日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
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日本質的心理学会 メールマガジン No.222号(2023)

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎学会より会員のみなさまへ
◆『質的心理学研究』編集委員会より
◆会務委員会より
■研究会情報
◆宗教/スピリチュアリティ心理学研究創刊号(第1巻)が発行されました。
◆【Web開催】第24回批判心理学セッション
◆容装心理学研究第2巻発刊のお知らせ
◆IHSRC 2023(第40回人間科学研究国際会議)のご案内

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◎学会より会員のみなさまへ
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◆『質的心理学研究』編集委員会より

質的心理学研究第22号に掲載済みの論文について、著者の取り下げの申し出が
承認されました。原因は、この論文において著者が広範囲に他の人物の著作の表
現を不適正に借用した状態であったことが明らかになったためです。雑誌の審査、
出版には非常に多くの人の労力とコストがかけられており、このような状態の原
稿が投稿されたこと、そして取り下げが印刷媒体が出版された後になったことは
とても残念です。今回の借用は、まるごと一段落といったものではなく断続的で
あるため、査読による検出は不可能であったと思います。このような一部の人の
行為のために有料の剽窃チェッカーを使わなければならないというのも非常に悲
しいことですし、質的研究の審査は「インタビューとして書かれているこの内容
は本当だろうか」と著者を疑ってしまうと成り立ちません。審査は著者への信頼
が前提になっています。皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。さて
他方で、本誌は4月より新体制になりました。3月まで本誌を支えてくださった副
編集委員長の東村知子先生、編集委員の森直久先生、近藤(有田)恵先生、細野
知子先生、安田裕子先生、佐川佳南枝先生、編集監事の曽山いづみ先生、上山瑠
津子先生、査読委員の石井宏典先生、香川七海先生、川俣智路先生、川野健治先
生、河原智江先生、高梨克也先生、松嶋秀明先生、渡邉照美先生、鈴木聡志先生
には、貴重なご自身・ご家族・ご研究のための時間を本誌のために割いていただ
きましたこと、改めまして感謝申し上げます。また、4月から、副編集委員長の
菅野幸恵先生、編集委員の坂井志織先生、保坂裕子先生、木戸彩恵先生、鮫島輝
美先生、綾城初穂先生、編集幹事(監事から表記を変更しました)の児玉(渡邉)
茉奈美先生、宮前良平先生、査読委員の小路浩子先生、藤井真樹先生、徳田治子
先生、安斎聡子先生、中本明世先生、藤野友紀先生、石田喜美先生、上田敏丈先
生、北村篤司先生、奥井菜穂子先生、石井由香理先生、西倉実季先生、宮下太陽
先生、竹内一真先生、細野知子先生、東村知子先生を迎えました。この新体制で
皆さんとともに、質的研究コミュニティを育てていけたらと思っていますので、
どうぞよろしくお願いいたします。さて、本誌では5月に、20周年記念臨時特集
「現場研究報告」の募集を行います(https://jaqp.jp/archives/1729) 。また、
第24号特集「障害」と「病い」をめぐる質的研究(古井克憲・藤田裕一 責任編
集)(10月末日〆切)も募集中です。一般論文も含め、ぜひご投稿ください。

(『質的心理学研究』編集委員長 荒川歩)

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◆会務委員会より

2023/4/9現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1,207名

2023年度会費納入率:29.3%(未納者 853名)
2022年度会費納入率:88.1%(未納者 143名)

☆2023年度、また新しい年度を迎えましたね。平素より、会員のみなさま
には本学会へのご理解とご助力を賜り、まことにありがとうございます。
本学会はみなさまよりいただく貴重な会費により成り立っております。
本年度もどうぞよろしくお願いいたします。新緑も美しく照り映え、希望
をもって新しい何かを生み出していきたくなるような、そんな季節ですね。
みなさまのますますのご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。

(会務委員会 安田裕子)

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■□■□会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月15日〆切です。
<https://jaqp.jp/mail-magazine-offer>

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■研究会情報

◆宗教/スピリチュアリティ心理学研究創刊号(第1巻)が発行されました。

本誌は、宗教や宗教的なテーマに関連する実証的な研究知見の蓄積と研究促進、
また研究者間の相互交流の活性化を期待して今春創刊された査読付きオンライン
・ジャーナルです。どなたでも無料で投稿でき、無料で読むことができます。
今回発行された第1巻の目次・内容は以下のページからご覧ください。APA第36部
門(宗教とスピリチュアリティの心理学)の元会長Ladd氏も寄稿しています。
なお、J-STAGEへの掲載は5月中を予定しています。

宗教/スピリチュアリティ心理学研究(既刊目次):
<https://jjprs.jp/backnumbers.html>

あわせて、第2巻(2024年3月発行予定)に向けての投稿を募集します(締切目安
は2023年9月30日)。詳細は以下をご覧ください。
宗教/スピリチュアリティ心理学研究(投稿募集):
<https://jjprs.jp/CallForPaper.html>

なお、宗教/スピリチュアリティ心理学研究についての問い合わせは、
jjprs.office00[at] gmail.comまでお願いします。

(情報提供者 川島大輔 様)

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◆【Web開催】第24回批判心理学セッション

批判心理学セッションは現在、心理学がかかえている様々な問題の解決をめざす
研究を報告し、自由にかつ前向きに討議するフォーラムです。5月27日に24回目
のセッションがオンラインで開催されます。批判心理学に関心をおもちの方は、
どなたでも参加できます。

●第24回批判心理学セッション
●日時:2023年5月27日(土)、午後1時開始
●開催形式:Zoomによるオンライン開催
●発表者と発表タイトル
1.栗田 季佳(三重大学)「差別の心理学に向けて:心理学の理論と実践を
振り返る」
2.増田 匡裕(和歌山県立医科大学)「Q方法論は心理学に帰れるか」
3.五十嵐 靖博(山野美容芸術短期大学)「臨床心理学・心理療法における
批判心理学的アプローチ」
●参加費:無料
主催:日本心理学会批判心理学研究会
参加を希望される方は下記のグーグルフォームから、前日までにお申し込みください。
ZoomのURL等をお知らせいたします。
<https://forms.gle/2XU1fXnNvb1ht6GT8>
●連絡先:五十嵐靖博<igarashi.yasuhiro[アットマーク]gmail.com>

(情報提供 いとうたけひこ 様)

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◆容装心理学研究第2巻発刊のお知らせ

容装心理学研究第2巻が発行されました。

「容装心理学研究」は、装いやアピアランス(外見)に関する研究知見の蓄積と
理論の精錬、そして、研究者間の相互交流の活性化を期待して、2022年に創刊し
た査読付きのオンラインジャーナルです。
どなたでも無料で投稿でき、無料で読むことができます。

今回発行された第2巻の詳細については、以下の容装心理研究の該当ページ
またはJ-STAGEの該当ページをご覧くださいませ。

容装心理学研究(既刊目次):
<http://www.mivurix.sakura.ne.jp/AAPS/backnumbers.html>
J-STAGE(容装心理学研究):
<https://www.jstage.jst.go.jp/browse/aaps/-char/ja>

第3巻に向けての皆様の投稿をお待ちしております。

なお、容装心理学研究についての問い合わせは
“journalaapsあっとgmail.com”までお願い致します。

(容装心理学研究編集委員会 木戸彩恵 様)

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◆IHSRC 2023(第40回人間科学研究国際会議)のご案内

今夏、日本で40th International Human Science Research Conferenceが
開催されます。現象学や質的方法による人間科学研究を学際的に議論する会議で
す。学問領域は哲学、心理、教育、看護、医療、保育、ソーシャルワーク、芸術
等、理論から実践まで多様であり、その垣根を越えて議論・交流できる魅力があ
ります。個人発表の応募締切は5月31日です。大学院生の参加費割引も設けてお
りますので、ぜひこの日本開催の機会にご参加ください。

◆日程:2023年8月7日~11日
◆会場:東海大学 湘南キャンパス(校舎工事のため当初案内より変更)
◆個人発表応募締切:2023年5月31日
◆大会ウェブサイト:<https://ihsrc2023tokyo.jp/>

(情報提供者 植田嘉好子 様)

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[クッピーより]
春になると、いつも思い出す和歌があります。
世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし
桜のつぼみが膨らめばいつ花開くのかが気になり、花が咲けばいつ散ってしまう
のかと心配になる。春に心がざわつくのは、平安の時代から変わらぬものなのだ
と思うと、なんだか嬉しくなります。
例年より早く桜前線が北上した今年、春の挨拶は桜の話題ばかりになりがちだと
言う私に、「自分は今35歳なので、まだ35回しか桜を見ていません。だから、
桜も、その話題も特別なものです」とおっしゃる方がいました。さらりと発せら
れたその言葉は思いがけず琴線に触れ、桜に心をざわつかせていられる春の
ありがたみを感じることができました。
さて、今号よりまた新たなクッピーが生まれました。
次の桜が咲く季節まで、どうぞよろしくお願いいたします。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
担当:當銘美菜・荘島幸子・沖潮満里子・坂本希世
発行:日本質的心理学会 https://www.jaqp.jp/
発行日:2023年4月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望、または、アドレスの変更、配信の停止を希望さ
れる場合は、お手数ですが学会事務局までご連絡ください。
学会事務局アドレス jaqp-post@as.bunken.co.jp
●質的研究に関する研究会や公募等の情報提供および共催のご依頼は、下記の
フォームからお知らせください。いただいた情報は、メールマガジン等に掲載し、
共催については委員会内で検討のうえ、お返事差し上げます。
https://jaqp.jp/mail-magazine-offer
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