「学際研究における『対話』のデザイン―メタ医療学の創造に向けて―」
- 概要
「医療」現場での研究・実践を行うためには、医学のみならず、心理学・ 社会学・育学・芸術学などの人文諸科学との連携が必要となる。本研究会で は、面白い研究・実践を生み出すための「学際」のあり方、及び、そのため の研究者・当事者間の「対話」のあり方について、検討を試みる。本研究会 のアウトプットとしては、「医療」現場に関わる個別具体的な研究・実践の 理論・方法だけではなく、そうした研究・実践を生み出すための、当事者間 /当事者-研究者間/研究者間の「対話」のデザインのあり方も示されるこ ととなるだろう。本研究会では、慢性疾患のこどもの心理社会的問題を切り 口に心理学の視点から医療を見つめてきた谷川弘治先生を講師に迎え、保健 医療分野における新しい学際的研究のあり方、当事者と研究者の枠を明示し ない新しい対話のデザイン、すなわち医療を超えた”メタ医療”の構想につ いて、保健医療および人文科学の専門家・研究者を交えて討論する。
- 日時
2006年3月18日土曜日13:30~
- 場所
大阪市立大学医学部附属病院18階第4会議室<=変更
- 主催
メタ医療学探検隊(代表・稲田浩)
- 後援
日本質的心理学会研究交流委員会
- 助成
質的心理学会研究助成
- プログラム
1.13:30~
開会の挨拶2.13:35~14:20
特別講演「医療と教育、そして心理学(仮)」
西南女学院大学保健福祉学部 谷川弘治休憩
3.14:30~15:30
討論「新しい臨床医療の研究デザイン―メタ医療学の創造に向けて―」
司会:大阪市立大学医学部附属病院医療情報部 朴勤植
西南女学院大学保健福祉学部 谷川弘治
大阪市立大学大学院医学研究科発達小児医学 稲田浩
大阪大学大学院人間科学研究科 加藤謙介
他、メタ医療学探検隊メンバー4.15:30~
閉会の挨拶
- 「メタ医療学探検隊」連絡先
〒545-8585大阪市阿倍野区旭町1-4-3
大阪市立大学大学院医学研究科発達小児医学内
事務担当:山口悦子、田中祥子
- 大会外企画
- メタ医療学探検隊・特別研究会