日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
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日本質的心理学会 メールマガジン No.234号(2024)
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎学会より会員のみなさまへ
◆第21回大会準備委員会より
◆『質的心理学研究』編集委員会より
◆会務委員会より
■研究会情報
◆第28回批判心理学セッション
◆「宗教/スピリチュアリティ心理学研究」第2巻発行のお知らせ
◆人間・環境学会(MERA)第31回大会のご案内
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◎学会より会員のみなさまへ
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◆第21回大会準備・実行委員会より
すでにご案内しているとおり、第21回大会は10月19日(土)・20日(日)
に成城大学で開催します。大会準備・実行委員会は大会に向けて準備を進めて
います。大会ウェブサイトは5月にご案内する予定です。一般研究発表・シン
ポジウムの企画申込は6月上旬に開始する予定です。ウェブサイトの公開に先
駆けて、第21回大会のFacebookとX(旧Twitter)アカウントを作成しまし
た。今後、情報を更新していきますので、ご覧いただければと思います。
・Facebook:https://www.facebook.com/JAQP2024
・Xアカウント:@JAQP2024atSEIJO
東京での開催は第16回大会以来で、5年ぶりだそうです。成城大学は最寄り
である成城学園前駅から徒歩4分と便利なところに位置しています。
・成城大学アクセス:https://www.seijo.ac.jp/access/
ぜひ参加を検討していただければと思います。
(第21回大会準備・実行委員会委員長 青山征彦)
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◆『質的心理学研究』編集委員会より
委員長最終年度です。昨年は編集委員会としては激動の1年でした。臨時特集号の
発行もありましたし、細かいところでは常任編集委員会で便利に利用させていただ
いていたSlackの有料化が運営に打撃を与えました(メールトラフィックが大変な
ことになりました)。査読システムについても、Editorial Managerへのシステ
ム変更がありました。これにより一時期は3つの異なる審査システムを同時並行で
運用することになり、編集委員、査読委員にはご負担をおかけしました。また、こ
の新システムもまだまだ本学会用に改善すべきところが多く、現在もさまざまな小
さな改善点と格闘中です。このシステムに関しては投稿者の皆さまにもご迷惑をお
かけしています。これまで国際文献社さんにお願いしていました編集事務局業務委
託も終了し、大幅に変わっていく業務を把握するため、昨年は編集事務局業務を委
員長が兼任していましたが、今年度からは新曜社さんに業務委託を開始しました。
また、昨年度末、出版の契約を変更しました。これにより従来制限されていた最
新3年分もJ-stageでパスワードなしで閲覧・ダウンロードできるようになりまし
た。
本誌が魅力的な雑誌になるよう、編集委員、査読委員、編集役員は力を尽くして
います。昨年度末をもちまして、編集委員の日高友郎先生、亀井美弥子先生、編集
幹事の神崎真実先生、査読委員の、今井多樹子先生、西尾千尋先生、谷口明子先生、
広津侑実子先生、横山草介先生、家島明彦先生、荘島幸子先生、沼田あや子先生が
退任されました。貴重な時間を使い、本誌のためにお力添えいただき、本当にあり
がとうございました。また新編集委員として、西倉実季先生、藤井真樹先生、新査
読委員として、石盛真徳先生、稲垣綾子先生、大木幸子先生、奥田紗史美先生、
樫田美雄先生、勝谷紀子先生、加藤望先生、田中千尋先生、近田真美子先生、中島
由宇先生、滑田明暢先生、山田美穂先生をお迎えしました。どうぞよろしくお願い
いたします。
学会誌は、会員の皆様のものであり、よりよい雑誌にするためには、会員の皆様
のお力添えが欠かせません。会員の皆様におかれましても、今後とも、質的心理学
研究をどうぞよろしくお願いいたします。2024年10月末締切の25号特集のテーマ
は、「『変化』をとらえる質的研究」となっております。一般論文も合わせて、投
稿を随時お待ちしております。
(『質的心理学研究』編集委員長 荒川歩)
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◆会務委員会より
2024/4/18現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1,246名
2024度会費納入率: 8.7%(未納者 1.137名)
2023度会費納入率:87.7%(未納者 153名)
2022度会費納入率:93.1%(未納者 86名)
※新事務局体制となり、2024年度年会費のご案内を差し上げたばかりであるため、
2022年度分も掲載しております。
☆会員のみなさまには、日頃より本学会へのご理解とご協力を賜り、誠にありがとう
ございます。2024年度より新しい事務局体制となりました。最初はいくぶんご不便
をおかけすることがあるかと存じますが、よりよい体制を目指しておりますので、
引き続き、お力添えのほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
(会務委員会委員長 安田裕子)
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■□■□ 会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月15日〆切です。
https://jaqp.jp/mail-magazine-offer
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■ 研究会情報
◆第28回批判心理学セッション
日時:5月4日(土),午後1時開始
開催形式:Zoomによるオンライン開催
発表者と発表タイトル
1.粟屋南(東京大学大学院総合文化研究科)「病因論における無意識の概念史:
1880年代フランスの催眠論争から『ヒステリー研究』まで」
2.田辺肇(静岡大学)「心理学論入門一歩手前:近代的・心理学的人間観・世界
観に基づく心理学の認識論的錯節を概論にて頭の体操と称してかみ砕いて提示して
みる」
3.増田匡裕(和歌山県立医科大学)「医学部1年生必修の“心理学実習”で社会
学・社会言語学的方法論“会話分析”を教えることの、批判心理学的な意義」
4.五十嵐靖博(山野美容芸術短期大学)「志賀原発の安全性をめぐるディスコー
ス:新聞記事を例として」
参加費:無料
主催:日本心理学会批判心理学研究会
参加を希望される方は下記のグーグルフォームから,5月3日までに申し込んでく
ださい。
https://forms.gle/i5qVGKPgd4n4A6868
*学生のみなさんの参加を大歓迎します!
情報提供者・問い合わせ先
いとうたけひこ shimoebi@gmail.com
(情報提供者 いとうたけひこ 様)
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◆「宗教/スピリチュアリティ心理学研究」第2巻発行のお知らせ
宗教/スピリチュアリティ心理学研究第2巻が発行されました。
第2巻では,日本宗教学会会長である藤原聖子先生(東京大学)による寄稿論文も
掲載されています。宗教心理学と宗教学の連携の可能性や課題について論じられて
います。この他にも2編の資料論文と1編の展望論文が掲載されています。
本誌は,宗教・信仰やスピリチュアリティについての実証的な研究を中心に,関連
する幅広い分野の論文を掲載する,2023年に創刊した査読付きのオンラインジ
ャーナルです。心理学を中心に,心理や行動を扱っているものであれば,分野,基
礎研究と実践研究の区別を問わず,どなたでも投稿でき,また無料で読むことがで
きます。
今回発行された第2巻の詳細は,以下のホームページをご覧ください。J-STA
GEの該当ページには第1巻が掲載済みです。
宗教/スピリチュアリティ心理学研究 (既刊目次):
https://jjprs.jp/backnumbers.html
J-STAGE( 宗教/スピリチュアリティ心理学研究):
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jjprs/list/-char/ja
第3巻に向けての投稿もお待ちしております。第3巻から新たに「研究紹介」のジ
ャンルも設けています
(詳細は https://jjprs.jp/index.html をご参照ください)。
本誌についての問い合わせは
“jjprs.office00あっとgmail.com”までお願いします。
(情報提供者 川島大輔 様)
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◆人間・環境学会(MERA)第31回大会のご案内
茨城・水戸で第31回大会を開催することになりました。
人間・環境に関する学際的なワークショップ、口頭発表、
ポスター発表が行われます。ぜひご参加ください。
【場所】茨城・水戸市民会館
【日程】5月25日(土)・26日(日)
【参加費】会員2,000円、非会員(博士課程の学生含む)3,000円、修士課程
以下の学生(会員・非会員ともに)1,000円
【詳細な情報】https://mera-web.jp/
【ワークショップ】
「環境をつくる――子ども、遊び、現実」
本WSでは、「環境をつくる」ことの重層性に注目します。環境をつくることは、
建物や道路、公園をはじめ、物理的に永続する環境を形作ることに限りません。椅
子をひっくり返して屋根に見立てる、身体の配置を変える、歩く、空地をそのまま
残すという目立たないアクションにも見出すことができます。人がただ居ることも
環境をつくることとして見ることができます。
WSの副題では、新たな環境を一時的・仮設的につくり続ける人間の「遊び」を中
核に、物理的に永続する環境をつくらなければならない「現実」を生きることを「
大人」の存在に見立て、それに対置させるかたちで「子ども」を鍵概念として設定
しました。
当日は、話題提供者から提示される「環境をつくる」営みをもとに、それぞれの営
みを成り立たせているものを検討し、その先に人間と環境が不可分であることを踏
まえて、人間や環境を別々に捉えるのとは異なる「人間・環境系」の単位を新たに
構想することを目指します。
企画:運営委員会・第31回大会準備委員会
話題提供者:木下寛子(九州大学)
話題提供者:田中康裕(Ibasho Japan)
話題提供者:山崎健太郎(山崎健太郎デザインワークショップ)
コメント:鈴木毅(千里ニュータウン研究・情報センター)
コメント:南博文(筑紫女学園大学)
(情報提供者 松本光太郎 様)
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[クッピーより]
関東の四月はソメイヨシノの開花と共に始まり、春の嵐が一瞬でその淡い花を吹き
散らしました。東北や北海道はこれからが桜の見頃といった時期でしょうか。
桜をみると、小学校の卒業論文集に掲載されたメッセージを思い出します。私が大
好きだった先生が贈ってくれた「桜の季節を前にいってしまう君たちへ」。これか
ら中学生となる私に、桜を特別な花にしてくれた言葉です。
大学に勤め10数年経つと、人の旅立ちと始まりを荒っぽい経験のように感じ、油
断すると人生の区切りへの尊敬を手放してしまいそうになります。けれど、桜が咲
きだし、「桜の季節を前にいってしまう君たちへ」という言葉を思いだすと、当時
の中学生未満の私が今の私に、「あなたはいま、どんな人間なの?」と問いかけ、
濁った気持ちを澄み渡らせます。狂い咲きの桜の樹の下には死体が埋まっているか
もしれない。でも、山間に咲く淡い花弁をもつ桜は新たな季節の到来をそっと知ら
せてくれる、ヒトに目覚めを知らせる花なのです。
みなさま、入学、就職おめでとうございます。新天地がよき場となりますよう。
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
担当:岡部大祐・香曽我部琢・佐藤由紀
発行:日本質的心理学会 https://www.jaqp.jp/
発行日:2024年4月20日
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学会事務局アドレス jaqp@jpass.online
●質的研究に関する研究会や公募等の情報提供および共催のご依頼は、下記の
フォームからお知らせください。いただいた情報は、メールマガジン等に掲載し、
共催については委員会内で検討のうえ、お返事差し上げます。
https://jaqp.jp/mail-magazine-offer
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