日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃4┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
役立つ情報を共有しましょうよ
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.119======================2014/9/20

涼しくなってまいりました。風邪をひかないようにお気を付けください。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

◆日本質的心理学会 第11回大会準備委員会より

◆研究交流委員会より

◆『質的心理学研究』編集委員会より

◆会務委員会より

◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

◆学会賞選考委員会より:学会賞選考結果のお知らせ

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

◆EMCA研究会2014年度研究大会のお知らせ

◆EMCA研究会2014年度第1回会話分析入門連続セミナーのお知らせ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆日本質的心理学会 第11回大会準備委員会より

学会大会まで一ヶ月となりました。会員の皆様のご協力によって、最終的にポ
スター発表が95本、会員企画シンポジウムが8本となり、ポスター発表数では昨年
の10周年記念大会を上回りました。この状況から考えると、大会当日は多くの会
員の皆様が松山に来られるものと予想されます。準備委員会としても、うれしい
悲鳴をあげていますが、少人数のスタッフで可能な限り歓待したいと思います。
大会スケジュールは以下の通りです。すでに大会HPに上げていますが、もうま
もなく抄録集の印刷版下のPDF版を大会HPにアップすることができると思います。
学会会場までのアクセスは、
http://www.matsuyama-u.ac.jp/gaiyou/ricchi/ricchi.htm
をご覧ください。
松山大学は市内から比較的アクセスしやすいところにあります。なお、飛行機
の最終便は、羽田19:30、成田19:40、伊丹19:35、関西20:35、中部国際17:35、
福岡20:20、沖縄10:45です。広島港までの高速フェリー最終便は、21:00です。
大学から松山空港及び松山観光港までタクシーで30分程度ですので、両日ともプ
ログラム最終まで参加しても最終便には間に合います。
宿泊に関しての情報です。松山大学に一番近いホテルは「ホテル泰平」です。
http://www.hoteltaihei.co.jp/ 道後温泉も近くです。すでに予約された方がほ
とんどだと思いますが、生協や楽天トラベルなどのチケットと宿のパックが格安
です。地元の旅行業者は、フジトラベル・サービスhttp://www.fj-t.com です。
予約がまだの会員は、お急ぎ下さい。
それでは、松山の地で、みなさまにお目にかかるのを楽しみにしています。

日本質的心理学会第11回大会スケジュール
10月18日(土)・19日(日)・20日(月)
松山大学8号館 9:00~ 受付:4階ホール クローク:840
大会第1日目 10月18日(土)9:00~受付開始 8号館4階ホール
午前 9:30~11:00 講習会とワークショップ 教室番号
講習会
1.被爆問題ドキュメンタリーを読み解く試み 講師 好井裕明氏 841
2.現象学的研究の考え方と分析方法 講師 西村ユミ氏 851
ワークショップ
1.Thematic Analysis入門 企画者 土屋雅子氏 843
2.社会調査における調査倫理と当事者 企画者 石川良子氏 842

11:15~12:30 大会基調講演 「正岡子規と病いのナラティヴ」江口重幸氏
821
午後
13:30~15:30 シンポジウム
1.保育実践の質感と実践研究 日本保育学会と本学会研究交流委員会共同企画
シンポジウム 844
2.質的研究における映像の可能性 企画者 好井裕明氏・樫田美雄氏 845
3.質的心理学研究・実践における「ま」の探求 企画者 宮本匠氏 821
15:45~17:45 シンポジウム
1.フィールドワークとライフストーリー 大会実行委員会企画 登壇者 桜井
厚氏・岸衛氏 820
2.障がい支援テクノロジー 企画者 苅田知則氏 844
3.対話と葛藤としての研究倫理 企画者 質的心理学フォーラム 845

大会第2日目
午前
9:00~10:30 ポスター発表 5階 851~860
10:45~12:15 大会記念講演 麻生武氏
「<痛み>の概念の獲得と新しい<身体>」821
12:15~13:15 総会 821
13:30~15:30
1.コミュニティを編み直す 企画者 青山征彦氏 844
2.<現場>を読みとく質的研究の方法論の“勘所” 企画者 鮫島輝美氏
845
3.医療分野の研究方法としてのナラティヴ分析 企画者 宮坂道夫氏 821
4.被災地の復興の経験とは何か 企画者 伊藤哲司氏 822

15:45~17:45 会員企画シンポジウム
1.複線径路等至性モデル(TEM)の実践と展開 企画者 福田茉莉氏 845
2.<私>をめぐる謎を斜めから見る 企画者 小島康次氏 844
3.現代の聖地巡礼ともの語り 企画者 やまだようこ氏 821
10月20日
10:00~16:00
研究交流委員会主催セミナー
M-GTAの展開‐分析・概念化・理論化 872

(第11回大会準備委員長 山田富秋)

*********************************

◆研究交流委員会より

●M-GTAセミナー第2弾開催決定! 『M-GTAの展開‐分析・概念化・理論化』

研究交流委員会は会員の研究法習得ニーズに答えるべく、『質的心理学研究法
セミナー』を開催しています。まず、昨年の第6回『M-GTAの初歩―選択・テーマ
設定・焦点化の基準』の第2弾のセミナーを開催します。今回は、M-GTAの基礎を
理解されている方向けです。ふるってご参加ください。
【概要】M-GTA(修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ)が、自分のや
りたい研究に適していることは確認できたし、「分析テーマ」や「分析焦点[者]」
の設定も理解したが、「分析ワークシート」を使った概念化がうまくできない
……概念が山ほどできてしまった……概念や理論全体に「うごき」がないと指摘
されたが、どういう意味なのだろう……? M-GTAによる分析を展開する上で直面
するこうした問題について、講師と参加者で一緒に検討していきます。

【日時】2014年10月20日(月)第11回大会翌日 10:00~16:00
【場所】松山大学 文京キャンパス 8号館7階872教室
【講師】山崎浩司(信州大学医学部准教授)
【参加費】日本質的心理学会会員は2,000円、非会員は4,000円。
【申込時の記載内容】(1)氏名と所属(無所属でも可)、(2)連絡先、(3)研究主題
と研究領域、(4)M-GTA研究との関わり、(5)応募理由(400字以内)、(6)会員/非会
員の別
【申込期限】2014年9月23日(火) ※定員(20名)

※定員超過時は、第6回質的心理学研究法セミナーに参加された方を優先とします。
それ以外の方は、講師の先生と相談の上、選抜します。定員を大幅に超過する申込
みがあった場合、申込期限より早期に申込打ち切りとさせて頂く場合があります。
※詳しい情報は
http://www.jaqp.jp/sg_public/kenkyuukai_20141020a/
をご覧ください。

(研究交流委員 鮫島輝美)

*********************************

◆『質的心理学研究』編集委員会より

第11回大会まで1ヶ月を切りました。第2回編集委員会は大会前日に松山で開かれ
るため、現在委員会に向けて鋭意準備中です。議題はたくさんあるのですが、論文
審査状況、覚え書き等の修正、今後のスケジュール、第17号特集のテーマなどが予
定されております。
大会では、編集委員会企画シンポジウムとして、「質的研究における映像の可能
性」(企画者 好井裕明・樫田美雄)を準備しております。内容を少し先取りする
と、映像研究の実際だけではなく、具体的なプロセスも知ることができるものにな
っております。また、登壇者は工学者、感性情報学者、法学者、社会学者であり、
心理学にとどまらない多様性に開かれた豊かな議論が展開されることが期待できま
す。本シンポジウムは、第16号(2017年3月刊行予定)の特集論文「質的研究にお
ける映像の可能性」(責任編集者:同上、2015年10月末日投稿締切)に連動してい
ますので、投稿を検討されている方や、関心のある方はぜひお集まりください。
また、現在募集中であるもうひとつの特集は、第15号(2016年3月刊行予定)の
「子どもをめぐる質的研究」(責任編集者:斉藤こずゑ・菅野幸恵)です。こちら
は2014年10月末日と締切が近づいてまいりました。
最後に、現在の投稿状況です。第14号(2015年3月刊行予定)への掲載が決定し
ている論文は7本(特集4本、一般3本)です。今後も掲載決定論文が増えていくこ
とと思われます。少し先ですが、お手元に届くのを楽しみにしてください。また、
一般論文は随時受付中です。みなさま奮って投稿ください。お待ちしております。

(『質的心理学研究』編集監事 沖潮(原田)満里子)

*********************************

◆会務委員会より

会務委員会より

2014/9/11現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1087名

2014年度会費納入率:82.7%(未納者187名)
2013年度会費納入率:88.6%(未納者123名)

(会務委員長 サトウタツヤ)

*********************************

◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

松山大会において、『質的心理学フォーラム』バックナンバーの

超 特 価 予 約 販 売

をします。10月18日、19日に開催される第11回大会の会場にて現金と引き替えに
受け取ることができます。
1~5号は1冊500円(!!!)、9月中に刊行予定の最新号(6号)は2,000円となり
ます。
ご購入を希望される方は、下記フォームよりお申込みください。
http://urx.nu/bMuF
申込期限は10月10日(金)24時とします。
大会当日の指定する時間に受付にお越しください。
(初日、二日目ともに設定します。メールでお知らせします。)

(『質的心理学フォーラム』編集委員長 尾見康博)

*********************************

◆学会賞選考委員会より:学会賞選考結果のお知らせ

今年度は、論文賞、国際フロンティア奨励賞、特別賞の選考を行いました。
論文賞は、『質的心理学研究』11号、12号を対象に、2本の受賞論文を選びまし
た。国際フロンティア奨励賞には8名の応募者があり、討議の結果、2名の受賞
者を選びました。また、選考委員より特別賞の推薦を受け、審議の上で受賞者
として選びました。各賞の受賞者は以下の通りです(速報のため、選考経過や
授賞理由については、今後掲載予定の学会HPや『質的心理学フォーラム』にて
ご確認ください)。受賞者のみなさま、おめでとうございます。なお、各賞の
表彰式は学会大会の懇親会にて行い、受賞者のみなさまに賞状を授与いたしま
す。

●論文賞
・優秀モデル生成論文賞:高橋菜穂子・やまだようこ
児童養護施設における支援モデルの構成――施設と家庭をむすぶ職員の実践
に着目して(11号掲載)
・優秀分析方法論文賞:東村知子
母親が語る障害のある人々の就労と自立――語りの形式とずれの分析(11号
掲載)
●国際フロンティア奨励賞
・長尾明子(立命館大学言語教育センター)
・山口慶子(お茶の水女子大学大学院)
●特別賞
・塩浦暲氏(新曜社)

(学会賞選考委員長 やまだようこ)

……………………………………………………………………………………………
■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。

……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆EMCA研究会2014年度研究大会のお知らせ

本年は、林誠先生(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校)にご講演いただ
きます。また、自由報告のほか、新たな取り組みとして、若手研究者のキャリ
アパスを考えるためのセッションを設けました。
(くわしくは、http://emca.jp/meeting.php をご覧下さい)
##日時: 10月12日(日)10:00-17:30
##場所: 立命館大学梅田キャンパス(大阪富国生命ビル)14階
##大会参加費: 無料(会員・非会員とも)
プログラム
10:00-11:30 第一部:自由報告 【多目的室】
10:00-10:45 森本郁代(関西学院大学)
過去の出来事についての語りにおける指さしと認識性
10:45-11:30 中川敦(島根県立大学)
遠距離介護の意思決定過程の会話分析
11:30-12:40 第二部:キャリアパスセッション
11:40-12:00 話題提供1:小宮友根(東北学院大学)
12:00-12:20 話題提供2:海老田大五朗(新潟青陵大学)
12:20-12:40 話題提供3:川島理恵(関西外語大学)
14:20-15:50 第三部:自由報告(報告者・演題はhttp://emca.jp/meeting.php)
16:00-17:30 第四部:講演
林誠先生(イリノイ大学 アーバナ・シャンペーン校)
Collateral effects(付随効果)と相互行為言語学の展望

(情報提供者 樫田美雄 様)

◆EMCA研究会2014年度第1回会話分析入門連続セミナーのお知らせ

■会話分析入門セミナーについて
会話分析は現在、社会学、言語学、認知科学等の多様な分野で活用されている研
究方法ですが、残念ながら日本では、体系的にその思考法や分析技術を学べる研
究機関はほとんどありません。そのためエスノメソドロジー・会話分析研究会で
は、会話分析に関心があり、学んでみたいと思っている大学院生・研究者の方向
けに昨年度から入門セミナーを開催しています。今年度はより体系的に会話分析
を学べるよう、下記のような連続セミナーを開催いたします。有料ですが、研究
会会員には参加費の割引もございますので、これを機会にぜひ入会もご検討くだ
さい。
(先着順です。申し込み方法等の詳細は
URLhttp://emca.jp/emca_seminar.php
内を見て下さい)
□10月5日(日)
・9:30-11:30「ビデオデータの撮り方」(セミナー番号14ca01)
・13:00-15:00「書き起こしの仕方」(セミナー番号14ca02)
・15:15-17:15「会話分析の基本的な考え方」(セミナー番号14ca03)
・開催場所:キャンパスプラザ京都 京都大学サテライト講習室(6階・第8講習
室)http://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access
□10月11日(土)
・9:30-11:30「相互行為における非言語的資源」(セミナー番号14ca04)
・13:00-15:00「行為連鎖組織」(セミナー番号14ca05)
・15:15-17:15「順番交替組織」(セミナー番号14ca06)
・場所:京都大学デザインイノベーション拠点 フレキシブルスペースA~D

Access


※関東では、11月以降開催予定です。
http://emca.jp/emca_seminar.php
にて案内予定

(情報提供者 樫田美雄 様)

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]

世の中、ゆるキャラが大量に出回っておりますね。皆さん、わたくしクッピー
ってどんな姿形をしていると思われます?

……………………………………………………………………………………………
編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第119号担当:日高友郎・呉宣児・香川秀太
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2014年9月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイディアを募集しております。
情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━