日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
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日本質的心理学会 メールマガジン No.238号(2024)
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎学会より会員のみなさまへ
◆第21回大会準備委員会より
◆『質的心理学研究』編集委員会より
◆会務委員会より
■研究会情報
◆「第2回オートエスノグラフィーと詩的探究フォーラム」開催
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◎学会より会員のみなさまへ
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◆第21回大会準備・実行委員会より
早いもので大会まで2ヶ月となりました。大会ウェブサイトに掲載されてい
るキービジュアルとロゴはご覧いただけたでしょうか。東京都市大学メディア
情報学部・小池星多研究室の学生のみなさんが作成してくれたものです。大会
テーマである「あむ、あまれる、あみなおす」を思い浮かべながらご覧いただ
けたらと思います(https://www.jaqp2024.jp)。
さて、先日は一般研究発表(ポスター)と会員企画シンポジウムに多くのお
申込をいただきありがとうございました。大会準備・実行委員会は現在プログ
ラム作成を進めています。
早期参加申込期間は8/31(土)までとなっています。この期間に申込んだ方
には大会までに抄録集と参加証・名札を郵送いたします。ぜひ早期の申込をご
活用ください。講習会の申込期限も8/31(土)となっています。こちらもお申
込をお待ちしています。
(第21回大会準備・実行委員会委員長 青山征彦)
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◆『質的心理学研究』編集委員会より
この数ヶ月、米国ラッパーMacklemoreの『hind’s hall』を聞いています。
Macklemoreは『Same Love』しか知らなかったので、このタイミングでこの曲を
出せる人なんだと衝撃でした。超社会派ミクスチャーバンドRage Against The
Machine (RATM) のギタリストのTom Morelloが「RATM以来もっともRATM」
と言ったそうで、確かにメッセージもリフの感じもRATMです。解散状態のため
そもそも難しいでしょうが、Zackのボーカルでも聞いてみたいです。
パレスチナの側に立ち、イスラエルを支援する自国と沈黙するアーティストたち
を批判するMacklemoreがすごいのは、ガザの窮状を自分たちの問題であると、
つまり自分もまた加害者の一人であると自覚している点です(性的マイノリティ
を取り上げた『Same Love』でもそうでした)。一方、私がガザでのジェノサイド
に関心を持つ理由は、(同い年の)Macklemoreとは対照的です。私がイスラエル
の植民地主義的蛮行を批判できるのは、その暴力と自分の間に強い結びつきを感
じていないからです。実際私は、たとえばアイヌ・沖縄・在日コリアンをはじめ
とした特定の人々を排除する、それこそ植民地主義的問題が、自分と地続きであ
ることを体感しながらも、向き合えていません。社会の不公正を考えるには忙し
すぎるとか、歴史に詳しくないとか、自分にヘイトが向くかもしれないとか、そ
ういうことも大きいのですが、自分のアイデンティティに加害性が付け加わるこ
とへの抵抗感も多分あります。そして同時に “Now you do what they told ya.”
という(空耳アワーで一部におなじみの)RATMの有名なフレーズを自分宛てと
して聞きながら、加害性を自覚しようとしないこと自体が暴力であるとも思いま
す。
10月開催の第21回大会では、「『コンフリクト』と向き合う」の名のもとにシン
ポジウムを企画中です。遠い地の紛争を思いめぐらす過程が自分の加害性の葛藤
に結びついたように、あるコンフリクトの探求が、それとは縁遠いようにみえる
別のコンフリクトの探求とつながるような企画になればと考えています。ご関心
があれば、是非ご参加ください。特集「『コンフリクト』と向き合う」(上手由
香・綾城初穂 責任編集)は、2025年10月末日〆切です。また、特集「『変化』
をとらえる質的研究」(大川聡子・北出慶子 責任編集)は2024年10月末日〆
切です。ご投稿をお待ちしております。
(『質的心理学研究』編集委員 綾城初穂)
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◆会務委員会より
2024/8/7現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1316名
2024度会費納入率:40.5%(未納者 783名)
※今回(No.238号(2024))より、当年度の算出方法を見直し変更しています。
2023度会費納入率:88.8%(未納者 147名)
☆残暑お見舞い申し上げます。いつも学会活動をご支援くださり、まことに
ありがとうございます。お盆も過ぎ季節が進む今日この頃ですね。地球環境も
健やかでありますようにと願いを込めて。みなさまのご健勝とご多幸をお祈り
申し上げます。
(会務委員会委員長 安田裕子)
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■□■□ 会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月15日〆切です。
https://jaqp.jp/mail-magazine-offer
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◆「第2回オートエスノグラフィーと詩的探究フォーラム」開催
2024年9月14日(土)~9月15日(日)
【1日目】オンライン開催
2024年9月14日(土)10:00-17:00
【2日目】対面開催
@立命館大学いばらきキャンパス
2024年9月15日(日)10:00-17:00
参加希望の方はPeatixでお申込みください。
https://x.gd/87epm
オートエスノグラフィーは、研究者が自身や周囲の文化を描く方法です。
本フォーラムは対話と共感を基に知の探究法を考え、場とコミュニティ
作りを目的とします。
興味はあるが知識がない方、論文で取り組みたいが始め方がわからない方、
共に書く仲間を探している方、日記を研究に活かしたい方、国際学会の情報
が欲しい方など歓迎。
皆様の参加を心よりお待ちしております。
(情報提供者 濱名潔様)
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[クッピーより]
近所の立派な邸宅のベランダにはたくさんの植物がおいてあり、四季折々の花を
見るのが私の出勤時の楽しみとなっています。
しかし、先々月からベランダのラインナップに追加された植物が大麻草に似てお
り、ずっと気になっていました。『大麻 似た植物』で検索するとケナフ(洋麻)
が比較掲載されており「ケナフの葉の切れ込みは、大麻(アサ)より深くはあり
ません」とある……邸宅の植物の葉は深い切れ込みがあるんです。
疑惑は深まるばかり。。。
最近はスマホの画像検索機能が便利ですが、人様の家のベランダにカメラを向け
てあらぬ誤解を受けるのは避けたいところ。
そんなもやもやを抱えているうちに先日その植物に花が咲きました。ハイビスカ
スのような赤く堂々とした花が数輪咲いていて、検索してみるとモミジアオイと
いう植物だそうで、ケナフ、モミジアオイ、ハイビスカス、いずれもフヨウ属の
仲間とのこと。先走って知人に話さなくてよかったと安心しました。
自分の中途半端な知識が招いた誤解による恥ずかしさは胸にとどめ、しばらくは
この夏らしい赤い花の美しさを楽しむこととします。
立秋も過ぎ、暦の上では夏も折り返し地点に来ているようです。まだまだ油断な
らない気温ですが、皆さま健康に過ごせれば幸いです。
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
担当:岡部大祐・古賀佳樹・杉浦彰子・園部友里恵
発行:日本質的心理学会 https://www.jaqp.jp/
発行日:2024年8月20日
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学会事務局アドレス jaqp@jpass.online
●質的研究に関する研究会や公募等の情報提供および共催のご依頼は、下記の
フォームからお知らせください。いただいた情報は、メールマガジン等に掲載し、
共催については委員会内で検討のうえ、お返事差し上げます。
https://jaqp.jp/mail-magazine-offer
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