2007/03/08 12:47 発送
日本質的心理学会 メールマガジン 臨時No.13===================2007/3/6
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●『質的心理学研究』規約付記、および「原稿作成の手引き」の改正(2007.2)
■□質的研究」情報コーナー :
■ 質的研究交流助成による研究会の紹介
四国地方における質的研究法に関するネットワーク構築の可能性を探る
● 日本質的心理学会の後援する研究会 【再掲】
「心理療法におけるエビデンスとナラティヴ:招待講演とシンポジウム」
英国・アバティ大学John McLeod教授をお迎えして
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●『質的心理学研究』規約付記、および「原稿作成の手引き」の改正(2007.2)
2007年2月の編集委員会にて、キーワードの選定の仕方、文献引用のフォーマッ
トなどの修正が審議され、その後決定されました。新たな手引きは本Webサイト
に掲載されていますので、投稿の折には参照してください。なお、規約の本体部
分には変更はありません。
http://quality.kinjo-u.ac.jp/
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■□■□ 「質的研究」情報コーナー
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■ 質的研究交流助成による研究会の紹介 ━━━━━━━━━━━━━┓
四国地方における質的研究法に関するネットワーク構築の可能性を探る
質的研究法には,行動観察,ナラティブアプローチ,フィールドワーク,
グラウンデッド・セオリー・アプローチ,アクションリサーチ等,様々な
手法が含まれるが,本来,研究方法とは研究目的を的確に達成するための
手段であり,研究方法が限定された研究は成立しえない。
だが,質的研究法には体系的な教育カリキュラムが確立しておらず,初
学者は親和性のある研究法に固執したり,試行錯誤を繰り返す傾向が強い。
関東・関西地方の都市部であれば,研究会や講習会等を通して,質的研究に
関するネットワークの構築や情報交換がなされ,初学者でも多様な質的研究
法の手法を用いる可能性を見いだすことができるかもしれない。
しかし,四国地方のような地方都市においては,質的研究法を習得した個
々の大学教員のキャパシティに依存する(属人性が高い)傾向にある。また,
初学者にとって,実際に質的研究が進められる過程を見聞きすることも重要
であるが,地方都市では卒業論文や修士論文等で質的研究を用いる機会が少
なく,研究過程を擬似的に体験することが少ない。
本ワークショップは,地方都市の質的研究者が抱える課題・問題点を鑑み、
四国地方で質的研究を行う人的資源、情報資源のネットワークを構築し,
そのネットワークを利用した質的研究に関する情報共有の可能性を探ること
を狙いとしている。
ワークショップは,四国地方で質的研究を行う研究者に研究成果を発表し
ていただく。話題提供者は、主に障害児教育、保健医療福祉領域の実践現場
で活躍されている研究者である。その後、同じく四国地方で質的研究に取り
組む2名の研究者から、心理学・看護学分野における質的研究の意義、現状
等についてコメントをいただく。その後、フロアからの反応も含めて、四国
地方における質的研究に関する情報共有、ネットワーク構築について議論を
深めたい。
1.日時:平成19年3月25日(日) 13:00?16:00
2.場所:愛媛大学教育学部 大講義室
3.登壇予定者
<話題提供者>
大豆田浩子(愛媛大学大学院教育学研究科)
松尾基史(医療法人五月会 須崎くろしお病院)
<コメンテーター>
山下 光(愛媛大学教育学部)
竹崎久美子(高知女子大学看護学部)
4.参加費:無料
5.問い合わせ先:愛媛大学教育学部苅田研究室
住所:〒790-8577 愛媛県松山市文京町3
Tel & Fax: 089-927-9517
e-mail: lab@karilab.ed.ehime-u.ac.jp
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<日本質的心理学会の後援する研究会>
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「心理療法におけるエビデンスとナラティヴ:招待講演とシンポジウム」
英国・アバティ大学John McLeod教授をお迎えして
「物語りとしての心理療法―ナラティヴ・セラピーの魅力」・
「臨床実践のための質的研究法入門」出版記念
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*発表は日本語と英語で行われます。英語講演には通訳がつきます。
*参加ご希望のかたはメールでお申し込みください(詳細後述)。
今春発売される「物語りとしての心理療法―ナラティヴ・セラピーの魅力」
・「臨床実践のための質的研究法入門」の著者、John McLeod (英国 アバ
ティ大学)教授が東大・下山教授の招きで来日するのを機に、京都・立命
館大学で講演とシンポジウムを行うことになりました。
2007年3月21日 午後1時半から5時半まで
立命館大学(衣笠) 創想館カンファレンスルーム(定員120名)
参加費:無料
定員:120名
司会・進行(未定)
導入講演 サトウタツヤ
「機能主義と文脈主義からみた新しい心理療法の時代の行動療法と
ナラティヴ:その歴史と展開」
招待講演
John McLeod (英国 アバティ大学)(聴衆への逐次的通訳あり)
「How could Psychotherapy develop from the modern forms to post-modern」
シンポジウム 新しい時代の心理療法とカウンセリングの発展に向けて
話題提供者(日本語で発表。マクレオド先生向けの逐次的通訳あり)
下山晴彦 日本の心理療法の発展における物語り(ナラティヴ)の意義
能智正博 ナラティブの視点と“リハビリテーション・カウンセリング”
武藤 崇 認知行動療法とナラティブ:”close outsider”という倫理
松見淳子 EBP(Evidence-Based Practice) の今日的意味と展望
指定討論者
John McLeod (英国 アバティ大学)
主催:
科研費(社会状況や海外学説との関連からみた本邦臨床心理学の歴史的展開。
研究代表;佐藤達哉)
日本学術振興会人文・社会科学振興のためのプロジェクト研究事業
「ボトムアップ人間関係論の構築」
立命館大学人間科学研究所
後援:日本質的心理学会
タイムテーブル
開場 12:45
第一部
あいさつ 13:30
導入講演 13:40
招待講演 14:00
休憩 15:00
第二部
シンポジウム 15:20
討論 17:00
終了予定 17:30
以下のメアドまで予約をお願いします。当日夕方、懇親会をフランクな感じで
ちんまりとやろうと思っています。
ご希望の方は下記通信欄にお申し出ください(参加者数を限る場合もあります)。
*******以下、予約フォーム*******
下記の予約フォームに差し支えない範囲でご記入の上、
人間科学研究所事務局 ningen@st.ritsumei.ac.jp 宛でお送り下さい。
タイトルには「3/21心理療法におけるエビデンスとナラティヴ」とつけてください。
3/21心理療法におけるエビデンスとナラティヴ予約フォーム
【お名前】
【ご所属等】
【ご連絡先】
・Email:
・FAX:
・TEL:
【通信欄】
【情報入手元】
なお、受付確認のご連絡は致しませんので、ご了承下さい。
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
発行:日本質的心理学会 http://quality.kinjo-u.ac.jp/
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
情報提供・投稿の締切は、各号15日までにお願いします。
http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
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複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
局にご連絡下さい。 【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp 】
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