日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
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日本質的心理学会 メールマガジン No.198(2021)

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎学会より会員のみなさまへ
◆第18回大会(ソウル大会)準備委員会より
◆『質的心理学研究』編集委員会より(1)
◆『質的心理学研究』編集委員会より(2)
◆会務委員会より
■研究会情報
◆文化理解の方法論研究会(MC研)第33回研究会のお知らせ
◆「容装心理学研究」創刊のお知らせ
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◎学会より会員のみなさまへ
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◆第18回大会(ソウル大会)準備委員会より

『質的心理学研究』第20号とともに第18回大会のチラシがお手元に届いたこ
ろかと思います。繰り返しお伝えしている通り、「ソウル大会」は、オンラインを
ベースに、2021年10月23日(土)・24日(日)の両日開催し、「在宅のままで
も参加できるソウル大会」にします。
今のところは、23日(土)に日韓共同企画を含むシンポジウム等を配置する予
定です。24日(日)は、第17回大会でも行ったオンラインでの口頭発表がメイ
ンとなる見込みです。可能な場合は、23日(土)にソウルの大学を会場として行
い、そこでの企画に「ハイブリッド」(オンラインと対面の併用)で参加できるよ
うにします。
大会準備委員会としては、オランダのイメーヘン・ラートボウト大学名誉教授
で対話的自己論の提唱者でもあるヒューベルト・ハーマンス先生による「The
Dialogical Self Theory in the contemporary world」という講演の企画を進めてお
ります。これもオンラインでの講演となる見込みです。地理的条件に必ずしも制
約されない国境を越える学術交流の場づくりを創造し、新たな境地を開きます。
韓国心理測定評価学会との共催となる「The First Trans-Asian Meeting on
Psychological Methods」という名称に相応しい大会をつくっていきます。「ハイブ
リッド」か「オンラインのみ」か、5月には大会開催の方法を確定いたします。
みなさまのご理解とお力添えをお願いいたします。

(大会準備委員会委員長 伊藤哲司)

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◆『質的心理学研究』編集委員会より(1)

新年度を迎え、会員の皆さまにおかれましては忙しくお過ごしのことと思いま
す。私の勤務校でも授業が始まりましたが、第一週はオンライン授業を行うこと
になっています。昨年度のこの時期は本当にてんてこ舞いでしたが、その頃と比
べると、私も学生もいくぶんリテラシーが向上している気がいたします。ただ油
断は禁物です。先日別の学会のシンポジウムに参加したおり、配布資料にアクセ
スできない事態が発生しましたが、結局、自分のオンライン会議システムのアカ
ウントが古かった(最新版にアップデートできていなかった)だけでした。日々、
新しい情報のキャッチアップに追われているというのが正直なところです。
さて今年度の編集委員会の見通しを少しお知らせしたいと思います。まず最新
号を含めたJ-Stageでの論文公開が間もなくスタートします。会員のみなさまは
質的心理学会のマイページから最新号の掲載論文へのアクセスができるようにな
ります。詳細は別途お知らせいたします。また本年6月には20号発刊記念臨時
特集の投稿論文受付が始まります。投稿期間は1ヶ月となっております。ぜひ学
会ホームページで企画趣旨や投稿規定をご確認ください。
さらに第22号特集「ポスト2020 教育のゆくえ」(森直久・有元典文 責任編
集)は、本年10月末が締め切りになっています。一般論文は随時受け付けており
ます。皆様からの積極的なご投稿をお待ちしております。このほか、第23号特集
のテーマ「産・学・官連携による/についての質的研究」(日高友郎・文野洋 責
任編集)に関連した大会シンポジウムも開催予定です。
冒頭の話に戻りますと、オンラインによる授業では画面の向こうにいる学生の
顔や反応が見えず、もやもやを感じることが少なくありません。チャットやアイ
コンでリアクションを示してくれると少しほっとし、授業は学生とのコミュニケ
ーションだということを実感します。また私は以前グループワークを好んでいた
のですが、ブレイクアウトルームを使ってもそれぞれの様子や雰囲気がなかなか
わからず苦労しています。こうした状況は第22号特集の企画立案時には想定し
ていなかったものですが、(ポスト)コロナの時代における教育のゆくえについて
も気になるところです。
それでは2021年度も『質的心理学研究』をどうぞよろしくお願いいたします。

(『質的心理学研究』編集委員長 川島大輔)

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◆『質的心理学研究』編集委員会より(2)

『質的心理学研究』編集委員会からJ-stage掲載のお知らせ
質的心理学会では、会員の皆さまの「質的心理学研究」掲載論文へのアクセス
の利便性向上のため、2021年4月から、最新号まですべての論文をJ-stageに掲
載します。ただし、発刊後3年以内のものへのアクセスは会費をお支払いいただ
いている会員に限定します。以下、変更の概要です。

~2021年3月:発刊後3年以上経過した論文(オープンアクセス)
2021年4月~:発刊後3年以上経過した論文(オープンアクセス)
発刊後3年未満の論文(会費をお支払いいただいた会員のみ)

会費をお支払いいただいた会員限定ページへのアクセス方法
質的心理学会のマイページにログインしてください。
(IDなど不明な方は学会事務局にお問い合わせください)
https://iap-jp.org/jaqp/mypage/User

最新年度の年会費をお支払い頂いていると、ログイン後に表示される「論文公開」
の欄に、購読者IDとパスワードが表示されます。J-stageで発刊後3年未満の論
文を閲覧する際には、この購読者IDとパスワードをご利用ください。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jaqp/-char/ja

なお、このパスワード、および最新3巻の論文PDF閲覧は会費をお支払いい
ただいている会員の皆さま限定ですので、たとえ本人の論文であっても、パスワ
ードおよび取得したPDFを第3者に送付なさらないでください。ご協力のほど
どうぞよろしくお願いいたします。
このシステムについてご不明な点がありましたら、下記サイトで、FAQをご覧
の上、ご連絡ください(2021年6月までの予定)。
http://mivurix.sakura.ne.jp/jaqptmp/jaqp_j-stage.html

(『質的心理学研究』編集委員会 荒川歩)

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◆会務委員会より

2021/4/1現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1,165名

2021年度会費納入率:28.9%(未納者 828名)
2020年度会費納入率:87.7%(未納者 143名)

☆新しく、2021年度が始まっていますね。みなさまには平素より学会運営にお力
添えをいただきまして、まことにありがとうございます。今年度もどうぞ、よろ
しくお願い申し上げます。会員のみなさまが、心身健やかにますますご活躍され
ますよう、お祈りいたします。続くコロナ禍の日々です、どうぞご自愛ください
ますように。

(会務委員会 安田裕子)

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■□■□会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月15日〆切です。
http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
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■研究会情報
◆文化理解の方法論研究会(MC研)第33回研究会のお知らせ

文化理解の方法論研究会では、文化について関心を持つ有志が集まり、文化と(文
化的)他者との対話的共生をめぐる理論・実践について議論を行っております。
研究者に限らず、広く皆様のご参加をお待ちしております。
(研究会HP: http://rcsp.main.jp/mc/index.html )

●日時:2021年5月8日(土) 14:00~18:00
●場所:zoomによるオンラインミーティング
●参加方法:参加費用は無料です。初めて参加を希望される際には、事前に以下
のアドレスまでご連絡ください。当日のミーティングIDとパスワードをお送り
します。(mcshinki[at mark]yahoo.co.jp  [at mark]を@に変えてご送信ください)

●発表1(14時~)忘却から想像へ―狩猟採集民ブガクウェの死との向き合い方の
変遷―
発表者:杉山由里子(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
内容:ボツワナ共和国で長年狩猟採集を営んできたブガクウェが、1920~60年頃
にかけてどのように近隣の農牧民と接触し、その過程でブガクウェの世界観がど
のように介入また再編されたのか、死との向き合い方の変遷に注目し考察する。
コメント:やまだようこ(立命館大学)
●発表2(16時~)キャラクターの心理学的研究と広がり
発表者:西岡直実(子供とコンテンツの研究所ミッドポイント・ワークラボ代表)
内容:子どもにとってのキャラクターの心理的機能や、子どもが作るキャラクタ
ー物語の特徴に関する研究をご紹介し、日本のキャラクター文化史やキャラクタ
ー研究に関連すると思われる理論等にも触れながら、キャラクターというテーマ
を契機に皆様の研究視点から議論を広げたい。

(情報提供者 渡辺謙仁 様)

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◆「容装心理学研究」創刊のお知らせ

このたび、装いやアピアランス(外見)に関する研究知見の蓄積と理論の精錬、
そして、研究者間の相互交流の活性化を期待して,「容装心理学研究」を刊行する
こととしました。
2022年に創刊し年1号刊行予定の査読付きのオンラインジャーナルです。
どなたでも無料で投稿でき、無料で読むことができます。
詳細については容装心理研究のサイト(以下のURL)をご覧くださいませ。
http://www.mivurix.sakura.ne.jp/AAPS/index.html

なお、顧問と編集委員、事務局は以下のとおりです(敬称略)。

・顧問
大坊郁夫(北星学園大学)
石田かおり(駒沢女子大学)
・編集委員
鈴木公啓(東京未来大学):編集委員長
木戸彩恵(関西大学):副編集委員長
谷本奈穂(関西大学)
市村美帆(和洋女子大学)
矢澤美香子(武蔵野大学)
山宮裕子(テンプル大学ジャパン)
松本学(共愛学園前橋国際大学)
・事務局
荒川歩(武蔵野美術大学)

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[クッピーより]
春が来ました。マフラーやコートでぐるぐる巻きになって曇天を過ごす日々か
ら解放され、海も山も空も明るい色になった中を過ごしていると、もうそれだけ
で未来が明るく感じられます。研究室に置いている観葉植物も、3月の終わりか
らはっと目覚めたように芽を出し始め、4月からは元気いっぱいに葉や枝を広げ
始めてたいそうご機嫌がよさそうです。出かけること、人と会うこと、語り合う
ことに躊躇する状況は変わりませんが、春の陽気の中でなら、植物たちと同様、
何か良いことが芽吹きそうな心地がしてきます。
クッピーの「中の人」を引き継ぎました。どうぞよろしくお願いします。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
担当:當銘美菜・河合直樹・小澤伊久美・蒲生諒太
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2021年4月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望、または、アドレスの変更、配信の停止を希望さ
れる場合は、お手数ですが学会事務局までご連絡ください。
学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp
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