日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃3┃
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役立つ情報を共有しましょうよ
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.102=================2013/04/19

今回は、新しいアドレスからお送りしています。
新年度がスタートしましたね。新しい環境で迎える方、同じ環境に新しい仲
間を迎える方、同じ環境で同じ仲間と迎える方。さまざまな新年度がよいス
タートとなりますように。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

◆役員選挙の結果

◆新理事長・能智正博 挨拶

◆質的心理学会より: 日本質的心理学会10周年記念『「質的心理学ハンド
ブック」シンポジウム』開催のお知らせ

◆研究交流委員会より

◆『質的心理学研究』編集委員会より

◆『質的心理学フォーラム』編集員会より

◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 今回は会員からの情報はありませんでした。

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆役員選挙の結果

役員選挙の結果を受けて、2013年4月1日から、新しい理事会・常任理事
会が発足しました。やまだようこ理事長に代わり能智正博理事長が就任しまし
た。理事長以下常任理事が学会運営をおこなっていきます。みなさまどうぞよ
ろしくお願いします。
文責(サトウタツヤ:常任理事)

以下役員一覧です。

第4期 役員一覧

理事長 1名
能智正博

常任理事(理事) 8名
サトウタツヤ・やまだようこ・矢守克也・谷口明子・川野健治・伊藤哲司・
藤江康彦・尾見康博

理事 11名
森岡正芳・山田富秋・麻生武・秋田喜代美・西村ユミ・西條剛央・茂呂雄二・
無藤隆・南博文・斉藤清二

監事 2名
斉藤こずゑ・樫田美雄

各委員会委員長(常任理事)
『質的心理学研究』編集委員会・伊藤哲司
研究交流委員会・藤江康彦
『質的心理学フォーラム』編集委員会・尾見康博
会務委員会・谷口明子

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◆新理事長・能智正博 挨拶

このたび新理事長に就任いたしました、東京大学の能智正博と申します。こ
れから3年間、私なりに本学会のさらなる発展のために力を尽くしていくつも
りですので、よろしくお願いいたします。
日本質的心理学会は2004年に産声を上げて、今年で10年めになります。最
初の10年間は学会としての土台を作る段階であり、当学会は無藤隆初代理事
長、やまだようこ第2代理事長のもと、組織が整備され会員数も1000人近く
になりました。これからの3年間は、その10年の締めくくりと同時に次の10
年を展望する発展の足場作りが期待されるのではないかと思います。
この3年で行うべきことは多岐にわたりますが、まず喫緊の課題として取り
組まなければならないのが会計の健全化です。本学会は昨年事務局を外部委託
し、特定大学や個人のボランティアに依存した体制からより「近代的」な体制
へと移行しました。しかしそれによって生じた負担は現在、学会の会計を著し
く圧迫しており、このままでは毎年大幅な赤字が出ることが予想されていま
す。学会運営の更なる効率化など経費節減の努力を継続した上で、今後はより
抜本的な解決策を模索せざるをえなくなるかもしれません。
それと並行し、質的研究に関わる情報が行き交うハブ的な存在として、本学
会の活動をますます魅力的なものにする努力を怠ることはできません。これま
で培ってきた活動をさらに豊かにするべく、この3年間はこれまでの活動を継
続しながらも新たな領域にも幅を広げていきたいと思っています。具体的に
は、次の3つを考えています。
1.震災・原発事故への対応に関わる活動や心理師(仮称)の国家資格化に伴
う実践への関与など、コミュニティとの関わりを強めていくこと。
2.質的研究への関心の広がりに伴って高まっている、教育・トレーニングへ
のニーズに様々なチャンネルを使って応えていくこと。
3.国内外の他学会、他領域の研究者との協力や連携を拡充し、新たな動きを
積極的に取り入れるとともに、様々な分野における質的研究の可能性を探ること。
以上の方向はまだ私案であり、具体的には今後、常任理事・理事の先生方の
協力を得ながら方針を決定し実行していくことになるでしょう。財政状況の厳
しいなかどんなことがどこまでできるか未知数の部分もありますが、様々な可
能性を探っていきたいと思っています。会員の皆様におかれましては、何かご
意見がありましたら、事務局へのメールを通じて是非率直なお声をお聞かせく
ださい。今後ともご理解、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
日本質的心理学会第3代理事長
能智正博

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◆質的心理学会より: 日本質的心理学会10周年記念『「質的心理学ハンド
ブック」シンポジウム』開催のお知らせ

日本質的心理学会は、2013年度に発足10周年を迎えました。記念事業の一
環として『質的心理学ハンドブック』を刊行いたしますが、それを記念して以
下の通りシンポジウムを開催いたします。
参加費無料、事前申し込み不要です。 どなたでも御参加いただけます。

日時 2013年6月1日(土)15時-18時半
場所 立命館大学衣笠キャンパス(〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1)
創思館カンファレンスルーム
http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_kinugasa_j.html

企画・司会 やまだようこ・サトウタツヤ
話題提供
1「質的研究とは何か」やまだようこ(立命館大学)
2「質的心理学の理論」サトウタツヤ(立命館大学)
3「フィールド研究と参与観察」麻生武(奈良女子大学)
(休憩)
4「ナラティヴ研究とインタビュー」能智正博(東京大学)
5「実践とともにあるアクションリサーチ」秋田喜代美(東京大学)
6「変革とともにある質的心理学」矢守克也(京都大学)
(総合討論)

(主催) 日本質的心理学会
(共催) ナラティヴと質的研究会
(後援) 立命館大学生存学研究センター

シンポジウムポスター
http://www.jaqp.jp/wp-content/uploads/shitsu_poster.pdf
ハンドブックチラシ
http://www.jaqp.jp/wp-content/uploads/handbook_adv.pdf

※『質的心理学ハンドブック』は2013年8月刊行予定です。

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◆研究交流委員会より

「研究奨励制度」について2013年度分の募集を開始いたします。ふるって
ご応募ください。

○「研究奨励制度」
大学院に在学中の研究者、博士後期課程修了または博士後期課程退学後5年
以内で常勤職にない研究者・修士修了10年以内(一貫制博士課程において修
士号を授与されてから10年以内の方を含む)で常勤職にない研究者などを対
象に、国内外のフィールド調査の費用や、学会への参加・発表費用などとして
1名につき10万円を助成するというものです(2件まで)。
継続的なフィールド調査を予定されている方や、国際学会への参加を検討さ
れている方におすすめします。2013年度分の〆切は2013年8月10日です。
9月から調査を開始いただけるよう、8月末までに審査を終了します。

○申請の手続きとスケジュール
研究計画書および予算計画書の様式を学会ホームページからダウンロード
し、必要事項を記入して電子メールで担当者まで送付してください。メールの
タイトルは「質的心理学会 研究奨励制度 応募」としてください。2013年度分
の〆切は2013年8月10日です。9月から調査を開始いただけるよう、8月末
までに審査を終了します。8月30日~9月1日に開催される日本質的心理学会
第10回大会期間中に授与式を行います。

○応募の際必要な資料
【基礎情報】氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)
【研究計画書】研究計画(研究課題名、目的、方法、予想される結果と意義:
全体で1,200字程度)
【予算計画書】物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごと
に具体的にご記入ください。
【〆切】2013年8月10日

○採択の条件(採択後の義務)
受けた助成金は当該年度3月末までにご使用いただき、その後、研究交流委
員会あてに決算書を提出いただきます(様式は任意)。
また、2014年度か2015年度の大会で発表するとともに、および「質的心理
学フォーラム」へ寄稿していただきます。
申請の内容を実現できなかったと判断される場合には、助成金の返還をお願
いすることがあります。
応募およびお問い合わせは以下までお願いします。

研究交流委員会・研究助成担当 高橋亜希子:
takahashi.akiko「あっと」a.hokkyodai.ac.jp(「あっと」を@に変換してくだ
さい)

※本年度は、予算等の都合から、研究企画助成制度の募集はありません。

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

新しい年度を迎えました。今年度から3年間、4代目の編集委員長を務めさ
せていただくことになりました伊藤哲司(茨城大学)です。どうぞよろしくお
願いいたします。4月になり、編集委員会委員の顔ぶれも少し入れ替わりまし
た。今年度は、次のメンバーで編集委員会を構成します。
【編集委員長】伊藤哲司、【副編集委員長】西村ユミ・永田素彦・山口智子、
【編集委員】大谷尚・斉藤こずゑ・齋藤清二・柴坂寿子・菅野幸恵・田垣正晋
・田代順・谷口明子・松嶋秀明・森直久・好井裕明・ 渡邊芳之、【編集監事】
川島大輔・飯牟礼悦子・渡邉照美・沖潮(原田)満里子
『質的心理学研究』は学会設立以前から日本における質的研究をリードして
きた学術雑誌ですから、その編集委員会の役割はまたとりわけ重たいと思って
おります。学会員のみなさまに支えられて、より質の高い雑誌を目指してまい
ります。どうぞよろしくお願いいたします。
現在募集中の特集は、「社会的実践と質的研究」(田垣正晋・永田素彦責任編
集。第14号掲載、2015年3月刊行予定、2013年10月末日締め切り)と「子
どもをめぐる質的研究」(斉藤こずゑ・菅野幸恵責任編集、第15号掲載、
2016年3月刊行予定、2014年10月末日締め切り)です。 また、後者に関連
する編集委員会企画シンポジウム「子どもたちの“いま”をとらえる~オルタ
ナティブな子ども観の創造」を、8月30日~9月1日に立命館大学で開催され
る第10回大会で開く予定です。
なお今年度のメルマガは、編集委員長・副編集委員長だけでなく、編集監事
の若手のみなさんにも執筆してもらうことにしました。夏以降の予定です。ど
うぞお楽しみに。
(『質的心理学研究』編集委員長・伊藤哲司)

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◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

住所変更ご連絡のお願い

『質的心理学フォーラム』第4号は現在印刷中で、まもなく皆様のお手元に
届く予定です。この時期、ご異動等がございました皆様、恐れ入りますが、ご
異動後は、すみやかに事務局まで、異動後の連絡先をお届けくださいますよ
う、お願い申し上げます。

(『質的心理学フォーラム』編集委員 齋藤久美子)

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◆会務委員会より

<会員動向> 4月12日現在の会員状況は以下のとおりです。

●会員数 981名
●2012年度会費納入率:79.6%(未納者200名)
●2013年度会費納入率:27.9%(未納者707名)

新年度になりました。ご所属が変わられたり、いよいよ修士論文や博士論文
の年を迎えられたりと会員の皆様も新たなお気持ちでいらっしゃることと存じ
ます。日本質的心理学会も本夏には第10回記念大会を京都で開催します。6月
にはハンドブックの発売もあります。2013年度も本学会の発展をめざして会務
委員一同務めてまいります。どうぞ宜しくお願い致します。

(会務委員会 谷口明子)

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■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回は会員からの情報はありませんでした。

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[クッピーより]
新年度ということで、メルマガの担当も交代です。今回は新旧メンバー混
ざっていますが、次回からは新体制3名でメルマガをお送りする予定です。少
しでもお役に立てるようなメルマガを目指して、がんばりますので、今後とも
よろしくお願いいたします。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第102号担当:香川秀太・渡辺 理・日高友郎・岡本依子
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2013年4月19日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
【学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp 】
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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