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巻頭言 無藤 隆

特集論文:フィールドワーク

(責任担当:サトウタツヤ)

  • アイデンティティー・ポリティックスとサバイバル戦略― 在日ブラジル人児童のエスノグラフィー(森田京子)
  • 〈出来事〉の生成― 幼児同士の「トラブル」に見る説明の妥当性について(宮内 洋)
  • 小学3年生の発表活動における発表者の自立過程―「声が小さい」ことの問題化と「その子らしさ」の発見を中心に(本山方子)
  • 大学生の自己形成教育における自己の発現過程― 同一性の場を差異化する他者(溝上慎一 )
  • 日米国際結婚夫婦の妻におけるアメリカ文化に対する同一視(矢吹理恵 )

一般論文

  • 遊びの構造と存在論的解釈(清水 武 )
  • 小津安二郎の映画『東京物語』にみる共存的ナラティヴ― 並ぶ身体・かさねの語り(やまだようこ)
  • 日本語学習者の日本社会におけるネットワークの形成とアイデンティティの構築(八木真奈美)
  • 構造構成的質的心理学の理論的射程― やまだ(2002)と菅村(2003)の提言を踏まえて(西條剛央)

BOOK REVIEW

  • 大橋靖史・森直久・高木光太郎・松島恵介『心理学者,裁判と出会う― 供述心理学のフィールド』(評:矢守克也)
  • エドワード・S・リード『ソウル魂からマインド心へ ― 心理学の誕生』村田純一・染谷昌義・鈴木貴之(訳)(評:やまだようこ)
  • エドワード・S・リード『アフォーダンスの心理学 ― 生態心理学への道』細田直哉(訳)、佐々木正人(監修 )(評:渡邊芳之)
  • 渡部信一『障害児は「フィールド現場」で学ぶ ― 自閉症児のケースで考える』(評:樂木章子)
  • 山中速人(編)『マルチメディアでフィールドワーク』(評:加藤謙介)
  • 田辺繁治・松田素二(編)『日常的実践のエスノグラフィ― 語り・コミュニティ・アイデンティティ』(評:八ッ塚一郎)
  • 山口勝弘・古屋義博(編)『子どもの発達支援 ― 障害児教育のフィールドワーク』(評:永田素彦)
  • 柴田好章『教育分析における量的手法と質的手法の統合に関する研究』(評:市川洋子)
  • 尾崎新(編)『「現場」のちから― 社会福祉実践における現場とは何か』(評:尾見康博)
  • L・J・フリードマン『エリクソンの人生― アイデンティティの探求者』(上・下)やまだようこ・西平直(監訳)、鈴木眞理子・三宅真季子(訳)(評:岡本祐子)
  • 松田素二・川田牧人(編著)『エスノグラフィー・ガイドブック― 現代世界を複眼でみる』(評:野坂祐子)
  • 渥美公秀『ボランティアの知― 実践としてのボランティア研究』(評:森下雅子)