日時

2013年2月2日(土)13:00-16:30

会場

愛知工業大学 本山キャンパス 3F 講義室1
http://www.ait.ac.jp/access/motoyama.html

企画趣旨

授業を観察したり、分析したり、それを研究成果としてまとめたりすることは、それぞれの研究者の多様な視点によるところが多く、しかも単に評論するのではなく研究として醸成させる必要性もあり、これらは、授業を研究する際の乗り越えるべき「壁」になることがあります。一線で活躍する研究者は、これまでの研究で「何を」「どのように」見て、語ってきたのか、現在の研究で「何を」「どのように」見て、語っているのか、これからの研究で「何を」「どのように」見ようとして、語ろうとしているのか、という点は、授業研究の初学者のみならず、授業研究に携わる者にとっては、とても興味深い点でしょう。
本研究会では、研究者が授業、教師、子どもの何をどのように見て、どのように語って、他者と共有するのかということに着目し、質的心理学という言葉にとらわれないで開催します。言い換えれば、教育研究に携わる研究者自身の語りに着目した研究会です。参加者には、彼らの語りそのもの、語りの中にある/ない“像”や“観”、あるいは語り方などを、自分の文脈や研究状況と照らし合わせて聴いてもらうことを希望します。

流れ

趣旨説明(15分)、話題提供と簡単な質疑応答(30分×4人)、全体討議(30分)

司会

坂本將暢(愛知工業大学)

話題提供

柴田好章(名古屋大学)、深見俊崇(島根大学)、藤江康彦(東京大学)、坂本將暢(愛知工業大学)

定員

約50名

参加費用

会員(無料)、非会員(¥1,000)

問い合わせ

坂本 msakamotoあっとaitech.ac.jp(「あっと」を@に変換)

※配布資料等の準備の都合がありますので、参加する方は、お名前、ご所属、会員か非会員か、そして参加の旨をお知らせ下さい。

  • 大会外企画
  • われわれは授業、教師、子どもの何をどのように語るのか