日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
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日本質的心理学会 メールマガジン No.216号(2022)
▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎学会より会員のみなさまへ
◆第19回大会準備委員会より
◆『質的心理学研究』編集委員会より
◆会務委員会より
■研究会情報
◆【ウェブ開催】第22回批判心理学セッション
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◎学会より会員のみなさまへ
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◆第19回大会準備委員会より
いよいよ日本質的心理学会第19回大会が10月29日(土)と30日(日)に
愛知県名古屋市の名古屋駅に近い愛知大学名古屋キャンパスで
開催されます。当日の参加も可能で、会場にて受け付けますが、現金のみの
支払いとなります。当日の参加費については、第19回大会のウェブサイトの
参加方法を参照してください。<https://www.jaqp2022.jp/registration.html>
なるべくおつりがでないように、支払いをお願いします。
前回の大会が終了してから準備を始めて約11ヶ月が過ぎましたが、
大会準備委員の先生方にいろいろと協力していただき、感謝しています。
大会に参加される方にとって、有意義で実りある大会になることを確信して
います。
(第19回大会準備委員会委員長 塚本鋭司)
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◆『質的心理学研究』編集委員会より
10月も半ばとなり、朝晩は肌寒さを感じる頃となりました。緑に囲まれている
私の勤務校では、後期が始まると門から続く銀杏並木が少しずつ色づき始め、
季節の移ろいを彩りとともに実感します。
先日、とある学会で淡路島を訪れました。数年ぶりの「対面」参加で、普段オン
ラインの画面では拾いきれない目の前の人の身体の動きや雰囲気、そして同一の
場でも複数の会話が同時並行的に発生し、それぞれの気配を感じながら目の前の
会話に没頭し、時にそれらが入り交じっていくという会話の臨場感を味わいまし
た。3日ほどの滞在でしたが、目の前に広がる海や南の島を意識させる気候と自
然、そして夜になると真っ暗な中に海からの風が心地よいことなどを肌で感じ、
またそれを他の参加者と共有できることを嬉しく思いました。帰路では高速バス
や新幹線を乗り継ぎながら、少しずつ島から遠ざかり、頭の中で学会でのやりと
りを咀嚼するのと同時に身体的にもその場から徐々に切り離れていく感覚を久し
ぶりに体験しました。コロナ禍を経てオンラインでのやりとりには慣れつつある
ものの、オフラインになった時の心もとなさや、突然日常生活に引き戻される感
覚には、いまだ慣れないところがあります。振り返るとコロナ前は、調査などで
遠方までインタビューに行くと、帰り道は車内で体にずっしりと疲れを感じなが
らも、インタビューでの体験を出来るだけ残したいと必死に書き留めていたこと
を思い出します。学会でも調査でも、その中に没頭した後に再び日常に身体を着
陸させていくような感覚で、移動しながら余韻をかみしめて日常に戻っていたの
だなと感じます。オンラインへの移行を余儀なくされた状況から再び対面に戻り、
しかし以前と同じではなくハイブリッドな形へとコミュニケーションが変化する
只中で、多層的なコミュニケーションと双方向的なネットワークの広がりが今後
益々求められていくのだろうと感じます。
現在、質的心理学研究では、第23号特集「産・学・官連携による/についての
質的研究」(日高友郎・文野洋責任編集)および一般論文の投稿を募集していま
す。特集論文は、11月末まで投稿締め切りが延長されました。一般論文は随時受
け付けております。皆様のご投稿を心よりお待ちしております。
(『質的心理学研究』編集監事 大瀧玲子)
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◆会務委員会より
2022/10/11現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1,248名
2022年度会費納入率:86.9%(未納者 163名)
2021年度会費納入率:91.1%(未納者 110名)
☆秋の味覚が楽しみな日々ですね。日頃より学会運営にご理解とご協力を
いただき、まことにありがとうございます。みなさまのますますのご健勝と
ご活躍をお祈りいたします。
(会務委員会 安田裕子)
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■□■□会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月15日〆切です。
<https://jaqp.jp/mail-magazine-offer>
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■研究会情報
◆【ウェブ開催】第22回批判心理学セッション
日時:11月6日(日)、午後1時開始
開催形式:Zoomによるオンライン開催
発表者と発表タイトル
1.荒尾貞一(北里大学)「私のテキストマイニング事始め:1977年版中学校学
習指導要領社会科地理、歴史、公民の教育目標をブルームの教育目標の分類学
を用いて分析してみた」
2.増田匡裕(和歌山県立医科大学)「“質的・量的・混合”というより“ノン
バイナリー”をどこまで認めるかが批判心理学だろう」
3.五十嵐靖博(山野美容芸術短期大学)「2022年現在の国際批判心理学運動と
日常生活のなかの微視的批判心理学運動」
参加費:無料
主催:日本心理学会批判心理学研究会
参加を希望される方は下記のグーグルフォームから、前日までにお申し込み
ください。
<https://forms.gle/7b4ZngfQuRBu7UWt6>
(情報提供者 いとうたけひこ 様)
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[クッピーより]
私クッピーの講義の後半では、学生からの質疑に応じる時間をとっています。
前期の授業アンケートではおおむね好評だったのですが、「講義の時間外でやっ
てほしい」というコメントも散見。とはいえ、質疑の時間こそ多くの学びがある
と考えるクッピー。質疑の時間もなんとか「自発的」に残ってもらうために一計
を案じ、『どうしても質疑に興味がもてない場合は、自由に退室してもらって
かまいません』と受講生にアナウンスしてみました。その結果、「ファースト・
ペンギン」たる勇気ある数名を筆頭に、なんと9割近くもの学生が続々と退室す
るという悲しい事態に。策士策に溺れるとは、まさにこのこと。教員のささやか
な願いなど、集団のダイナミズムの前ではかくも無力でした。下手な小細工を
する前に講義そのものの質を改善しなければと、再起を図りつつもちょっぴり
気落ちする、そんな後期の始まりです。
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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
担当:當銘美菜・荘島幸子・沖潮満里子・河合直樹
発行:日本質的心理学会 https://www.jaqp.jp/
発行日:2022年10月20日
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れる場合は、お手数ですが学会事務局までご連絡ください。
学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp
●質的研究に関する研究会や公募等の情報提供および共催のご依頼は、下記の
フォームからお知らせください。いただいた情報は、メールマガジン等に掲載し、
共催については委員会内で検討のうえ、お返事差し上げます。
https://jaqp.jp/mail-magazine-offer
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