日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
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日本質的心理学会 メールマガジン No.218号(2022)

▽▼ 目次 ▽▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎学会より会員のみなさまへ
◆『質的心理学研究』編集委員会より
◆会務委員会より
■研究会情報
◆考える読書会7回合評会のお知らせ

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◎学会より会員のみなさまへ
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◆『質的心理学研究』編集委員会より

ここ数年、私は保育所や幼稚園などで行われる園内研修や保育カンファレンスに
参加する訪問参観の機会が増えています。講師として呼ばれることもありますが、
関係のできた園所にお願いして訪問することも度々あります。訪問参観では、午
前中に各クラスを参観し、午後に園所の先生方と一緒にその日の保育実践を振り
返りながら、子どもの姿、遊びや活動の展開、そこから見えてくる援助の在り方、
環境構成の工夫、時には指導計画の改善まで多岐にわたる内容について語り合い
ます。この時、私は専門家としてのコメントを求められるのですが、午前中に見
てきた膨大な子どもの姿や即興的に展開する遊びの中から、まず何を取り上げよ
うか、次にどう伝えればいいのだろうかと悩むことがしばしばあります。
研究として保育実践を観察する場合、目的に沿って、見たい場面や出来事が設定
され、特定の現象を取り上げていきます。しかし、訪問参観の場合は、その日出
会う場面や出来事から、「私」というフィルターを通して見えたものを取り上げ
ることになります。このフィルターは、専門的な知識や経験から作られているた
め、私の専門家としての成長とともに変化していることを感じています。最近の
訪問参観では、子どもや先生方、保育環境との出会いを楽しみにするとともに、
今日の私には何が見えるのか、どんな風に見えるのかを感じることも楽しみの一
つになっています。僭越ながら、私の「現場」との関わりの一端をご紹介させて
いただきましたが、会員の皆様におかれましても現場(フィールド)に様々な形
で関わられていると思います。
この度、日本質的心理学会20周年を記念して臨時特集企画「現場研究報告」の投
稿論文募集を行うことになりました。臨時特集のねらいは、豊かな現場(フィー
ルド)研究を発掘し、これからの質的研究のさらなる発展に寄与することにあり
ます。論文の募集期間は2023年5月1日~5月31日です。奮ってご応募ください。

(『質的心理学研究』編集監事 上山瑠津子)

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◆会務委員会より

2022/12/5現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1,259名

2022年度会費納入率:88.8%(未納者 141名)
2021年度会費納入率:91.4%(未納者 108名)

☆いつも学会運営へのご理解とご協力を賜り、まことに有難く存じます。師走、
たいへんおいそがしくされている日々かと存じます。どうかご自愛くださいます
ように。今年もたいへんお世話になり、まことにありがとうございました。
温かくされてどうぞよい年をお迎えください。

(会務委員会 安田裕子)

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■□■□会員からの情報コーナー
・以下の情報は会員の皆さまから寄せられたものをそのまま掲載しています。
・必ずしも日本質的心理学会と関連するものではありません。
・情報提供については以下のサイトをご覧ください。毎月15日〆切です。
https://jaqp.jp/mail-magazine-offer

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■研究会情報

◆考える読書会7回合評会のお知らせ

考える読書会では1冊の書籍を様々な分野の評者を迎え著者と共に議論する合評
会を開催しています。第7回合評会では、オランダのアムステルダム大学の人類
学教授アネマリー・モル著の『ケアのロジックー選択は患者のためになるのか』
を取り上げます。
評者には医療現場に異なる立場から関わる2名-現役医師である孫大輔氏、透析
ユーザーである井筒屋勝己氏を迎えディスカッションを深めていきたいと思いま
す。

【日時】2022年12月29日(木)13:30~17:00
【場所】オンラインZoom
【書籍】アネマリー・モル著/田口陽子・浜田明範訳(2008/2020)
『ケアのロジックー選択は患者のためになるのか』水声社
【評者】孫大輔氏(鳥取大学医学部地域医療学講座医師)
井筒屋勝己氏(元NHK職員、透析ユーザー)
【参加費】無料
【お申込み方法】お申し込みは以下のURLからお願いします。12/26締め切り
お申し込みはURL:<https://forms.gle/tEGX9a8CHs2KGZXx7>
【お問い合わせ先】t-hosono@redcross.ac.jp
【企画運営】考える読書会 世話人:細野知子・坂井志織

(情報提供者 坂井志織 様)

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[クッピーより]

一念発起、ジム通いを始めました。きっかけは、コロナ禍に入ったあたりから、
仕事に支障がでるくらいの体力の衰えに悩まされ始めたこと。最初は仕事を無理
やり早めに切り上げて通っていましたが、最近はそうもいかず、閉店間際に駆け
込んでお風呂だけ入ることもしばしば。はて、ジムとは何ぞや(哲学)。しかし
先人は偉大な言葉を遺しました。継続は力なり、と。トレーニングマシンに再会
する日を夢見て、今日も今日とて「銭湯」に通います。
私にとってこの一年は、健康について特に考えさせられる日々でした。心身の
健康は生活の最重要資本です。皆さまにおかれましては、なんとか多忙な年末を
乗り切り、穏やかな冬休みをお過ごしください。どうぞ、よいお年を。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
担当:當銘美菜・荘島幸子・沖潮満里子・河合直樹
発行:日本質的心理学会 https://www.jaqp.jp/
発行日:2022年12月20日
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れる場合は、お手数ですが学会事務局までご連絡ください。
学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp
●質的研究に関する研究会や公募等の情報提供および共催のご依頼は、下記の
フォームからお知らせください。いただいた情報は、メールマガジン等に掲載し、
共催については委員会内で検討のうえ、お返事差し上げます。
https://jaqp.jp/mail-magazine-offer
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