日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃2┃0┃0┃6┃
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役立つ情報を共有しましょうよ
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
日本質的心理学会 メールマガジン No.20======================2006/3/20
クッピーです。今年は、ウメの開花が遅いようですね。
ウメの次は、モクレン、サクラと、楽しませてくれそうです。
毎年、この時期は、気分がハッピーになりますね。
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●事務局よりお知らせ
●風に聞く・風を追う:「マイナー感覚を持ち続けること」
●学会より会員のみなさまへ:
○編集委員会からのお知らせ
○研修会報告
●「質的研究」情報コーナー:
○「質的研究を始めたい人、行っている人に役に立つ話」
○『バフチンと心理学』
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<事務局よりお知らせ>
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★『質的心理学研究』が発刊されています。お手元に届いていない方は、
2005年度の会費が未払いであるか、誤配達もしくは配達不能である
可能性があります。事務局ま でご一報ください。
日本質的心理学会事務局 <jaqp@shiraume.ac.jp> です。
★次年度会費の納入をお願いいたします。
学会誌に同封されている振込用紙をご利用ください。
★会員数をお知らせします。
2006年3月14日現在の会員数は529名。
2005年度新規会員 126名
会費納入率 87%
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風に聞く・風を追う:「マイナー感覚を持ち続けること」
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質的研究のキーパーソンに、大いに語ってもらうコーナーです。
それでは、今回の「語り」は、能智正博先生です。
☆☆☆ 能智正博先生 (東京大学大学院教育学研究科) ☆☆☆
私がここに書かせてもらうのは場違いな気がしないでもありません。私は
基本的に、半分は好き勝手なことをやり、半分は求められたことをこなして
きただけで、けっこう深く「質的心理学」に関わっているとしても、いくぶ
んは成り行きです。
私は1992年から97年まで約6年間、シラキュース大学というところで質的
研究法を学びました。この大学は障害学とのからみで早くから質的研究が独
自の発展を遂げた場所です。帰国したときには、認知行動科学教室の助手に
なったこともあり、質的研究は個人で勝手にやっていくつもりでした。質的
研究はメジャーにはならないだろうという思いもありました。心理学でも質
的研究をやっている人がいるらしいということを小耳にはさむこともありま
したが、雑事に流されて特に連絡もとらないままでした。
ところが、確かあれは98年のある日、心理学教室に関する古い記録を探し
ているとか言って、色白の眼鏡の男が私の勤めていた大学にやってきました。
それがサトウタツヤ氏でした。その偶然の出会いをきっかけとして、『質的
心理学研究』の創刊に関わった先生方ともささやかな交流が始まったわけで
す。
あれからすでに5年以上経ち、気がつくと質的研究が急速に広がってきま
した。それは冗談抜きで喜ばしいことではあるのですけれども、どうもマイ
ナーなことをオタク的にこそこそやっているという楽しみはなくなってきた
ような気がします。その部分はほんの少し残念です。
質的研究には、既存の知に対して疑問を投げかけたり、主流の物語を相対
化したりする力があると思うのですが、それはどこかでオタク的なところを
含んでいるように感じられてなりません。質的研究それ自体が、既存の知に
なったり主流の物語になったりするとしたら―まだそこまではいってません
が―、やはりどこか違和感をもってしまうでしょう。
まあそんなことを言ってもしかたないところもあります。時代が質的研究
を求めているのであれば、それを押しとどめることはできません。ただ、い
かにメジャーになったとしても、気持ちの上ではマイナーな感覚を持ち続け
ること、自分という私的な場所に常に立ち戻りそこから何度も再出発するこ
とは、大切にしたいと思っています。
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学会より会員のみなさまへ
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◆◆◆編集委員会からのお知らせ
桜の便りが間近に迫る季節になりました。みなさま、年度末でお忙しく
されていると思います。
大変お待たせいたしました。「質的心理学研究(No.5)」が刊行されま
した。ズッシリと重みのある機関誌が、すでにみなさまのお手元に届いて
いることと思います。投稿者の方々、査読者の方々、そして、下支えの
事務作業に携わってくださった方々、刊行に関係されたすべての皆さまに、
あらためて心からお礼を申し上げます。学会活動の中核である機関誌の
発展のため、これからも皆さまのご支援、ご協力をよろしくお願い申し
上げます。
さて、投稿論文の締め切りが迫ってきました。一般論文、特集論文
(テーマは「養育・保育・教育の実践」)ともに、締め切り日は2006年
3月末日(当日消印有効)です。締め切りまであとわずかです。どうぞ
お早めに投稿をお願いします。なお、投稿にあたっては、「『質的心理学
研究』規約」(機関誌および学会HPに掲載)、「投稿論文原稿作成の
ための手引き」(学会HPに掲載)をご参照ください。
多くの投稿をお待ちしております。
(副編集委員長 矢守克也)
◆◆◆研究交流委員会より<含:HP更新情報>
○研修会報告
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日本質的心理学会研究交流委員会・日本パーソナリティ心理学会主催
公開研修会「個性と障害のはざま:発達障害児の育ちの現場から」
:2006年3月4日
春の訪れを感じる暖かな日に、公開講習会「個性と障害のはざま:発達
障害児の育ちの現場から」が青山学院女子短期大学にて行われた。
当日参加(25名)も含め84名の参加者が、12時から17時まで3名の話題
提供者と3名の指定討論者の話に耳を傾けた。「障害と個性」という古
くて新しいテーマに真っ向から挑んだ今回の研修会では、「個性と障害」
の関係について考えるための視点をたくさんいただいた。参加者および
関係のみなさまにはこの場を借りて改めて感謝を申し上げたい。
当日の内容について簡単に紹介する。
まず上野一彦先生からは、いま特殊教育から移行しつつある特別支援教育
についてのお話、発達障害の歴史などを交えながら、「障害は理解と支援
を必要とする個性である」というご発表を頂いた。久保恭子先生からは、
遺伝性の疾患であるムコ多糖症の子どもの保護者の視点から、子どもの成
長発達に伴う疾患の進行過程と親御さんの気持ちの変化についてお話があ
った。渡部信一先生には、永年にわたる自閉症児とのかかわりや認知科学
の研究をされているご経験から、「個性と障害」について考える際の視点
をいくつか提示していただいた。とくに認知科学の視点では「実体論と関
係論」の観点から「個性と障害」についてどのように考えられるのかにつ
いてお話頂いた。
続いて指定討論者の佐藤幹夫先生からは、永年にわたる養護学校教員とし
ての経験や、障害者の関与する事件にジャーナリストとして関わった立場
からお話をいただいた。本郷一夫先生には、保育園・幼稚園の巡回相談に
長らく関わり、子どもたちへの発達支援、現場の先生へのコンサルテーシ
ョンをされているご経験からコメントいただいた。山上雅子先生には、自
閉症児の心理臨床に携わる立場から指定討論していただいた。
最後にフロアからの質問を受けたが、いずれの質問も現場で目の前の子ど
も(またはその養育者)に向き合っている方ならではの、「実際どうすれ
ばよいか」「このような場合もあるのでは」という切実な思いからくる問
いでこの問題への関心の高さを感じるとともに、それに対する登壇者の先
生の答えがさまざまであったことに、この問題の奥深さを感じることがで
きた。
終了後寄せられたアンケートを見ると「考えさせられた」「参考になった」
という意見が多く、おおむね満足していただけたと思う。「障害」を「個
性」としてとらえるかどうかは、さまざまな立場があるだろう。ただ問題
はそれだけにはとどまらず、当日の本郷先生の御指摘のように、「障害」
を「個性」としてとらえることによってどのようなことが起きるのか、
なにが変わるのかに目を向ける必要があるのではないかと感じた。
今回の企画は他学会との共催であるということもあり、方法論に特化した
内容ではなかったが、質的研究を立ち上げるときの視点として重視される
“現場”の声を意識した企画であった。今後も他学会との交流を通して、質
的研究の広がりと深まりの一助となればと考えている。
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■□■□「質的研究」情報コーナー<情報提供は、15日までにお願いします>
□■□
【注意!】研究会などの情報は、直前の変更が、学会ホームページに掲載
されていることがありますので、出席される方は、開催直前に
HPで確認されることをお薦めします。
【注目!】各種研究会の研究交流委員会共催(または後援)の要件についてを
HPに掲載しましたので、ご参照頂きたくお願いします。
http://quality.kinjo-u.ac.jp/kyousai-youken.html
【情報!】メールマガジンの情報コーナーは、月刊のため情報が遅れることが
あります。そこで、できる限りホームページでも情報を提供します
ので、ホームページの定期チェックをお願いします。
*会員限定ページは,「ユーザー名 member パスワード q-kaiin」
で,閲覧可能です。総会資料,メルマガのバックナンバー等を
読むことができます。
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■ 研究会の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
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2005年度sparrow kids特別講演プログラム
「質的研究を始めたい人、行っている人に役に立つ話」
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1. テーマ
質的研究を始めたい人、行っている人に役に立つ話
2. 趣旨
近年、質的研究への関心の高まりと共に多くの書物が出版され、
地方においても、質的研究に関する学習を容易に行えるようになっ
てきた。しかし、書物での独学には限界があり、自分が研究で明ら
かにしたいと考えていることと、選択した研究方法があっているの
かどうかを確認することが出来ず、研究に自信を持てない初学者が
いる。
その一方で、医療・看護・福祉の領域において、質的研究の有用
性を認めて興味を持ち、実際に行いたいと考えても、はじめ方さえ
も分からず、躊躇している例も少なくないことが予測できる。よっ
て、本講演会では質的研究に興味を持ちながらもなかなか踏み出せ
ない者と、質的研究を始めているが、自らの研究に自信が持てない
者を対象とする。
そこで、1部は質的研究を始めたい人の手がかりとなるような内容
とし、2部では、これから行う研究の計画書と、すでに行った研究に
対して講師からコメントをもらうことで、実際にどのように質的研
究を展開していくのかが理解できる内容としたい。
3.とき・ところ
1)日時:2006年3月25日 12:30開場 13:00開演
2)場所:北海道医療大学サテライトキャンパス(毎日札幌会館 6階)
3)講師:田垣 正晋先生(大阪府立大学人間社会学部社会福祉学科講師)
4. プログラム
12:30 受付開始
13:00 基調講演 「質的研究を始めたい人に役に立つ話」
14:30 休憩 コーヒータイム
14:50 ワークショップ1:高齢者の終末期に関する研究計画書
15:50 休憩
16:00 ワークショップ2:看護学生の高齢者疑似体験後の高齢者観に関する研究
17:00 終了
5.参加申し込み方法
1)参加費:日本質的心理学会員:1000円 非会員:2000円(当日会場にて)
2)申し込み方法:メールとFAXで受け付ける。
Mail: suzume2006@yahoo.co.jp
6.問い合わせ
旭川医科大学 医学部看護学科 看護学講座 助手 高岡哲子宛
FAX:0166-68-2941 電 話:0166-68-2941
7.主催:Sparrow Kids
後援:日本質的心理学会研究交流委員会
協賛:看護の詩学研究会
■ 研究会の紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
質的心理学会 DEE ISACARJapan 共同開催ワークショップ
『バフチンと心理学』
ミハイル・バフチン研究の第一人者、桑野隆先生(早稲田大学教
育学部)をお招き して、ワークショップを開催します。ぜひご参加くだ
さい。この企画は、質的心理学 研究のバフチン特集号(投稿締め切り
07年3月)と連動した企画です。なお、この メイルの回覧は自由です
ので転載いただければ幸いです。DEEは日本認知科学会教育環 境のデザイ
ン分科会、ISCARは国際活動文化心理学会です。
◆日程:2006年4月22日(土曜日) 13時より17時まで
◆場所:筑波大学学校教育局 G501室
(地下鉄丸の内線、茗荷谷駅から徒歩3分)
http://www.tsukuba.ac.jp/navi/img/tokyo-campus_b.gif
◆参加費:1000円(上記のいずれかの学会員は無料)
◆申し込み:参加希望の方は、茂呂まで、必ずメイルください。
申し込み締め切り4月15日 ymoro@human.tsukuba.ac.jp
◆スケジュール
○講演:桑野隆『バフチンの読み方(仮題)』(13時~14時45分)
指定討論:佐伯胖(青山学院大)西口光一(阪大)
高木光太郎(東京学芸大)
司会:茂呂雄二(筑波大、ISCARJapan事務局)
休憩(14時45分~15時)
○チュートリアル:バフチンの対話主義を研究に生かすには(15時~17時)
司会:岡部大介(慶応大湘南、DEE事務局長)
やまだようこ(京都大学教育学研究科)『バフチンで小津映画を読む』
:小津安二郎の映画『東京物語』をもとに、「並ぶ身体と重ねの語り」
について、特に対面関係 の「対話」と並ぶ関係の重ねの会話の比較を行う。
会話における「重ね」「ズレのあ る反復」「語り直し」の意義について、
バフチンの対話理論と対比しながら、対話論 の拡張を試みる。
宮崎清孝(早稲田大学)『教育現場からバフチンを読む-特に教師に
とっての多声 性について』:授業の場での子どもの知的経験の分析に取り、
バフチンの多声性とい う概念が有効なのではないかとずっと考えている。
常識的な授業理解では、授業とは ある知識(A)を取得するという単声的
な発想になる。しかし子どもたちの間での対話 によりAでもあるがA’でも
あるかも、という経験をもつことが授業の中で可能だし、現 におこって
いる。さらに、このような授業は教師が多声的であることではじめて可能
になると考えている。しかし他方では、多声性という概念には相対主義が
内包されて いるのではないか、そして最終的に相対主義は教育と相容れ
ないのではないか、という疑念にも常にとりつかれている。そのへんの
ことについて語る予定。
田島充士(筑波大学)『権威的なことばと内的説得力のあることばを
つなぐものと しての概念理解-ハイブリッド談話実践の分析を通して-』
:バフチンの提出した「権威的なことば」と「内的説得力のあることば」
であるが,バフチンの著作を読むと,両者の関係は二律背反的なもので
あるようにもとれる。しかし,Kamberelis(2001)は両者を相互に補完的な
関係にあるものと捉え,ことばの権威的な側面と内的説得力の側面の両者
を捉えることで,学習が完結すると主張した。そして,このような学習が
行われる対話過程を「ハイブリッド談話実践」と呼んだ。本発表では,
このハイブリッド談話実践の観点から,権威的なことばと内的説得力の
あることばの関係について,考察を深めていきたい。特に,教師が提示
した科学的概念を学習者が納得できず,暗記するしかなかった状態から,
次第に既有知識の観点から,再解釈を進めていけるようになった学習場面
のデータを対象に,両者の絡み合いとしての概念理解像に関して,
ヴィゴツキーの認知発達理論との関連も視野に入れつつ,具体的に検討し
ていきたい。
コメント:桑野隆先生
上野直樹(武蔵工大、ISCARAsia, ISCARJapan代表)
桑野隆先生ご著書
バフチン-“対話”そして“解放の笑い” 岩波書店
バフチンと全体主義-20世紀ロシアの文化と権力 東京大学出版会
夢みる権利-ロシア・アヴァンギャルド再考 東京大学出版会
ボリス・ゴドゥノフ オペラのイコノロジーありな書房
民衆文化の記号学-先覚者ボガトゥイリョフの仕事 東海大学出版会
未完のポリフォニー-バフチンとロシア・アヴァンギャルド 未來社
現代ロシア文化 国書刊行会
翻訳
バフチン言語論入門 ミハイル・バフチン (著)せりか書房
ロシア・アヴァンギャルドと20世紀の美的革命 ミリマノフ(著) 未來社
ロシア・フォルマリズム(文庫クセジュ) ミシェル オクチュリエ (著)
白水社
物理学者ランダウ-スターリン体制への叛逆 みすず書房
文学と革命 岩波文庫 トロツキイ (著) 岩波書店
ロシア・アヴァンギャルド 6 (6) 国書刊行会
ロシア・アヴァンギャルド (8) ロシア・アヴァンギャルド 8国書刊行会
ロシア貴族 ロートマン (著) 筑摩書房
ロシアからの手紙-ペレストロイカを支える英知 リハチョフ (著) 平凡社
民衆演劇の機能と構造 P.ボガトゥイリョフ (著) 未来社
逆遠近法の詩学-芸術・言語論集 フロレンスキイ (著)水声社
メイエルホリドベストセレクション メイエルホリド (著) 作品社
レーニンの言語 叢書 記号学的実践 シクロフスキイ (著) 水声社
衣裳のフォークロア ボガトゥイリョフ (著) せりか書房
文芸学の形式的方法 ミハイル・バフチン著作集新時代社
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[クッピーより]
第20号はいかがでしたか? オリンピックも、無事に終わりましたね。
そして、ワールド・ベースボール・クラシックは、なんと優勝!
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
第20号担当:長谷川元洋・本山方子・湯浅秀道
発行:日本質的心理学会 http://quality.kinjo-u.ac.jp/
発行日:2006年3月20日
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