナラティヴ」
3)錦織宏(京都大学、医学教育推進センター、医学)
「東日本大震災において被災地支援活動に向かった医師の動機」

(主催)ナラティヴと質的研究会
(共催)立命館大学、生存学研究センター
科学研究費 基盤A(代表 山田洋子)「多文化横断ナラティヴ・フィール
ドワークによる臨床支援と対話教育法の開発」

問いあわせ:
「ナラティヴと質的研究会」事務局
narrative123(アット)gmail.com

(情報提供 浦田悠 様)

◆東京フィールド研究検討会(とうふ研)からのお知らせ
東京フィールド研究検討会(とうふ研)第7回

東京フィールド研究検討会は、広くフィールド研究を行なっている研究者に
ご自身の研究を公に、しかも長時間検討する機会を提供する会です。今回はお
二方の研究検
討を予定しています。ぜひご参加ください。
【日時】2012年8月4日(土)12時30分~17時30分
【場所】高千穂大学 10号館1階会議室(建物を入ってすぐ、左側の部屋
です)
高千穂大学までのアクセス
http://www.takachiho.jp/access/index.html
キャンパスマップ
http://www.takachiho.jp/campus/campusmap.html
【参加方法】無料。下記の申込先までメールにてご連絡ください。
【申込先】松本光太郎[m-kotaro(アット)mx.ibaraki.ac.jp]
【研究検討1】
「子どものいない中年女性の発達」
花田孝子(青山学院大学)
【研究検討2】
「認知症高齢者による場所の認知に関する語りの検討」
田中元基 (淑徳大学)
【世話人】荒川歩(武蔵野美術大学)・徳田治子(高千穂大学)・
松本光太郎(茨城大学)

(情報提供 松本光太郎 様)

◆TEM研究会からのお知らせ
TEM研究会@京都 プログラム

日時:2012年8月5日(日) 12:00~(開場11:45~)
場所:キャンパスプラザ京都 6階 第1講義室(JR京都駅徒歩5分)
http://www.consortium.or.jp/contents_detail.php?frmId=585
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る
企画:サトウタツヤ(立命館大学文学部)・安田裕子(立命館大学衣笠総合
研究機構)
参加費:300円(資料代)

12:00~13:00
サトウタツヤ(立命館大学)
「質的心理学のあり方とTEM」
・発表者とテーマ(発表20分・討議20分)
13:05~13:45
大川聡子(大阪府立大学)
「10代女性が若年母親となるプロセス -轍と選択の複線径路分析」
13:50~14:30
滑田明暢(立命館大学)
「家庭内役割の実践と意味の変容過程」
14:35~15:15
星川麻里子・松山明博(大阪体育大学)
「日本のサッカー指導者の海外派遣中における心理的変容プロセス」
休憩(15分)
15:30~16:10
長谷川恭子(大阪大学大学院)
「自己志向的完全主義が及ぼす大学生の就職活動の検討」
16:15~16:55
細川雅彦(高知市立横浜中学校/九州保健福祉大学大学院)
「高齢視覚障害者の情報機器利用」
17:00~17:40
荒川歩(武蔵野美術大学)
「TEMとシステムへの巻き込まれ(involvement)」
17:45~18:25
茂住和世(東京情報大学)
「大学進学を希望する外国人留学生の進路選択プロセス -受験先の選定
と合否をめぐって」
18:25~18:55
自己紹介・総合討論
18:55~19:00   片づけて終了
19:00~      移動・懇親会(希望者)

お問い合わせ:安田裕子 yuko-y(アット)kcat.zaq.ne.jp
主催:立命館大学 戦略的研究基盤形成支援事業 「大学を模擬社会空間とし
た自立支援のための持続的対人援助モデルの構築」 情報蓄積と移行システム
プロジェクト
共催:科学研究費 若手研究A「不妊夫婦の喪失と葛藤,その支援 -見えな
い選択径路を可視化する質的研究法の応用的展開」(研究代表者:安田裕子)

(情報提供 安田裕子 様)

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[クッピーより]
日ごと暑くなってくるのは、私の住んでいる地域に限ったことではないでし
ょう。外を駆け回る子どもたちがどんどん日焼けして、夏休みが近いのだなと
感じます。今年こそ充実した夏を送りたいものです。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第93号担当:坂本將暢・香川秀太・岡本依子
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2012年7月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
【学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp 】
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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