日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
役立つ情報を共有しましょうよ
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓日本質的心理学会 メールマガジン No.231号(2024)▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎学会より会員のみなさまへ
◆『質的心理学研究』編集委員会より
◆会務委員会より
◆研究交流委員会より
■研究会情報
◆2月4日内藤哲雄によるPAC分析研修会のお知らせ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

………………………………………………………………………………………………
◎学会より会員のみなさまへ
………………………………………………………………………………………………

◆『質的心理学研究』編集委員会より

「まさか」の出来事が立て続けに起こり、心落ち着かない年明けとなってしまいま
した。能登半島地震により亡くなられた方々に、心より哀悼の意を表すると共に、
避難生活を送られているみなさまに心よりお見舞い申し上げます。このような災害
が起こると、なにげない日常のかけがえのなさを改めて感じます。災害によって
小さな日常があっという間にあっけなく奪われるだけではなく、生きる主体として
の感覚も失われてしまうのではないでしょうか。とある避難所で、電気が復旧して
まもなく避難所内で自発的に掃除機をかけはじめた女性がいたそうです。その女性
自身も被災され避難されているのですが、電気も通ったし自分ができることをしよ
うと掃除機をかけたとのことでした。何気ない小さなことですが、生活主体として
の感覚を取り戻す一歩になるのではないかと感じました。被害の甚大さから考える
と日常が戻るまでには相当な時間がかかりそうで、それを思うとまた心が痛みます
が、少しずつでも、それぞれの暮らしがそれぞれの手元に戻っていくことを願いま
す。
編集委員会では、23号発刊の準備を進めています。また、学会20周年臨時特集企
画「現場研究報告」の掲載論文を順次J-stageにて公開しています。図らずも、
減災・防災に関連した論文もあります。ぜひご覧ください。2024年10月末しめきり
の25号特集のテーマは、「変化」をとらえる質的研究、です。一般論文と合わせて
投稿をお待ちしております。

(『質的心理学研究』副編集委員長 菅野幸恵)

*********************************

◆会務委員会より

2024/1/11現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1,265名

2023年度会費納入率:90.1%(未納者 125名)
2022年度会費納入率:93.0%(未納者  88名)

☆日ごろより本学会へのご理解とご協力を、まことにありがとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。新年早々、大きな地震が発生しました。
被災された方々に対し心からお見舞い申し上げます。平和の実現と、ひとりひとり
が安心感をもって健やかに過ごせる一年となりますよう、お祈り申し上げます。

(会務委員会 安田裕子)

*********************************

◆研究交流委員会より

研究交流委員会では、2月にヘルス・エスノグラフィをテーマとして、
下記の研究会を企画いたしました。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
3月にも、ヴィジュアル・ナラティヴをテーマとした会の企画も進めております。

【ヘルス・エスノグラフィ:インタビューに着目して】
日程:2024年2月12日(月)10:30~12:30(予定)
開催方法:Zoomを用いたオンライン形式
講師:道信 良子 先生(福井県立大学看護福祉学部)
※30名程度を予定、当日グループ・ワークを予定
参加申込方法:申込フォーム
<https://forms.gle/9Y9HER7wuqSP6uds9>

講師紹介
福井県立大学看護福祉学部社会福祉学科・教授。札幌医科大学医学部小児科学講座
・客員教授。修士(人文科学、お茶の水女子大学)、博士(社会科学、お茶の水女
子大学)、修士(Master of Public Health, Emory University, U.S.A.)。
研究テーマは、子どもの生命(いのち)とウェルビーイング、小児がん医療におけ
る協働意思決定、高齢期の健康とウェルビーイング、障がいのある人の子育て支援
など。医療人類学と公衆衛生学の方法論を用いて、小児がん医療における協働意思
決定(SDM:Shared Decision Making)について研究を行っている。また、人間の生
命を基調とする「ヘルス・エスノグラフィ」(HG:Health Ethnography)の開発と
実践にも取り組んでいる。

(研究交流委員会 沖潮満里子)

……………………………………………………………………………………………
■□■□会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月15日〆切です。
https://jaqp.jp/mail-magazine-offer

……………………………………………………………………………………………

■研究会情報

◆2月4日内藤哲雄によるPAC分析研修会のお知らせ

2023年度第5回研修会ご案内
2024年2月4日(日)10時-12時

予約不要、参加費無料、
当日直接 以下のサイトにお入りください。
<https://us02web.zoom.us/j/87355348277?pwd=MU9lUTM4N0JOMFFYTUN6cXFtMUJWZz09>
ミーティング ID: 873 5534 8277 パスコード: 804913

講師:内藤哲雄(PAC分析創始者、PAC分析学会理事長)
研修テーマ:「信州人の人間関係のPAC分析」
(参考資料→学会HPからダウンロード可能)
内容:租父江孝男(2000)「県民性の人間学」の
信州人の人間関係の理論を、信大生9名の
イメージ分析に基づき、これらの事例を共感的に
理解し、コンサルテーションすることで学説を
変更したプロセスを解説する。研究報告書の巻頭
論文として評価された。地域研究や文化研究を
PAC分析で研究する意義と実践を学ぶ。

(情報提供者 いとうたけひこ 様)

*********************************

[クッピーより]

同僚に新年の挨拶をした際、「今年の漢字は何にする?」と尋ねられました。
その同僚は、年の初めに一年の目標や願いを漢字一字で表すのだそうです。楽し
そうなので、どんな一年にしたいのか、私もさっそく考えてみました。明るい、
健やか、笑うなど、いくつかの言葉が思い浮かびましたが、あれもこれもと望ん
でしまい、一つに絞るのは意外と難しい。しかし、今年は執筆の時間を増やすと
決めたので、願いを込めて「書」にしました。「書」を通じ、多少なりとも恩返
しと貢献をするのが2024年の目標です。

………………………………………………………………………………………………
編集:日本質的心理学会研究交流委員会
担当:當銘美菜・香曽我部琢・坂本希世
発行:日本質的心理学会 https://www.jaqp.jp/
発行日:2024年1月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望、または、アドレスの変更、配信の停止を希望さ
れる場合は、お手数ですが学会事務局までご連絡ください。
学会事務局アドレス jaqp-post@as.bunken.co.jp
●質的研究に関する研究会や公募等の情報提供および共催のご依頼は、下記の
フォームからお知らせください。いただいた情報は、メールマガジン等に掲載し、
共催については委員会内で検討のうえ、お返事差し上げます。
https://jaqp.jp/mail-magazine-offer
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━