日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
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日本質的心理学会 メールマガジン No.175(2019)

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◎ 学会より会員のみなさまへ

◆ 日本質的心理学会第16回大会のお知らせ

◆ 『質的心理学研究』編集委員会より

◆ 会務委員会より

◎会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

◆ 批判心理学セッションのお知らせ

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆日本質的心理学会第16回大会のお知らせ

2019年9月21日(土)- 22日(日) に明治学院大学白金キャンパスにおい
て日本質的心理学会第16回大会が開催されます。4月18日(月)から参加登・
懇親会登録、ポスター発表登録およびシンポジウム企画登録を開始しました。ポ
スター発表登録およびシンポジウム企画登録の締め切りは5月31日(金)を予
定しています。今回は諸般の事情からポスター発表費として1000円をいただく
ことになっています。また事前参加登録期限は7月19日(金)の予定です。皆
様のご登録をお待ちしております。
登録には会員番号の入力が必要になります。会員番号は、学会から届く郵送物
のラベルに「00」から始まる6桁で記載されております。会員番号が不明な場合
には日本質的心理学会事務局(jaqp-post〔at〕bunken.co.jp)までお問い合わ
せください。

第16回大会では海外で活躍する2名の著名な質的研究者に招待講演を依頼し
ています。オールボー大学教授のヤーン・ヴァルシナー先生からは「エレガント
なままで:日本における質的心理学の15年間」というタイトルで,またミシガ
ン大学教授のジョン・W・クレスウェル先生からは「質的研究と量的研究をむす
ぶ意義:混合研究法の観点から」というタイトルでそれぞれご講演いただきま
す。

大会の事前参加登録は以下の大会HPで受け付けております。皆様のご参加を
お待ちしています。
大会HPアドレス:http://www.shitsushin16.jp/

(第16回大会準備委員長 野村信威)

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

ゴールデンウィークの10連休も終わりました。みなさまはどのようにお過ご
しだったでしょうか。私の周囲では、ゴールデンウィークは休暇というより、む
しろ(締め切りをすぎた?)原稿執筆のまたとないチャンスとして、かえって仕
事三昧だったという方も少なくなかったようです。
『質的心理学研究』の編集委員会では、投稿の手引きについても改訂作業をす
すめてきました。例えば、質的心理学研究に掲載される論文には、その性質上、
写真など、多くの映像資料が掲載されることがあります。映像資料は、論文内容
を読者に的確に伝える力を有しており、大変重要な資料であります。ただし、そ
の一方で、それにともなって映像資料に映り込んでしまう人々の肖像権・プライ
バシーの保護など、倫理的な配慮には細心の注意を払う必要があるものです。論
文がネット上に公開されることが増えた昨今では、特にこの点について注意を払
うべきでしょう。
掲載論文を見直してみましても、その修正処理のかたちにはさまざまなものが
あります。もともとの映像資料をぼかしたもの、顔など個人情報が特定される可
能性のあるものについてマスクをかけたもの、線画で表現したもの、絵画として
表現したものなど、多様です。この点、当学会において明確には規定されており
ませんでしたので、その点をどのように盛り込むのかについての議論がなされま
した。学会ホームページにあります質的心理学研究の「規約」や「投稿論文原稿
作成のための手引き」をご確認いただけましたら幸いです。
もっとも、倫理面での配慮をすることは当然としましても、そのうえで、研究
で伝えられる情報量をどのようにしていくのかということは、会員のみなさま
個々でさまざまに試行錯誤されているところであり、様々に議論できることでし
ょう。編集上のどのように細かな案件においても、質的研究の本質にかかわる問
題があるものだと気付かされます。
最後になりましたが、私は昨年度にひきつづき『質的心理学研究』編集委員会
の副委員長を務めさせていただきます。この雑誌が魅力的で有益な発信の場とな
るよう努力していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

(『質的心理学研究』編集委員会 副編集委員長 松嶋秀明)

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◆会務委員会より

2019/5/15現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1,143名

2019年度会費納入率:61.5%(未納者 440名)
2018年度会費納入率:85.6%(未納者 164名)

☆平素より、学会運営へのご理解とご協力を、誠にありがとうございます。
4月から5月にかけて、13名の方が新しく本学会に入会してくださいました。
会員のみなさまのご参画により本学会が活性化されますこと、たいへん有難く存
じます。学会側としましても、みなさまにとって実りある場をおつくりできるよ
う、尽力していまいる所存です。どうぞ今後とも、よろしくお願い申し上げます。

(会務委員会 安田裕子)

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■□■□会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月15日〆切です。
http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
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■研究会情報

◆批判心理学セッションのお知らせ

批判心理学に関するさまざまな主題を自由に報告し討議するフォーラムとして,
批判心理学研究会により「批判心理学セッション」が隔月で開かれています。6
月2日に11回目のセッションが開かれます。批判心理学に関心をおもちの方
は,どなたでも参加できます。
参加費は無料です。気軽におはこびください。

批判心理学セッション11
日時:6月2日(日),午後2時から
会場:静岡大学東京事務所.同事務所は東京工業大学キャンパス・イノベーショ
ンセンター内,6階612号室(エレベータを出て左側正面)
1. 増田 匡裕(和歌山県立医科大学)「コミュニケーション学でもらった“玉
手箱”を心理学の“浜辺”で開けてみると(その2:承前):G.A.Kellyの理論で対
人コミュニケーションを説明するとはどういうことか」
2. 百合草 禎二(常葉大学名誉教授)「エフ・イエ・バシリョク『体験の心理
学:危機的状況の克服の分析』の第1章「体験の現代的見解」を読む」
3. 五十嵐 靖博(山野美容芸術短期大学)「『自己肯定感』という言葉の起源
と展開:心理学史研究と批判心理学の立場から」

主催:(公社)日本心理学会 批判心理学研究会
参加費:無料
アクセス:JR山手線・京浜東北線,田町駅下車.芝浦口徒歩1分
(http://www.cictokyo.jp/access.html)
所在地 : 〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6.

※当日,建物玄関ロビー等に開催掲示はありません.6階の612号室までお越し
下さい.

(情報提供者 いとうたけひこ 様)

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[クッピーより]

今月号のメルマガをお届けいたします。
クッピーは、いま、3月締め切りの学会誌の投稿をあきらめ、5月の投稿を目指
して書き書きしています。研究って、楽しいですよね。それをまとめるのも楽し
い。でも、投稿となると、「えいやっ!!」と気合いを入れないといけません。
「次がある」、「また別の機会に」といったん思ってしまうと、なかなかまとま
らないのです。そんな意志薄弱を反省する今日この頃です。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
担当:香川七海・宮本匠・蒲生諒太・木下寛子
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2019年5月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望、または、アドレスの変更、配信の停止を希望さ
れる場合は、お手数ですが学会事務局までご連絡ください。
学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp
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