日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃8┃
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役立つ情報を共有しましょうよ
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
日本質的心理学会 メールマガジン No.44======================2008/6/20
クッピーです。梅雨に入ってじめじめとした天気が続きますが、皆さまい
かがお過ごしでしょうか。ただ、沖縄地方では早くも梅雨が明けたそうで
すね。暑い夏まであと少し、今のうちに蓄えるべきものを蓄えながら、今
月もがんばっていきましょう。
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎ 学会より会員のみなさまへ:
◆事務局より
◆編集委員会からのお知らせ
■□■□「質的研究」情報コーナー
■ 研究会情報
なし
■ 著書の紹介
○『ライブ講義・質的研究とは何か SCQRMアドバンス編――研究発
表から論文執筆、評価、新次元の研究法まで』 西條剛央(著)
○『子どもたちのアイデンティティー・ポリティックス:ブラジル人のい
る小学校のエスノグラフィー』 森田京子(著)
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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆事務局より
2008年6月17日現在の会員数は752名です。
●2008年度会費納入率 48%
●2007年度会費納入率 82%
会費の納入(特に過年度)をよろしくお願いします。
2008年5月31日(土)に定例の理事会(第9回)と常任理事会(第11回)
が行われました。2007年度決算と2008年度予算が承認されました。監査を経
て秋の会員総会で審議にかけられます。
また、学会賞の創設と第二機関誌発刊事業が本格始動し始めました。詳し
くは追ってお知らせいたします。
◆編集委員会より
多くの地方で梅雨入りが発表され、私の住んでいるところでも今日はずっ
と雨模様の天気でした。うっとうしい季節ではありますが、雨音を聞きなが
ら休日に部屋のなかで机に向かうのも―部屋でゆっくりできる休日がなかな
かとれないのが悩ましいところではありますが―また心落ち着くものです。
みなさんは、いかがおすごしでしょうか。
編集委員会は、現在、「質的心理学研究」第8号に向けての査読作業を行い
つつ、第9号以降の計画を進めるという作業を並行して進めています。去る5
月31日土曜日には編集委員会の本年度第1回目の会議を行い、第8号の書評特
集のテーマの決定、第11号特集のテーマの議論など、多彩な議題について議
論いたしました。そうしたテーマについては正式決定がなされ次第、メルマ
ガやHP等でお知らせしたいと思います。
今回の編集委員会会議には、先にお知らせしました今年度からの新しい編
集委員のほか、新たな編集幹事の方々も参加しました。編集幹事というのは、
編集作業の実務に欠かせない、縁の下の力持ち的な役割を果たしている役職
です。この4月より、砂上史子さんに加えて松嶋秀明さん、中坪史典さん、さ
らに編集幹事補佐として難波淳子さんが協力してくださっています。編集委
員会は、こうした編集幹事のみなさんにも支えられながら活動を進めている
のです。
なお、こうした編集作業においては、特に査読プロセスに遅延が生じない
よう常に気をつけているつもりではありますが、思わぬところで問題が起こ
ったり担当編集委員の側にアクシデントが生じたりすることがあります。こ
の1年の間にも、査読の遅れでご迷惑をかけたケースが何件かありました。
今後は、そういう事態に立ち至らないようにいっそうのシステムの整備や工
夫をしていく予定です。現在も査読の迅速化をよりいっそう確実にするため
に議論が進んでおりますので、今後とも、活発な投稿の方、よろしくお願い
いたします。
(副編集委員長 能智正博)
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■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□
【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
HPで確認されることをお薦めします。
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
研究会情報はありません。
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■著書の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
○『ライブ講義・質的研究とは何か SCQRMアドバンス編――研究発表から
論文執筆、評価、新次元の研究法まで』 西條剛央(著)
A5判 288頁 定価2520円 発行年月:2008年5
学生との対話形式が分かりやすいと好評の「ベーシック編」の後編です。この
巻も対話形式で、研究発表のしかたや論文執筆の要領、研究はどのように評価 さ
れるのかを具体的に述べるとともに、どんな研究法を使うにしても、それを創造
的に活用する基本原理を懇切に解説しています。これまで本に書かれることはま
ずなかった研究のコツもたっぷり語られ、これから研究をはじめるひとのための
実践的アドバイス満載です。
新曜社(http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1108-8.htm
)
(情報提供者:西條剛央様)
○『子どもたちのアイデンティティー・ポリティックス:ブラジル人のいる小学
校のエスノグラフィー』 森田京子(著) 新曜社(2007/7/30)
本書は、長野県の公立小学校に転校したブラジル人男児三人と、彼らを取り巻
く日本人教師・児童たちとの日常的なやりとりを通して見えてきた、子どもたち
相互間のアイデンティティー・ポリティックスを描いた叙述的分析の全容である
。それぞれ異なる学齢・日本語能力・個性・適性・家庭環境を持つパウロ、ジョニ
ー、ジョナタは、言語・文化的マイノリティーとして圧倒的多数の日本人児童に
囲まれながら、数々のサバイバル戦略を駆使してそのハンデイキャップを克服し
、日本の小学校に異文化適応しながら人間的にも成長していく。三年間にわたる
エスノグラフィーによって、ブラジル人児童たちが自己の持つアイデンティティ
ー資源を創造的に活用して、所属学級の日本人コミュニティーと社会的統合を果
たし、教科学習でも成果を上げるまでに至る過程を、詳細に記述しているのであ
る。本書が示しているのは、こうしたニューカマー外国人の学校不適応が、言葉
の壁や文化の違いそのものよりも、学級集団で認識された個々の異質性に基づく
アイデンティティーの摩擦に起因するということである。
(情報提供者:森田京子様)
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[クッピーより]
第44号はいかがでしたか?これからもより見やすく、より役立つメルマガにし
ていきたい思います。ぜひアイディアをお寄せください。担当一同お待ち申し上
げております。
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第44号担当:大倉得史・野坂祐子・荒川歩
発行:日本質的心理学会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaqp/
発行日:2008年6月20日
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情報提供・投稿は、各号15日までにお願いします。
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