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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
日本質的心理学会 メールマガジン No.39======================2008/1/20
クッピーです。遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年
もメルマガをご愛読のほど、よろしくお願いします。
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎学会より会員のみなさまへ:
●事務局より
○編集委員会より:
副編集委員長からのメッセージ
●「質的研究」情報コーナー:
○研究交流委員会主催研究会「テキストマイニングからみた質的研究のもう
一つの未来(再送)」
▼「多文化研究の国際ワークショップ:京都大学とウィーン大学の共同研究
会」
◎「国際意識科学研究学会第十二回国際シンポジュウム」
●著書紹介:『これからはじめる医療・福祉の質的研究入門』
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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆◆◆事務局より
あけましておめでとうございます。
本年も本学会を一緒に盛り上げていきましょう。
会員数は2008年1月15日現在、721人です。
昨年の大会の時に700番目の方をお迎えしたのですから、その後の数ヶ月も順
調に会員数が増えているということが言えると思います。
さて、毎回のことではありますが、会費納入をよろしくお願いします。
今回は、未納者の方が何年分滞納しているかというお知らせです。
会員 721名中、
2007年度のみの未納→196名
2006年2007年度未納→ 46名
2005から2007年度未納→33名
計276名
の方が何らかの滞納となっております。
3年間未払いの猛者のみなさん、確認のうえ払い込みをお願い致します(も
ちろん他の方も)。
◆◆◆編集委員会からのお知らせ
○編集委員会より
筆者の住んでいる地方では冬らしい日が続いております。先日は初雪も舞い
ました。会員のみなさまがお住まいのところではいかがでしょうか。私事です
が、私はの忙しい時期に風邪をひいて熱を出しました。ちょっとした気のゆる
みが風邪につながるようです。お気をつけください。
そんな個人的事情とは無関係に、編集委員会の作業は続いています。この3
月に発行が予定されている第7号に関しましては、昨年末に出版社の方に入稿
が完了。現在、著者校正や体裁の統一など最終作業が進んでいます。特集はか
ねてよりお知らせしている通り「バフチンの対話理論と質的研究」(茂呂雄二
・やまだようこ 責任編集)で6本の論文が出そろいました。他に一般論文と
して6本の論文が多彩なテーマについて質的にアプローチしています。乞うご
期待です。
2009年3月発行予定の第8号の特集は「地域・文化間交流-フィールドを繋
ぐ質的心理学」(矢守克也・伊藤哲司 責任編集)で、昨年末の締め切りまで
に、力のこもった原稿が送られてまいりました。編集委員会では早速審査手続
きに入らせていただきました。結果については、投稿者の方々に近々お知らせ
することになりますので、もうしばらくお待ちください。
第8号の特集論文の募集は終わりましたが、一般論文については随時受け付
けをしております。第8号掲載にまだ間に合う可能性もありますので、どしど
しご投稿ください。投稿の際には、ホームページ(http://quality.kinjo-u.ac.jp/)
等で『質的心理学研究』の規約と投稿の手引きを確認し、形式を整えた上で投
稿していただくと、それ以後の受付手続きが迅速化されます。
なお、先にもお知らせしたことではありますが、昨年12月1日より投稿規定
が以下の、次の2点で変更になっていることにご注意ください。
・投稿論文の受付をスムーズにするため、論文投稿時に「投稿に際してのチェ
ックリスト」を提出していただくこと。
・英語以外の外国語文献を引用する際のルールが追加されたこと。
詳細については、やはり質的心理学会ホームページをご参照ください。
地球温暖化の危機的状況が叫ばれるなか、それでも寒い日はまだまだ続きま
す。くれぐれも体調管理に気をつけ、研究や原稿執筆の継続、および投稿に向
けての準備をお願いします。(NHKの受信料広告ではないですが)『質的心理
学研究』は会員の皆様の投稿に支えられています。ゴホゴホ。
(副編集委員長 能智正博)
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■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究交流委員会主催研究会の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━┓
●テキストマイニングからみた質的研究のもう一つの未来(再送)
◇日時:2月2日(土) 14:00~ (開場:13:30)
◇場所:立命館大学 衣笠キャンパス 有心館 情報処理演習室 421
アクセス方法:
http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_kinugasa_j.html
学内地図:
http://www.ritsumei.jp/campusmap/pdf/kinugasa_map.pdf
◇企画趣旨
近年,様々なテキストマイニングのツールが開発されている。その多くは,対
象となる言語データを数量的に処理をしてその特徴を抽出するものである。この
ような分析は,質的研究の立場に立つ研究者からみれば違和感を伴うものである
かもしれない。しかし,このような分析方法は,質的研究が行っている分析がど
のようなものであるのかを問いかけるものであり,さらに将来的にはより質的研
究の分析プロトコルに近いツールが開発される可能性もある。本企画では,質的
研究を考える上での,現時点でのテキストマイニングツールの有用性を検討し,
もしまだ開発の余地があるならば質的研究者にとって有用なツールになるにはど
のような要素が必要なのかを検討する。これらの対話を通して,質的研究につい
て理解が深まれば幸いである。
なお、本企画では、実際にコンピュータを操作してデータの処理を体験してい
ただく予定である(コンピュータはこちらで準備予定)。
◇話題提供
・三浦麻子(神戸学院大学)
・松村真宏(大阪大学)
・樋口耕一(大阪大学)
◇指定討論
・サトウタツヤ(立命館大学)
・八ッ塚一郎(熊本大学)
◇タイムスケジュール:
14:00-16:00 テキストマイニングの紹介と体験
(松村先生と三浦先生90分:樋口先生30分)
16:00-17:00 シンポジウム
◇参加費:
会員:500円
非会員:2000円(当日会員になった場合には、会員価格で参加可)
◇参加申込み方法
会場の都合により先着60名となっております。事前に、下記の連絡先まで、御
所属、お名前、連絡先E-mailアドレスを含めて参加希望のご連絡をお願いします。
なお、当日定刻までにご来場されなかった場合は、キャンセルとみなす場合が
あります。また、予約に余裕があった場合、および当日キャンセル分について
は、当日参加を受け付けます。
◇お問合せ・参加申込み先
a.arakawa@nomolog.nagoya-u.ac.jp
◇主催
日本質的心理学会 研究交流委員会
◇共催
立命館大学人間科学研究所
◇後援
立命館大学GCOE・生存学創成拠点
対人援助学会準備会
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■ 研究会の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
●「多文化研究の国際ワークショップ:京都大学とウィーン大学の共同研究会
International Work Shop of Multi Cultural Studies: Collaboration with
Kyoto University and University of Vienna」
京都大学GCOE「心が活きる教育のための国際拠点」プロジェクト
日程:2008年2月6日(水)
13:00-18:00
場所:京都大学大学院教育学研究科 320教室 京都市左京区吉田本町
企画者:やまだようこ(京都大学大学院教育学研究科・教授)
世話人:浦田悠(京都大学大学院教育学研究科・博士課程)
u-urata@edu.mbox.media.kyoto-u.ac.jp
荘島幸子(京都大学大学院教育学研究科・博士課程)
※発表・討論は英語です。通訳はつきません。
※当日の御参加は自由です。予約はいりません
第1部
1.13:00-14:00
A cross cultural study on aggressive behaviour in Japanese and
Austrian pupils
Dagmar Strohmeier (University of Vienna, Austria)
2.14:00-15:00
Image Maps of Life – Exploring Students’ Concepts of Life-Span
Development and Lifelong Learning embedded in Cultural Contexts
Anna Grabner (University of Vienna, Austria)
第2部
15:30-18:00
京都大学・若手研究者の研究発表と討論(予定)
(情報提供:京都大学大学院教育学研究科 浦田悠様)
●「国際意識科学研究学会第十二回国際シンポジュウム」(The 12th Annual
Meeting of the Association for the Scientific Studies of
Consciousness,ASSC12)
を今年の6月19日~22日まで台北にて開催致します。本シンポジュウムは心理
学、神経科学、認知科学、認知神経科学、脳情報科学、人工知能研究、神経言
語学、動物認知、精神医学など様々な分野にまたがっております。
現在、発表原稿を募集しています。発表を希望される方は2月1日までに発表概
要を当学会にお送りください。
今回、アジア初の開催となります本シンポジュウムに、多くの方がご参加されま
すようよろしくお願い致します。
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THE THIRD CALL FOR PAPER & POSTER PROPOSALS ASSOCIATION FOR THE
SCIENTIFIC STUDY OF CONSCIOUSNESS 12TH ANNUAL MEETING
Gis Convention Center, National Taiwan University, Taipei, Taiwan
June 19-22, 2008 http://www.ym.edu.tw/assc12/
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Confirmed speakers and workshops include:
Presidential Address:
David Rosenthal, City University of New York, USA
Keynote Speakers:
Thomas Metzinger, The Johannes Gutenberg-Universitat Mainz, Germany,
topic: The Self
Mitsuo Kawato, Advanced Telecommunications Research Institute
International, Japan,
topic: Engineering Consciousness
Tetsuro Matsuzawa, Kyoto University, Japan,
topic: The Mind of the Chimpanzees
Susana Martinez-Conde, Barrow Neurological Institute, USA,
topic: Microsaccades: Windows on the Mind
(情報提供:国立精神・神経センター精神保健研究所 永岑光恵様)
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■ 著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
● 『これからはじめる医療・福祉の質的研究入門』(2008年10月)
田垣正晋 著
このたび、中央法規出版様から、質的研究に関する入門書を、自らの研究
と教育経験を元にして解説書を執筆しました。内容的には、既刊の博士論
文(中途肢体障害者における「障害の意味」の生涯発達的変化―脊髄損傷
者が語るライフストーリーから―、ナカニシヤ出版)の方法論版になって
いますが、研究計画のたてかた、アクションリサーチ、グループインタビ
ュー等を入れるとともに、社会福祉等の対人援助学独自の立場も追求しま
した。看護系の事例も相当入れています。
さらに、自治体の障害者領域の調査設計をしてきた経験から、質的研究
の活用法もまとめています。自治体の調査は、事実の発見ー必要な施策・
対策ではなく、利害関係者の意見表明、資料目的等、独自の調査文化があ
ります。
中央法規出版(http://www.chuohoki.co.jp/)
(情報提供:大阪府立大学人間社会学部 田垣正晋様)
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[クッピーより]
第39号はいかがでしたか?これからも、お役立ち情報満載の読みやすいメル
マガを目指してまいります。皆様からのご意見、アイディアをお待ち申し上
げております。
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第39号担当:永田素彦・長谷川元洋・本山方子・湯浅秀道・荒川歩
発行:日本質的心理学会 http://quality.kinjo-u.ac.jp/
発行日:2008年1月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp 】
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://quality.kinjo-u.ac.jp/~quality/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
局にご連絡下さい。 【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp 】
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