●今年もやります!『質的心理学研究法セミナー』

研究交流委員会は会員の技能習得ニーズに答えるべく、『質的心理学研究法セミナー』を開催しています。
このセミナー企画は、(1)長時間(4時間以上)の講習、(2)事前登録制の少人数、(3)事前課題付きの参加型の3点が特徴です。
今年度は2企画実施予定です。まずは通算第6回目のセミナー参加者を募集致します。ふるってご参加ください。

質的心理学研究法セミナー第6回チラシ(改訂版)

○第6回 質的心理学研究法セミナー『M-GTAの初歩―選択・テーマ設定・焦点化の基準』

概要

自分のやりたい質的研究には、M-GTA(修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ)が合っているのだろうか?合っているとすれば、「分析テーマ」や「分析焦点[者]」はどのように設定したらよいのだろうか?M-GTAによる研究を始めるにあたってしっかりと検討すべきこうした問いについて、講師と参加者で一緒に検討していきます。

日時

2013年10月26日(土) 10:00~16:00

場所

安田女子大学(広島市)

講師

山崎浩司(信州大学)
信州大学医学部准教授。M-GTA(実践的グラウンデッド・セオリー)研究会世話人。
専門は死生学、医療社会学、質的研究方法論。
ホームページ:http://researchmap.jp/HRY

質的研究方法論に関する近年の業績(日本語のみ):
1. 山崎浩司・星野明子:「質的研究とそのデザインはこう使おう」桂敏樹・星野明子編『かんたん看護研究』,南江堂,2012年,111-147.
2. 山崎浩司:「医療研究と質的研究―その関係に見る苦難と意義」『質的心理学フォーラム』4号,2012年,28-35.
3. 山崎浩司:「研究の技術(4)質的研究の技術2―分析編」『日本認知症ケア学会誌』10巻4号,2012年,490-496.
4. 山崎浩司:「研究の技術(3)質的研究の技術1―基本編」『日本認知症ケア学会誌』10巻1号,2011年,106-113.

テキスト

木下康仁(2003)『グラウンデッド・セオリー・アプローチの実践―質的研究への誘い』,弘文堂

事前課題

① 上記文献の4.を読んできてください。
② テキストの「第7章 どんな研究に適しているか」~「第12章分析焦点者の設定」(89頁~139頁)を読んできてください。
③ 自分の研究関心と重なる・近い先行研究(質的研究法による論文に限定)を一つ選び、(1)どこが自分の関心と重なるのか・近いのか、(2)どこが逆に違うのか・何が足りないのかについて、説明してください。
④ 自分の研究関心をもとに、インタビューで尋ねたい質問を3つだけ挙げてください。

申込・問合せ先

seminar131026あっとgmail.com(「あっと」を@に変換してください)

※上記は、第6回セミナーの申込・問合せ専用アドレスです。

申込時の記載内容

(1)氏名と所属(無所属でも可)、(2)連絡先、(3)研究主題と研究領域、(4)応募理由(400字以内)、(5)会員/非会員の別

申込期限

申込み受付を終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。※定員(20名)

※定員超過時は講師の先生と相談の上で、応募理由に書かれた緊急性により選抜します。また、大幅に定員を超過する申込みがあった場合、HP等で予告した上で、申込期限より早期に申込打ち切りとさせて頂く場合があります。

参加費

日本質的心理学会会員は2,000円、非会員は4,000円。

  • 大会外企画
  • 質的心理学会研究法セミナー第六回(10月26日)のお知らせ