日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃1┃0┃
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.70======================2010/8/20

クッピーです。暑いですね。夏が大好きなクッピーですが、これだけ暑いと
さすがに昼間はあまり外出する気が起きず、夕方に近所を散歩するのが日課
になっています。傾きかけた陽光に赤く照らし出された空や木々が何とも言
えない趣を醸しだしていて、そんな日常生活の中のちょっとした夏らしさを
楽しんでいます。体調に十分気をつけて、この季節を上手に味わっていきた
いですね。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

◆第7回大会実行委員会より

◆事務局より

◆『質的心理学研究』編集委員会より

◆研究交流委員会企画の研究会

■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報

◆第3回現象学的研究方法ワークショップのご案内(西武文理大学)

■ 著書の紹介

なし

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆第7回大会準備委員会より

残暑お見舞い申し上げます。例年以上に暑い日が続いていますが、夏バテな
どされていないでしょうか。多くの会員の方から個人発表(ポスター)および
会員企画シンポジウムの申込みをいただきました。ありがとうございます。個
人発表(ポスター)は65件、会員企画シンポジウムは12件となりました。お申
し込みをいただいた方への返信が若干遅れましたが、基本的にすべて採択とい
うことで進めさせていただきます。発表準備等、よろしくお願いします。

今後のスケジュールは、次のとおりです。
9月10日 会員企画シンポジウム等の抄録提出締切
9月中旬 2号通信をホームページにて公開および送付
9月下旬 大会プログラムをホームページにて順次公開
10月10日 予約参加申込期限、ワークショップ・講習会申込期限
10月31日 予約参加費・諸経費払い込み期限
11月26日 プレ企画
11月27日・28日 本大会

会員企画シンポジウムを申し込まれた方は、抄録締切が9月10日となってお
りますので、ご留意ください。抄録原稿の様式は、追って個別にお知らせしま
すので、今しばらくお待ち下さい。
幾度かお知らせしたとおり、1号通信発送時に参加費等の振り込みに使う用
紙(ゆうちょ銀行払込取扱票)を同封し忘れるというミスがありました。ゆう
ちょ銀行等に備え付けのもの(青い払込取扱票)でも振り込みは可能ですが(
その場合は通信欄に振り込み額の内訳を明記してください)、払込取扱票の送
付を個人的に希望される方にはあらためてお送りしますので、下記までご連絡
ください。

日本質的心理学会第7回大会準備委員会事務局
E-mail: jaqp7info@gmail.com
Tel/Fax: 029-228-8651(茨城大学教育学部金丸隆太研究室)

さらに「経費・資源節約に関わるお願い」として、2号通信郵送不要の方に
ご一報くださるようお願いをしています。上記アドレスへメールを送るか、下
記の大会HPからご連絡ください。
http://cps.edu.ibaraki.ac.jp/jaqp7/index.html

大会ポスター(A3判)とチラシ(A4判)を、主な大学等にいる会員にお
送りさせていただいていますが、残部がまだあります。必要な方がおられたら、
大会準備委員会事務局まで、必要枚数を明記の上、ご要望ください。
なお、茨城空港と神戸空港を結ぶ便が、2010年9月以降、運休となるという
ニュースが流れていましたが、幸い10月から再開される見通しとなったようで
す。関西方面からお越しの方は、利用されると便利かもしれません。下記もご
参照ください。
http://www.skymark.co.jp/ja/company/investor/100720_press.pdf
(第7回大会準備委員長・伊藤哲司)

◆事務局より
8月10日付けの会員動向は以下のとおりです。

●会員数 : 948名
●2010年会費納入率 : 57%

会員4桁まで、あとわずか?!

ということでよろしくお願いします。

◆『質的心理学研究』編集委員会より
勤務する大学の内外で、質的研究に関心をもっている院生のみなさんと話を
する機会がけっこうあるのですが、そんなときに、「『質的心理学研究』は敷
居が高くて投稿しづらい」という声がしばしば聞かれます。「よく知られてい
る先生方の論文が載っている間に、自分の研究が掲載されるなどということが
どうも想像しにくい」、「かなり論文執筆の経験を積んでないと、掲載されな
いのではないか」、というのです。
そうした話や印象にはかなり誤解や誇張が含まれています。私は他の2,3
の学術誌の編集に携わった経験がありますが、それらの雑誌に比べて、『質的
心理学研究』の査読が特に厳しいわけではありません。むしろ、数量的な研究
のみを専門とする査読委員がいない分、質的研究の審査に慣れていない先生か
ら対応困難なコメントが来るという可能性が低く、質的な側面からの生産的な
コメントが多くなされるはずです。『質的心理学研究』の「敷居」は、あると
しても、質的研究にとってはより細やかでていねいなものになっていると思い
ます。
もちろん、質的研究論文を評価しコメントするのは、なかなか厄介な作業で
す。というのも、本誌は、「規約」にもありますように研究視点や方法などの
新しさを1つの評価視点にしていますが、その評価のためには新しさを捉える
目が必要とされるからです。私たちは評価基準を柔軟に拡張しつつ評価を試み
ているものの、それが十分機能しない場合もときにあります。見当はずれに思
えるようなコメントが戻ってきたとしたら、もしかしたら背景にそういう事情
があるのかもしれません。そういうときには、遠慮せずコメントに反論してい
ただければと思います。反論が説得的であれば、査読者もコメントを見直しま
すし、それが私たちの学びにもなります。
「酷暑」とも言うべき暑い日々が続いていますが、多くの学生や大学関係者
にとっては、授業等から離れて少しまとまった時間がとれる時期でもあります。
第11号特集「病い、ケア、臨床」(森岡正芳・西村ユミ 責任編集)の締切が、
2ヶ月後(10月末)に近づいてきました。この時期に是非、研究・執筆を進め
て、投稿の準備をお願いします。なお、一般論文は、随時受け付けております。
今後とも会員の皆様からの投稿により、本誌をもり立てていただければと思う
次第です。投稿を心よりお待ちしています。
(『質的心理学研究』編集委員長 能智正博)

◆研究交流委員会企画の研究会
「サービス提供場面の質的分析 ~障害当事者参画の試み~」のお知らせ

本研修会は、保健福祉や医療現場における「サービス利用者/サービス提供
者」間の軋轢や葛藤について、サービス利用者自身の語りや、サービス利用者
自身が構成した映像や即興劇などの素材を用いて、質的に分析する試みや実践
を検討します。そして、従来の社会福祉教育のなかでは、援助対象として受動
的に扱われてきた「利用者」(人)と、教育手段として補助的に扱われてきた
「教材」(モノ)に焦点をあてて、サービス場面の質的研究方法を考察して行
きたいと思います。
保健福祉・医療現場のサービス利用者と提供者間の日々の葛藤や軋轢につい
ての相互作用分析に興味をおもちの方や、援助専門職の現任者教育や大学にお
ける社会福祉教育の学習環境のデザインに興味をおもちの方の参加をお待ちし
ております。

【日時】平成23年2月5日(土) 午前10時~午後5時
【場所】京都文教大学 指月ホール&介護演習室
【内容】
第一部
シンポジウム「障害当事者とともに行うサービス提供場面の質的分析」
・講師 その1:自立生活運動が提起したもの(立命館大学 立岩真也)
その2:障害平等体験(東大阪大学 三島亜希子)
第二部
ワークショップ「精神医療ユーザーたちのプレイバック体験」
・コンダクター 京都プレイバックシアター代表 各務勝博
・シナリオ提供&参加協力  NPO法人PRPきょうと 地域活動支援センター
(III型) きょうとWAKUWAKU座のメンバー京都
【参加費】日本質的心理学会員は無料、非会員は300円(資料代)

注1.参加申し込みを希望される方はお手数ですが、「氏名」「所属」「連絡
先」と「2月5日KBUワークショップ参加希望」と明記したFAXかメールを京都文
教大学吉村宛に送信ください。なお、会場の関係で定員になり次第締め切らせ
ていただきます。
FAX:0774-25-2409
Mail:yyoshimura@po.kbu.ac.jp(@を半角に)
注2.ワークショップ当日にはマイクロバスが近鉄向島と京都文教大学間を運
行します。近鉄向島からワークショップ会場の往復にマイクロバスをご利用さ
れる場合は、「行き」については、「向島発:9時40分」までのバス乗車が、
「帰り」については、「京都文教大学発:17時35分」までのバス乗車が便利で
す。

研修会担当
京都文教大学臨床心理学部 吉村夕里
※以上は暫定的なものです。詳細は11月前後に再度お知らせいたします。

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■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>

【注意!】以下の情報は原則として会員の皆さまから投稿された情報をそのま
ま掲載しております。したがって、掲載された研究会は必ずしも日
本質的心理学会と関連するものではありません。内容・条件等を各
自にてご判断の上、ご参加ください。
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

◆第3回現象学的研究方法ワークショップのご案内
現象学的研究方法の第一人者であるAmedeo Giorgi博士をお招きしまして、下記
の通り、ワークショップを開催致します。
来日指導は、博士自身ご高齢でもあることや、健康上の理由等により、今回が
最後になるかと思われます。ぜひこの機会に、現象学的研究方法に関心をお持
ちの皆様にご参加いただけますようお待ちいたしております。

【日時】9月6日(月)~10日(金)5日間 9:00~17:00
【会場】西武文理大学看護学部講義室(埼玉県狭山市)

【プログラム】現象学の理解、現象学的研究方法の導入と分析の実践(通訳付)
【講師】Amedeo Giorgi(米国セイブルック大学院大学教授)
吉田章宏(前淑徳大学教授、東京大学名誉教授)
【世話人】高橋照子(西武文理大学看護学部教授)
【参加費】50,000円(資料代込)

【問い合わせ先】
〒350-1336 埼玉県狭山市柏原新田311-1
西武文理大学看護学部内
第3回現象学的研究方法ワークショップ事務局
Fax:04-2969-1124(代)
E-mail:kango-event@bunri-c.ac.jp @を半角に変えてください。
(情報提供 高橋照子 様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

特にありません。

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[クッピーより]
第70号はいかがでしたか。暑いですが、夏はまとまった時間が取りやすく、
研究を進めるチャンスかと思います。情報収集、情報提供のために当メルマガ
をこれからもどんどんご活用ください。皆さまからの意見やアイデアもお待ち
しております。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第70号担当:大倉得史・野坂祐子・坂本將暢
発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
発行日:2010年8月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp 】
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/toiawase.html
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
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