日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃2┃
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.94======================2012/8/20

9月1-2日の第9回大会まで,2週間を切りました。発表の準備,旅の準備
はいかがでしょうか? 横浜でみなまさにお目にかかれることを楽しみにして
おります。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

◆日本質的心理学会 第9回大会準備委員会より

◆研究交流委員会より
●今年もやります!『質的心理学研究法セミナー』

◆『質的心理学研究』編集委員会より

◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

◆会務委員会より

■□■□会員からの情報コーナー

■ 研究会情報

◆日本パーソナリティ心理学会 第21回大会開催のご案内

◆乳幼児保健学会第6回学術集会のお知らせ

◆ハーマンス博士東京講演会『対話的自己理論と心理臨床実践』のご案内

◆国際ワークショップ開催のお知らせ

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆日本質的心理学会 第9回大会準備委員会より

予約参加の申込は、8月1日に締めきりました。講習会は、まだ、空きのあ
るものもあります。参加ご希望の方は、webサイトでご確認の上、9回大会準
備委員会メールアドレスまでお申し込み下さい。
また、プログラム抄録集は、7月末には大会webサイトにアップされ、その
後、バージョンアップを行い8月15日段階で最終版がアップされています。
以下のサイトでPDFでダウンロード可能です。

http://jaqp2012.com/program/

抄録集の冊子は、この最終版をベースに印刷中です。大会に参加されるみな
さまには、受付で1部お渡しします。それ以上に必要な方には、1部1000円
で販売致します。

大会参加をされる方々には、初日(9月1日)夜に学内で開かれる懇親会に
もぜひご参加ください。ゆったりとしたスペースを用意しましたので、多様な
交流が可能だと思います。

以下はすでに抄録集にも掲載したことですが、改めて、お知らせ致します。

1)ポスター賞
学会準備委員会によるポスター賞の選考があります。選考結果は、総会で
お知らせする予定です。副賞も用意しています。

2)総会はお弁当付きです
2日目(9月2日)昼休みに行われる総会では、会員向けにお弁当が出ます。

3)無線LAN
大会期間中、大会参加者用に無線 LAN 接続のパスワードを発行しま
す。 受付の大会掲示板にてパスワードや利用方法を示しますので、確認して
ご利用ください。なお、ネットワーク接続が不安定になるため学内はテザリ
ングができない設定になっていますので、大会中は学内無線 LAN のみをお
使い下さい。
学内無線 LAN は、キャンパス内ですと屋外を含めてほぼどの場所でも使
用可能です。

4)コピー機のご利用
学内にてコピーをとる場合は、受付近く(4 号館 2 階キャンパスショップ
横)のコピー機をご利用下さい。モノクロコピー 1 枚 10 円となります。

その他ご不明な点は、遠慮なく大会事務局までお問い合わせください。

日本質的心理学会第9回大会準備委員会事務局
E-mail: jaqp2012@gmail.com
大会Webサイト http://jaqp2012.com/

Tel/Fax: 045-910-2618(東京都市大学環境情報学部岡部研究室)

(第9回大会準備委員長 上野直樹)

 

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◆研究交流委員会より
●今年もやります!『質的心理学研究法セミナー』(8月のご案内)

当委員会は会員の技能習得ニーズに答えるべく昨年より、『質的心理学研究
法セミナー』を開催しています。
好評につき、今年もやります。
この企画は、(1)長時間(4時間以上)の講習、(2)事前登録制の少人数、
(3)事前課題付きの参加型の3点が特徴です。
昨年度は広島および京都で開催し、大変好評でした。10月27日企画につ
いては、7月末で17名しか申し込みが有りませんでしたので、7月号のメル
マガで予告したとおり、締切による絞り込みを終了し、9月末までの間、定
員(20名)に達するまで先着順で申し込みを受け付けます。なお、事前課題
は、8月10日に、送付を開始いたしますので、早く申し込んだ方が、しっか
りと勉強が出来ます。どうか、早めにお申し込み下さいますようお願い申し
上げます。
なお、2013年1月26日企画についても、2012年12月末日までの間、定
員(20名)に達するまでの、先着順受付と致します。

【申込先】
seminar_121027(アット)yahoo.co.jp
(※seminarと数字の間にアンダーバー)
※上記は、10月27日企画の申し込み専用アドレスです。1月26日企画は
右記になります。seminar_130126(アット)yahoo.co.jp
※詳細かつ最新の情報は、
http://web.ias.tokushima-u.ac.jp/social/kasida/presentation/presentation.html
の86番(セミナー3)および90番(セミナー4)で、公開していますので、
このサイト内での記載内容をご確認の上、お申し込み下さい。

【申込期限】9月30日(日) ※定員(20名)に達するまでの先着順
【問い合わせ先】樫田 kashida(アット)ias.tokushima-u.ac.jp
【登録料】1回の参加につき、日本質的心理学会会員は2,000円(学会と
の同時入会も可)、非会員は4,000円。
【オプション】課題が十分なレベルで達成されたと認定された方には、
セミナー受講に関する修了証を郵送します。

○2012年度第1回(通算第3回)質的心理学研究法セミナー
『トランスクリプトの作り方と会話分析の初歩』
このセミナーは、書物だけでは、イメージすることが困難なトランスクリプト
づくりの実際と会話分析の初歩を、講師と一緒に体験することで、自力で学び
続けるきっかけを得ようとするものです。
http://web.ias.tokushima-u.ac.jp/social/kasida/presentation/121027/top.html

(詳細な情報)
【日時】2012年10月27日(土) 10:00~16:30
【場所】東京医科大学付属病院 会議室(部屋番号等は登録者にメールで連絡)
http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/access.html
【スケジュール】9:45受付開始(班分けした名簿の配布)
10:00-11:20 第一講義 トランスクリプトづくりのポイント
11:30-12:00 第一グループワーク(5人ずつ班でディスカッション)
12:00-12:30 第一グループワークの発表と講評
13:30-14:50 第二講義 会話分析の初歩
15:00-15:30 第二グループワーク(5人ずつ班でディスカッション)
15:30-16:00 第二グループワークの発表(確認したこと)と講評
16:00-16:20 総括討論とまとめ
16:20-16:30 参考文献紹介。事後課題と修了証の説明。
【講師】川島理恵(日本学術振興会特別研究員 =埼玉大学=、
東京医科大兼任助教、EMCA研究会前世話人)、
樫田美雄(徳島大学、質的心理学会前研究交流委員長)
【申込時の記載内容】(1)氏名と所属(無所属でも可)、(2)連絡先、
(3)研究主題と研究領域、(4)研究構想案(500字程度)、
(5)会員/非会員の別

○2012年度第2回(通算第4回)質的心理学研究法セミナー
○第4回質的心理学研究法セミナー
『ビデオエスノグラフィーの初歩』
このセミナーは、エスノメソドロジーの考え方にしたがって、フィールド
ワークとビデオ分析を組み合わせて現象を解析するやり方である「ビデオエス
ノグラフィー」について、初心者向けに講習するものです。
第3回セミナーと関連はしていますが、単独でのエントリーに問題はありま
せん。
http://web.ias.tokushima-u.ac.jp/social/kasida/presentation/130126/top.html
(詳細な情報)
【日時】2013年1月26日(土) 10:00~16:30
【場所】徳島大学サテライトオフィス東京
http://www.tokushima-u.ac.jp/_files/00015080/tokyoitizu.pdf
(JR新橋駅から徒歩7分)
【教科書】検討中(受講登録者には、追って連絡します)
【講師】樫田美雄(徳島大学)、ほか(打診中)
【募集人数】15~20名程度
【事前課題】参加者には、事前課題が課されます(A4で1~2枚程度)。
【申込時の記載内容】(1)氏名と所属(無所属でも可)、(2)連絡先、
(3)研究主題と研究領域、(4)研究構想案(500字程度)、(5)エス
ノメソドロジー・会話分析との接触歴、(6)会員/非会員の別
※このセミナー4は、科学研究費補助金「在宅医療のビデオエスノグラフィー」
との共催 です。

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

「たけだけしくあつい!」という言葉にふさわしい猛暑日(あるいはそれに
近い日)が続いておりますが、会員のみなさまはいかがおすごしでしょうか。
編集委員会では、夏休みのこの期間にも第12号の編集作業を少しずつ進め
ております。投稿していただきました会員のみなさまどうもありがとうござい
ました。査読結果が「修正掲載」となっております方々は、比較的時間がと
れると思われるこの時期に修正していただければと思います。「修正再審査」
という結果の方々についても、なるべく早く修正して再投稿していただけれ
ば、12号に間に合う可能性が高くなります。いろいろな事情で査読が遅れて
いるものが一部ありますが、間もなくお手元に届くかと思いますのでいまし
ばらくお待ちくださいますようお願いいたします。
第13号以降の特集論文・一般論文の原稿執筆を考えておられる方もいらっ
しゃるのではないかと思います。これまでも何度かアナウンスしております
が、第13号の特集(2012年10月末締め切り)は、「『個性』の質的研
究」(渡邊芳之・森直久 責任編集)で、第14号の特集(2013年10月
末締め切り)は、「社会的実践と質的研究」(田垣正晋・永田素彦 責任編
集)です。夏の時期を利用して是非準備を進めていただき、締め切りまでに
電子投稿窓口より御投稿ください。
なお、質的心理学会第9回大会(9月1・2日、@東京都市大学)も近づい
ております。今年も「社会的実践と質的研究」の特集テーマに即して編集委員
会企画のシンポジウムが企画されております。投稿をお考えの方にもそうで
ない方にも、興味深い研究成果を聞き議論に参加するよい機会になるかと思
います。大会の場でみなさまにお会いできることを楽しみにしております。

(編集委員長 能智正博)

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◆『質的心理学フォーラム』編集委員会より

連載「質的心理学の東日本大震災 第2部」第5回

『フォーラム』第4号の内容を先行連載しています。今回は宮本匠先生に
ご執筆をいただきました。企画趣旨については第1部第1回(メルマガ78号,
2011年4月)をご覧下さい。(担当:八ッ塚一郎(特集幹事))

☆──中越から東日本へ‐「災害ユートピア」と災害復興‐宮本匠(京都大学
防災研究所)

ここでは、私が新潟県中越地震の復興支援に関わりながら行ってきたフィー
ルドワークの中から、災害後に現れるという「災害ユートピア」を長期的な復
興にどのように活かせるか、その一例を紹介することで東日本大震災の被災地
への研究者の関わり方を考えたい。

私が中越地震の震源があった川口町木沢集落を訪れたのは地震から1年後の
ことだった。標高300メートルの山間部に位置する木沢集落では、当時、集
落での生活再建が整いつつあったものの、震災を機に子どもをもつ若年層がよ
り便利な市街地での再建を選んだため、村の世帯数が減少し、高齢化が一気に
進んでいた。そのため、集落の復興を議論しようにも、「こんな年寄りばかり
の村では、将来のことなんてもうどうしようもない」というあきらめ感が漂っ
ていた。さらに、中越地震の被災地は、かの田中角栄を輩出した地域であり、
陳情政治の生まれ故郷でもある。そのため、地震からの復興にあたって、集落
の重要な資源である被災した遊歩道についても「役場はいつになったらなおす
んだ」という根深い行政依存が障害となった。

そんな木沢集落で私は畑を借りて、畑仕事(=fieldwork!) を口実に、村へ
と通った。私が畑仕事や、囲炉裏端でのよもやま話で出会った話のひとつに、
木沢集落の地震直後の助け合いの話があった。木沢集落は、地震直後、市街地
への道路がすべて崩落したため孤立した。そこで、村人は村内にあった重機を
自ら操り、道路を自力復旧し、救援物資を自ら役場まで取りに行った。孤立の
間は、集会場の前に村人全員が集まり、助け合いながら避難生活を送っていた。
そこには、互いに助け合うことで厳しい自然と力強く向き合ってきた、もうひ
とつの木沢集落の姿があった。

そこで私は、事あるごとに、地震直後の自力復旧について尋ね、当時を思い
出しながら、語りあう場をもった。それは、復興を考える会議の場であった
り、あぜ道での立ち話だったり、酒を交えた歓談の場であったりした。いつし
か、村の中で、「あの時のように、自分たちで力をあわせれば、遊歩道もなおせ
る」と声が上がるようになり、遊歩道の自力復旧が決まった。それをきっかけ
に、木沢集落の復興は、住民自らが主体的に展開する内発的な復興へとつながっ
ていった。

災害直後の被災地で、被災者同士の相互扶助的な共同体「災害ユートピア」
が現れることは、古くから災害社会学者によって指摘されてきたが、問題はこ
のユートピアが一時的なものに留まり消えてしまうことだった。しかし、木沢
集落の事例は、聞き手として受容的に関わる外部支援者の存在が、一時的なも
のとして消失していた「災害ユートピア」についての物語を、被災者と共に想
起し、語り継いでいくことで、被災者自身による内発的な復興の取り組みの萌
芽となる可能性を示している。東日本大震災の被災地でも、道路上のがれき撤
去に、地元の消防団が大いに活躍されたという話がある。そうした話を丹念に
聞きながら、被災者の方が自分たちの持つ力強さや豊かさを再認識していく過
程に、研究者が関わることができるのではないかと思う。

(『質的心理学フォーラム』編集委員長 本山方子)

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◆会務委員会より

<会員動向>

8月14日現在の会員状況は以下のとおりです。

●会員数 981名
●2012年度会費納入率:36.3%(未納者625名)
●2011年度会費納入率:83.7%(未納者160名)

会費の納入をどうぞ宜しくお願い致します。

<会務委員の一言>
いよいよ東京都市大学環境情報学部主催の第9回大会が近づいてまいりまし
た。大会テーマは「制度的な組織の境界を超えた繋がり、活動、学習」です。
Web上に公開されたプログラムを見てもわくわくするような企画が盛りだく
さんです。非学会員の方にもお声をかけて,みなさまでご参加の上,実り多い
大会になるよう盛り上げましょう。

(会務委員会 谷口明子)

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■□■□会員からの情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。

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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆日本パーソナリティ心理学会 第21回大会開催のご案内

2012年10月6日(土)・7日(日)に島根県民会館(島根県松江市)で
日本パーソナリティ心理学会第21回大会を開催いたします。

このたび,大会サイトにプログラムを公開いたしました。
http://www.jspp2012.jp/program_sympo.html

本大会,および本大会のプログラムは臨床心理士,および,学校心理士の資格
更新ポイント対象となっております。

※詳細は下記ページをご参照ください。
http://www.jspp2012.jp/sikaku.html

なお,大会予約参加の申込期限は8月31日になっております。(9月15日
まで延長予定です)

皆様の参加を心よりお待ちしております。

名称: 日本パーソナリティ心理学会 第21回大会
会期: 2012年10月6日(土)・7日(日)
会場: 島根県民会館

大会公式サイト: http://jspp2012.jp/
Twitter公式アカウント: jspp_2012
大会公式ブログ: http://jspp2012.blogspot.com/
※Twitter、ブログにて島根の魅力について情報更新中!!
主催:若手心理学者連合(YPP48)

ご不明な点などがございましたら,大会準備委員会までご連絡ください。

日本パーソナリティ心理学会第21回大会準備委員会
jspp2012[at]gmail.com([at]を@に変えてください)

(情報提供 家島明彦 様)

◆乳幼児保健学会第6回学術集会のお知らせ

【テーマ】 乳幼児精神保健と親子の関係性支援
【日 時】 平成24年 9月29日(土) 9:00~17:00
【会 場】 東京医科歯科大学M&Dタワー(JR/地下鉄 御茶ノ水駅)
【主なプログラム】
一般演題発表
教育講演
Eija Paavilainen氏(フィンランド Tampere大学教授)
「Infant mental health in Finland: Public health nurses supporting
families with small children in child health clinics. 」<通訳あり>

シンポジウム
「育児支援における連携」
宮本真巳氏(東京医科歯科大学大学院 精神保健看護学教授)
大久保功子氏(同、リプロダクティブヘルス看護学教授)
廣瀬たい子(同、小児・家族発達看護学教授)

【参加費】
会員事前申込  \3,000 (9月1日以降 \3,500)
非会員事前申込 \3,500 (9月1日以降 \4,000)  学生\2,000

【一般演題募集】
題名、所属、氏名を明記の上、800字程度の抄録(発表者の前に○印を付
す)を、電子メールに添付してお送り下さい。尚、発表者は学会員に限り
ます。
送付先: E-mail  jaih.cfn(アット)tmd.ac.jp
申込み期限: 平成24年 7月9日(月)

【問い合わせ先(大会事務局)】
東京医科歯科大学大学院 保健衛生学研究科 小児・家族発達看護学分野
E-mail:  jaih0929(アット)gmail.com
URL :  http://www.tmd.ac.jp/gradh/cfn/jaih/home.htm

(情報提供 大久保功子 様)

◆ハーマンス博士東京講演会『対話的自己理論と心理臨床実践』のご案内

対話的自己理論(dialogical self theory)とは、個人の内部にあるかのよう
に見える「自己」を「対話」という観点から捉え、自己と社会の密接な関係を
理解し直そうとした野心的な試みです。
その提唱者であるヒューベルト・ハーマンス博士は、オランダのイメーヘン
・ラートボウト大学の名誉教授で、現在は対話科学国際学会の会長のほか、学
術誌であるInternational Journal of Dialogical Scienceの編集長も務められて
います。ハーマンス博士のパートナーでもあるアグニエスツカ・ハーマンス-
コノプカ博士は、臨床実践の専門家として出発され、対話的自己論に基づく情
動や芸術におけるコーチングなどの領域で活躍されています。現在は対話的自
己国際研究所のプログラム・ディレクターです。
今回は、ハーマンス博士ご夫妻が来日されるのにあわせ、「対話的自己」の
考え方をわかりやすく解説していただくと同時に、臨床実践への応用として、
対話的自己論にもとづく自己の「コンポジション・ワーク」の手法を紹介して
いただきます。
プレゼンテーションは英語になりますが、なるべく多く日本語解説を加えて
いきたいと思いますので、対話的自己の概念、心理臨床実践、質的研究法等に
ご関心のある方は、ふるってご参加くださいますようお願いします。

日 時: 2012年9月29日(土) 14時~17時
場 所: 東京大学本郷キャンパス 赤門総合研究棟200番教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_08_02_j.html
定 員: 80名(要予約) 会場整理のため、katari@p.u-tokyo.ac.jpまで
氏名・所属・連絡先をお知らせ下さい。当日は登録順で優先して入場していただ
きます。
参加費: 無料

プログラム

14:00-15:15 ハーマンス博士 講演 “Dialogical Self Theory: How
the self functions as a society of positions and counter-positions and
how this can be applied in psychotherapy”
コメンテーター: 石丸 径一郎(東京大学大学院教育学研究科専任講師)

15:20-16:35 ハーマンス-コノプカ博士&ハーマンス博士 ワークショップ
“Composition work at the interface of science, practice, and art :
the personal meaning of patterns of I-positions”
コメンテーター: 高橋 美保(東京大学大学院教育学研究科准教授)

16:45-17:00 質疑応答
司 会: 能智 正博(東京大学大学院教育学研究科教授)

*講演・ワークショップ内容詳細は、http://www.p.u-tokyo.ac.jp/ まで。

(情報提供 能智正博 様)

◆国際ワークショップ開催のお知らせ

【テーマ】 トラウマと育児支援
【日 時】 平成24年 9月30日(日) 9:00~16:00
【会 場】 東京医科歯科大学M&Dタワー(JR/地下鉄 御茶ノ水駅)
【主なプログラム】
「慢性疾患をもつ患児のきょうだいと母親との関係性と養育支援」
「Parenting support for mothers with depressive symptoms and anxiety」
「10代の母親によるChild Abuseの一事例」 ほか

上岡陽江氏(ダルク女性ハウス代表)、草薙美穂氏(天使大学)ら日本から
の話題提供に対し、コメンテーターはインターネット中継を使って米国から
参加します。<日・英両通訳あり>

コメンテーター
Barbara Rosenberg氏(看護師、アリゾナ州臨床心理士)
David Corwin氏(ユタ大学医学部教授)
Jane Martin氏(看護師、アリゾナ州臨床心理士)
Jodi M. Groot氏(ユタ大学精神看護学教授)
Katsuko Tanaka氏(米国精神科専門看護師)
Lori D. Frasier氏(ユタ大学医学部教授)
【参加費】無料
【参加申込、および問い合わせ先】
東京医科歯科大学大学院 保健衛生学研究科 小児・家族発達看護学分野
E-mail:  jaih0930(アット)gmail.com
※席に限りがございますので、事前参加申込をお願い致します。

(情報提供 大久保功子 様)

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[クッピーより]
オリンピックは,どうしてこうも人を惹きつけるのでしょうか。テレビの前
で観ているだけなのに,身体に力が入り,大声を出して声援したり,息をのん
で祈ったり…。寝不足の夜が終わり,いくつもの名場面を思い返しながらも,
自分の生活に戻っていくあの感覚に,少し気が引き締まります。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第94号担当:坂本將暢・香川秀太・岡本依子
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2012年8月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
【学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp 】
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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ヘルプページ: http://help.yahoo.co.jp/help/jp/groups/
グループページ: http://groups.yahoo.co.jp/group/jaqp_koryu/
グループ管理者: mailto:jaqp_koryu-owner@yahoogroups.jp

 


なお、投稿者は本メールの送信者欄に表示されている方です。
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