日┃本┃質┃的┃心┃理┃学┃会┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
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日本質的心理学会 メールマガジン No.219号(2023)

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◎学会より会員のみなさまへ
◆『質的心理学研究』編集委員会より
◆会務委員会より

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◎学会より会員のみなさまへ
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◆『質的心理学研究』編集委員会より

あけましておめでとうございます。2023年の年初めは、みなさんどのようにお過
ごしになられたでしょうか。行動規制がなかったため、久しぶりに実家に戻られ
た方、旅行に出られた方もいらっしゃることでしょう。また、修士論文や卒業論
文の執筆や指導で年末年始のなかった方もおられるかと存じます。私は年末の疲
れが出たのか体調を崩して寝正月になってしまいましたが、「ドライブ・マイ・
カー」や「キネマの神様」などの映画を観て余韻に浸ったり、駅伝などのスポー
ツ中継に一喜一憂したりしていました。年末にかけて慌ただしく過ぎていく時間
に追いつけていない私がいたのですが、年始になるとゆっくり進み始めた時間を
味わいつつ、何も前に進めていない自分自身に徐々に焦りを感じ始める私がいま
した。誰にも平等に1秒1秒刻まれていく時間のはずなのに、主観的な時間のリズ
ムは早くなったり、遅くなったりと、何らかの外的なまたは内的なきっかけで転
調しながら進んでいくように感じます。時間の不思議を改めて感じるお正月で、
人がどのような時間を過ごしているのかその内実に迫る研究がしたいと思うこの
頃です。
2023年は癸卯という干支の巡り合わせだそうで(詳しいわけではないのですが)、
これまでの努力が花開き、実り始めるとされる縁起の良い年だそうです。世界や
日本の情勢を見渡すと、ウクライナの戦争が始まってもうすぐ1年が経過します
し、経済も悲観的な予想がなされていて、なかなか落ち着かない状況です。また、
昨年のW杯を視聴していると、マスクはもう必要ないのかなという感じがしてし
まいましたが、コロナもインフルエンザと合わせて現状、ジワジワと増えていま
す。なかなか大変ですが、ウサギが跳ねるようにこの状況を乗り越えて、みなさ
まの生活が充実し、研究も実り多い1年になることを願っております。
2023年の論文募集についてお知らせします。日本質的心理学会20周年を記念した
臨時特集「現場研究報告」が企画されており、投稿期間は5月1日~5月31日となっ
ています。また、24号特集「『障害』と『病い』をめぐる質的研究」の投稿は現
在募集中で、締切は10月末日までとなっています。一般論文も随時受付中です。
奮ってご投稿ください。本年も質的心理学研究をどうぞよろしくお願いいたしま
す。

(『質的心理学研究』副編集委員長 勝浦眞仁)

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◆会務委員会より

2023/1/12現在の会員数及び会費納入率をお知らせ申し上げます。
会員数:1,243名

2022年度会費納入率:90.3%(未納者 120名)
2021年度会費納入率:93.0%(未納者  87名)

☆2023年、新しい年がはじまりましたね。どのような一年となるよう、想い描か
れているでしょうか。笑顔の多い、豊かで幸せな年となりますよう、お祈りいた
します。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

(会務委員会 安田裕子)

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[クッピーより]

一日が早い。本当に早い。溶けるように時間が消滅していく――。さて、2023年
も早速12分の1の終わりが見えてまいりました。とある5歳児に叱られるテレビ番
組によれば、新たな発見や感動の機会が減ると体感時間の流れが速くなるそうで
す。さもありなんと首肯する一方、私見では「追われる」感覚の有無が大きいの
ではないかと思います。刺激的なコミットメントであろうと単調なルーティンワ
ークであろうと、「何かに追われ続けている」という文脈に我が身を投じてしま
ったとき、人生の早送りはすでにスタートしているのかもしれません。そのよう
なことを、不器用にも1通のメールの送信に何十分もかけている自分の姿から学
ばされます。時間との向き合い方を見つめ直したい、そんな新年の幕開けです。

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編集:日本質的心理学会研究交流委員会
担当:當銘美菜・荘島幸子・沖潮満里子・河合直樹
発行:日本質的心理学会 https://www.jaqp.jp/
発行日:2023年1月20日
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学会事務局アドレス jaqp-post@bunken.co.jp
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共催については委員会内で検討のうえ、お返事差し上げます。
https://jaqp.jp/mail-magazine-offer
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