日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃9┃
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役立つ情報を共有しましょうよ
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.61======================2009/11/20

クッピーです。寒くなってきましたね。色づいた街路樹が斜陽に照らされて
いかにも晩秋といった気配が漂う今日この頃ですが、皆さま体調など崩され
ていないでしょうか。気温の低下とともに新型、旧型のインフルエンザも流
行のきざしを見せているようです。手洗い、うがい、マスク等、防衛措置を
しっかりとって、どうか元気にお過ごしください。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ

◆選挙管理委員会より

◆研究交流委員会より

◆事務局より

◆編集委員会より

■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報

○「情報環境と人間生活工学」ワークショップ(早稲田大学)

○日本文化のヴィジュアル・ナラティヴ(京都大学)

○よそおい・しぐさ研究会(YS研)第7回のおしらせ(京都大学)

○ 第13回京都大学国際シンポジウム「学術研究における映像実践の最前線」
(京都大学)

■ 著書の紹介

なし

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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆選挙管理委員会より
理事・監事候補者選挙への投票について(お願い)

日本質的心理学会理事・監事の役員選挙を、まもなく実施させていただきま
す。投票用紙の郵送は、11月下旬頃を予定しております。選挙管理委員は、斉
藤こずゑ・山本登志哉・宮川充司(敬称略)の3名です。理事候補者5名、監事
候補者1名を正会員の中から記名し、2009年12月25日(金)まで(必着)にご
投函下さい。理事長・常任理事については、会員の投票によって選出された理
事の互選によって選出されます。理事・監事の候補者については、特に役員の
再任を妨げる規定がないため、現在の理事・監事全員の方がそれぞれの候補者
になることも可能です。学会の将来の発展のために重要な選挙ですので、学会
員の皆様においては何卒責任ある投票をお願いいたします。
なお、役員選挙の開票は、2010年1月9日(土)14:00~ 学会事務局のある
白梅学園大学・短期大学B棟1階11実験室で行い、選挙結果を公表させていた
だきます。開票は、会員の方はどなたでも立会人となることが可能です。ご関
心をお持ちの方は、直接開票会場までおいで下さい。
白梅学園大学・短期大学(東京都小平市:西部国分寺線鷹の台駅徒歩15分)
へのアクセスは、次のwebサイトでわかります。
http://daigaku.shiraume.ac.jp/common/map.html
(選挙管理員会 委員長 宮川充司)

◆研究交流委員会より
下記の要領で研究交流委員会企画の研究会を行います。奮ってご参加ください。

【タイトル】「支援を必要とする」子どもとその状況をどう考えるか―発達障
害研究の今 ~滝坂信一氏による発題と討論~

【日時】 2009年 11月 28日(土) 13:30~15:00

【プログラム】13:30~ 14:20滝坂氏発題
14:20~ 14:35コメンテーターによるコメント
14:35~ 15:00フロアを交えた討論

【場所】徳島大学総合科学部全学共通教育棟4号館 201講演要旨

【コメンテータ】山本智子氏(奈良女子大学)

【資料代】日本質的心理学会会員及び科研費メンバー無料
発達障害当事者及び家族 300円
その他の参加者 1,000円

【問い合わせ先】徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部
所属、総合科学部併任准教授樫田美雄まで。
E-mail : kashida「あっと」ias.tokushima-u.ac.jp(「あっと」を@に)

◆事務局より
11月16日現在の会員数は892名です。2009年度会費納入率は63%です。
会費納入についてのみなさまのご協力をお願いいたします。会費納入先は下記
になっております。
ゆうちょ銀行 口座番号 00190-7-278471 加入者名 日本質的心理学会事務局

◆編集委員会より
多くのところで冬の訪れを感じはじめている頃でしょう。南北に長い日本列
島の地理的特徴から、地域によってずいぶん違いはありますが、それぞれ質的
に違う「冬」を迎えつつあることと思います。
私が主な研究フィールドにしているベトナムは、南国で年中暑いと思われて
いる方も多いのではと思いますが、北部にある首都ハノイには、ちゃんと四季
があります。半年ほど暑い暑い夏が続き、それに続いて、秋・冬・春が駆け足
で巡るのです。ハノイの冬の最低気温は10度ぐらい。その程度でも暖房設備の
ないハノイの家々では、底冷えのするような寒さを感じることがあります。ハ
ノイの人々はとても寒がりで、そんな時期、みな実に厚着をしています。10年
ほど前、私が2歳の娘を連れて在外研究でハノイに滞在していたとき、娘の薄
着を看過できない近所の人たちに「もっと服を着せなさい」と何度も言われる
ことには少々閉口したものですが、今ではそんなことも懐かしく思い出します。
ハノイの冬は、鍋料理が絶品で、また茹でタニシが美味しく食べられる季節
でもあります。近所の市場の屋台で、茹でタニシをちまちまと食べながら、濁
り酒をちびちびと飲むのが、私にとって何とも言えない愉しみでした。そのこ
ろハノイで買った厚手のコートを、今でも冬のコートとして愛用しています。
それでもベトナムには紅葉はありません。木々の葉っぱは年がら年中「緑」
です。それを思えば、紅葉があり、落葉が見られる日本の風景は、これまた素
晴らしいなと感じます。先日そんな里山の風景の中で、仲間と不耕起の田んぼ
で作っている古代米の刈り取り作業をしました。普通の田んぼよりも1ヶ月以上
遅い稲刈り。今年の収量は今ひとつでしたが、どうにか楽しめる分は収穫でき
ました。
さて、ちょっと気が早いのですが、冬が明けて春になれば第9号の発刊となり
ます。特集は「質的心理学における時間性・歴史性を問う」(麻生武・山本登
志哉責任編集)、書評は「この本からはじめる質的心理学―テキスト書評特集
―」(田中共子責任編集)です。100冊余りの質的研究のテキスト本一覧も掲載
される見込みです。どうぞお楽しみに。
(副編集委員長・伊藤哲司)

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■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□

【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○「情報環境と人間生活工学」ワークショップ
【情報と生活・生活と情報:私たちの生活を取り囲む“情報環境のデザイン”を
目指して】
【日時】2009年11月27日(金) 13:30~17:00 (13:00より受付開始)
【場所】早稲田大学 西早稲田キャンパス 55号館2階第3会議室(東京都新宿区
大久保3-4-1)
【主催】早稲田大学創造理工学部人間生活工学研究室・(社)人間生活工学研究セ
ンター(HQL)
【開催趣旨】
ICT技術の進展と共に、ユビキタス環境が現実のものとなってきています。生活
者にとって価値ある環境を構築するためには、どのような情報が、どのような形
で提供されることが自然な形態なのでしょうか。このことを生活者の立場で明ら
かとしていくことが重要と考えられます。このワークショップでは、生活者と情
報とのかかわりについて、実際の生活を基点に考察し、人間生活工学の新たな展
開を模索していくことを目標といたします。
【プログラム】
0 はじめに
「情報環境と人間生活工学ワークショップ」にあたって
早稲田大学理工学術院 教授 小松原明哲氏
1 特別講演
「情報環境デザインのための人間生活工学研究:医療の場を題材として」
法政大学社会学部 教授 原田悦子氏
2 講演(1)
「IW2視点で進める、全体最適」
富士通デザイン株式会社 第一デザイン事業部 プロダクトデザイン部 部長
岩崎昭浩氏
3 講演(2)
「家庭向けICTサービス利用促進のためのデザイン~訪問調査から見えてきたユー
ザの実態と心理モデル~」
NTTサイバーソリューション研究所 ヒューマンインタラクションプロジェクト
中谷桃子氏
4 講演(3)
「情報に支援される生活行動の分析:ネットワーク商品のために」
パナソニック株式会社 コーポレートR&D戦略室 ユニバーサルデザイン推進
グループ 阪本清美氏
5 質疑とパネルディスカッション
6 終わりにあたって(社)人間生活工学研究センター(HQL)
【ご案内】
どなたでも参加できますが、事前にお申し込み下さい。会場の都合により先着50
名まで受け付けます。
申し込み先:(社)人間生活工学研究センター東京事務所
kouza@hql.jp 宛。氏名と所属(HQL 会員にはその旨)を明記。
参加費:2000円(HQL会員は1000 円)。当日受付にてお支払い下さい。
会場へは、東京メトロ副都心線「西早稲田」駅下車が極めて便利です。
詳しくは下記サイトをご覧下さい。
http://www.f.waseda.jp/komatsubara.ak/2009WS.pdf
(情報提供者 小松原明哲様)

○日本文化のヴィジュアル・ナラティヴ Visual Narratives in Japanese Culture
京都大学GCOE 心が活きる教育のための国際拠点 (主催) 講演会
ユニットC 「心が活きるフィールド教育と生涯発達のサポートとシステム」
(共催)科学研究費プロジェクト 代表 山田洋子(基盤研究A)多文化横断
ナラティヴ・フィールドワークによる臨床支援と対話教育法の開発

【日時】2009年12月9日(水) 13時00分-16時15分
【場所】京都大学大学院教育学研究科 総合研究2号館 第7演習室
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm
【企画者】 やまだようこ (京都大学大学院教育学研究科)
【指定討論者】家島明彦 (島根大学教育開発センター)
講演は、日本語と英語で行われます。参加無料です。直接会場へお越しください。
【お問い合わせ】develop-psy[at]educ.kyoto-u.ac.jp
◆ 13:00-14:30 講 演 者: Prof. Sepp Linhart(Department of East
Asian Studies, University of Vienna)
講演題目:The Visual Representation of Japan on Western Postcards,
1900 to 1945
◆ 14:45-16:15 講 演 者: Dr. Susanne Formanek (Institute for the
Cultural and Intellectual History of Asia,
Austrian Academy of Sciences)
講演題目:Visualizing the Afterlife in Japan: The Example of Edo-
period Tsuizen kusazoushi (追善草双紙) and Shinie(死絵)
(情報提供者  安田裕子様)

○よそおい・しぐさ研究会(YS研)第7回のおしらせ
第7回「コスメの時間論」
【企画趣旨】これまで本研究会では,さまざまな意味での「よそおい」につい
て検討してきた。しかし,よそおいは時代や時期に依存するものであるにもか
かわらず,その点については論じてこなかった。よそおいの中でも化粧はさま
ざまな意味で,時代,時期の拘束から逃れることはできない。本企画では、異
なるレベルで化粧と時間の問題を扱う,二人の研究者に発表いただき,「よそ
おい」と時代,時期といった時間の問題について検討する。
◇タイトル「コスメの時代ー化粧からみる現代女性の生き方」
◇企画趣旨 現在、日本人女性は世界一、化粧品を消費し、熱心に化粧をする
と言われています。なぜ、女優でもモデルでもない普通の女性たちが、かくも
熱心に化粧をするのでしょうか。彼女たちにとって、化粧はどんな意味を持つ
のでしょうか。身だしなみから自己表現、そして「私遊び」としての化粧へ。
化粧に耽溺するコスメフリークにとっては、顔や身体はゲーム機器、化粧品は
ゲームソフトなのです。今やアニメやオタクと並んで、世界に誇る「Jカルチャ
ー」であるコスメとそこに生きる女性たちについてお話したいと思います。
◇話す人 米澤泉(甲南女子大学)
◎タイトル「よそおう行為の時間的変容について ―対話性と自己の観点から―」
◎企画趣旨 我々は常に単一の場所にとどまっているのではなく、複数の幾重に
も重なった場所に身をおきながら生活を営む存在である。異なる場所に身をおく
ことにより、個人に期待される役割もが変容すると仮定すると、そこには異なる
発話が期待されるだろう。本研究では、よそおいを広義のナラティヴとして捉え、
人生発達とともに変容する個人のポジションと化粧を中心とするよそおう行為の
発生プロセスについて、対話性と自己をキーワードとして検討したい。
◎話す人 木戸彩恵(京都大学教育学研究科)
【日時】 2009年12月12日(土) 15:00~18:00
【会場】 京都大学(時間は後日サイトにアップします)
【参加費】 参加費は無料です。なお,参加の場合は,資料作成の都合上,事前
にご連絡いただけると助かります。
【第7回研究会お問い合わせ先】 木戸彩恵(第7回担当)
ayae.kido[at]edu.mbox.media.kyoto-u.ac.jp ([at]を@に変えて下さい)
研究会URL http://www.nurs.or.jp/~suzuki_psychology/ys.html
管理人:鈴木公啓(研究会幹事)
(情報提供者 荒川歩様)

○ 第13回京都大学国際シンポジウム「学術研究における映像実践の最前線」
第13回京都大学国際シンポジウム「学術研究における映像実践の最前線」は、
宇宙物理学、医学から、生物学、人類学、社会学、心理学、情報工学までの多様
な映像実践を紹介し議論する世界的にも類をみない画期的な学際的試みです。映
像実践を通じた新たな学術領域の開拓に挑み、学術映像の世紀を拓く京都大学発
の記念すべき国際シンポジウムに、奮ってご参加ください。
【主催】京都大学 実行委員長:田中耕司
【企画】京都大学地域研究統合情報センター、大学院文学研究科、大学院教育学
研究科、大学院理学研究科、大学院医学研究科、大学院アジア・アフリカ地域研
究研究科、大学院情報学研究科、人文科学研究所、東南アジア研究所、学術情報
メディアセンター、総合博物館、野生動物研究センター
【協力】京都大学オープンコースウェア
【後援】京都大学教育研究振興財団
【日時】2009年12月11日(金) 10時~18時30分、
12日(土) 10時~18時30分、
13日(日) 10時~18時
【場所】京都大学百周年時計台記念館・百周年記念ホール
http://gaia.net.cias.kyoto-u.ac.jp/visual-media.practices/jp/access.html
【プログラム】(日英同時通訳あり):
http://gaia.net.cias.kyoto-u.ac.jp/visual-media.practices/jp/program.html
【参加申し込み(定員400名)・お問い合わせ先】
http://gaia.net.cias.kyoto-u.ac.jp/visual-media.practices/jp/access.html
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第13回京都大学国際シンポジウム
「学術研究における映像実践の最前線」
お問い合わせ先(事務局):visual-media.practices[at]cias.kyoto-u.ac.jp
WEBSITE:http://gaia.net.cias.kyoto-u.ac.jp/visual-media.practices/
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(情報提供者 安田裕子様)

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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

特にありません。

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[クッピーより]
第61号はいかがでしたか。今月は結構盛りだくさんの内容でしたが、読みや
すさなどは特に問題なかったでしょうか。今後とも会員の皆さまの役に立つ情
報を、より見やすい形で掲載していきたいと思います。皆さまからのアイデア
やご意見をどしどしお寄せください。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第61号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
発行日:2009年11月20日
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●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp 】
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情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
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