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特集 産・学・官連携による/についての質的研究
(責任編集委員:日髙友郎・文野洋)
- 日髙友郎・鈴木理恵子・橋本克枝・井上真理子・寺田幸子・遠藤翔太・各務竹康・郡司真理子・阿部孝一・福島哲仁:偶有的プロセスとしての産官学連携――地域住民の健康増進を目的とした新規調査事業における連携の成立・持続の集団的達成過程の記述
- 矢守克也:防災・減災,復旧・復興活動に見る産官学民連携
- 杉山高志・矢守克也:津波防災に関する産学官連携の質的研究――スマートフォンアプリ開発過程のイノベーションをめぐる分析を例に
- サトウタツヤ:対立から相補性へ,多様性から複線性へ――産学官連携に質的研究をどのように役立てるか
一般論文
- 青木洋子:1~2歳児のごはんをすくう行為の分析――食べ物の変形と食事道具の利用の観点
- 新原将義・金馬国晴:政治的主体としての発達プロセス―― M-GTAによる首都圏近郊の学生インタビューの分析
- 今井多樹子・永井庸央・中垣和子・門田清孝:看護学生による倫理検討における視点の構造化――延命治療拒否のリビングウィルをめぐる救急患者の事例から
- 坂本篤史・三島知剛・一柳智紀:教育実習における実習指導教員の学びに関する探索的研究――指導形態との関連に着目した小学校教員の語りの分析
- 田中元基・大橋靖史:20年間にわたる日記に表現された生活空間の変容――認知症の疑われる女性の書いた日記のドキュメント分析
- 関根佐也佳:観察研究における二人称的記述の提案――対話的な物語による現象の解釈
- 田中文菜:狩猟採集民バカの幼児の愛着と歌と踊りへの参加
- 坂岡大路:親の宗教と葛藤する子が体験しているディスコミュニケーションの構造
- 徳光薫:ある大人の発達障害当事者がセルフヘルプグループを支援すること――発達障害当事者ならではの活動とその意味
- 大山星馬:過激な集団的運動へ至る陰謀論とその相互行為的特徴――アブダクションに着目した陰謀論ブログのケーススタディ
- 日高直保:不妊治療に関する選択と,治療を行わない生き方の可能性―― Mさんのライフストーリーから
- 書籍
- 質的心理学研究:目次
- 質的心理学研究 第23号