「質的研究を始めたい人、行っている人に役に立つ話」

テーマ

質的研究を始めたい人、行っている人に役に立つ話

趣旨

近年、質的研究への関心の高まりと共に多くの書物が出版され、 地方においても、質的研究に関する学習を容易に行えるようになっ てきた。しかし、書物での独学には限界があり、自分が研究で明ら かにしたいと考えていることと、選択した研究方法があっているの かどうかを確認することが出来ず、研究に自信を持てない初学者が いる。
その一方で、医療・看護・福祉の領域において、質的研究の有用 性を認めて興味を持ち、実際に行いたいと考えても、はじめ方さえ も分からず、躊躇している例も少なくないことが予測できる。よっ て、本講演会では質的研究に興味を持ちながらもなかなか踏み出せ ない者と、質的研究を始めているが、自らの研究に自信が持てない 者を対象とする。
そこで、1部は質的研究を始めたい人の手がかりとなるような内容 とし、2部では、これから行う研究の計画書と、すでに行った研究に 対して講師からコメントをもらうことで、実際にどのように質的研 究を展開していくのかが理解できる内容としたい。

とき・ところ

1)日時:2006年3月25日 12:30開場 13:00開演
2)場所:北海道医療大学サテライトキャンパス(毎日札幌会館 6階)
3)講師:田垣 正晋先生(大阪府立大学人間社会学部社会福祉学科講師)

プログラム

12:30 受付開始
13:00 基調講演 「質的研究を始めたい人に役に立つ話」
14:30 休憩 コーヒータイム
14:50 ワークショップ1:高齢者の終末期に関する研究計画書
15:50 休憩
16:00 ワークショップ2:看護学生の高齢者疑似体験後の高齢者観に関する研究
17:00 終了

参加申し込み方法

1)参加費:日本質的心理学会員:1000円 非会員:2000円(当日会場にて)
2)申し込み方法:メールとFAXで受け付ける。

問い合わせ

旭川医科大学 医学部看護学科 看護学講座 助手  高岡哲子宛

主催

Sparrow Kids

後援

日本質的心理学会研究交流委員会

協賛

看護の詩学研究会