日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃9┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
役立つ情報を共有しましょうよ
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.58======================2009/8/21

クッピーです。長い長い梅雨も明け、日本列島もようやく夏真っ盛りですね。
皆さま、夏バテなどされていないでしょうか。来月にはいよいよ第6回の大
会が札幌で開催されます。さわやかな北海道の風とともに、皆さまにお会い
できることを楽しみにしております。青い空に入道雲といった真夏ならでは
の景色を楽しみつつ、今月も張り切っていきましょう。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎ 学会より会員のみなさまへ:

◆研究交流委員会より
日本質的心理学会大会外地方研究会企画-『自閉症の社会学』書評セッション-
のお知らせ

◆事務局より

◆編集委員会より

■□■□「質的研究」情報コーナー

■ 研究会情報

○現象学的心理学ワークショップのお知らせ(西武文理大学)

○てんむすフィールド研究検討会第2回のお知らせ(名古屋大学)

○日本心理学会第73回大会におけるヒューベルト・ハーマンス夫妻招待講演等
のお知らせ(立命館大学)

○日本社会心理学会第50回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第56回大会
特別講演のお知らせ

■ 著書の紹介

特にありません

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………

◆研究交流委員会より
日本質的心理学会大会外地方研究会企画-『自閉症の社会学』書評セッション-のお
知らせ

下記の通り、神戸において、日本質的心理学会・大会外地方研究会企画(平成21
年度第1弾)を実施します。『自閉症の社会学-もうひとつのコミュニケーション論
-』(竹中均著、世界思想社、2300円+税)の書評セッションです。「発達障害」に
関心のある方にも、「コミュニケーション論」に関心のある方にも、どちらの方にも
満足して頂ける企画になったと自負しています。フロアとの討論の時間も十分にとり
ました。
どうぞどなた様もふるってご参加下さい。予約不要です。

日時  2009年9月5日(土)14:00~17:00
場所  神戸学生青年センター会議室A( http://www.ksyc.jp/に地図があります)
※阪急六甲駅より北東へ徒歩3分/JR六甲道より徒歩10分(マンションの1
階=半地下=です)
司会  永田 素彦(京都大学)
樫田 美雄(徳島大学)
資料代 質的心理学会員は無料です。非会員の方からは1000円頂きます。
当事者および当事者家族の方は、自己申告により300円でご入場いただけ
ます。

※ プログラム
13:30     開場(受付開始)
14:00-14:10 主催者挨拶
14:10-15:40 報告(各30分)
・心理学の立場から  石黒 広昭 氏(立教大学)
(演題未定)
・教育支援の立場から 氏家 靖浩 氏(東北文化学園大学)
「臨床の知と暗黙知をくすぐる」
・当事者の立場から  高森 明 氏(『アスペルガー当事者が語る特別支援教育』
著者)
「異文化モデル-その可能性と限界-」
休憩
15:50-16:50 著者リプライとフロアを交えた討論
16:50-17:00 閉会挨拶と事務連絡
○地図付きチラシ・最新情報・発表要旨等を下記サイトで公開中。
http://www.ias.tokushima-u.ac.jp/social/090905/090905_top.html
★転載・転送・チラシ配布、いずれも自由です。お誘い合わせの上、ご来会ください。
(連絡先:徳島大学総合科学部樫田研究室=電話:088-656-9512=)

◆事務局より
8月19日現在の会員数は871名です。
2008年度会費納入率 76%
2009年度会費納入率 56%
となっております。
札幌でお会いする皆様、年会費納入についてご確認ください~。北海道のビールもラー
メンもお刺身も、みなさんが年会費を払ってくれるのを待っていますよ~。
なお、本学会の退会手続きは、当該年度の会費を納入した場合にのみ任意退会とさせて
もらっています。詳しくは事務局にお問い合わせください。

◆編集委員会より
残暑お見舞い申し上げます。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
大学に勤める者にとっては、年による変化(例えば「教員免許更新講習」の導入など)
があっても、夏期休暇は自分の生活の質を調整する上でとても大事な時間だと思います。
私は海外在住のご家族から話を聞く機会が多いのですが、現地の学校と日本式の学校
(日本語補習授業校)の両方に通う子どもにとっては、夏休みは新学年に移行する前の節
目であると同時に、学年の後半戦に備える充電期間でもあるとのこと。まさに生きる文
脈によって、夏休みの意味づけも多様なようです。
現在、編集委員会では、第9号発行に向けての編集作業を行っています。第9号(特
集:質的心理学における時間性・歴史性を問う/責任編集:麻生武・山本登志哉)の審査
状況としては、7月末時点で「掲載」論文が4編、「修正掲載」論文が1編となってお
ります。「修正再審査」論文の早い時期の再投稿をお待ちしております。また、第10号
特集「環境の実在を質的心理学はどうあつかうのか」(南博文・佐々木正人責任編集)
の投稿締切(10月末)も迫ってきました。会員の皆様の意欲的な論文のご投稿を期待して
おります。
さて、質的心理学会第6回大会(於 北海学園大学豊平キャンパス)も間近となりまし
た。編集委員会企画によるシンポジウム「よりよい質的研究を目指して:『質的心理学
研究』への投稿から掲載まで」が採択されましたので、ご関心のある方はぜひご参加下
さい。
では、9月に札幌でお会いしましょう。
(副編集委員長 柴山真琴)

……………………………………………………………………………………………
■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□

【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

○第2回現象学的研究方法ワークショップへのお誘い
西武文理大学看護学部長 高橋照子
現象学的研究方法指導の第一人者であるA.ジオルジ博士をお招きして、
下記の通り第2回ワークショップを開催します。ジオルジ博士の来日指導は、
ご高齢でもあり、健康上の理由等により今回が最後になるかとも思われます。
現象学的研究方法に関心をおもちの大学院生や教員の皆様のご参加をお待ち
しています。

【日時】平成21年8月31日(月)~9月5日(土) 9:00~15:00 ( 初日10:00開始 )
月・火・水:研究方法への導入 理論基礎と演習初歩
木・金・土:研究方法の実践  理論上級と実践演習
*全期間の参加が望ましいが、時間的に制約のある方で、第1回既参加者は後半
のみの参加でも、今回が初めての参加者は前半のみの参加でも、可とします。
【場所】西武文理大学看護学部(8号館)203教室
〒350-1336 狭山市柏原新田311-1
Tel:04-2954-7575(代) Fax:04-2954-7511(代)
【講師】アメディオ・ジオルジ博士(米国セイブルック大学院大学教授)
吉田章宏博士(淑徳大学特任教授、東京大学名誉教授、第1回担当者)
【通訳】小野以秩子氏(第1回担当者)
【参加費】 6日間で5万円(但し3日間の参加者は3万円)
(ワークショップは、参加者からの参加費のみによって、総て運営されます。)
*参加費は、下記口座にお振り込みをお願いします。
振込確認をもって、参加承認とさせていただきます。(領収書は初日にお渡
しします。)
ゆうちょ銀行 店番:038 貯金種目:普通貯金
口座番号:5868006  高橋照子
・当大学周辺に食事ができる場所がありません。昼食の準備をお願いします。
6日間昼食(お弁当)注文を希望される方は、下記にご連絡ください。
内容に関する問い合わせ連絡先
第2回「現象学的研究方法」ワークショップ
Mail:kango-event@bunri-c.ac.jp
(情報提供者:愛甲修子様)

○てんむすフィールド研究検討会第2回のお知らせ
8月2日に行った研究検討会では、藤井真樹さんの研究を4時間半に渡って検討
しました。藤井さんにおいて得るものは大きかったようですが、主宰した者に
とってもいろいろ考えさせられる時間でした。
次回の研究検討会は、山崎徳子さんと主催者でもある松本の研究検討を行い
ます。時間と関心のある方はご参加ください。

【日時】2009年10月4日(日)12時00分~17時30分

【場所】名古屋大学 先端技術共同研究施設(この施設はオートロックです。
そのため、参加メールをいただいた際に、入室方法等をお知らせいたします。)

【話題提供者1】山崎徳子(京都大学)
「関与・観察という方法-観られる者の違和感」
障碍のある子どもの保育サークルのボランティア体験を契機に,関係発達を
学び直すこととなりました。現在は関西の自治体の乳幼児健診や,保育園・学
校の巡回相談の仕事もしています。
研究の現場は夏休みなどの長期休みに開く障碍児の学童保育です。お母さん
たちと一緒に運営しながら,「育てる」という枠組みの下での,自閉症のある
子どもへの向かい方やまなざしの向け方を考えています。実際は,支援学校高
等部1年生のまさきに「のりちゃん(私)の生きがいは何ですか?」と問われ,
あたふたするような日々を送っていますが…。

今回は,実践の場の関与・観察を研究の俎上に載せる際の方法的態度につい
て,議論していただきたく思います。

【話題提供者2】松本光太郎(名古屋大学)
「外出からはじめる高齢者心理学」
修士課程時代から10年ほど高齢者の外出に注目して研究を続けてきました。
3年前に博士論文にて一旦まとめましたが、大幅に改稿した上で公刊をめざし
たいと考えています。現在改稿を進めている原稿について、いろいろとご意見
いただけることを期待しています。

【参加費/参加方法】無料。事前に下記の連絡先にご連絡ください。

【連絡先】k-matsumoto@esi.nagoya-u.ac.jp 松本光太郎宛 @を半角に変え
てください。
(情報提供者:荒川歩様)

○日本心理学会第73回大会におけるヒューベルト・ハーマンス夫妻招待講演等
のお知らせ
日本心理学会第73回大会が立命館大学で開催されます。


2009年8月26日(水)~28日(金)

立命館大学衣笠キャンパス (京都市北区等持院北町56の1)
対話的自己の理論と実践で著名なヒューベルト・ハーマンスさんご夫妻を招待
して講演とシンポジウムが行われます。ぜひともご参加ください。
http://www.wdc-jp.biz/jpa/conf2009/

★8月26日 9:30-11:30 以学館2号ホール
SL001 グローバル化する世界における対話的自己の必要性
講演者 Radboud University , Hubert J.M. Hermans #
司会者 神戸大学 森岡 正芳

★8月27日 12:30-14:30 敬学館210
S011 「時間」と「空間」のなかで自己の変化を捉える 27日午後
企画者 立命館大学 サトウ タツヤ;京都大学 安田 裕子
司会者 名古屋大学 荒川 歩
話題提供者 京都大学高等教育研究開発推進センター 溝上 慎一
話題提供者 International Institute for the Dialogical Self Agnieszka
L.Hermans-Konopka #
話題提供者 京都大学 安田 裕子
話題提供者 大阪教育大学 白井 利明
指定討論者 Radboud University Hubert J.M.Hermans #
指定討論者 札幌学院大学 森 直久

★ついでながら以下の企画もありますのでよろしくお願いします。
26日 15:00-17:00 敬学館216
WS037
TEMによる質的研究の可能性の拡大
――TEMによってどのような地平が開けるか

★さらに、今大会において企画されている以下のプログラムは,非会員の方で
も自由にご参加いただける公開プログラムです。多数のご来場をお待ちしてい
ます。
http://www.wdc-jp.biz/jpa/conf2009/contens/14_k_program/index.html
特別講演
第1日/8月26日(水) 17:15~18:15/以学館1号ホール
TL001 21世紀を担う子どもを育てる
講演者 アグネス・チャン

日本心理学会・中国心理学会共同企画シンポジウム
第2日/8月27日(木) 15:00~17:00/敬学館250
JPAL003 地震災害と心理学

認定心理士会企画講演会
第1日/8月26日(水) 13:00~14:30 以学館2号ホール
CP001 現代社会の抱える問題性とそれに対する対応
―家庭裁判所調査官の視点から―
講演者 田中 義一 (横浜家庭裁判所 次席家庭裁判所調査官)

学会企画シンポジウム
第2日/8月27日(木) 9:30~11:30 敬学館250
JPAL002 表情認知研究の最前線:認知・生理・障害・臨床

認定心理士会企画シンポジウム
第1日/8月26日(水) 15:00~17:00/以学館2号ホール
CP002 さまざまな領域におけるメンタルヘルスの危機と対策

シンポジウム
第2日/8月27日(木) 12:30~14:30/敬学館250
S013 古行動(Paleo Behavior)の分析:史学・考古学・心理学

第2日/8月27日(木) 15:00~17:00/敬学館230
S015 「たすける・いきる・みせる」:人にかかわる研究の倫理とは?

第3日/8月28日(金) 12:30~14:30/敬学館210
S019 <老い>をめぐる時空間-その身体と社会
(情報提供者:サトウタツヤ様)

○日本社会心理学会第50回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第56回大会
特別講演のお知らせ

日本社会心理学会第50回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第56回大会は、
10月10日、11日、12日の3日間にわたって、大阪大学(吹田キャンパス)で開催
されます。

http://www.wdc-jp.biz/jssp/conf2009/

1日目にはKenneth Gergen先生の特別講演「A Social Constructionist
Psychology: Creativity,Reflection,and Practice」、韓国の趙 恩慶先生
(翰林大学校)の講演「韓国における刑事裁判への社会心理学の応用」があり
ます。
(情報提供者:サトウタツヤ様)

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

特にありません。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]
第58号はいかがでしたか。9月の大会も近づき、準備に当たられている方々は
忙しい毎日かと思います。盛会となることをお祈りしています。メルマガの方も
今後とも見やすく、役立つものにしていきたいと思いますので、アイデアやご意
見をどしどしお寄せください。お待ちしております。

……………………………………………………………………………………………
編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第58号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
発行日:2009年8月21日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp 】
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━