日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃9┃
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役立つ情報を共有しましょうよ
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
日本質的心理学会 メールマガジン No.54======================2009/4/20
クッピーです。新年度が始まりましたが、みなさまお忙しい毎日をすごさ
れているのではないでしょうか。そんな中、ふと足をとめてみると、葉桜
のあいだをさっと吹き抜けていく風がとてもすがすがしく、いつのまにこ
んなに暖かくなったのだろうという気がします。多忙な日々に埋没してし
まうとついつい時の経つのも忘れてしまいますが、ときどき季節が移り行
くのをじっくり味わってみると、いつもとはまた違った時の流れを感じる
ことができるかもしれませんね。
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎ 学会より会員のみなさまへ:
◆事務局より
◆編集委員会より
■□■□「質的研究」情報コーナー
■ 研究会情報
なし
■ 著書の紹介
○『<境界>の今を生きる: 身体から世界空間へ・若手15人の視点』
荒川歩・川喜田敦子・谷川竜一・内藤順子・柴田晃芳(編)
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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆事務局より
学校と同じく、本学会も新しい年度が始まりました。本年度は、『質的
心理学フォーラム』という新雑誌の発刊が予定されています。また、学会
賞の審査も始まっています。学会賞は第6回大会で授与予定です。北海道
で皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
●4月14日現在の会員動向。
会員数 827名
2009年度会費振込み率 27%
本学会の活動そのものではないですが、二つほど情報提供をいたします。
まず、ヒューベルト・ハーマンス氏(対話的自己)を8月26-28日に立命
館大学で行われる日本心理学会に招聘しています。グローバル化する世界
における対話的自己の必要性(The Need of a Dialogical Self in a glo-
balizing)というタイトルでの講演が決定しています。
また、ケネス・ガーゲン氏(社会構成主義)が伴侶であるマリア・ガー
ゲン氏と共に10月5日からと10月12日から、それぞれ4日間、立命館大学
招聘教授として集中講義を行う予定です。一つ目の講義は(Social Const-
ruction, Science, and Society)というタイトル、二つ目の講義は(Thera-
py in the Postmodern Context)というタイトルで行われることになりまし
た。
本年度も張り切っていきましょう!
◆編集委員会より
4月は、新年度の始まりだけでなく、通学先・勤務先や所属集団の移動、
役割の交替、転居など、人がさまざまな次元で移動する時期ですね。会員
の皆様の中にも、何らかの形で移動を経験された方がいることと思います。
常任編集委員会でも、編集委員が一部交替しましたので、お知らせ致し
ます。鹿嶌達哉、戈木クレイグヒル滋子、手塚千鶴子の先生方の任期終了
に伴い、4月から細馬宏通(滋賀県立大学)、南博文(九州大学)、小倉啓子
(ヤマザキ動物看護短期大学)、田垣正晋(大阪府立大学)の4名の先生方が
新編集委員として加わりました。佐々木正人(東京大学)、田中共子(岡山
大学)の両先生は、再任されました。また、新編集監事に、菅野幸恵先生
(青山学院女子短期大学)が加わり、4人体制になりました。麻生編集委員
長を船長とする「『質的心理学研究』号」も3回目(最終年度)の船出とな
りますが、新旧の船員が力を合わせて航海を続けていきたいと思いますの
で、今後とも宜しくお願い致します。
第10号特集(「環境の実在を質的心理学はどうあつかうのか」南博文・
佐々木正人責任編集)の締切は、2009年10月末日(厳守・消印有効)ですが、
一般論文については随時投稿を受け付けております。査読を迅速に行い、
査読結果をなるべく早く投稿者にお返しするためにも、「投稿論文原稿作
成の手引き(改訂版)」をご熟読の上、「チェックリスト」を添付してご投
稿下さるよう、お願い致します。詳細につきましては、本学会HPをご覧下
さい。(学会HPアドレス:http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/)
(副編集委員長 柴山真琴)
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■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
特にありません。
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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
○『<境界>の今を生きる: 身体から世界空間へ・若手15人の視点』
荒川歩・川喜田敦子・谷川竜一・内藤順子・柴田晃芳(編)
本書は、いわゆる質的研究についての本でもないし、心理学の本でもな
い。大御所の研究者が書いた概説書でもない。本書の執筆者は歴史学・建
築史学・文化人類学・政治学・心理学などの若手研究者たちであり、その
取り柄といえば、現場に近いところに息づいていることくらいかもしれな
い。そんな彼らが<境界>というテーマのもとに,それぞれが佇む視点か
ら、現場の息吹を書き綴ったものが本書である。
<境界>と生きる、<境界>で生きる、<境界>が揺らぐ、<境界>を
ひらくという4部で構成される本書は、扱われる内容も身体から世界空間へ
と開かれており、読み物としての迫真性を備えている。しかし一方で、あ
る種のカタログとして、諸々の研究、そして質的研究の限界と可能性を示
すものとして読むこともできる。
質的研究に取り組んでいると、どこからどこまでが心理学なのか,その
<境界>があいまいになることがある。本書を読み進めることによって,
読者は15人の若手研究者が見たさまざまな景色をともに眺めることとなる
だろう。自分が取り組んでいることがどのように見えるのか、そしてどこ
へ進むべきなのか ― 本書がその指針の一つとなれば幸いである。
http://www.amazon.co.jp/“境界”の今を生きる―身体から世界空間へ・若手
一五人の視点-人文・社会科学振興プロジェクト-荒川-歩/dp/4887139047/
(情報提供者:荒川歩・荘島幸子・今尾真弓様)
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[クッピーより]
第54号はいかがでしたか。今月は少し情報が少なくなりましたが、これ
から一層読みやすく、役に立つ情報をお届けしていくために、工夫を重ね
ていきたいと思います。皆さまからの情報やアイデアを、委員一同心から
お待ちしております。
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第54号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
発行日:2009年4月20日
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●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp 】
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
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●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
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