\\ ★★★ 始めまして質的メルマガです ★★★ //
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役立つ情報を共有しましょうよ
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会

(このハデハデは、今回のみです)

■■■■■■■■■■メールマガジン発刊のお知らせ■■■■■■■■■■

このたび、質的心理学会では、学会からのお知らせと学会員相互の情報交流を
目的として、学会員の皆さまを対象に、メールマガジン(メールニュース)を月1
回20日に刊行することにいたしました。本日は、第1号をお届けします。編集
は、質的心理学会研究交流委員会が担当しております。
当分の間、楽しい記事満載のメールマガジンを季刊として、毎月の情報共有が
メインのメールニュースを刊行していく予定であります。もちろん、みなさまか
らのご意見を参考に、試行錯誤を繰り返すことになると思いますので、よろしく
お願いします。しばらくは、毎月20日を刊行日といたしますので、原稿の締め切
りは、毎月10日とさせていただきます。みなさまからの投稿を、お待ちしており
ます。
このメールマガジンは、配信専用のメーリングリストを用いて配信しておりま
すので、直接このアドレスにご返信いただくことはできません。のちほどご説明
いたしますが、メールマガジンへのご意見、ご感想、ご要望等含めて、各種情報
やアイディアのご投稿は、Web上の投稿用メールフォームをご利用ください。
今回は、創刊号といたしまして分量が重くなっておりますが、重要なお知らせ
を含んでいますので、最後までお目通しいただきたく、よろしくお願いいたしま
す。

☆ このアドレスでよろしかったでしょうか?
無事に、みなさまのところへ届いたと思いますが、
このアドレスでよろしかったでしょうか。
また、アドレスの変更や停止に関しては、学会事務局
まで、直接メールしてください。
【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp】  ☆

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日本質的心理学会 メールマガジン No.1======================2004/8/10

はじめまして。日本質的心理学会メールマガジンのクッピーです。これから、
わたしがメルマガのコック長として、みなさまからの投稿を食材として、おいし
い料理を作って、みなさまの質的研究のお役に立てるようにしていきますね。ぜ
ひ、食材を送ってください。よろしくお願いします。さて今回は、「日本質的心
理学会第1回大会のお知らせ」と食材の送り方として「投稿の呼びかけ」を中心
に掲載いたします。それでは、楽しんでいってください!

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●日本質的心理学会第1回大会の開催にあたって
●第1回大会の裏話:悩んでいる、そこのあなたへ!
●風に聞く・風を追う:メールマガジン創刊にあたって
●学会より会員のみなさまへ:<事務連絡・各委員会報告>
●「質的研究」情報コーナー:
投稿の呼びかけ・投稿要領・研究会の紹介・著書の紹介
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日本質的心理学会第1回大会の開催にあたって
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いよいよ、2004年9月11日(土)に京都大学吉田本部キャンパスで、
日本質的心理学会第1回大会が開催されます。

今回の学会では、いろいろな興味ある企画が盛りだくさんです。
詳細は、http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/develop/QP1.htm をご覧
いただくとして、メルマガでは大会委員長に、ご挨拶を頂きました。

☆☆☆ 大会委員長 やまだようこ (京都大学大学院教育学研究科)☆☆☆

日本質的心理学会が設立されました2004年、記念すべき第1回大会を京都
大学で開催することになりました。京都は、晩夏と初秋のはざま、苔むした路地
の入り組んだ古都と、先端文化が自由に行き交う国際都市、歩くほどに季節の移
ろいの多彩な表情があらわれる街で、みなさまをお迎えいたします。
京都大学は、フィールド科学発祥の地でもあり、文系・理系ともにフィールド
研究が非常にさかんなところです。また、外国の研究を紹介する研究よりも、冒
険と進取の気風にあふれた個性で、オリジナルな研究を自ら立ち上げて独創的な
学問を創り、新しい学問を構築していく伝統を長年のあいだ培ってまいりまし
た。このような気がみちたトポス(場所)で、新しい学会の第1回大会を開催
し、新しい質的心理学を創っていこうという意欲にみちた方々をお迎えできるこ
とは、大変うれしいことです。
学会発足後日が浅いこともあり、いろいろ準備はいきとどきませんが、わずか
1日という短い会期に、招待講演・シンポジウム・WS・対談など、多彩で多様
なかたちの魅力的な企画を満載しました。参加者のみなさまの主体的な活動に
よって熱く刺激的な討論の渦が幾重にも生まれてくるような、既存学会にはない
画期的な共同生成の場をつくっていきたいと願っています。みなさまの力で、こ
の学会を大きく育ててくださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

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第1回大会の裏話:
「よくわからんたった1日の学会のために京都まで行くのもなぁ~(´д`)」

と思っているそこのあなたへ
…………………………………………………………&hehellip;………………………………

次に、大会の裏方で頑張っている家島明彦さんにも、お話をお聞きしました。

☆☆☆ 家島明彦 (京都大学大学院(教育学研究科)修士課程)☆☆☆

いえいえ、かなり充実した1日になることが期待できます。むしろ何日か前
から京都入りしておきたいくらいです。大会内容の魅力だけでなく、開催地
である京大及び大学周辺の魅力についても紹介させてください。

【落ち着いた雰囲気の学内】

京都大学には3つキャンパス(吉田、宇治、桂)があります。今回、日本質
的心理学会第1回大会の会場となるのは吉田キャンパスで、歴史的な建物と
近代的な建物の両方を備えるメインキャンパスです。京都大学には文化財と
して登録されている建築物が10棟ありますが、そのうちの9棟が吉田キャン
パス内にあるので、文化財登録建築物を見てまわることもできます。また、
1925年(大正14年)に誕生して以来3/4世紀以上にわたって京都大学のシン
ボルとして親しまれてきた時計台の改修工事が2003年の12月に終わったとこ
ろであり、正門の前にそびえる百周年時計台記念館は一見の価値ありです!!


個人的には館内のフランス料理レストラン「La Tour(ラ トゥール)」が
オススメです(^^)大学内のレストランにしては、かなりオシャレです。

時計台記念館内の歴史展示室では再現模型や映像資料で歴史の断片に触れる
ことができますし、京都大学総合博物館では国宝や重要文化財を含む文化史
・自然史・技術史の各分野にわたる重要な資料が多数保存されている他、チ
ンパンジーとの知恵比べゲームができるなど、普通にデートで来ても楽しめ
そうな(?)ところもたくさんあります。

【大学周辺の観光スポット】

また、京都大学からちょっと足をのばせば、有名な京都の観光スポットにも
行くことができます。東には銀閣寺、西には京都御所、南には平安神宮、北
(正確には北西)には下鴨神社があります。下鴨神社とは、世界文化遺産に
登録されている有名な神社ですが、ここには「みたらし団子」の名前の由来
である「みたらしの池」がありますし、境内の糺(ただす)の森は歩いてい
て癒されます。

大会の内容だけでも魅力的なのに、開催地もかなり魅力的とくれば、これは
もう行くしかありませんね(笑)。気になっていたけど迷っていた方々、京
都に行きたかった方々、是非この機会に京都にお出かけ下さい。

*詳細は京都大学のHPをご覧下さい。写真や動画で詳しく見れます。
http://www.kyoto-u.ac.jp/

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風に聞く・風を追う:メールマガジン創刊にあたって
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質的研究のキーパーソンに、大いに語ってもらうコーナーです。
それでは、第1回目の「語り」をお願いします!

☆☆☆        無藤 隆(白梅学園短期大学)        ☆☆☆

「温かい風と厳しい風と-研究の芽生えから種蒔きまで」

この度、学会の発足と共に、メールマガジンの配信にまで至ることが出来ま
した。9月には学会大会を控え、事務局からの連絡と共に、皆様の情報の交換な
どに活用して頂くためのものです。
質的な研究はどうあるべきか、どのような研究が質的なものとして優れている
のかなど、明快なマニュアルがあるわけではなく、またその基準として何がよい
かも研究者により意見も異なるものです。では、まったく人の好き好きかと言え
ば、そうでもなく、優れたものについては「あれはよい」という一致もありま
す。逆に、大事な点を逃していると思えることで、まずいなあと何人かで話して
いて意見の合うこともあります。
そういったやりとりが、研究の発表自体とともに、学会の種々の媒体を通して
活発になればありがたいのです。学会とは、同じ志向を持った研究者の集まりで
あり、相互のコミュニケーションを行い、また相互の研鑽を可能にする場です。
その場とは、厳しく批判をかわすところと共に、温かく芽生えを大事にしていく
面とがあるはずです。その二つは矛盾するのですが、それをどう両立させるかに
学会の要点があるように思います。
研究を、芽生えから完成体、さらに次の芽を用意する過程の中で捉えることが
必要なのではないでしょうか。そのあらゆる局面において他の人とやりとりする
場を作りたいものです。また、同時に、一つの研究にその過程を立体的にとらえ
返し、潜在的な可能性を見て取り、実現することに援助の力を尽くせるようにし
たいと願います。
夢は広がります。しかし、その多くは、会員一人一人のアクティブな関わりに
よってのみ実現することです。学会の始まりの段階においては特に、この学会で
得られるものは、与え寄与することによってのみ、わずかに手元に戻ってくるも
のであるようです。でも、そのわずかかもしれない余滴が、実は、今後の10年
の研究の動きを変えていく大河となっていく始まりかもしれないのです。

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学会より会員のみなさまへ
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◆◆◆事務局より

○事務局紹介
日本質的心理学会の事務局は理事長の無藤隆先生が学長を務める白梅学園短期
大学にあります。事務局長のサトウタツヤ(立命館大学)が京都にいるため、普
段の事務を切り盛りしてくれているのは白梅学園短期大学専任講師の佐久間路子
先生です。また、実際の事務作業についてはアルバイトの山口祐子さん(早稲田
大学院生)が行ってくれています。彼女から会員の皆様に問い合わせなどあるか
もしれませんが、その時はよろしくお願いします。
事務局の大きな仕事は雑誌投稿論文の扱いです。投稿された論文やその査読結
果などのやりとりをサポートしています。
現在は会員の皆さんの入会申し込みと学会費振り込みの確認が大きな課題と
なっております。情報(特に学歴等の追加情報)をまだメールいただいていない
方は送付してください。こうした情報は論文査読のレフリー選定のために必要と
なります。
また、所属変更など名簿情報の変更はメールで事務局までお願いします。

○連絡先
メールアドレス jaqp@shiraume.ac.jp
住所
〒187-8570 東京都小平市小川町 1-830 白梅学園短大内
無藤/佐久間研究室気付 日本質的心理学会事務局

○会員数
なお、8月13日現在の会員数は215名です。学会設立準備会にご賛同いた
だいた方が約180名でしたので、それは超えましたが、まだまだ会員増の余地
はあると思います。お近くの方をお誘いください。
また、会費と共に寄付のお願いをしたところ、68名の方から約20万円ほど
のご寄付をいただきました。活動のために有効に使わせていただきたいと思って
います。ありがとうございました。

○学会員募集のお知らせ お近くの方に下記情報をお知らせください。
下記郵便口座に会費を振り込んだあと、送信ツールをもちいて連絡をお願いい
たします。詳しくはhttp://quality.kinjo-u.ac.jp/kaihi.htmlをご覧くださ
い。
口座記号番号   00190-7-278471 加入者名 日本質的心理学会事務局
会費納入連絡HP  http://quality.kinjo-u.ac.jp/sanka.html

会費納入のための郵便振替の用紙が必要な場合、公費による納入のために会則
が必要な方は、80円切手を貼った返信用封筒を同封の上、事務局まで郵送して
ください。

◆◆◆理事会報告  事務局長=サトウタツヤ@立命館大学

第1回理事会2004年5月23日(日)15:30-17:45筑波大学学校教育部G502室

1.理事長挨拶、2.理事、監事、事務局紹介、3.やまだようこ氏から学会
シンボルマークの紹介があった。「質」を表す青銅器時代の甲骨文字であり、学
会HPや封筒などに活用される。
4.次に、4番目の議題として、理事会に先立って行われた常任理事会につい
て報告があった。常任理事会のメンバーは、常任理事、及び編集副委員長、研究
交流委員長、出版担当理事とした。常任理事は『質的心理学研究』創刊時の編集
委員が務めることになった。
5.会費納入口座の紹介の後、6.事務局より、会則制定、理事評議員の拡
充、会計見通しについて紹介・議論があった。会則については提案に修正の必要
があることが示され、第2回大会で改めて提案される。予算についても会員数の
メドがついた後の第2回理事会で具体的に提案される予定である。
7.編集委員会より(やまだ氏)、8.研究交流委員会より(尾見氏)、9.第1
回大会準備委員会より(やまだ氏)については、このニュースでも紹介があるだろ
うから割愛する。
10.11.10番目の話題として第2回大会について、開催校の紹介があっ
た。第2回大会は2005年秋に東京大学が開催する旨、理事でもある秋田氏から説
明がなされた。なお具体的日程については現在検討中である。また、学会時にい
わゆる「学会発表」を行うかどうかは11番目の話題として出されたが、今後の
検討課題となった。
最後に理事会メンバーを紹介させていただく。心理学出身の方が多いのである
が、他の学範(ディシプリン)の方の参加も順次得ていくことが確認・了承され
た。

○常任理事・常任編集委員(5名)
無藤隆(白梅短大:理事長)、やまだようこ(京大:編集委員長)、
麻生武(奈良女大)、南博文(九大)、サトウタツヤ(立命大:事務局長)
○理事・編集委員(8名)
秋田喜代美(東大)、伊藤哲司(茨城大)、佐藤公治(北大)、
能智正博(東京女子大)、矢守克也(京大)、茂呂雄二(筑波大)、
渡邊芳之(帯広畜産大)、岡本祐子(広大)
○理事・諸活動・連携(8名)
尾見康博(山梨大)、本山方子(奈良女大)、大谷尚(名大)、
大橋英寿(放送大)、山本登志哉(前橋国際大学)、杉万俊夫(京大)、
下山晴彦(東大)、斉藤清二(富山大)
○監事(2名)
内田伸子(お茶大)、川野健治(国立精研)

◆◆◆編集委員会からのお知らせ

○投稿のお誘い
『質的心理学研究』は、質的心理学会の学会誌として継続し、新たな挑戦をは
じめることになりました。既成の学問の常識にとらわれず、知的好奇心が揺さぶ
られるような面白い論文、学のフロンティアを開拓するオリジナリテイあふれる
論文を積極的に発掘し掲載していきたいと考えています。心理学だけではなく、
教育学、社会学、人類学、福祉学、看護学、医学、生物学、工学、情報学、経済
学、法学、文学、言語学、歴史学など他領域の研究や学際的研究も歓迎いたしま
す。
学会誌は、原稿を<一般>と<特集>に分けて募集します。<特集>は、編集
委員が交替で責任担当をつとめます。投稿は随時受け付けますが、特集には締め
切りをもうけます。学会員のみなさまの積極的な投稿をお待ちしております。今
後の特集の予定です。

*第4号「質的心理学会設立記念特集」
(無藤隆・やまだようこ・サトウタツヤ責任編集)
*第5号「臨床と福祉の実践」(能智正博 責任編集)2005年3月末締切
*第6号「養育・保育・教育の実践」(秋田喜代美 責任編集)2005年9月末締切

○詳しい投稿規定は、学会HP「論文投稿」をご覧ください。
http://quality.kinjo-u.ac.jp/

◆◆◆研究交流委員会より<含:HP更新情報>

○研究交流委員会では、研究交流や異分野交流を目的として主に次の業務を担当
しています。
1)学会内外に向けた広報活動:ホームページの作成・管理、
及びメールマガジンなど会員向け広報媒体の発行
2)各種研究会・講習会等の企画や運営

○現在の委員:
尾見康博(山梨大学:委員長)、本山方子(奈良女子大学:副委員長)、
呉 宣児(前橋国際大学)、抱井尚子(青山学院大学)、
坂上裕子(日立家庭教育研究所)、菅野幸恵(青山学院女子短大)、
田垣正晋(大阪府立大学)、高橋 直(文化女子大学)、
長谷川元洋(金城学院大学)、松嶋秀明(滋賀県立大学)、
湯浅秀道(東海産業医療団中央病院)

○これまでの活動報告

◇学会ホームページをUpしました。(2004/6/2) URLは、
http://quality.kinjo-u.ac.jp/ です。
学会からの連絡は、しばらくはこのメールマガジンとホームページを中心に行
います。

◇学会員メーリングリストを作成しました。(2004/8/16)

◇[共催企画]日本パーソナリティ心理学会第13回大会(於:早稲田大
学所沢キャンパス)において,日本パーソナリティ心理学会経常的研究
交流委員会との共催企画対談が開催されます。なお,参加するためには
大会参加費(院生・学生:\4000,一般:\5000)が必要です。

日時:9月22日(水)15:00-16:30

「M-GTAの手法とその応用:M-GTAはパーソナリティを
どのように捉えるか」
対談者 木下康仁(立教大学:非会員)、尾見康博(山梨大学)
司会 川野健治(国立神経・精神センター精神保健研究所)

◇研究交流員会との共催の申請募集について
現在、学会員が企画などを行う各種研究会につきまして、研究交流委員会
との共催の希望を募集すべく検討を進めています。大学や個人で開催する
研究会のうち条件を満たしたものは申請手続きを経て委員会で了承されま
すと、質的心理学会研究交流委員会との共催(または後援)研究会として広
く周知いただくことができます。詳細は、手続きが決まり次第、ホームペ
ージ及び近刊のメールマガジンにてお知らせします。

◇委員会共催にかかわらず、このメールマガジン(月1回20日発行)では、会員
のみなさまから寄せられた研究会情報を掲載していきます。どうぞ、情報を
お寄せください。

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■□■□ 「質的研究」情報コーナー
□■□
……………………………………………………………………………………………

■□投稿の呼びかけ
ここ数年、質的研究に関するテキストが発刊されることも増え、以前に比べれ
ばだいぶん質的研究に関連する情報を得やすくなってきました。しかし、まだま
だ質的研究は誰にとっても取り組みやすいものではありません。会員同士が質的
研究についての認識を深め、議論の輪をひろげていくことが必要です。質的研究
の実際にふれる機会を増やしたり、実際の質的研究に多くふれ、相互に良質の議
論をつみかさねていくことが、今後ますます求められていくことでしょう。
そこでこのコーナーでは、自らの専門や領域にかかわらず、(1)「質的研究」
に関する研究会の情報、(2)「質的研究」をもちいた著作(論文・本)をひろく
つのり、宣伝・紹介する「場」とすることで、良質な議論を生みだすお手伝いを
したいと考えます。
次号から、会員のみなさまからご提供いただいた情報を掲載していくつもりで
す。下記見本・要領にしたがって、コーナー下部に記されたアドレスまでメール
で情報をおよせください。
会員のみなさんが、多くの魅力的なコンテンツでこの場をうめていってくださ
るのをお待ちしています。以下の要領を参照してドシドシお寄せください。お待
ちしています。

■□投稿要領
以下に、「研究会の紹介」「著書の紹介」にわけて要領を書きました。参考に
なさってください。なお、投稿に際しては、以下のサイトに投稿フォームを開設
いたしましたので御活用ください。
http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info

■ 研究会の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

会員のみなさまが加わっておられる研究会についての情報をお知らせくださ
い。定期的におこなわれている会の紹介でもかまいませんし、特定の日付けにお
こなわれる会への参加呼びかけでもかまいません。(1)会の名称(責任者名)、
(2)主旨、参加資格などを明記してください。字数は400字以内とします(見本を
参照してください)。特定の日付けにおこなわれる会への参加呼びかけの場合
は、特に制限をもうけませんが、むやみに長いものは避けていただけましたらさ
いわいです。なお,実際の掲載にあたっては,情報提供者名を付記いたしますの
でご了承ください。

=見 本………………………………………………………………………………

・『こころとからだ研究会』
・滋賀県は彦根市にある『滋賀県立大学』人間文化学部のD4-203教室にて、2週
に1度、金曜日の4時半からおこなわれています。「こころ」の問題を「から
だ」の問題と切り離すことなくとらえていくことを目的としています。これまで
の発表内容は、霊長類関係の研究が比較的多くなっていますが、霊長類でも、人
間でも、重視されるのは簡単にカテゴリーにまとめて数量化することではなく、
むしろ、そのカテゴリーが見えてくる過程を質的に、丹念に追いつつ記述するこ
とです。まだ研究としては未完成であってもデータをみながらああでもないこう
でもないと議論できる楽しい空間だと思います。参加資格は特にありません。み
なさまの参加を「こころ」よりお待ちしています。
★詳しくは以下のサイトを覧ください。
http://www.geocities.jp/hidemaru1972/kokokara.html
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

■ 著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

会員のみなさまがお書きになった論文・書籍につきまして、1件につき、400
字以内でその内容の簡単な紹介・宣伝を行っていただきたいと思います。紹介さ
れるのは、編著、単著、共著になる本の1章、学会誌論文や紀要論文、ニュース
レターにいたるまで、その種類は問いません。
★ただし、書誌情報はわかりやすく最初に提示してください(詳しくは見本を
参照)。現在刊行中で正確な書誌情報がわからないもの、著者に頼まないと手に
入りにくいものなどについては、抜き刷りの請求先などを明記しておかれるとよ
いと思います。

=見 本………………………………………………………………………………

・意見論文『質的研究にもっとプロセスの探究を』

・発達心理学研究 第15巻2号 243-245ページ

・質的研究は、最終的にえられた知見だけではなく、そこに至る研究プロセス
(どのように現場に入り、どのような立場で現場にとどまり、どのような情報を
えたのか)も大事になってきます。ところが学会誌レベルでは、紙幅の関係か
ら、なかなかこのような、質的研究の形成プロセスをとりあげて議論するスペー
スがありません。それだけではなく、プロセスのみをとりあげて議論する意義も
共有されているとはいえません。拙論では、その意義をあらためて提起し、それ
を可能にするための提言をおこないました。他領域、他専攻の方にも重要な問題
提起であると考えます。是非、お読みいただきご意見くださいませ。
★抜き刷り請求先:matsushima@shc.usp.ac.jp
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]

創刊号はいかがでしたか?このメールマガジンは、日本質的心理学会広報担当
の日本質的心理学会研究交流委員会にいるクッピーより会員の皆様に日本質的心
理学会の近況をお伝えするものです。できるだけ、インタラクティブで楽しい内
容にしていきますので、可愛がってください。広報担当者一同まだ不慣れな部分
が多く、至らない点もあるかとは思いますが、少しずつ改善していこうと考えて
います。

……………………………………………………………………………………………
編集:日本質的心理学会研究交流委員会
創刊号担当:長谷川元洋・松嶋秀明・本山方子・湯浅秀道
発行:日本質的心理学会 http://quality.kinjo-u.ac.jp/
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp】
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
【http://quality.kinjo-u.ac.jp/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info】
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局ま
でご連絡ください。
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
局にご連絡下さい。   【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp】
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