日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃8┃
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
役立つ情報を共有しましょうよ
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
編集:日本質的心理学会研究交流委員会
日本質的心理学会 メールマガジン No.47======================2008/9/17
クッピーです。暑さも和らぎ、少しずつ秋の気配が漂ってきていますね。
「食欲の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」など、皆さまお一人お一人に
さまざま「秋」があることと思いますが、そんな中で「研究の秋」の方も
忘れないように、今月も張り切っていきたいと思います。
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎ 学会より会員のみなさまへ:
◆事務局より
◆編集委員会からのお知らせ
◆次年度(2009年度)日本質的心理学会第6回大会のお知らせ
■□■□「質的研究」情報コーナー
■ 研究会情報
○質的研究の基礎「グラウンデット・セオリー・アプローチを学ぶ」(首都
大学東京)
■ 著書の紹介
なし
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
……………………………………………………………………………………………
◎ 学会より会員のみなさまへ
……………………………………………………………………………………………
◆事務局より
☆会員数などの推移
2008年9月16日現在の会員は794名です。2008年度会費納入率は58%です。
大会時に800名となるのも現実的な数値となってきました。これもひとえに
会員のみなさまの活動が新しいうねりとなっているからだと思います。
なお、毎回のことですが、今年度の会費の支払いがまだの方は会費納入を
お願いします。
◆編集委員会からのお知らせ
この夏はやけに暑かったり、最近も急に局所的な大雨があったり、もう秋
だというのに台風発生との話を聞かなかったり、天候も政局も経済も、なか
なか予断を許さない混沌とした状況になりつつあります。このような複雑で
なかなか単純化して理解することが難しい状況というのは、質的心理学に親
和的でなじみ深いものだと言えるでしょう。私は、単純な定理や法則に還元
してとらえることのできない複雑な人間の諸相をとらえるために、新しく質
的心理学が生まれたのだと思っています。
今年の10月末日締め切りの「質的心理学研究」第9号の特集テーマは、
「質的心理学における時間性・歴史性を問う」です。「時間性・歴史性」と
いった仰々しいことばが出てきますが、ごく普通のことと考えていただけれ
ばと願っています。質的心理学が扱うテーマの大半は、何らかの出来事に関
してです。出来事には必ずその経緯があり、固有に展開していく独自の歴史
があります。そのプロセスが、抽象的なことばで言えば、生成であり、時間
性・歴史性です。また、「語り」の中には必ず語り手の歴史が潜んでいます。
どんな出来事にも、必ずそれが生じたコンテクスト、歴史的文脈があります。
「質的心理学における時間性・歴史性を問う」という特集テーマを、あまり
難しく考えずに、ぜひ多くの方に投稿していただきたいと願っています。正
直なところ、難しく考えて、敬遠されるのではないかと少し不安になってき
ているのです。それは、テーマが、具体的な何かを指し示しておらず、抽象
的な形で出されているからです。逆に言うと、抽象的であるということは、
何らかの形でテーマについて考えて下さっているならば、どのようなもので
あれテーマ論文として基本的にOKということです。残された時間が少ない
のですが、ぜひ特集論文への投稿をよろしくお願いいたします。責任編集者
は私と早稲田大学の山本登志哉さんです。2人して、面白い論文、意欲的な
論文、ユニークな論文を心からお待ちしています。
(編集委員長 麻生武)
◆次年度(2009年度)日本質的心理学会第6回大会のご案内
質的心理学会第6回大会を北海学園大学でお引き受けすることになりまし
た。日程は、2009年9月12日(土)、13日(日)(11日の金曜日は講習会等、
プレ企画日とします)を予定しています。北海学園大学は札幌の中心部に位
置し、校舎が地下鉄の駅(「学園前駅」)と直結していてアクセスの心配は
ありません。
第6回大会は、これまでの大会とは違って、一つの大学単独で開催すると
いうより、札幌近郊の大学の質心メンバーと語らって、盛り上げていこうと
いう趣旨で準備をすすめているところです。事務局として、札幌市立大学守
村洋、北海道医療大学横山登志子、その他の準備委員には、北海道教育大学
平野直己、札幌学院大学森直久、帯広畜産大学渡邉芳之の諸氏のお力添えを
得ながらの陣容です。
大会テーマは『知のフロンティアを拓く』。それに相応しい講演、シンポ、
懇親会等を企画中です。学会員の皆さまのアイディア、意欲的な試みをどん
どん発信していただきますようお願い申し上げます。
(大会準備委員長 小島康次)
……………………………………………………………………………………………
■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
……………………………………………………………………………………………
■ 研究会情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
○質的研究の基礎「グラウンデット・セオリー・アプローチを学ぶ」
◆講師:戈木クレイグヒル滋子,山本美智代,種吉啓子,三戸由恵,他(首都大
学東京)
◆期日:11月5日(水),7日(金) 両日ともに10時30分~16時20分
◆場所:首都大学東京 荒川キャンパス http://www.metro-hs.ac.jp/
◆内容:講義を通して質的研究方法を理解し,さらにそれを基にして実際にデー
タ分析の演習をおこないます.生データから概念をどう把握するのか,概念同士
をどう関係づけるのかなど,グラウンデット・セオリー・アプローチの方法を学
ぶことができます.
〇質的研究方法とは何か(講義)
〇ラベル名のつけ方(1)(講義,演習)
〇ラベル名のつけ方(2)(講義,演習)
〇カテゴリー,カテゴリー関連図(1)(講義,演習)
〇カテゴリー,カテゴリー関連図(2)(講義,演習)
〇比較,理論的サンプリング,研究への応用(講義,演習)
◆対象者:質的研究方法に関心のある研究者,看護師,大学院生,学生など
◆定員:80名
◆受講料:14,500円(別途:この企画は首都大学東京オープンユニバーシティの
講座であるために,初回の受講にあたっては,受講料のほかにオープンユニバー
シティへの入会金として3000円が必要です.)
◆申込方法:首都大学東京オープンユニバーシティホームページ
http://www.ou.tmu.ac.jp
または電話
042-677-2362
で,先着順に受け付けています.定員になり次第,締め切りです.
(情報提供者 山本美智代様)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
著書の紹介はありません。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
……………………………………………………………………………………………
[クッピーより]
第47号はいかがでしたか?どんな情報を、どんな形で発信したら良いか、皆さ
まからのアイデアをお待ちしています。「読まれるメルマガ、役立つメルマガ」
を目指して、今後ともいろいろな工夫を重ねていきたいと思いますので、ご協力
のほどよろしくお願い申し上げます。
……………………………………………………………………………………………
編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第47号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
発行日:2008年9月17日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp 】
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
http://wwwsoc.nii.ac.jp//cgi-bin/jaqp/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局
までご連絡ください。
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
局にご連絡下さい。 【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp 】
Copyright (C) 2008 日本質的心理学会 All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
- メールマガジン
- 日本質的心理学会 メールマガジン No.047