日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
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日本質的心理学会 メールマガジン No.250号(2025)

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎学会より会員のみなさまへ
◆大会準備委員会より
◆『質的心理学研究』編集委員会より
◆会務委員会より
◎会員からの情報コーナー
■研究会情報
◆第3回「オートエスノグラフィーと詩的探究フォーラム(FAPI)」
◆保健医療社会学会・関西定例研究会(大会テーマ連動企画)
■公募情報
◆立正大学社会福祉学部子ども教育福祉学科公募

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◎学会より会員のみなさまへ
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◆大会準備委員会より

第22回大会(2025年10月18〜19日広島大学教育学部)の続報です。大会テ
ーマ「架橋する」に関連した招待講演と準備・実行委員会企画シンポジウムを以
下の通り開催します。(1)招待講演:「質的研究―経験から経験へと架橋する物語
りの科学―」講演者は、質的データ分析法SCATの開発で著名な大谷尚先生(名
古屋経済大学)です。(2)準備・実行委員会企画シンポジウム:「職業的アイデン
ティティを架橋する―人材育成の研究と実践を通して―」(3)「戦争・被爆・災害
の記憶を架橋する―集合的トラウマに触れる、多様な実践とまなざし―」。
いずれもどうぞお見逃しなく!
懇親会申込者が会場収容人数の上限に達しました。多数の申込ありがとうござ
いました。会員企画シンポジウム、ポスター発表申込者の方で 8月20日(水)
までに大会準備・実行委員会から連絡がなかった方は採択となります。なお、発
表申込者は、筆頭発表者,連名発表者(非会員を含む)全員が大会参加費を納め
る必要があります。この点、筆頭発表者が責任をもってご確認ください。合わせ
て会員の方は、年会費納入もご確認ください。なお詳細は、大会Webサイトを
ご確認ください。

https://www.k-gakkai.jp/jaqp2025/

(大会準備委員 中坪史典)

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

「昭和100年」などと掲げられる2025年です。そうした中、8月は広島・長崎へ
の原爆投下から80年、御巣鷹山の航空機墜落から40年と、多くの生命が奪われ
た出来事を悼む報道が重なりました。そのなかで、8月6日に広島で開催された
平和記念式典において、内閣総理大臣が最後に引用した短歌が心に残りました。

「太き骨は先生ならむそのそばに 小さきあたまの骨 あつまれり」――教師と思
しき大人の骨のそばに、子どもたちの小さな頭の骨が寄り添うように並んでいる
情景を詠んだ正田篠枝さん(「原爆歌人」)の作品です。小さな子どもたちが先生
のもとで最期を迎えたであろう姿に想像をめぐらせるとともに、亡くなられた
方々やご遺族の無念と悲しみに思いを馳せました。

『質的心理学研究』では現在、第26号特集「『コンフリクト』と向き合う」(20
25年10月末締切)、第27号特集「『アート』を活用した質的研究」(2026年10
月末締切)の投稿を募集しています。広島での第22回大会では、第27号に関連
するシンポジウム「『アート』に基づいた質的研究-研究と実践・芸術と社会の混
交へのまなざし-」を開催します。

第27号の特集に関連づけたシンポジウムでは、2024年に邦訳された『アートベ
ース・リサーチ・ハンドブック』(福村出版)も参考にしつつ、「arts based research」
とは、研究と実践、芸術と社会の二軸による4象限モデルで捉えられるのではな
いか、という観点から、その意義と可能性を探ります。戦後80年の広島での大会
においてアートと質的研究を取り上げるにあたり、先の短歌が示すように、わず
か31文字が個人の関係性や社会的記憶をどのように凝縮し、伝えうるのかとい
う視点も、参加者の方々と深められればと願っています。

(『質的心理学研究』編集委員 山口洋典)

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◆会務委員会より

2025/8/12 現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。

会員数:1,367名

2025度会費納入率:58.3%(未納者 570名)
2024度会費納入率:89.2%(未納者 148名)

みなさまのご協力のおかげで、例年の同時期よりも高い会費納入率となっており
ます。引き続き学会運営へのご理解とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願
いいたします。

まだまだ暑い日々が続いております。くれぐれもご自愛ください。

(会務委員 川島大輔)

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◎会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月15日〆切です。
https://jaqp.jp/mail-magazine-offer
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■研究会情報
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◆第3回「オートエスノグラフィーと詩的探究フォーラム(FAPI)」

第3回「オートエスノグラフィーと詩的探究フォーラム(FAPI)」のご案内です。
ワークショップや座談会、発表を通じた、オートエスノグラフィーと詩的探究の
実践・対話の場となっております。関心のある方は、ぜひご参加・ご発表くださ
い。

■テーマ「身体、 、世界、」
■2025年9月28日(日) 9:30-17:30
於:早稲田大学戸山キャンパス33号館3F

■当日のスケジュール(暫定版)
・9:00-   受付開始
・9:30-9:45 オープニング
・10:00-12:00 ワークショップ:「オートエスノグラフィック・シアター(当
事者演劇によるライフストーリーABR)」(講師:岡原正幸)
・12:00-13:00 ランチ懇親会(※参加希望の方はお弁当などお持ちください)
・13:00-14:00 オートエスノグラフィー座談会
・14:30-17:00 口頭発表
・17:15-17:30 クロージング

■参加申込
こちらのページからお申込みください。
https://peatix.com/event/4477608/view?k=fe9e6ff0bdb54a345c9d31c7ed74e1e595adf8ec

■発表者申込
発表希望者はPeatixから参加申し込み後、Peatix記載のURLよりお申込みください
(2025年9月14日締切)

【お知らせ】
先日イギリスで行われたオートエスノグラフィー国際学会(ICAE)にて、
本フォーラムが「The 2025 Special ICAE Collaboration Award」を受賞しました。

みなさまのご参加・ご発表を、心よりお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

(情報提供者 濱名潔様)

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◆保健医療社会学会・関西定例研究会(大会テーマ連動企画)

保健医療社会学会・関西定例研究会(大会テーマ連動企画)のお知らせ

■日時:2025年9月28日(日)13時半~17時(無料、非会員歓迎、対面)
■会場:国労大阪会館 3階大会議室(懇親会は近隣で開催。任意参加)
■アクセス:JR天満駅(JR大阪駅から環状線で2分)より徒歩3分
もしくは  地下鉄堺筋線扇町駅より徒歩10分
地図 https://www.navitime.co.jp/poi?spot=00011-060317943

■テーマ・・・研究支援のユニバーサルデザイン化を考える
・発表1「大学での研究支援の『多様化』の現在
―ダイバーシティといいながらの女性活躍支援―」巽真理子(大阪公立大)
・発表2「研究支援のユニバーサルデザイン化
―ライフスタイル中立的な研究支援の未来像」樫田美雄(摂南大学)
・コメンテーター:松繁卓哉(追手門学院大教員)、吉田雄一朗(摂南大学職員)

人生100年時代、人生は多様性を増しています。この変化に研究支援の体制は追
いついているでしょうか。2026年の学会大会テーマである「ライフの多様性に開
かれた保健医療社会学を目指して」に連動して「研究支援の体制革新」を模索し
ます。研究支援は「標準的研究者像」との落差を埋める発想から、多様なライフ
に合わせた研究スタイルを構想する発想に発想転換をするべきではないでしょう
か。フロアと共に考えます。

詳細と事前配布資料は、下記学会HPにてご案内しています。

■学会HP: https://square.umin.ac.jp/medsocio/seminar.html

文献:巽真理子(2023)『大学研究者へのワーク・ライフ・バランス支援―女性
支援からケア支援へ―』大阪公立大学出版会。
木下衆(2018)「研究者によるケアを、誰がいかに支えるか―研究者のための社
会学―」in『現象と秩序』第8号,39-66頁(WEBで無料配信中)。

(情報提供者 樫田美雄様)

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■公募情報
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◆立正大学社会福祉学部子ども教育福祉学科公募

立正大学社会福祉学部子ども教育福祉学科では、下記の通り、
「心理学」教員2名を広く募集しております。積極的なご応募を
お待ちしております。

研究分野:心理学(臨床・発達心理学等)
職種:①講師・准教授・教授 ②助教
勤務形態:①専任(任期あり) ②専任(任期あり)
募集終了日:①2025年9月1日 ②2025年9月25日
詳細につきましては以下のURLをご参照ください。
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D125071689
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?id=D125071687

(問い合わせ先:岡本依子 o_yoriko@ris.ac.jp

(情報提供者 岡本依子様)

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[クッピーより]

クッピーです。

暑い日が続きますね・・・という書き出しでくるメールを読みつつ、そういえば、
昔はそんなに暑くなかったのかと、ふと昔を思い出してみたのですが、やっぱり、
夏は暑かったよなーという思い出がふつふつとわいてきました。

生まれも育ちも山形だったためなのか、、、ただ、お盆を過ぎると急に朝は肌寒
くなり、9月には運動会の練習を普通にしていた記憶が・・・

とここまできて、、、”暑さ”の記憶って思い出すのが難しいですね!?凍える
ように寒かった経験はすっと思い出せるのに、暑いのはいまいち思い出せません
!!

暑さで頭がボーっとしてるからでしょうか?チャットNo.5に聞いてみると即座に
返事が・・・・へぇ×5ぐらいのレビューでした。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
担当:岡部大祐・古賀佳樹・石田喜美・香曽我部琢・張暁紅
発行:日本質的心理学会 https://www.jaqp.jp/
発行日:2025年8月20日
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●学会に関するご意見・ご要望は、お手数ですが学会事務局までご連絡ください。
学会事務局アドレス jaqp@jpass.online
●質的研究に関する研究会や公募等の情報提供および共催のご依頼は、下記の
フォームからお知らせください。いただいた情報は、メールマガジン等に掲載し、
共催については委員会内で検討のうえ、お返事差し上げます。
https://jaqp.jp/mail-magazine-offer
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