日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃7┃
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役立つ情報を共有しましょうよ
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会

日本質的心理学会 メールマガジン No.33======================2007/7/20

クッピーです。今年も、台風に地震に大変な年です。被災地の方の
心労は、大変と思います。メンバーの中にも、被災された方が
おみえのことと思います。くれぐれも、無理なさらずに頑張ってください。

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■<特集> 2007年度 質的研究の研究会に対する助成事業(募集)
◆〆切は9月20日です。

◎<特集> 第4回大会実行委員会より
◆◆ ゼミナールの申し込み期間を延長します
Nara de nara ニュース <3>

●学会より会員のみなさまへ:

○2007年6月30日:常任理事会と理事会が開催される

○編集委員会より:
雑誌を教育に使う
編集委員会の模様

●「質的研究」情報コーナー:

【本日開催!】○7月21日:PTSDと「記憶」の歴史 立命館大学

○8月11日:子どもフォーラム 日本科学未来館
【書籍紹介】
○『はじめての質的研究法』シリーズ全4巻(東京書籍)
○『〈語り〉と出会う―質的研究の新たな展開に向けて』
(ミネルヴァ書房)

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<特集>■ 2007年度 質的研究の研究会に対する助成事業(募集)
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☆2006年度よりの、主な変更点
・助成最高額が,5万円から10万円に増額になりました
(下の 註2を参照のこと)。
・「○○先生のお話が聞きたいけど,面識がないのでお願い
できない…」そんな方々のために研究交流委員会が講師依
頼についてご相談にのります(詳細は下記を参照のこと)。
お気軽にご相談ください。

研究交流委員会では,昨年度に引き続き,都市部に限らず
全国への質的研究の広がりを目的として,研究会開催費の助成
をすることとなりました。応募要件は以下の通りです。申請は
,学会ウェブサイト
http://quality.kinjo-u.ac.jp/~quality/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=kyousai
にある所定のフォームを利用してください。
〆切は9月20日です。ふるってご応募ください。

1 助成対象は,質的研究に関する公開研究会とする。
2 研究会が主催し,日本質的心理学会研究交流委員会が共催
する形の シンポジウム,ワークショップ,講習会など
(以下,企画物)を年度内 に開催することとする。註1)
3 研究会の代表者は,本学会会員であることとする。
4 企画物の登壇者には,本学会会員が一名以上含まれている
こととする。
5 すでに活動している研究会も,新規に活動を開始する研究
会も共に応募できるものとする。
6 助成金は,企画物の終了後に,会計報告及び領収書に従っ
て支給されるものとする。註2)
7 助成を受ける研究会は,研究交流委員会の審査により決定
されることとする。
8 研究者や大学の数が限られた地方開催の研究会や,学際性
の高い研究会,過去の採択回数が少ない研究会を優先的
に助成することとする。
9 助成金は,主として企画物における遠方からの登壇者の
旅費・施設使用料・謝金に充てることとする。また,
登壇者の旅費が助成額の上限を超える場合も申請可能で
ある。
10 他学会や21世紀COEプログラムなどの外部資金から経済
的援助を得ている研究会は,応募できないこととする。
11 企画物の広報は,本学会メールマガジンおよびウェブサイ
トを通じて会員に周知し,企画参加は会員に対して開かれ
ているものとする。
12 企画物の広報の際には,
「日本質的心理学会研究交流委員会」
が後援している旨を記載することとする。
13 画物の終了後速やかに,下記宛先に報告書を提出すること
とする。註3)
14 成額は審査の上,決定する。但し,謝金に関する助成は
上限一万円,また,登壇者の旅費が助成額の上限を超える
場合は,申請内容を検討し,実際の助成額が決定される。

註1) 2007年度については,2007年9月1日から2008年3月31日
までに実施される 必要がある。
註2) 2007年度の助成額の上限は\100,000とする。
註3) 報告書について
A4用紙一枚程度に,企画物を中心とした研究会の活動報告(企
画物については,参加人数を含む),及び会計報告を記載して
ください。書式は問いません。航空運賃や宿泊費 などについ
ては,領収書を添付してください。報告書はプリントアウトし
た上で,領収書と共に,

「〒180-0014 東京都武蔵野市関前3-40-10
武蔵野大学武蔵野校舎 谷口明子」 まで郵送してください。

○講師派遣のご相談窓口設置
質的心理学会理事(除く,研究交流委員)に講師を依頼したい
が,どのように依頼したらよいのかわからない研究会には,
研究交流委員会が仲介役として交渉をお手伝い致します。
下記ウェブサイトにある所定のフォーム<折り返し注意>
に必要事項記入の上,ご相談ください。
( http://quality.kinjo-u.ac.jp/~quality/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=koushi-shoukai
)

○申請用フォーマット
申請は,下記URLの学会ウェブサイトにある所定のフォーム
<折り返し注意>を 利用してください。
( http://quality.kinjo-u.ac.jp/~quality/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=kyousai
)
なお,上記のフォームはデータを暗号化して送信する機能は
利用しておりません。このフォームを利用することに不安を
覚える方は,フォームで記載を求めている内容を書いた用紙
(A4) を
「〒180-0014 東京都武蔵野市関前3-40-10
武蔵野大学武蔵野校舎 谷口明子」
まで,郵送してください。(9月20日必着)

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<特集> ◎ 第4回大会実行委員会より
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◆◆◆第4回大会実行委員会より <9月29~30日 於:奈良女子大学>
第4回大会HP http://www.nara-wu.ac.jp/bungaku/nara07jaqp

◆◆ ゼミナールの申し込み期間を延長します

第1日午前にゼミナールを行います。定員にまだ余裕がありますので、締切
を7月31日(火)まで延長いたしました。みなさまのご参加をお待ちしており
ます。

参加を希望される場合は、4つの企画から1つを選び、大会HPより、お申
し込みください。(BとCを希望される方は、お早めにどうぞ)
大会参加費に加え、受講料を承ります。(Dの寺社参観料は別途になります。
当日、現地にてお支払いください)

◇受講資格:予約参加申込み者として期日までに所定の費用を納入済みであれ
ば、会員・非会員を問いません。
◇各講習会の内容につきましては、大会HP及び第2号通信をご覧ください。

-◇質的研究法講習会

A.「供述分析」の手法 (定員:約100名)
講 師:浜田寿美男(奈良女子大学)

B.会話分析からライフストーリー研究へ (定員:約100名)
講 師:山田富秋(松山大学)

C.子どもの観察と日誌的観察 (定員:約80名)
講 師:麻生 武(奈良女子大学)

-◇フィールド講習
D.奈良でナラティヴ・プラクティス (定員:約40名)
講 師:武藤康弘(奈良女子大学) 企画者(引率):森岡正芳(神戸大学)

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◆◆ 個人研究発表に「表現奨励賞」を授与します (第2日午前)

今大会では初めての試みとして、表現の工夫された個人研究発表に「研究発
表表現奨励賞」を授与することになりました。文字ばかりあふれそうな質的研
究のポスター発表の質を高めるために、掲示や表現の新しい試みを大歓迎いた
します。受賞者には、賞状のほか、ささやかながら金一封と記念品等の授与が
あります。
なお、審査対象となることを拒否することもできます。
詳細は、8月に大会Webサイトに掲載します。

※個人研究発表のお申し込み受付は終了いたしました。

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◆◆ 参加のお申し込み方法

1)大会Webサイトから、参加フォームに記入し、送信してください。
2)また、各種費用を次の口座にお振り込みください。
振込用紙の通信欄に費用内訳をご記入ください。
振込票は当座の領収書といたしますので、大会まで保管してください。
不参加の場合を含め、事由によらず納入後の返金は行いません。

口座番号 00980-5-280331
加入者名 日本質的心理学会第4回大会実行委員会

1.個人研究発表費、ゼミナール受講料、発表者予約参加費、
自主シンポ企画料
◇納入締切:7月31日(火)

2.予約参加費
◇納入締切:8月27日(月)
◇大会予約参加費
(会員)一般4,000円 学生2,000円(非会員)一般7,000円 学生3,000円
◇懇親会予約参加費
(会員)一般4,000円 学生3,000円(非会員)一般4,000円 学生4,000円
◇日本質的心理学会 第4回大会 各種参加費用一覧
http://www.nara-wu.ac.jp/bungaku/nara07jaqp/hiyou.htm

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▽▲▽▲Nara de nara ニュース <3>
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奈良の住人ならではの情報です。過去のニュースは大会HP「資料DL」で
どうぞ。

奈良には、夜に火をともす行事が折々にあります。真冬1月の若草山山焼き、
3月春を告げる東大寺二月堂の修二会(お水取り)・・・・・今回は、夏の新
しい風物詩「なら燈火会」をご紹介します。

「なら燈火会」は1999年から始められ今年で9回目です。東大寺や春日大社、
興福寺が点在する奈良公園や猿沢池の周辺などをろうそくの灯りの花で彩る行
事です。百聞(百文?)は一見にしかず。まずは、主催のNPO法人なら燈花会
の会のHPを是非ご覧ください。写真を見ているだけでも、夏の夜の幻想にい
ざなわれます。http://www.toukae.jp/
今年は、8月5日(日)~14日(火)(点燈時間19:00~21:45)の十日間、開
かれます。期間中、あちこちでいろんなイベントもありますので、学会会場の
下見を兼ねて、ぜひお出かけください。

同じ時期に、春日大社では中元万燈籠(8月14~15日)が開かれます。春日
大社の境内や参道にある三千の燈籠に灯がともります。回廊の美しさに世俗を
忘れます。
また、東大寺大仏殿では盂蘭盆の8月15日の夜、万灯供養会を行います。夜7
時~10時まで大仏殿正面の中門が開かれ、拝観料無しで自由に参拝ができます。
大仏殿までの参道にはたくさんの燈籠が供えられています。大仏殿の小窓が開
かれ、大仏さまのお顔を庭から揺らぐ灯のもとで拝見することができます。時
を超え、悠久の時代に思いをはせます。
東大寺 http://www.naranet.co.jp/kasugataisha/
春日大社 http://www.todaiji.or.jp/

大和路アーカイブ(奈良県観光情報)
http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/

奈良の観光の旬を知るにはもってこいの総合案内のサイトです。

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学会より会員のみなさまへ
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◆◆◆事務局より

○2007年6月30日に常任理事会と理事会が開催されました。
予算案が承認され、暫定的に執行していくこととなりました。

毎回のことですが、会費納入をよろしくお願いします。2007年度の会費納
入率は7月12日現在で、53.1%です(682名中、362名納入)。

オマケ;懇親会に行こう!
去年の福岡の学会の懇親会後に、屋台ラーメンツアーを即席にくんだのです
が、今年の年賀状である会員の方から「ラーメンツアーに行った結果様々な研
究者と会うことができ、研究会にも参加できるようになった」というお話が書
いてありました。こういうことを自分で言うのもゴーマンかもしれませんが、
学会懇親会は、普段話すチャンスのない研究者と話をするチャンスです。今年
もなるべくそういう時間を作ったり二次会ツアーを企画しますので、ぜひ、学
会の懇親会に参加してください。せっかく奈良まで行って、知ってる人とだけ
宴会してるんじゃモッタイナイ(モッタイナイは国際語です)。第四回大会の
懇親会でお会いしましょう!

文責(サトウタツヤ)

◆◆◆編集委員会からのお知らせ

○編集委員会より(1)

梅雨あけ間近になりました。日本には、季節が4つではなく、5つあるとい
う話を聞いたことがあります。「春」「梅雨」「夏」「秋」「冬」というわけ
です。1年間の季節の巡りを質的に細やかに記述していけば、二十四節気とい
ったもっと多くの季節を見いだすことができるのでしょう。そのような細やか
な変化を捉える感性とセンスも、質的研究には求められるように思います。

ところで、自分が担当している大学院の演習では、「質的心理学研究」の論
文を1本ずつ取り上げて、その方法論を学び取りながら、具体的に扱われてい
るテーマについてディスカッションをしています。掲載されている論文の「質」
は、もちろん一様ではなく、みなそれぞれ個性的な顔を有していることにあら
ためて気づきます。同時に各筆者が、論文で取り上げているテーマを深くがっ
ちりと捉えていることが窺え、若い大学院生たちには、これから自分も書こう
としている論文のよきモデルになっていくようです。

「質的心理学研究」の各論文のそのような特徴は、たとえば他の心理学関連
の学術雑誌に掲載されている論文に比べて、際だっているように思われます。
テーマから遠いところで浮き足立った記述が展開されてしまうという論文もと
きにあるわけですが、こと「質的心理学研究」の紙上ではそのような論文はほ
とんど見あたりません。

テーマに食らいつき、そこと格闘しながら書いているという様子が見て取れ
る――そういう論文こそが「力」を持っているのでしょう。「質的心理学研
究」を手に取れば、そのような論文にいくつも出会える。そのように多くの研
究者に思ってもらえるような雑誌へと、さらに大事に育んでいければと思いま
す。
質的研究は対話そのものでもあると思います。いくつもの声が響きあう中で
生まれ育まれた論文が、今後もたくさん出てくることを期待しています。

(副編集委員長 伊藤哲司)

○編集委員会より(2)

本年度第1回編集委員会が、去る6月30日に東京大学にて開催されました。
今回は、麻生委員長をヘッドとする新編集役員チームになってからの初めての
会議でしたが、新たに3名の編集委員(小島康次・森岡正芳・山本登志哉の各氏)
が加わり、計18名の編集委員体制としてスタートしました。

第7号(特集:バフチンの対話理論と質的研究)の審査状況としては、6月30日
時点で「掲載」論文が4編、「修正掲載」論文が5編となっており、第7号発
行に向けての編集作業はほぼ順調に進んでいます。同時に、引用文献の記載方
法の精緻化や倫理項目を含むチェックリストの必要性など、第7号の査読過程
で新たに浮上した幾つかの課題についても審議されました。

今後、編集委員会で更なる審議を重ねて、原稿作成の手引き等の整備を進め
ていきたいと思います。

編集委員会で決定され次第、メルマガ等で会員の皆様にもお伝え致します。
一般論文は常時受け付けておりますが、第8号(特集:地域・文化交流-フィー
ルドを繋ぐ質的心理学)に掲載されるためには、特集・一般論文ともに2007年
12月末日までに投稿されている必要があります。会員の皆様のャレンジングな
論文のご投稿をお待ちしております。

(副編集委員長 柴山真琴)

……………………………………………………………………………………………
■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□

【注意!】情報提供は、こちらから連絡がとれるアドレスをご記入ください。
記事に関して、ご確認させていただく場合があります。
また、掲載情報は、簡潔に編集させていただくことがあります。
研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
HPで確認されることをお薦めします。
【参考 】昨年度の研究交流委員会共催(または後援)の要件についてを
HPに掲載しましたので、ご参照頂きたくお願いします。
http://genyo.kinjo-u.ac.jp/~quality/kenkyu-kai-josei.html
2007年度は、リニューアルする予定です!
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
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■ 研究会の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

PTSDと「記憶」の歴史
―『PTSDの医療人類学』の著者アラン・ヤング教授を迎えて

日時:2007年7月21日(土)13:00~18:00
会場:立命館大学衣笠キャンパス以学館2号ホール
情報提供者:サトウタツヤ

■ 研究会の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

第1回 子どもフォーラム
「科学・アート・共生・共創―私たちができること」

日時:2007年8月11日(土)午前10時30分~午後5時
場所:日本科学未来館 未来CANホール
参加費:無料(参加費は無料ですが、入館料が大人500円、
18歳未満200円がかかります)
http://dekirukana-lab.shiraume.ac.jp/forum/forummain.html

開催趣旨:私たちの生活は、科学の進歩によりとても便利になりました。しか
し、その便利な生活とひきかえに、様々な問題が生まれ、将来に不安を抱いて
います。便利さと将来の不安に矛盾を感じながらも、何もしないままで過ごし
ていませんか。10年後、20年後、未来は、世界は、どのようになっている
のでしょうか。

私たちは今、未来について考える必要があります。そこで「科学、アート、地
球環境との共生、多世代、多文化との共創(ともにつくっていくという考え方)
」をテーマに、未来のためにそれぞれが「できること、したいこと」を未来を
担っていく当事者である子ども、若い世代、大人、いろいろな立場の人が共に
考えていくことを提案します。

プログラム

10:30 開会 総合司会者:安藤 愛 八木 紘一郎
11:00~12:30 三者対談「未来へのかけ橋としての保育・教育の可能性」
司会者:汐見 稔幸
談話者:日本環境教育学会会長 小澤 紀美子
日本科学未来館・工学博士 井上 徳之
毎日新聞社「教育と新聞」推進本部
こども環境・文化研究所長 梁瀬誠一

13:20~15:10 第1フォーラム「自分たちそれぞれにできること、したいこと」
司会:汐見 稔幸 発檀者:小学生、中学生、大学生、おとな
15:20~16:20 第2フォーラム「こんなことできたらいいね!ワイワイフォーラ
ム」
16:30~16:50 閉会

<問い合わせ・申し込み>白梅学園大学八木研究室:

f-forum@shiraume.ac.jp

お申し込みは
[氏名、所属(職業)、PCアドレス]
をご明記の上、上記のアドレスまで
メールを送ってください。

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

■ 書籍の紹介  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

第2回質的心理学会全国大会(@東京大学)をきっかけとして次のような著
書が発刊されました。

■秋田喜代美・能智正博(監修)『はじめての質的研究法』シリーズ全4巻
(東京書籍)
○高橋都・会田薫子(編)「医療・看護編」
○能智正博・川野健治(編)「臨床・社会編」
○秋田喜代美・藤江康彦(編)「教育・学習編」
○遠藤利彦・坂上裕子(編)「生涯発達編」
これは、研究の事例を紹介しながらその手法や研究手続き、研究に臨む姿勢
などを紹介・解説したシリーズです。第2回大会のスタッフが中心になり、ほ
かの強力メンバーの助力も借りて編集作業を行い、気鋭の研究者の方々のご寄
稿を得て、このほど全巻完結いたしました。質的研究初心者のかたにも、すで
に研究を行っている方にも参考になるかと思います。
よろしければ、手にとっていただけるとありがたく思います。

■能智正博(編)『〈語り〉と出会う―質的研究の新たな展開に向けて』(ミ
ネルヴァ書房)
第2回大会のメイン・シンポジウム「〈語り〉を聴き取る/〈語り〉を伝え
る―シークエンス分析の実践論」が本になりました。話題提供者である桜井厚
氏、茂呂雄二氏、森岡正芳氏の論考、指定討論者である遠藤利彦氏、南博文氏
のコメントに、司会者だった能智正博による概説を加えて、読みやすい形でま
とまりました。
第2回大会に参加した方も、参加できなかった方も、この本でシンポのライ
ブ感を味わっていただければと思います。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

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[クッピーより]

第33号はいかがでしたか?最近、メルマガ配信が遅れて、申し訳ありません。
サトウタツヤさまからの、「PTSDと「記憶」の歴史 立命館大学」と、
(株)ヒューリンクス( http://www.hulinks.co.jp/ )さまからの、
「日本語版 QDA (定性データ分析)ソフトウェア NVivo 7 新発売発表会」の
情報を頂いていたのですが、締切りの都合で掲載が不十分となったことを、
お詫び申し上げます。

そろそろ、リニューアルをと思いながらも、日々の仕事に追われて進みません。
ぜひ、アイデアなど、ご意見をお寄せいただけると、うれしいです。

さあ、みんなで、鹿せんべいを食べに行こう!
*「鹿せんべい」は、財団法人奈良の鹿愛護会の登録商標です。
《せんべいの材料》  ・米ぬか ・穀類
http://naradeer.com/prod05.htm

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第33号担当:長谷川元洋・本山方子・湯浅秀道
発行:日本質的心理学会 http://quality.kinjo-u.ac.jp/
発行日:2007年7月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望は以下のWebページからお願いします。
【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp 】
●メールマガジンに掲載する研究会等の情報やアイデアを募集しております。
情報提供・投稿の締切は、各号15日までにお願いします。
http://quality.kinjo-u.ac.jp/~quality/cgi-bin/yomi-mailer/y_mail.cgi?id=info
(メールソフトによっては、改行されていることがあります)
●アドレスの変更、配信の停止を希望される場合は、お手数ですが学会事務局

でご連絡ください。
●このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で転載・
複写・転送・再編集することは、著作権の侵害となりますので、お控えくだ
さいますようお願い申し上げます。また、転載を希望する場合は、学会事務
局にご連絡下さい。   【学会事務局アドレス jaqp@shiraume.ac.jp 】
Copyright (C) 2007 日本質的心理学会  All Rights Reserved.
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