日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
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日本質的心理学会 メールマガジン No.210号(2022)

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎学会より会員のみなさまへ
◆常任理事会より
◆第19回大会準備委員会より
◆『質的心理学研究』編集委員会より
◆会務委員会より
■研究会情報
◆オンライン・シンポジウム「困難な時代におけるナラティヴ実践
―言葉を失う人々との間で―」(遠見書房のイベント)のお知らせ
◆『宗教/スピリチュアリティ心理学研究』創刊のご案内と投稿論文の募集
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◎ 学会より会員のみなさまへ
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◆常任理事会より

新年度を迎え、学会員の皆さんはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

昨年度に行われた役員選挙の結果、私・サトウタツヤが理事長に再選され、5名
の常任理事の皆さんと共に3年間の学会運営にあたることになりました。
2004年に発足した本学会は、人間でいえば満20歳を迎えるお年頃になり、記
念の行事等も行いたいと考えています。何よりも1200名を超える一人一人の会
員の皆さんの研究活動を支え新しいネットワークが広がるようなプラットフォー
ムとして機能していきたいと考えているところです。
コロナ禍の影響を受けた過去3年間多くの皆さんにご支援いただいたことを感
謝すると共に、アフター・コロナを見据えた今からの3年間のご支援もよろしく
お願いします。

なお、常任理事会メンバー(順不同)とその担当は以下のようになりました。

サトウタツヤ 理事長 学会20周年記念行事担当(臨時)
能智正博 副理事長 渉外・ネットワーク担当(日心連)
尾見康博 常任理事 財務担当
安田裕子 常任理事 会務委員長
川島大輔 常任理事 学会賞選定委員長
伊藤哲司 常任理事 役員選挙委員長・国際担当(暫定)

第19回大会は愛知大学・国際コミュニケーション学部の塚本鋭司先生を中心
に準備が進められています。会員の皆さんと対面で会えることを期待しています。
実際の開催形式がどうなるかはわかりませんが・・・。

日本質的心理学会常任理事会を代表して
理事長・サトウタツヤ(立命館大学)

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◆第19回大会準備委員会より

日本質的心理学会第19回大会について

第19回大会は愛知県名古屋市の愛知大学名古屋キャンパスで、2022年10月
29日(土)と10月30日(日)の2日間開催する予定です。名古屋キャンパス
は、名古屋駅から電車で一駅、歩いても10分の距離にあり、とてもアクセスの良
いところにあります。また名古屋まで飛行機をご利用されるときは、中部国際空
港から、名古屋駅へ直通の特急電車があり、とても便利です。愛知大学の公式サ
イトもぜひご覧ください( https://www.aichi-u.ac.jp/profile/campus/nagoya )。

現在、第19回大会ウェブサイトの公開に向けて準備を進めています。2022年
6月初旬から、自主シンポジウム、個人発表(口頭、ポスター)の申込ができる
ようになる予定です。今回は大会参加費の支払いと同時に、抄録原稿の提出も
お願いします。シンポジウムの企画者は2ぺージ分の抄録原稿を、個人発表
(口頭発表あるいはポスター発表)申込者は400字程度の抄録原稿を、入力して
ください。提出された原稿がそのまま抄録集に掲載されますので、それを念頭に
おいて入力をお願いします。
なお、対面開催を予定していますが、今後の状況によってはオンライン開催に
変更となる可能性もあります。あらかじめご了承ください。

(第19回大会準備委員長 塚本鋭司)

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◆『質的心理学研究』編集委員会より

4月から編集委員長を務めることになりました荒川歩です。どうぞよろしくお
願いいたします。編集委員長の役割は、査読・審査を通して質的心理学会/質的
研究の発展に貢献くださっている査読者・編集委員と、興味深い研究の執筆・投
稿を通して質的心理学会/質的研究の発展に貢献くださっている投稿者とが、そ
の目的をうまく達成できるようにできるだけ環境整備・調整をすることかなと思
っています。しかしなかなかそう綺麗事だけではいかず、正直辛い作業です。投
稿者のワクワクは、もちろん大事にして、それを伝えられるようにできればと思
うのですが、印刷媒体で一般の人に目に触れる形で出版されると考えると、ワク
ワクするものでも、質的研究としての記述の充実と読みやすさなどに難があれば、
そのままの状態で掲載するわけにもいかないこともあり、苦しいところです。
さて、質的心理学研究の査読システムが新たになっています。編集委員会でも
システム移行でてんやわんやしていますが、早急に審査を行っていきます。さて、
第23号特集「産・学・官連携による/についての質的研究」(日高友郎・文野洋
責任編集)は、本年10月末が締め切りになっています。一般論文は随時受け付け
ております。皆様からの積極的なご投稿をお待ちしております。

(『質的心理学研究』編集委員長 荒川歩)

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◆会務委員会より

2022/4/1現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1,201名

2022年度会費納入率:28.2%(未納者 862名)
2021年度会費納入率:88.8%(未納者 134名)

☆新年度になりましたね。春の空気感が嬉しい今日この頃です。2022年度もまた、
みなさまの学会運営へのご理解とご協力を、何卒、よろしくお願い申し上げます。
おいそがしくされている時期でしょうが、みなさまそれぞれに、新しい年度の
スタートをきられていることと存じます。2022年度も引き続きみなさまのご健勝
とご活躍を、こころよりお祈りいたします。今年度も、どうぞ、よろしくお願い
申し上げます。

(会務委員会 安田裕子)

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■□■□会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月15日〆切です。
http://www.jaqp.jp/kouryu/jyouhou/
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■研究会情報

◆オンライン・シンポジウム「困難な時代におけるナラティヴ実践
―言葉を失う人々との間で―」(遠見書房のイベント)のお知らせ

【日時】2022年5月22日(日)午後1:00-5:00 ★Zoom、アーカイブ配信あり
【登壇者】森岡正芳(立命館大学)、児島達美(KPCL)、市橋香代(東京大学
医学部精神科)、能智正博(東京大学教育学研究科)、田崎みどり
(長崎純心大学)
【参加費】一般:2,000円、30歳以下:1,500円

【テーマ概要】認知症、失語症、精神疾患などの病いを有する人々の言葉や声
は、症状と受けとられてしまうことが少なくない。ナラティヴでは「語り」が重
視されるが、このような人々の支援にあたっては、語りの「手前」を見出す視点
が必要となる。昨今の若年層や女性の自殺者数の増加などからは、コロナ禍にお
いて自分自身であり続けることの意味を奪われ,語る言葉を失ってしまう人々の
増加が窺われる。そのような人々の支援においてナラティヴ・アプローチに何が
できるのか。一見すると語りが困難と思われている人々とのナラティヴの実践か
ら、困難な時代における心理職の課題を探ることを主たるテーマとする。
詳細はこちら( https://tomishoboevent.blogspot.com/2022/03/221300.html )

第一部 午後1:00-2:00 森岡正芳、児島達美、田崎みどり
第二部 午後2:00-5:00 市橋香代、能智正博、森岡正芳、児島達美

【参加方法】webサイト「遠見書房の書店」からイベント・チケットをご購入く
ださい。https://tomishobo.stores.jp で「講習会」を検索するか,下記URLに
アクセスしてください。申込締め切り5月22日(日)当日まで。
一般:2,000円
https://tomishobo.stores.jp/items/623d48422b2d3d33b3e3b859
30歳以下:1,500円
https://tomishobo.stores.jp/items/623d48e734e01773b84d6053

(情報提供者 田崎みどり 様)

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◆『宗教/スピリチュアリティ心理学研究』創刊のご案内と投稿論文の募集

宗教/スピリチュアリティについての研究成果の発表・蓄積と研究者の相互交流
の活性化を期待して、表記の雑誌を創刊します。本誌では、「宗教」や「スピリ
チュアリティ(宗教的なるもの)」についての実証的な研究を中心に、関連する
幅広い分野の研究論文を掲載します。年1巻刊行予定の査読付きオンライン
ジャーナルで、どなたでも無料で投稿/閲覧できます。心理学を中心に、心理や
行動を扱っているものであれば、分野、基礎研究と実践研究の区別を問わず投稿
可能です。第1巻の投稿締め切りは2022年9月30日です。
詳細はHP( https://jjprs.jp/index.html )をご参照ください。

(情報提供者 川島大輔 様)

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[クッピーより]
私の研究室にはプリンターがありません。いえ、あるにはあるのですが、雑然と
した部屋ゆえに置くスペースがなく、未だ新品のまま部屋の隅に眠ったままなの
です。そこで毎回わざわざ共用の教材開発室に足を運ぶわけですが、そこで知り
合った外国人教員とよく世間話を楽しみます。気分転換にもなるし、ときに貴重
な情報が得られるうえ、ちょっとした英会話レッスンにもなるという、まさに一
石三鳥。不便からこそ生まれる人とのつながりに、思わず人生の妙味を感じます。
いつ本来の役目を果たせるかとも分からぬ文明の利器を、そっと尻目に見ながら
…。
今号より「中の人」が変わりました。脱力怠惰系のクッピーを、どうぞよろしく
お願いします。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
担当:當銘美菜・河合直樹・小澤伊久美
発行:日本質的心理学会 http://www.jaqp.jp/
発行日:2022年4月20日
●メールマガジンは、学会からの配信専用ですので返信できません。
●学会に関するご意見・ご要望、または、アドレスの変更、配信の停止を希望さ
れる場合は、お手数ですが学会事務局までご連絡ください。
学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp
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