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編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.101=================2013/03/20

3月は、卒業式があったり、異動があったり、引越があったりで、送る人と
送られる人の笑顔と涙、想いが交錯する月。忙しくあっという間に過ぎてしま
う月ですが、あとになって思い出すことが多い月かもしれないですね。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

◆研究交流委員会より

◆『質的心理学研究』編集委員会より

◆『質的心理学フォーラム』編集員会より

◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

◆人文死生学研究会(第11回)のお知らせ

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆研究交流委員会より

「研究奨励制度」について2013年度分の募集を開始いたします。ふるって
ご応募ください。

○「研究奨励制度」
大学院に在学中の研究者、博士後期課程修了または博士後期課程退学後5年
以内で常勤職にない研究者・修士修了10年以内(一貫制博士課程において修
士号を授与されてから10年以内の方を含む)で常勤職にない研究者などを対
象に、国内外のフィールド調査の費用や、学会への参加・発表費用などとして
1名につき10万円を助成するというものです(2件まで)。
継続的なフィールド調査を予定されている方や、国際学会への参加を検討さ
れている方におすすめします。2013年度分の〆切は2013年8月10日です。
9月から調査を開始いただけるよう、8月末までに審査を終了します。

○申請の手続きとスケジュール
研究計画書および予算計画書の様式を学会ホームページからダウンロード
し、必要事項を記入して電子メールで担当者まで送付してください。メールの
タイトルは「質的心理学会 研究奨励制度 応募」としてください。2013年度分
の〆切は2013年8月10日です。9月から調査を開始いただけるよう、8月末
までに審査を終了します。8月30日?9月1日に開催される日本質的心理学
会第10回大会期間中に授与式を行います。

○応募の際必要な資料
【基礎情報】氏名、所属、連絡先(住所、電話、メール)
【研究計画書】研究計画(研究課題名、目的、方法、予想される結果と意義:
全体で1,200字程度)
【予算計画書】物品購入費、国内旅費、国外旅費、謝金、その他等、費目ごと
に具体的にご記入ください。
【〆切】2013年8月10日

○採択の条件(採択後の義務)
受けた助成金は当該年度3月末までにご使用いただき、その後、研究交流委
員会あてに決算書を提出いただきます(様式は任意)。
また、2014年度か2015年度の大会で発表するとともに、「質的心理学フォー
ラム」へ寄稿していただきます。
申請の内容を実現できなかったと判断される場合には、助成金の返還をお願
いすることがあります。
応募およびお問い合わせは以下までお願いします。

研究交流委員会・研究助成担当 高橋亜希子:
takahashi.akiko「あっと」a.hokkyodai.ac.jp(「あっと」を@に変換してくだ
さい)

※本年度は、予算等の都合から、研究企画助成制度の募集はありません。

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

春一番が吹いたかと思えば、梅の花も凍えるような日も戻ってきて、体の調
子を調整するのが難しい季節ですが、会員の皆さまはいかがお過ごしでしょう
か。本年度も終わりに差し掛かり、『質的心理学研究』編集委員会も、大きな区
切りを迎えようとしております。
まず、会員の皆様にお伝えしたいのは、『質的心理学研究』第12号の完成で
す。皆さんが、このメールマガジンをお読みになるのとほぼ同時に、第12号
も、お手元に届くと思います。既に前回のメールマガジンでもお知らせしまし
たが、第12号は10本の論文(特集論文3本、一般論文7本)で構成されてお
ります。書評特集も加わり、かなり読み応えのあるものに仕上がりました。是
非、楽しみにページを捲って頂きたく思います。
特集の進捗状況としては、第13号の「『個性』の質的研究」は2012年10月
の締切り後、責任編集者の管理のもとで査読が進められており、その成果が1
年後に公開される予定です。第14号の「社会的実践と質的研究」は、2013年
10月が締切りです。まだまだ時間があるようにも思われますが、新年度が始
まってからの7ヵ月は、あっという間に過ぎてしまいます。年度末のこの時期
に、是非、論文執筆を進めて頂けましたら幸いです。
特集が、それぞれの責任編集者に手渡されていくように、『質的心理学研究』
編集委員も、今年度を一区切りとして、次のメンバーに引き渡されます。引き
続き役割を担う委員も多くおりますが、編集委員長、副編集委員長などの役員
が交代をしますので、次期役員へのバトンタッチが行われます。
このような変化もありますが、『質的心理学研究』は、これからも発展し続け
ます。その発展を下支えするのが編集委員のメンバーです。また、その発展を
先導していくのは、会員の皆さんから投稿された論文だと思います。引き続
き、『質的心理学研究』への積極的な論文投稿をお待ちしております。

(副編集委員長 西村ユミ)

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◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

第4号のご案内と住所変更ご連絡のお願い

刊行が遅れて申しわけありません。年度を少し超えてしまいますが『質的心
理学フォーラム』第4号は以下の内容で、まもなく皆様のお手元に届く予定で
す。この時期ご異動等の予定がおありの皆様、恐れ入りますがご異動後は、す
みやかに事務局まで、異動後の連絡先をお届けくださいますようお願い申し上
げます。

《特集1》社会のなかで〈社会〉と向き合う
研究者のウチとソト
専門家と市民とのあいまいな境界線
実験室から広がる世界・見えない世界
「加害者」としての研究者
実践者と研究者の「あいだ」にある〈私〉
遺伝カウンセリングの心理臨床で「聴く」ということ…
討論

《パイオニアにきく》大橋英寿先生

《特集2》質的研究テクニカル・フロンティア
生活環境データをいかにして論文へ定着させるか
教授学習過程研究における論文化の方法と課題
「写真」に関する質的研究の展開
企画者から:総括の試み

《Re:リ・コロン》[再論]第3号特集「実践としての身体」
意見論文:「研究」と身体
企画者から

《シリーズ》質的心理学の東日本大震災
17年前と17年後/人の数だけ震災がある/支援がもたらした『何か』/方法
論や専門にとらわれることなく、柔軟に活用すること/中越から東日本へ:「災
害ユートピア」と災害復興/震災ワーキンググループと大洗町研究合宿/研究
合宿レポート

がいゆうき シリコンバレーの大学事情
研究奨励制度採択者レポート
研究企画助成採択研究会レポート
Conference Next Door 日本社会精神医学会
大会レポート
学会からのお知らせ
フィールドエッセイ 現場に入るということ

(『フォーラム』編集委員長 本山方子)

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◆会務委員会より

<会員動向> 3月13日現在の会員状況は以下のとおりです。

●会員数 994名
●2011年度会費納入率:87.6%(未納者123名)
●2012年度会費納入率:76.9%(未納者229名)

早いもので3月如月、年度末を迎えました。本年度は事務局の委託や電子投
稿システムの開始等、学会として大きな変化があった1年でした。平成25年
度は第10回の記念大会が立命館大学で開催され、またそれにあわせて『質的
心理学ハンドブック』も発売になります。来年度も質的心理学会は頑張ります
ので、応援よろしくお願いいたします。

(会務委員会 谷口明子)

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■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆人文死生学研究会(第11回)のお知らせ

第11回人文死生学研究会を、心の科学の基礎論研究会との合同研究会とし
て、下記の通り実施いたします。奮ってご参加下さい。
(日時)2013年3月23日(土) 午後1時30分?5時30分(1時開場)
(会場)明治大学 駿河台研究棟、3階・第10会議室
(研究棟はリバティータワーの裏手の12階建ての建物です。次の地図を
ご参照下さい。)
http://www.meiji.ac.jp/campus/suruga.html
(趣旨)かって死はタブーでしたが、近年は死生学の研究も盛んになってお
り、その多くは臨床死生学です。しかし、自分自身の死についての洞察が臨床
死生学の基礎には必要と思われます。人文死生学研究会は、そうした一人称の
死に焦点を当て、哲学、倫理学、宗教学、心理学、人類学、精神医学から宇宙
論にまで及ぶ、学際的な思索と研究の場として発足しました。今年で11回目
になりますが、これまで「刹那滅」「輪廻転生」「死の非在証明」「人間原理」
などがテーマとして取り上げられました。今年は、昨年出版された『仏教心理学
キーワード事典』に関して、編者を迎えて合評会を行います。
(内容)『仏教心理学キーワード事典』(井上ウィマラ・加藤博己・葛西賢太
編、春秋社)合評会
1 渡辺恒夫(明治大学/東邦大学):司会者挨拶
2 葛西賢太(宗教情報センター):編者を代表して、事典編纂の趣旨など。
3 蛭川立(明治大学):『トランスパーソナル心理学/精神医学誌』書
評に書いた件などについての批判。
4 加藤博己(駒澤大学)・葛西賢太(宗教情報センター):批判に対す
る回答。
5 岩崎美香(明治大学):臨死体験研究などの視点からの感想。
6 葛西賢太(宗教情報センター):岩崎発表へのコメント。
7 加藤博己(駒澤大学):最後に編者からの回答。
8 全員:全体討論。
(参加資格)趣旨に関心のある方は、どなたでも参加できます。申し込みの必
要はありませんが、会場準備のため、できれば、事務局(重久)まで、ご一報
下さい。
(世話人)三浦俊彦(代表)、渡辺恒夫、蛭川 立、重久俊夫(事務
局 ts-mh-shimakazeあっとyacht.ocn.ne.jp(あっとを英数字の@に))
・心の科学の基礎論研究会に関しては、以下のHPをご覧下さい。
http://www.isc.meiji.ac.jp/~ishikawa/kokoro.htm

(情報提供者 渡辺恒夫 様)

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[クッピーより]
息子は今年小学校を卒業するのですが、同時に、サッカーのチームも卒団で
す。卒団式に向けた準備を親が分担するのですが、私はDVDを作る係でし
た。昔の写真やら動画やらを見直す作業はなんとも感慨深く,幼いプレイヤー
たちのがむしゃらな姿に、ほろりと来てしました。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第101号担当:坂本將暢・香川秀太・岡本依子
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2013年3月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
【学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp 】
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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