日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
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日本質的心理学会 メールマガジン No.230号(2023)
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎学会より会員のみなさまへ
◆日本質的心理学会第20回大会優秀発表賞について
◆『質的心理学研究』編集委員会より
◆会務委員会より
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◎学会より会員のみなさまへ
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◆日本質的心理学会第20回大会優秀発表賞について
日本質的心理学会第20回大会における下記の発表は、審査の結果、特に優秀と
認められましたので表彰いたします。なお、甲乙つけがたく、委員長・副委員長
の協議のもと、各部門ともに2つの発表を選出いたしましたことを申し添えます。
選出された発表者の方には2023年11月5日付の表彰状を作成し、贈呈いたします。
(大会ページ<https://www.jaqp2023.jp>でも紹介いたします)
【口頭発表】(順不同、敬称略)
本岡 美保子【O-3】
乳児保育においてわらべうたによって生じる身体的同調
ー保育者であった筆者の経験をもとにー
加藤 誠也【O-4】
変容への抵抗感や拒否感はどのように縮減しうるのか?
ー変容的学習過程進捗の制動・停滞情態から脱する足場架け(scaffoldings)
【ポスター発表】(順不同、敬称略)
新井 素子【P-3】
レトリックから見た自傷行為
ー自己切創または皮膚むしりの経験者の語りの分析からー
石渡 美穂子【P-20】
身体的(不)協応関係における、人々と場の生成性の検討
ー浦河べてるの家でのオートエスノグラフィを通して
(第20回大会準備委員会事務局)
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◆『質的心理学研究』編集委員会より
カレンダーも最後の1枚になり、いよいよ1年の終わりが迫ってきました。1年の
時間の流れはいつも等しいとわかっていながら、後期に入ると加速度的に時間が
速く感じられ、日付を追うのが怪しい日も出てきます。わが家には小学生がいま
すが、4月に新しい学年に上がった時には、新しいクラスの中で、どの子もまだ
まだ学年に背伸びをしたような初々しい姿が印象的でした。2学期が始まると、
皆が一回り大きくなったようで、いよいよその学年らしさが見られ始めたように
感じました。学校の先生からも「ここからが学年の本番ですよ」と言われ、そうか、
これから行事に勉強に一層アクセルがかかるのだな、と思いながら毎日を必死に
重ねていき…と思っていたら、ふと気づくと次の瞬間にはもう11月も終わり、そ
うすると途端に「あと2週間で2学期はおしまいです、この学年も残り3か月です」
という言葉が聞かれるようになりました。ついこの間まで、ここからが学年の
本番ですよ、と言われていたばかりなのに、いつのまに締めくくりの仕上げ
モードに入ったのだろうと、とても不思議な思いです。ピークを目指して駆け抜
けていると思っていたけれど、気づいたら既にゴールの手前まできてしまってい
て、そこには達成感とともに、いくらかの「もっと(子どもと)一緒にやれるこ
とがあったのでは」という焦りや寂しさのような思いがそっと置かれている感覚
です。子育てあるあるなのでしょうか。
翻って自分の1年を振り返ると、あれもこれもやらねばと方々に気を散らしては、
立ち上がったまま締めくくられていない研究計画や原稿が熟成しており、頭を
抱える思いです。それでも新しい研究の話があると、こんなことをインタビュー
してみたい、この視点は今までのあの研究とつなげられるかもしれない、と思い、
つい風呂敷を広げてしまいます。今年のものは今年のうちに、と思いながら、
また日々の実践と研究を積み重ねていきたいと思っています。年明けには、
『質的心理学研究』20周年臨時特集企画「現場研究報告」の掲載論文がJ-stageで
随時公開されます。ぜひご覧ください。また現在、第25号特集「『変化』をとらえる
質的研究」(大川聡子・北出慶子責任編集、投稿締切2024年10月末)の投稿を
募集しています。第26号特集企画も「『コンフリクト』と向き合う」(上手由香・
綾城初穂責任編集、投稿締切2025年10月末)に決定しました。皆様のご投稿を
心よりお待ちしております。
(『質的心理学研究』編集幹事 大瀧玲子)
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◆会務委員会より
2023/12/7現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1,286名
2023年度会費納入率:88.4%(未納者 149名)
2022年度会費納入率:91.1%(未納者 114名)
☆平素より学会活動にご協力とご理解をいただき、まことにありがとうございま
す。早いもので、2023年もあとわずかとなりましたね。本年もたいへんお世話に
なり、誠にありがとうございました。お身体お大事に、どうかよい年末年始を
お過ごしになってください。来年も引き続き、どうぞ、よろしくお願い申し上げ
ます。
(会務委員会 安田裕子)
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[クッピーより]
毎年のことながら、年末が近づくと時間の流れがどんどん加速するように感じら
れます。日々の業務量が変わらなくても、面倒な手続きや開かずのダンボール箱
など、これまで棚上げしていたあれこれを、すべて年内に片づけてしまいたい
衝動に駆られるからです。そのため、大みそかまでの期間は「今年の汚れ、今年
のうちに」というスローガンを思い出しながら、いくつもの締め切りに追われる
感覚で常に過ごすことになります。そんな気ぜわしさの中、今年は数年ぶりに
クリスマスツリーを飾りました。有難いことに、赤や金のオーナメントをまとった
クリスマスツリーを見ていたら、山積みの課題に取り組む元気がちょっぴり湧き
ました。穏やかに新年を迎えられるよう、この師走も駆け抜けたいと思います。
みなさまも、どうぞ楽しいクリスマスと良いお年をお迎えください。
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
担当:當銘美菜・香曽我部琢・坂本希世
発行:日本質的心理学会 https://www.jaqp.jp/
発行日:2023年12月20日
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共催については委員会内で検討のうえ、お返事差し上げます。
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