日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃2┃
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.90======================2012/4/20

新しい年度が始まりました。やっと咲いた桜が,あっという間に散ってしま
うように感じるのは,春の風のせい? それとも,毎年繰り返される年度初め
の慌ただしさのせい? 何かが始まるときのワクワクするあの感覚を,力に変
えられるよう,ふらつかず今年度の一歩を踏み出したいものです。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

◆日本質的心理学会 第9回大会準備委員会より

◆日本質的心理学会共催の講演会
○マイケル・バンバーグ教授講演会

◆研究交流委員会より

◆『質的心理学研究』編集委員会より

◆会務委員会より
○2012年度からの事務局移転のお知らせと会員状況

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

◆国際ワークショップ開催のお知らせ

◆乳幼児保健学会第6回学術集会のお知らせ

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆日本質的心理学会 第9回大会準備委員会より

横浜ではようやく春らしい気候になってまいりました。

Webサイトなどでアナウンスしていますように、すでに個人発表(ポス
ター)・会員企画シンポジウム申込が開始されています。5月8日が個人発表
(ポスター)と会員企画シンポジウムの申込期限となっていますので、ご留
意ください。多くの方からの申込み、お待ちしております。

個人発表(ポスター)と会員企画シンポジウムの申込みは、以下のメール宛に
お願いします。
jaqp2012@gmail.com

申し込みフォームは以下を参照下さい。
http://jaqp2012.com/application/

今後のスケジュールは、次のとおりです。
5月8日 個人発表(ポスター)・会員企画シンポジウム申込期限
5月20日 個人発表・会員企画シンポジウム可否のお知らせ
5月20日 予約参加・講習会受付開始、講習会の詳細の公開
6月20日 会員企画シンポジウム等の抄録締切
8月1日 講習会参加・予約参加申込の締切
8月2日 大会プログラムの公開
9月1日・2日 本大会

また、4月11日に大会企画講演、シンポジウムの詳細を公開しました。

<招待講演>
○Dr. Lois Holzman(Dr. ルイス・ホルツマン)(Director of The East Side
Institute for Group and Short Term Psychotherapy, New York)
ソーシャルセラピー:人々のあそび活動が作る新しい生活の形

<大会準備委員会企画シンポジウム>
○野火的活動と学習、活動、人々の繋がりの再考
○拡張現実としての都市における体験と活動
○地域における自立共生をめざす活動とその繋がりの形成
○『つくること』としてのつながり
○越境のデザイン:組織を超えた協働へ

<委員会企画シンポジウム>
○社会的実践と質的研究
○専門職種におけるプロフェッションの生成と継承 ―対人ケア職における
実践知の継承―
○「『被災地』からみた風評被害~茨城・大洗町の取り組みを軸に」

大会企画の詳細は以下を御覧ください。
http://jaqp2012.com/symposium/

以上の企画のうち、まだ登壇者など交渉中の企画もありますが、1-2週間の
うちには確定します。

日本質的心理学会第9回大会準備委員会事務局
E-mail:jaqp2012@gmail.com
Webサイト http://jaqp2012.com/
Tel/Fax: 045-910-2618(東京都市大学環境情報学部 岡部研究室)

(第9回大会準備委員長・上野直樹)

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◆日本質的心理学会共催の講演会のお知らせ

○マイケル・バンバーグ教授講演会
“ナラティヴ分析の挑戦―アイデンティティ研究への一視点

近年では、アイデンティティの感覚は自分に関するナラティヴ(語り)や
ストーリーを通じて、自分や世界を意味づけるなかで作り上げられ、改変され
ていくことが知られています。アメリカ合衆国・クラーク大学のマイケル・
バンバーグ(Michael Bamberg)教授は、ナラティヴ研究の学術誌として著名な
“Narrative Inquiry”誌を長年主宰してこられた質的研究の権威です。ナラティ
ヴの視点から、生涯発達のなかでのアイデンティティのダイナミックな側面を精
力的に研究されてきました。今回は、バンバーグ教授が来日されるのにあわせ、
ナラティヴ分析の手法を使いながらアイデンティティをどのように捉え、どのよ
うに理解していけるかという点について、その最前線の知見と方法とをわかりや
すく講演していただきます。
講演は英語になりますが要所で日本語解説を加える予定です。質疑の時間もと
りたいと思いますので、ふるってご参加ください。

講 演: マイケル・バンバーグ教授(クラーク大学)
日 時: 2012年6月10日(日)午後2時~
場 所: 東京大学本郷キャンパス 赤門総合研究棟200番教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_08_02_j.html
参加費: 無料
定 員: 80名(会場整理のため、katari@p.u-tokyo.ac.jpまで、氏名・所属・
連絡先をお知らせ下さい。当日、満席の場合には、登録者の参加を優先します。)
討 論: 調整中
司 会: 能智正博(東京大学)
主 催: 東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース
共 催: 日本質的心理学会

(情報提供 能智正博 様)

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◆研究交流委員会より

「研究奨励制度」について2012年度分の募集を開始いたします。応募資格の範囲を
広げました。ふるってご応募ください。

○「研究奨励制度」
大学院に在学中の研究者、博士後期課程修了または博士後期課程退学後5年以内
で常勤職にない研究者・修士修了10年以内(一貫制博士課程において修士号を授与
されてから10年以内の方を含む)で常勤職にない研究者などを対象に、国内外の
フィールド調査の費用や、学会への参加・発表費用などとして1名につき10万円を
助成するというものです(2件まで)。

継続的なフィールド調査を予定されている方や、国際学会への参加を検討され
ている方におすすめします。2012年度分の〆切は2012年8月中旬です。9月から
調査を開始いただけるよう,8月末までに審査を終了します。

○申請の手続きとスケジュール
研究計画書および予算計画書の様式を学会ホームページからダウンロードし、
必要事項を記入して電子メールで担当者まで送付してください。メールのタイト
ルは「質的心理学会 研究奨励制度 応募」としてください。

○応募の際必要な資料
【基礎情報】氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)
【研究計画書】研究計画(研究課題名、目的、方法、予想される結果と意義:全
体で1,200字程度)
【予算計画書】物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごとに
具体的にご記入ください。
【〆切】2012年8月15日

○採択の条件(採択後の義務)
受けた助成金は当該年度3月末までにご使用いただき,その後,研究交流委員
会あてに決算書を提出いただきます(様式は任意)。
また,助成を受けた次の年度か、その次の年度の大会で発表すること、およ
び「質的心理学フォーラム」へ寄稿していただきます。申請の内容を実現でき
なかったと判断される場合には、助成金の返還をお願いすることがあります。
応募およびお問い合わせは以下までお願いします。

研究交流委員会・研究助成担当 吉村夕里:yyoshimura「あっと」po.kbu.ac.jp
(「あっと」を@に変換してください)

※本年度は、予算等の都合から、研究企画助成制度の募集はありません。

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

季節が変わり年度が変わり、そこここで初々しい新しい顔を見かける時期に
なりました。例年のことではありますが、そうした顔を見るにつけ、自分自身
もまた初心に返って、新たな気持ちでいろいろなことに取り組んで行けそうに
思うのは私だけでしょうか。
『質的心理学研究』もいろいろな新しい風を感じながら12号に向けての編集
作業を進めています。編集委員会におけるこの4月からの変化としては、ま
ず、編集委員の顔ぶれが変わったということです。3月末をもって何人かの先
生が任期満了で退任なさったのに伴い、以下の5人の先生方が新たに編集委
員会に加わりました。
・伊藤哲司先生(茨城大学)
・斎藤清二先生(富山大学)
・田代順先生(岩手大学)
・永田素彦先生 (京都大学)
・渡邉照美先生(くらしき作陽大学)【編集監事】
こうした先生方の新しい力をお借りしながら、12号に向けての査読の作業が
進んでいます。
『質的心理学研究』に関わるもう1つの変化に、表紙のデザインの変更が
あります。3月にお届けした第11号は、内容もさることながら、表紙もこれ
までとは違ったものになっていたことにお気づきかと思います。創刊号から
10号まで同じデザインで色を変えて発行してきたわけですが、残念ながらもう
色が不足し、新たなデザインが必要になってきたのです。表紙の新しさに負けな
いように、12号にもユニークで独創的な質的研究を掲載していきたいと思ってお
ります。投稿の方、よろしくお願いします。
それと関連して、会員の皆様に知っておいていただきたいもう一つの変化は、
先日臨時のメルマガでもお知らせしましたように、この4月より電子投稿システ
ムが稼働し始めたという点です。編集委員会では1年かけて、システムの準備を
してきましたが、ようやく稼働にまで漕ぎ着けたことになります。電子投稿シス
テムの詳細については、学会HPの方をご覧下さい。
http://www.jaqp.jp/shitsushinken/shitsushinkentoukou/
もちろん、システムができてもそれが使われなければ意味がありません。是非、
このシステムを使っての投稿をお願いしたいと思います。12号特集論文の募集は
すでに締切が来ておりますが、一般論文の方は随時受け付けております。急いで
いただければ、まだ12号への掲載に間に合うかもしれません。活発な投稿をお
待ちしております。

(『質的心理学研究』編集委員長 能智正博)

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◆会務委員会より

○2012年度からの事務局移転のお知らせと会員状況

2012年度から、学会事務局が白梅学園大学から(株)国際文献印刷社へ
移転しました。今後のお問い合わせは下記にお願いいたします。
新事務局連絡先
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-4-19
(株)国際文献印刷社 気付 日本質的心理学会事務局
Mail: jaqp-post@bunken.co.jp   FAX:03-3368-2822

4月12日現在の会員状況は以下のとおりです。

・会員数 948名

これまで本学会では、退会処分を行ってきませんでしたが、事務局移転に伴
い、2011年度末をもって4年間以上の滞納がある方、連絡先が不明の方に
ついては退会処分とさせていただきました。その結果ふたたび1000人を
割ってしまいました。今年度はぜひ再度会員1000人台を達成したいもので
す。

・2011年度会費納入率 80.0%
・2012年度会費納入率  5.2%

2012年度の会費納入もはじまっております。お手元の振込み用紙をご確認
の上,納入よろしくお願いします。

(会務委員会 谷口明子)

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■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。

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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆国際ワークショップ開催のお知らせ

【テーマ】 トラウマと育児支援
【日 時】 平成24年 9月30日(日) 9:00~16:00
【会 場】 東京医科歯科大学M&Dタワー(JR/地下鉄 御茶ノ水駅)
【主なプログラム】
「慢性疾患をもつ患児のきょうだいと母親との関係性と養育支援」
「Parenting support for mothers with depressive symptoms and anxiety」
「10代の母親によるChild Abuseの一事例」 ほか

上岡陽江氏(ダルク女性ハウス代表),草薙美穂氏(天使大学)ら日本からの
話題提供に対し、コメンテーターはインターネット中継を使って米国から参
加します。<日・英両通訳あり>

コメンテーター
Barbara Rosenberg氏(看護師,アリゾナ州臨床心理士)
David Corwin氏(ユタ大学医学部教授)
Jane Martin氏(看護師,アリゾナ州臨床心理士)
Jodi M. Groot氏(ユタ大学精神看護学教授)
Katsuko Tanaka氏(米国精神科専門看護師)
Lori D. Frasier氏(ユタ大学医学部教授)
【参加費】無料
【参加申込、および問い合わせ先】
東京医科歯科大学大学院 保健衛生学研究科 小児・家族発達看護学分野
E-mail:  jaih0930@gmail.com
※席に限りがございますので、事前参加申込をお願い致します。

(情報提供 大久保功子 様)

◆乳幼児保健学会第6回学術集会のお知らせ

【テーマ】 乳幼児精神保健と親子の関係性支援
【日 時】 平成24年 9月29日(土) 9:00~17:00
【会 場】 東京医科歯科大学M&Dタワー(JR/地下鉄 御茶ノ水駅)
【主なプログラム】
一般演題発表
教育講演
Eija Paavilainen氏(フィンランド Tampere大学教授)
「Infant mental health in Finland: Public health nurses supporting
families with small children in child health clinics. 」<通訳あり>

シンポジウム
「育児支援における連携」
宮本真巳氏(東京医科歯科大学大学院 精神保健看護学教授)
大久保功子氏(同、リプロダクティブヘルス看護学教授)
廣瀬たい子(同、小児・家族発達看護学教授)

【参加費】
会員事前申込  \3,000 (9月1日以降 \3,500)
非会員事前申込 \3,500 (9月1日以降 \4,000)  学生\2,000

【一般演題募集】
題名、所属、氏名を明記の上、800字程度の抄録(発表者の前に○印を付
す)を、電子メールに添付してお送り下さい。尚、発表者は学会員に限り
ます。
送付先: E-mail  jaih.cfn@tmd.ac.jp
申込み期限: 平成24年 7月9日(月)

【問い合わせ先(大会事務局)】
東京医科歯科大学大学院 保健衛生学研究科 小児・家族発達看護学分野
E-mail:  jaih0929@gmail.com
URL :  http://www.tmd.ac.jp/gradh/cfn/jaih/home.htm

(情報提供 大久保功子 様)

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[クッピーより]
いつの間にか庭のチューリップが満開でした。チューリップは冬の寒い時期
にちゃんとお水をあげると春に綺麗に花が咲きます。でも,今回はちょっと
サボり気味でした。背の低いチューリップを見て,花が咲く前の時期の大切さ
を痛感しているこの頃です。
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第90号担当:坂本將暢・香川秀太・岡本依子
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2012年4月20日
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●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
【学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp 】
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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