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編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.108=================2013/10/20

台風の多い秋ですが、みなさまご無事にお過ごしでしょうか。今のところ、
今年の冬は寒さが厳しいとの予報ですので、台風の合間に過ごしやすい季節を
楽しんでくださいね。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

◆研究交流委員会より: 「質的心理学研究法セミナー」のお知らせ

◆『質的心理学研究』編集委員会より

◆会務委員会より

◆震災WGより

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報
◆人間生活工学ワークショップのお知らせ

◆ナラティヴと質的研究会 第4回「病いの語りと当事者性」

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆研究交流委員会より: 「質的心理学研究法セミナー」のお知らせ

●エスノグラフィーセミナー第2弾開催決定!『質的心理学研究法セミナー』

第7回セミナーでは、昨年の第5回セミナー「看護実践のエスノグラフィー
入門」に引き続き、エスノグラフィーをテーマにしたセミナーを開催しま
す。昨年度の参加者の方はもちろん、初めての参加者の方も大歓迎です。み
なさま奮ってご応募ください。

○第7回 質的心理学研究法セミナー
『エスノグラフィー研究のデザイン』
【概要】エスノグラフィーは、人びとが生きている現場を明らかにするため
の方法論です。今回はエスノグラフィー研究のデザインの仕方を学びます。
研究デザインとは、ある研究の設計図にあたる、重要なものです。これがで
きれば見通しよく研究を進めることができるようになります。設問、理論枠
組み、データの収集と分析などの要素をまとめて研究デザインを構想します。
エスノグラフィー研究をデザインする上で大切なのは、エスノグラフィー
の基本的な発想の仕方、すなわちコンセプトを理解することです。それがな
いと、ちぐはぐなデザインになりかねません。そこで、今回はエスノグラ
フィーのコンセプトをまず学び、それからそれに相応しい研究デザインの仕
方を具体的に実習します。
すでにエスノグラフィー研究を始めているが実際の進め方がよくわからな
いという方、あるいは仕事や研究の現場で「この問題にエスノグラフィーを
適用してみたい」という具体的な関心をもっている方が受講されれば、効果
的と思います。
【日時】2014年3月8日(土) 10:00~16:00
【場所】京都光華女子大学
【講師】小田博志(北海道大学大学院准教授)
【申込期限】2014年1月31日(金) ※定員(20名)
【参加費】日本質的心理学会会員は2,000円、非会員は4,000円。
※詳しい情報はhttp://www.jaqp.jp/sg_member/kenkyuukai_20140308/をご
覧ください。

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

第10回大会が終了し、早1か月余りが経過いたしました。「温故知新―きっ
と新しい径路が見える」というサブタイトルにあったように、日本は2020年の
オリンピックの東京開催が決定し、「7年後」の未来に向けて新たな径路を歩み
出していくムードが高まってきました。さて、第14号特集「社会への実践と質
的研究」(田垣正晋・永田素彦 責任編集)の締切がいよいよ今月末に迫ってま
いりました。今回の特集テーマは、その趣旨にも書かれているように、私たち
が生活する社会と無縁ではない「質的研究」のあり方を問う一つのきっかけに
なるものであると思われます。現実社会に切り込んだ介入研究や実践を記述し
た研究、そして社会的実践と質的研究のつながりを展望した論考など幅広い視
点からのアプローチが可能な内容となっております。10月初旬現在、特集論文
への投稿は2本と、締切を月末に控え徐々に集まり始めています。今一度、特
集テーマを再読いただき、皆様からの積極的なご投稿をお願いいたします。ま
た、2013年4月以降の新規投稿論文(特集論文を除く)は4本と例年に比べや
や伸び悩んでおります。論文の「数」=「量」にとらわれてはいけないと思い
ながらも、「参加(=投稿)することに意義がある」というオリンピック精神に
倣って、「質」の高い論文が数多く投稿されることを編集委員会一同、心よりお
待ちしております。

(『質的心理学研究』 編集監事 飯牟礼悦子)

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◆会務委員会より

<会員動向> 10月15日現在の会員状況は以下のとおりです。

●会員数 1054名
●2013年度会費納入率:75.5%(未納者258名)
●2012年度会費納入率:87.8%(未納者128名)

2013年も残り2カ月もなくなり、そろそろ2014年度の計画を考える時期に
なりました。次年度、そして本年度後半の諸活動を支えるためにも、2013年度
会費(未納のある方はその分も)の納入をどうぞ宜しくお願い致します。

(会務委員会 谷口明子)

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◆震災WGより

「あつまる、まじわる、つながる(3)―地域のサステナ活動をつなぐポスター
ワークショップ」開催のお知らせ

震災WGが後援する標題のワークショップ(主催:茨城大学地球変動適応科
学研究機関)が下記の通り開かれます。午前中は、「フラットで気楽な対人関係
のもとで進められる〈哲学的な対話〉の試み」である哲学カフェ(ファシリ
テーター:西村高宏氏(東北文化学園大学准教授・臨床哲学)・近田真美子氏
(東北福祉大学講師・精神看護学):テーマ「〈安全・安心〉をめぐる対話」)が
開かれ、午後は、地域のサステナ活動に関わっている市民、学生、研究者がポ
スターを用いて発表しあい、互いに繋がっていく対話的な場が展開されます。
持続可能な社会づくりを志向する対話の試みでもあります。ポスター発表も歓
迎。どうぞふるってご参加ください。

日時:2013年11月17日(日)10:30~17:00
場所:茨城大学水戸キャンパス(茨城県水戸市文京2-1-1)
参加費無料、事前参加申込不要(ポスター発表者は11月8日(金)までに申込み)
HP:http://sustainaworkshop.wordpress.com/

問い合わせは、震災WG・伊藤哲司(tetsuji64@yahoo.co.jp)まで

(震災WG 伊藤哲司)

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■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】 以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をその
まま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日本質的心
理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各自にてご判断の上、
ご参加ください。
【注意!】 情報提供は、http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/を必ずご参照
いただき、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入のうえお送りください。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。また、掲載情報は、簡
潔に編集させていただくことがあります。
【注意!】研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載され
ていることがありますので、出席される方は、開催直前にHPで確認されること
をお薦めします。
【情報!】 メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れること
があります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供しますので、
ホームページの定期チェックをお願いします。

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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆人間生活工学ワークショップ「生活になじむ情報空間/atmosphereとしての
生活情報」のお知らせ

日時:2013年11月14日(木曜)13:30~17:00(13:00 より受付開始)
場所:早稲田大学西早稲田キャンパス 55 号館2階第3会議室
主催:早稲田大学創造理工学部人間生活工学研究室・(一社)人間生活工学研究
センター(HQL)
趣旨:手に馴染む道具、という言葉があるように、生活に馴染む情報、情報環
境、情報空間、というようなものがあると思います。この視点から3名の演者
の方から広く話題を提供していただき、情報の視点から「生活」ということを
改めて見つめ、これからのモノづくりに展開して行くことを目標としています。

1 「ヒトを探求し拡張する装置としてのナチュラルユーザインタフェース」
橋田朋子先生 早稲田大学基幹理工学部 表現工学科 専任講師
2 「環境はどのようにICTサービス利用に影響するか:ユーザ調査に基づく
サービス利用の理解と、ICTサービスデザインへの応用」 片桐有理佳先生
/大 野健彦先生 NTTサービスエボリューション研究所
3 「そこにあるモノ」 高橋賢治先生/宮下浩志先生 (株)丹青社文化空
間事業部

【ご案内】どなたでも参加できますが、事前にお申し込み下さい。詳しくは下
記をご参照下さい。
http://www.f.waseda.jp/komatsubara.ak/PDFs/2013_HLE_WS.pdf

(情報提供者 小松原明哲様)

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◆ナラティヴと質的研究会 第4回「病いの語りと当事者性」
(ナラティヴと質的研究会・当事者性を考える研究者の会 共催)

〇日時:10月27日(日) 13:00-17:00
〇場所:大阪大学吹田キャンパス人間科学研究科207教室(ユメンヌホール)
(交通アクセス)
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/accessmap.html
(キャンパスマップです。阪大病院の向かい側、21番が人間科学研究科です。
ユメンヌホールは人間科学研究科・東館の2階となります)
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/suita/suita.html
〇発表者とタイトル
1)稲原美苗(大阪大学大学院文学研究科)
障害当事者から観た『ピノキオ』:スペクテイターシップと語り(仮題)
2)菅波澄治・田辺裕美(大阪大学大学院人間科学研究科)
当事者同士の語り合いの治療的意義について–AA参加者と血液透析患者のナ
ラティヴに基づく仮説生成の試み(仮題)
3)嶋田久美(京都大学大学院人間・環境学研究科)
「コミュニティ音楽療法」の風をよむ–臨床的音楽活動における専門家の当事
者性(仮題)
〇参加申込み・問い合わせ
・参加申込み(研究会・懇親会それぞれについての参加希望をご連絡ください):
toujisya.rethink.mail[at]gmail.com([at]を@に)
(当事者性を考える研究者の会)
・ナラティヴと質的研究会に関する問いあわせ:
narrative123[at]gmail.com([at]を@に)(ナラティヴと質的研究会事務局)

詳細は→http://www.jaqp.jp/sg_member/kenkyuukai_20131027/

(情報提供者 浦田悠様)

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[クッピーより]
大きなオレンジのハロウィン用のかぼちゃ。日本でもお花屋さんなどの店頭で
見かけるようになりました。実は、クッピーはあれを彫ってジャック・オ・ラン
タンを作るのが好きなのです。大きいのに中は空っぽで、青臭いかぼちゃのにお
いがなんともいいのです。
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第108号担当:渡辺 理・日高友郎・岡本依子
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2013年10月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
【学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp 】
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイディアを募集しております。
情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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